人間が艦娘として生きるようですよ?   作:旧人名無し

1 / 1
どうも、旧人名無しです。
今回は艦これ(?)を描いてみたいと思います。

それでは、どうぞ。ノシノシ


第一回 これからよろしくお願いします。

 彼女の肉体は鍛え上げられていた。

決して『魅せる』為の肉体ではなく、『使う』為の肉体だ。

脚は跳び、走る為の。

腕は投擲、及び武器を用いた殴打などの、武器を使う為のものに、

上半身は必要のない筋肉をそぎ落とし、必要な筋肉だけを鍛えることにより軽量化を図っていた。

 

その使うべき肉体は最早芸術的だった。

『魅せる肉体』ではないだろう。

 だが、その無駄な機能をそぎ落とした肉体は『機能美』と言う、また別の魅力があった。

 

ーこれは、そんな人間が『艦娘』として生きる。そんなお話ー

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 私は今、扉の前にいる。上を見ると

ーていとくのおへやー

・・・様々なクレヨンで書かれた子供が描いたであろうプレートがその存在感を放っている

 

・・・

 

「誰ですか?」

 

「ばれたのです!?」

 

「えっと、貴方は確か。」

 

事前資料で目にした記憶がある、確か・・・名前は

 

「秘書艦の、いなづま・・・さんですよね?」

 

 電は驚いたように目をまるまるとさせていた。

私は、何かまずい事でもしたのだろうか?

 

「すっ・・・」

 

ーす?ー

 

「すごいのです!」

 

・・・すごい?てっきり怒られるかと思っていたが

 

「初対面の人はいつも私を間違えるのです!」

 

 間違える?、あぁ、確か電によく似た、いや逆か?

まぁ、ともかく彼女とよく似た姉妹艦がいるとか聞いたことがある。

 にしても、電は基本的に平和的で大人しいと聞いていたが・・・

この鎮守府の電はなんというか・・・明るいな。

 

「あっ、そいえばあなたは・・・」

 

「申し訳ありません。私は今日ここに配属された――」

 

「新入りさんなのです!」

 

 まだ話している途中、だったのだが・・・

勢いよく扉が開く、其処には・・・

 畳張りの和室にちゃぶ台、そして猫のように集めって寝ている三人と、

胡坐を掻いてこちらを見つめる。

ー提督ー

 

「人型艦、名無し(ネームレス)です。これから貴官の指揮官の下——」

 

提督は朗らかに笑い

 

「あぁ、良いよいいよ、そんなにかしこまらなくても」

 

 また遮られた。

 

「成程ね、君が・・・」

 

提督は狐のような細い目を薄く開く、

その瞳には鋭く刺さるような熟達されたものの眼光があった。

だがその雰囲気はすぐにさっきの朗らかな顔に戻っていた。

 

「いやはや、来てくれてうれしいよ。私の鎮守府はまだ人員が少なくてね」

 

「はい、私のようなモノでも貴官のお役に立てるのならば」

 

事実、今この鎮守府は戦艦、正規空母はおろか重巡洋艦すらいない。

 

「あぁ、それじゃあまずは君に名前を付けなければね」

 

「名前?」

 

「そ、名前。おーい起きてー」

 

「起きるのです」

 

「別に、そのようなモノはいらないのではないでしょうか?」

 

「アレだよ、意思疎通が図りやすくなるじゃないか。何よりさみしい、名無しと呼ぶのは」

 

提督と電は其処で塊になっている三人を起こす。

 

「んぅ~まだ眠たい~」

 

 電と同じ服を着た黒髪の女の子、多分、暁だと思う。

は眠たそうに目をこする

 

「新入りさんなのですよ!」

 

電がそう言うと暁は目をぱくちりさせる、まだ理解は追い付いていない様だ。

 提督は白い髪の女の子を揺さぶる、その子は目を開け身体持ち上げようとすると

 

「・・・Спокойной ночи(おやすみなさい)

 

そう言ってもう一度身体を落とす。

ロシア語だったな、それじゃあ不死鳥、響か?

提督は慌てて、揺さぶる

 

「いやいやいやいや、待って、紹介しないといけない子がいるから!起きて!」

 

そんなマイペースな二人をよそに残りの一人、

電とよく似た顔の女の子。雷、かな。

目が合った。咄嗟に私は

 

「なんか、のんびり寝てるときにすいません。」

 

「いいのよ、大丈夫!私は、雷よ!かみなりじゃないわよ?、貴方は?」

 

「あぁ、私は---」

 

「その子名前が無いんだ。」

 

雷は提督からそう聞くと少しバツの悪そうな顔をした。

そして続けるように

 

「だから・・・この子に皆で名前を付けよう!」

 

暁はまだ頭が眠っているのか色々と困惑しているようだ。

響は・・・あんまり変わらない。

雷は目をキラキラさせて

 

「いいわね!つけましょう!つけましょう!」

 

電は近づいてきて

 

「いいのです?」

 

と聞いてきた。あぁ、何というか気遣いの出来るいい子だな。

 

「私は、大丈夫です。認識する際、名前というのは重要な要素ですから。」

 

「そう・・・ですね」

 

思うところがあるのだろう、少しだけ俯いた。

・・・俯いた時、少しだけ目のハイライトが濁った気もするが気のせいだろう。

電が顔を上げると私を見つめて

 

「頑張って素敵な名前考えるのです!」

 

と向日葵のような笑顔を見せた。

・・・少しだけドキっとした。

 

「じゃあ、誰か案がある人!」

 

提督は手を上げて第六駆逐隊に案を募る、何か大喜利に近いものを感じて少し心配だ。

 

「はいっ!はいっ!」

 

「よし!暁!」

 

(みん)!」

 

「うん、起こしてごめんね?ハイ次々」

 

「次は私よ!」

 

「おう、雷やるか!」

 

(はる)!」

 

「そうだな、今の季節適当に書いてないか?雷」

 

「そんなわけないじゃない!春のようにあたたかな子になってほしいと思って」

 

 そういうのって子供とかの時に考える理由じゃないのか?

 

「うん、ちょっと違う方向性に行ったね。」

 

提督もそう受け止めたようだ。

 

「次は・・・おお!響!行くか」

 

「不死鳥の名は伊達じゃないよ・・・Няшечка(ニャーシュチカ)なんてどうかな?」

 

「音は猫みたいな感じだね。どういう意味なんだい?」

 

 確かロシアのネットスラングで可愛い・・・だったか。

・・・自分で言っててすごく恥ずかしくなってきた。

 

「見た目通りの意味さ。」

 

!?・・・気のせいか、何か寒気が・・・

 

「ほむん、まぁよくわからん。さぁ、あとは電か。何か思いついたか?」

 

「一応できているのです」

 

そういいながら電はホワイトボードを見せる

 

(ひかり)か?」

 

「なのです」

 

光、か。私には似ても似つかわない言葉、だな。

 でも、なんとなく引っかかる。

 

ーそして時は過ぎー

 

いくつか、出た。最後の方はもうよくわからない状態になってた、キラキラしてた。

 

ーパンパンー

 

「さて、色々案が出たところで名無しちゃんに決めてもらおうか。」

 

提督は手を叩きつつ第七駆逐隊を収集させる、そして私に注目が集まった。

私は、無意識に一つの言葉がぽつりと溢れた。

 

「光・・・」

 

提督は朗らかに笑みを浮かべ、

 

「そうか、素晴らしい名じゃないか、光。」

 

そして思い出したような顔をすると

 

「そうだった、自己紹介を忘れていたね。この鎮守府の司令官をしている提督だ」

 

「暁よ、レディと呼んでもいいのよ?」

「響だよ、不死鳥と呼ばれていたよ」

「改めまして、雷よ!何度も言うけれどかみなりじゃないからね?」

「電なのです!」

 

「ようこそ。我が鎮守府へ、光」

 

あぁ、駄目だよ、こういうのには、弱いんだ。

 

「あぁ、これからよろしくお願いするよ」

 




此処まで見ていただき有難うございます。

出来れば頑張りたいです。ハイw
これからどう書いて行こうか・・・

コメント質問待っていますw是非、オネガイシマス。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。