この世界は7つに分かれている
7つの宇宙があり、そこで独自の文化が発展していた
だが、1000年以上昔の異世界見聞録にはこう書かれていた
「この7つの世界は
元はひとつの広大な世界だった」
と、これが真実かどうかは誰にわからない
7つの世界はそれぞれ異なる文化や風習だが、使われている言語だけがなぜか同じだ、
これに確証なんてものはないが、別のとこから、時空間を超えてきたと思われる人がとある世界に流れ着いても、言葉は通じたからだ
1つ、広大な大陸が1つだけあり、周りには小さな島国がいくつもあった
その国全てがその広大な陸地と資源を求めて常に争いを続けていた
2つ、その世界は二大勢力に分かれている
この勢力に味方しないものはことごとく滅ぼされていっていた
3つ、その世界はいたって普通だった
あなたたち読者の皆さんが住んでいる地球、それに近いかもしれない
4つ、その世界はいたって平和だ、何事も話し合いで解決される
武力なんてものがなく、皆平和に暮らしている
5つ、その世界には極端に光が少ない
住人全員が暗闇でも、ものが見えるように独自進化を遂げていた
6つ、その世界は成長という概念がない
生まれたばかりの子供は神隠しにあい、人民は増えることも減ることもなかった
7つ、その世界に国はひとつしかなく、その国が全てを統率している
だが、独裁政治が影響してか、貧富の格差は広がっていく
だがそれはこれまでの話
とある1つの事件を境に7つの世界はがらりと変化した
1つ、大陸を求めて争っていた小国が、たった一つを除いて全て滅びた
残された小国も再建不可能な被害を受けた
この戦争から生還した数十人の人々はこういった
「死の風」が吹いた、、、と
2つ、全てが滅びた、人も建物も全てが無くなった
残された大地には大量の赤黒い液体と
それを纏った「紅の悪魔」の姿があった
3つ、全てが此処から始まった
突如現れた「紅の悪魔」によって国が一つ崩壊する
同時期に、とある国の住人が全員、首を跳ね飛ばされて死ぬという怪事件が発生した
唯一生き残った人の話によると
「ただ風が吹いただけだった」と
そして、この世界一番発展している国で、
「紅の悪魔」と「死の風」が同時に出現する
4つ、神隠しがあった
一人、また一人と人が消えていく、暗闇に呑まれて
5つ、光が増えた
人々は日が差すと寝るようになる
6つ、神隠しが無くなった
赤ん坊が増え毎晩赤ん坊が泣き叫ぶ毎日
7つ、唯一の希望は生きていた
だが、未だ行方不明
7つの世界をここまで歪ましたのはこいつらであろう
1つ、「死の風」
2つ、「紅の悪魔」
3つ、「静寂の支配者」
4つ、「生命の譲渡者」
5つ、「影を渡る者」
6つ、「全てを喰らう者」
7つ、「不死の死神」
『まさかここまで世界が歪んでしまうとは』
この世界たちを見ているとある者がひとつ声を漏らす
7つに世界が元に戻ろうとしている
このままでは・・・
またあの悪夢が訪れる
『早めに手を打たないとな』
そう言い残してその者は闇へ歩いていった
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『あのフードは、許しはしない』
ついに目的の奴を見つけた
今、復讐の時!