織田信奈の野望〜乱世に迷いし少年〜(再掲版)   作:ただのふわにゃん

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では、どうぞ


原作開始前
プロローグ


「ふわぁ〜やぁっと終わったか」

 

授業終了のチャイムが鳴り、俺長谷川長門は鞄を持つと学校を後にした。今日は帰りにゲーセンでも寄っていくか。今日は何やろうか、格ゲーにするか、確か新しい台が入るっておやっさんが言ってたよな。うむむ………今から迷うな………

 

「おーい長門、一緒に帰ろうぜ」

 

俺が思考の渦にハマっていた時に俺の親友、相良良晴が後ろから声をかけてきた。こいつは歴史ゲームとかが好きで、いつもその話で盛り上がる。さもいう俺も歴史が少し好きだったりする。ちなみに良晴は「信長の野望」派で、俺は「戦国無双」派だ。

 

「別にいいが、今日俺ゲーセン行こうと思ってたんだが」

 

「じゃあ俺も付き合うよ。勝負しようぜ」

 

「ふっ、随分と威勢がいいな。まだ俺に一度も勝ててないくせにな」

 

「う、うるせーな!今日こそ勝ってやるよ」

 

と笑いながらゲーセンまでの道のりを親友と笑いながら歩く。

この時は思ってもいなかった。この後に待っている悲劇に

 

 

 

 

 

 

 

俺たちは駅前のゲームセンターに来ていた。ここにはメダルゲームからUFOキャッチャー、格ゲーにスロット、その他諸々………

駅前だからか平日だというのにかなり盛況だった。ゲームセンター特有の響くようなサウンドと、ほのかに香る煙草の臭い。

俺と良晴はゲーム台を物色しながら歩いていた

 

「さて、じゃあまずは何で勝負するか」

 

「まずはガンシューティングのスコアで対戦しようぜ」

 

「ふっ、俺の実力を見せてやる」

 

俺は銃を手に取りニヤリと笑った。

 

 

 

一1時間後、結果は俺の圧勝だった。シューティングゲームの他にも、音ゲーや格ゲー、UFOキャッチャー等、俺は良晴を完膚なきまでに叩きのめしてやった。

 

「だぁーくそー!強すぎんだろ長門」

 

「お前が弱すぎるだけだっつの」

 

頭を掻き毟る良晴を無視しながら俺は戦利品であるいちごオレを飲む。

 

「さて、そろそろ帰るか」

 

「そうだな」

 

それなりに楽しんだ俺たちは変えることにした。

しかし、

 

ーザクッ‼︎ー

 

「ぐっ⁉︎」

 

俺の胸には鋭利なもので刺されたような痛みがあった。ナイフで胸を刺されたのだった。

 

「長門⁉︎」

 

「くそ………がぁ‼︎」

 

俺はナイフを持っていた男をぶん殴った。男は吹き飛んだが、俺は体に力が入らず、その場に倒れてしまった。しかも前に倒れたせいで胸に刺さっていたナイフはさらに深く刺さってしまった。

 

「あがッ‼︎」

 

「おい!しっかりしろよ‼︎長門‼︎おい‼︎…………」

 

やべぇ、目が霞んできやがった。耳も遠くなってくるし、なんかいろいろと見えてきたし、これが走馬灯って奴なのか?

あぁ、もう駄目だ。

そして、俺の意識は完全に消え去った。




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