俺、踏み台転生者にされました   作:サクサクフェイはや幻想入り

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UA1万突破、お気に入り100件突破。 みなさんありがとうございます!これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします!

それでは本編どうぞ!

追記:2018/1/16 誤字修正 誤字報告ありがとうございます


第九話 二度目の戦闘、そして.......

~なのは視点~

 

昨日の夜の出来事もあって少し眠いけど、学校に登校しアリサちゃんたちに挨拶をする

 

「おはよー」

 

「おはよーなのはちゃん」

 

「おはようなのは、メール見たわよ放課後が楽しみね!」

 

アリサちゃん達と挨拶を交わしたのはいいのだけど、放課後? メール? 私は少し違和感を感じる、確かに昨日の夜にアリサちゃんたちには、ユーノ君を飼えることになったのでその報告と、明日の放課後一緒に動物病院に行こうって言ってあったけど......でも、動物病院は昨日の騒ぎで......私はアリサちゃんが言ったことが気になりそのことを聞こうとしたのだけど

 

「あの、アリサちゃ「今日もいい朝だな嫁たちよ!!」・・・・・・」

 

昨日の騒ぎの犯人である神木君が登校してきたので、結局聞けずじまいだった

 

~なのは視点end~

 

--------

 

危ない危ない、別にいつかは知られるので構わないが、こんな早い段階で知られるわけにはいかないし、雑種が話を聞いていないのは困るのだ。 あいつが結界を張っていたのはペイルライダーの報告で知ってはいるが、自分の結界の効果と思ってもらわないと。 なので今回は遮ることにした。 遮られた高町なのはは、別の意味でも怒っているのか視線が厳しい

 

「ん? どうしたのだなのはよ、そんなに見られてはいくら我でも照れるではないか、ハハハハハハ!」

 

「別に、なんでもないよ」

 

「いい加減わかりなさいよ!私達が迷惑していることくらい!」

 

「照れ隠しか? ハハハハハハ!」

 

そのあと何時ものやり取りをしていると、雑種の登場だ。 いつも以上に辛辣な雑種に特に俺は何も思わず、いつも通りに先生が入ってきたので席に着く。 いつも通りの授業風景、ただ一つ違うことがあるとすれば少なからず魔力を感じることだろうか? 多分だがあのフェレット、ユーノって言ったけ? ユーノから念話でジュエルシードや魔法についての説明を受けている、と思う。 なんとなく魔力を感じるというだけで、念話を傍受できるわけではない。 ・・・・・・多分やろうと思えば出来るだろうけど

 

『ペイル、今日ってこの後何かあるか?』

 

『放課後にジュエルシードが暴走して、戦闘になると思います』

 

『場所は?』

 

『神社です』

 

神社で戦闘ね......思い出した、確か子犬取り込んで強くなった暴走体との戦闘か。 ジュエルシードは願いを歪んだ形で叶える性質があるらしいけど、生物を取り込んで強くなるとか厄介な性質だよな。 といっても全部が全部あてはまるわけじゃないけど。 先生から指名されるが余裕で問題を解き、着席する。 小学生の問題だし、何よりマルチタスクを使えば余裕なのだ。 とりあえず、神社の近くにいる奴らがいないか念話をしてみる

 

『おーい、誰か神社の近くにいる奴いるか?』

 

『私が近いですが、何かご用でしょうかマスター?』

 

『リリィか、その近くにジュエルシードがあるらしいんだけど、回収はしなくていい。 もし放課後前に暴走しそうになったら教えてくれ、大惨事になりかねんから』

 

『わかりました』

 

リリィとの念話を終え、俺は一息つく。 念話の内容もそうだが、ようやく午前の授業を終えたのだ、一息つきたくもなる。 確かに原作に関わるジュエルシードの位置は特定は済んでいるが、四六時中見張ってたら精神が持たないし、そもそもそこまでの人数がいない。 二十個を五人で監視するとか正気の沙汰じゃない、しかも俺なんかは学校あるし。 さて、友達からも呼ばれてるし、さっさと飯食いに行こう

 

------

 

放課後、俺はゆっくりと神社に向かって歩いていた。 どうせ発動するのはわかってるし、高町なのはや雑種の後から行った方が都合がいいのだ。 後からと言っても、終わってからでは意味ないが。 神社の近くに行くと魔力を感じる、どうやら雑種の結界のようだ、ペイルが教えてくれる。 なら俺はその上から前回と同じ結界を張り、リリィと合流する

 

「状況は?」

 

「なのはさんが敵のとびかかり攻撃をプロテクションを使って受け止めた所です」

 

リリィの言葉を受け俺は目の前を見る。 どうやら雑種は高町なのはをかばうように立っていたようだがよけるタイミングが遅かったのか、いきなり引っ張られた高町なのはは対応できず棒立ちだった。レイジングハートがいなきゃ死んでただろ今の、あぁでも、あの雑種がいきなり引っ張ったからってのもあるか。 そんなことを冷静に考えながら、リリィに声をかける

 

「リリィ、出てくる」

 

「わかりました、お気をつけて」

 

「何に言ってんだよ」

 

リリィの言葉に思わず苦笑い。 表情を引き締め、セットアップ中のなのはと雑種の戦いに乱入した

 

「今度こそ我が封印するぞ!」

 

「なっ!? どこから現れたんだ!」

 

「はっ!貴様と話す舌など持たんわ雑種!!」

 

今回は射角を調整し石畳の間に入るように調整、また直すのに時間がかかるのも嫌だからね。 剣をいくつも射出するが適当と言ったらおかしいけど、適当に撃っているためか当たりもしない。 それどころか暴走体は剣の隙間を縫って俺に接近していた

 

「ぬぅ! 何故だ、なぜ当たらん!!」

 

「冷静になるんだ!危ない!!」

 

「ぐぉ!?」

 

ユーノが冷静になれというが、元々演技をしているだけで冷静なのだ俺は。 体当たりを食らう瞬間、俺はばれないように後ろに跳び、小さくプロテクションを展開して衝撃を殺す。 といっても、吹っ飛ばされたように見せるために、かなりの距離飛ぶけどね

 

「くそぉ!!ん?」

 

悪態をつきながら起き上ったのはいいのだが、なぜか暴走体に背中を向けながら雑種が立ちはだかっていた。 ・・・・・・どういうつもりだこいつ

 

「雑種貴様、どういうつもりだ」

 

「お前はもう闘うな、お前が戦えば戦うほど周りへの被害が増える」

 

よく見ればわかるはずなのだが、今回の被害は石畳みの隙間に刺さった剣のみ、実際被害はそこまでない。 そして適当に撃ってるので、暴走体にダメージもゼロ。 暴走体の方は......仕方ないにしても、今回の周囲への被害はないに等しいのだが頭に血が上った雑種は気が付いていないようだ。 後ろでは高町なのはが一人で暴走体の封印を行っていた。 一人じゃなくユーノもか

 

「雑種、貴様誰に向かって口をきいている......今ここで殺してやる!!」

 

俺は王の財宝から剣を一本取出し、それで雑種に切りかかるが、やはりというかなんというか、まるでそう来るのがわかっていたように回避行動をとる雑種。 まぁわかっていたことだ。 俺とペイルでシュミレーションをし、出した答えは、あいつの転生特典の一つに未来視があることがわかっている。 ひらりと軽く避け、俺の鳩尾に拳を入れる雑種

 

「かはっ!?」

 

「・・・・・・」

 

俺はその場に倒れ動けないふりをする。 実際鳩尾にあんな軽い拳を入れられても、動けなくなるほど柔な鍛え方はしていないが、封印も終わったようだしこのまま動かないことにする

 

「帰ろうなのは」

 

「え、あ、うん......」

 

高町なのはは俺を見て何か言いたそうにしていたが、何も言うことなく雑種と一緒に立ち去る。 それと入れ違うようにやってきたのは、リリィだった。 俺は射出していた剣を消し起き上る

 

「・・・・・・お疲れ様でしたマスター」

 

「気に入らない顔だなリリィ」

 

「いえ......」

 

俺は服のほこりを払いながら立ち上がる。 その際リリィの顔を見ると、怒っているような悲しいような複雑な顔をしていた。 別にリリィがそんな表情をする必要はないんだがな

 

「まぁ、気にするなよリリィ、俺は大丈夫だから」

 

「・・・・・・」

 

リリィはそれに返事をすることはなく、俺たちは微妙な空気のままその場を後にした

 

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