俺、踏み台転生者にされました   作:サクサクフェイはや幻想入り

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先に言っておきます、この別ルートはバッドエンドです。 本編完結...... というか続編を書くまでのあくまでもモチベーション維持のためのつなぎです、そこを頭に入れてお読みください。 また、続編には全く関係ないので、読まなくても大丈夫です

これ以降、この作品がバッドエンドについての書き込みや、期待していたぶんがっかりしたなどの感想は読みますが、返信はしないものとします。 あくまで純粋な感想には返信しますが。 

そこを念頭に置き、お読みください


第百二話Ⅱ

目が覚めてからは、取り調べの続きだ。 まぁ、昨日と同じ様に何も話さなかったのだが。 今日の取り調べの相手はリンディ提督で、何も話さない俺に業を煮やしたのか取り調べは途中で打ち切り、そのまま本局に輸送となった。 俺としてはもうどうでもよかった。 リンディ提督というか、クロノの好意で高町なのはやアリシア、八神はやて達とも会ったのだが、俺は一言も言葉を発さなかった。 相手も次第に話しかけてこなくなったが。 輸送されるとき、玉藻たちは会いに来なかった。 当然か、あんなひどい罵声を浴びせたのだから。 輸送にしては少ない人数に特に疑問も抱かず、俺はアースラから輸送艇に乗り込む。 寝ている間につくとのことだったので眠っていれば、不自然な揺れで目を覚ます。 辺りを見回せば、砂漠のようだ。 パイロットの男たちは、俺が起きた様子に気が付いていないのかニヤニヤしながら俺を抱え、船の外に出る。 そこには局の制服を着た連中が。 管理局も腐った連中がいるというのは知っていたが、ここまでとは

 

「このガキが?」

 

「そうです、レアスキルもちの」

 

「ふむ、受け取ろう」

 

受け渡される俺。 俺のレアスキル、いや、そのそも言葉の通りレアスキルもちは非常にレアだ。 解剖して、レアスキルの解明でもするつもりなのだろうか? もはやこんな世界に未練はない、そんなことをここ数日で思うようになっていたのだが、違ったらしい。 この言葉を聞くまでは

 

「このガキはどうするんですか?」

 

「なに、事故ということで処理さ、表向きはな」

 

「表向きは」

 

「このガキには精々レアスキルの解明のために役に立ってもらうさ」

 

「解明できなかったら?」

 

「その時は処理すればいいだけ、さ?」

 

処理、その言葉を聞いた瞬間、俺は無意識に動いていた。 まだ使えると思っていなかったが王の財宝からナイフを取り出し、俺を抱えゲスな笑みを浮かべている男の首を斬る。 男たちはいきなりのことで、まだ現実が受け止められないようだ。 全部で八人。 そのうちの一人は殺したので、残りは七。 王の財宝から剣を射出し、残り六。 その射出中に別の男の心臓を一刺ししたので、残り五。 ここで男たちも事態が分かったのか、デバイスを構えるが俺から見て正面の男に心臓を刺した男の死体を投げつける。 他の奴らは攻撃に手間取っているのか、まだ攻撃はない。 バインドをされても面倒なので気配を消し、心臓を刺した男に気を取られているうちに、背後に周り首を斬る。 残り四人。 ここで攻撃が開始されるが、首を切った男の死体を盾にして、直撃しそうな攻撃だけ盾にして、そのまま突っ込む。 悲鳴のようなものが聞こえるが、おかしなものだ。 そのままある程度の距離まで来たら、死体を蹴りつけ体勢を崩したところにナイフを刺す。 残り三人。 ここでバインドを何重にもされてしまう。 設置型か。 仲間を囮にしてやるとは、恐れ入る。 デバイスの補助なしにバインドを破壊するのは面倒なので、多少の傷など構わず王の財宝を自分に射出する。 大きく砂ぼこりを巻き上げ、目くらましになった。 その間に体の状態を確認するも、傷一つなかった。 そう言えば、あの悪神不死身にしたといっっていたが、こういうことなのか? 検証や疑問は後回しにして、近くにいる男に接近する。 その際、設置型に引っ掛かるのが面倒なので、王の財宝を射出し、男のどこかしらに剣を指しておく。 流石に砂ぼこりの目隠し状態で、狙って当てられるわけも無いしな。 射出した剣は、デバイスと左足に直撃したようだ。 下が硬い地面なら縫い付けられただろうが、生憎砂場だ。 動けなく命乞いのようなものをしていたが、首を跳ね飛ばす。  流石に学習したのか、空を飛ぶ残り二人だがそんなもの俺には関係ない。 王の財宝を最高速で射出し、一人はそのまま殺し、もう一人はデバイスを破壊し、撃ち落とす。 落下のダメージと剣が刺さったことにより、虫の息だったが、会話はできるようだ

 

「ひやだ、ひにたくない」

 

「誰の差し金だ?」

 

「しにたくない!」

 

「答えろ」

 

王の財宝を顔の真横に射出する。 小さく悲鳴が聞こえたが、気にせずに王の財宝から無数の剣を覗かせる

 

「ひう、ひうから!ただ俺たちは、ふえから命令さへただけだ!だへかまではしらまい!!」

 

まぁ、分かっていたことだ。 抵抗されてもいいように、下っ端をよこしたのだろう。 情報も必要最低限、そんなものだ

 

「あっそ」

 

「たひゅ」

 

眉間に持っていた剣を刺し、殺す。 そして俺は、その場に座り込んだ

 

「俺はまだ、死にたくないのか......」

 

処理と言われた瞬間、俺の思考はクリアになった。 死にたくないと他人を蹴落とし、ここまで来たというのに。 どうでもいいとサーヴァント(家族)達を罵倒したのに、おれは......

 

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