俺、踏み台転生者にされました   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第十一話 息抜き?

前からタマモたちと約束していた屋内プールに来ているのだが......

 

「どうしてこうなった......」

 

遠目からステージを見ると、アリサ・バニングスがステージでノリノリで歌っていた。 本当にどうしてこうなった。 まぁ、原因が俺にあると言えばあるのだが。 ステージの方を見回すと高町なのはと月村すずかの姿もある。 学校が午前で終わったので来たのだろうが、まさか予定が被るとは......

 

「ホントどうしてこうなった......」

 

「ふっふっふ、ちょうどいいですね。 ここで呪っておけば「おい馬鹿やめろ」ちぇ......」

 

タマモが手に持っていた札を胸の谷間にしまっていた。 出す時もそうなのだが、何で谷間に仕舞って濡れてないんだ? 一応今プールに入ってるんだが。 俺は浮き輪でぷかぷか浮いているだけだけど。 無駄なことを考えていたが気持ちを切り替え、俺はプールから上がる

 

「リリィとマシュはもしジュエルシードの被害が出そうなら、一般客を守ってくれ。 俺は......ハサンとでも見回りでもしてくる」

 

「あれ? 私は?」

 

高町なのはが近くにいるならハサンも近くにいるだろうということで、見回りをしようとしていたのだが、唯一呼ばれなかったタマモが声をあげる。 気を使って呼ばなかったのだが、仕方ない

 

「今回のこのプールだってタマモ発案だろ? だからゆっくりしててもいいぞ?」

 

「むー!そういう気遣いはいいですから!私が一緒に行きます!」

 

プールから上がったかと思ったら俺の腕を取り、ずんずん歩き出してしますタマモ、いや変装したかったのだが、とりあえず

 

「それじゃあリリィ、マシュ頼んだ」

 

「了解ですマスター」

 

「そちらもお気をつけて」

 

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髪をオールバックにし、グラサンをかけ簡単な変装をする。 少しバレないか心配なのだが、声も少し変えるつもりだし大丈夫だろう、多分。 タマモに腕を組むのをやめてもらい、探索しているのだがまぁ見つからない。 と言うよりも思い出したのだが、今回のジュエルシードって確か分裂してるはずだし

 

「タマモ、ピンポイントで魔力追うんじゃなくて、今回は大まかな場所でいい」

 

「了解ですマスター、結界の方はいかがしますか?」

 

「今回はタマモがはってくれ、バレてはいないと思うが念のためだ。 今回はタマモ達ときてるからな、バレるのは避けたいし。 身体強化して高速戦闘なら姿は見られないだろうからな」

 

「マスター、見つけました!」

 

タマモの報告にあった方を調べてみると、どうやら高町なのはや雑種とは別の方向なようだ。 なら高速戦闘などの心配はないので、結界をはってもらい戦闘を開始する。 どうも水が元になっているようで、打撃系は効かないようだ、なら

 

「呪相、氷天」

 

都合のいいことにプールから離れている暴走体、一匹また一匹と凍らせる

 

「マスター」

 

「こっちでも魔力が近づいてくることは感じてる、ありがとなペイル。 タマモ、結界解除してずらかるぞ」

 

「はーいマスター」

 

少し離れたところからその後の事態を監視する。 雑種が動きを止めながら、高町なのはがレストリクトロックという収束系の上位魔法で動きを止めた後封印をしていた。 なんだろうか、あの雑種ほとんど役に立ってないような気がするのは気のせいだろうか? 前の戦闘などを思い出してみるが、俺の動きを止めるだけで戦闘にはあんまり参加していないような気がする。 まぁ些細なことか

 

「さてと、行くかタマモ」

 

「はーいマスター。 全く、なんで私たちが手伝わないといけないんでしょうかねぇ......」

 

「そう言うなってタマモ」

 

タマモの愚痴を聞きながらリリィたちの元に戻る、どうやらリリィたちもこちらを見つけたようで、手を振りながら近づいてくる

 

「マスター!」

 

「リリィ、マシュお疲れさん。 聞くまでもないと思うけど被害は?」

 

「特にはありません、姿を見られるようなこともなかったですし」

 

「そっか、ならゆっくりプールで遊ぼうかね」

 

そう言いながら俺はウキワを取り出し、またプールに浮かび始めたのだが場所が悪かった。 そこは流れるプールで、浮いているだけということは流されていくわけで、タマモたちとどんどん離されていく。 まぁそういう時もあるだろうということで、俺はそのまま流されながらプールを楽しんだ

 

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~なのは視点~ 

 

今日は前からアリサちゃんたちと約束していたプールに来てるわけなんですが、何故かアリサちゃんが目の前のステージでノリノリで歌ってます。 お兄ちゃんはこのプールで監視員をしているので見かけたから声を掛けたんだけど、近くにステージがあってアリサちゃんがお兄ちゃんにステージのことを聞いて歌おうってことになったけど、言い出しっぺの法則でアリサちゃんが歌うことになったんだけど、最初は少し恥ずかしそうだったけど、いつの間にかノリノリで歌ってる。  今も歌が終わって満足そうに降りてきてる

 

「お疲れ様アリサちゃん!」

 

「お疲れ様!」

 

私とすずかちゃんで声を掛けると、照れたように笑いながらアリサちゃんがお礼を言う。 歌も終わって泳ぐことになり準備運動をしたのはいいけど、すずかちゃんとお姉ちゃんが水泳対決でデットヒートを繰り広げていた。 私は少し泳いで休憩を繰り返しながらゆっくり泳いで、アリサちゃんはノエルさんに泳ぎ方を教わっていた。 本当は織君もいたんだけど、用事があって遅れたみたいで、今はユーノ君と一緒に行動してる。 そんな風に休憩しながら過ごしていたんだけど

 

「っ」

 

あの独特なジュエルシードが発動した時の感じがする

 

『ユーノ君!』

 

『なのは、ジュエルシードが発動した!今織と一緒に戦ってるから来て!』

 

『うん!』

 

魔力の反応がする方に行こうとすると、近くでも同じ反応がする! そちらに視線を向けると、アリサちゃんとすずかちゃんの水着がとらていた

 

「アリサちゃん、すずかちゃん!」

 

「こっのー! 水着を返しなさいよ!!」

 

「なのはちゃん!」

 

アリサちゃんは水を殴って、すずかちゃんは私に気が付いたのかこっちを見ているけど、私は気が付いてしまった濁流が二人を飲み込もうとしているのを、でも間に合わないだけど、濁流は二人を避けるように二股に流れていく。 不思議に思ったけど、どうやらユーノ君が来てくれたみたいで二人を眠らせてくれる

 

「なのは!」

 

「ありがとうユーノ君!レイジングハート、お願い!」

 

「スタンバイレディ、セットアップ!」

 

バリアジャケットに着替え、レイジングハートを使いすぐに封印しようとするけど

 

「シリアルが浮かんでこない?」

 

「なのは、たぶん分裂してるんだ!だから全部封印しないといけないんだけど......」

 

「えぇ!?」

 

いきなりそんなこと言われても、どうすればいいんだろう!? ユーノ君も考えこんでるのかブツブツ言ってるし、とりあえず目の前の封印しちゃわなくちゃ!

 

「えっと、とりあえず封印!」

 

「と、とにかく封印していこう!」

 

幸いこの施設はあまり広くなかったから、織君と合流してすぐに見つかったのはよかったんだけど、なぜか数十匹いたみたいなんだけど、数匹は氷漬けにされていた。 理由は気になるけど今は封印の方が先で

 

「なのは、僕が押さえるから封印よろしく!」

 

「うん!」

 

「まずは一か所に集めて!」

 

ユーノ君の指示のもと、私と織君は協力しながら暴走体を一か所に集めることに成功する

 

「レイジングハート!」

 

「了解です」

 

「リリカルマジカル!」

 

捕縛、固定魔法を使いいつものように封印する。 今回はシリアルも出てきたので完全封印した見たい

 

「結界が......お疲れユーノ」

 

「ううん、気にしないで。 それより戻らないと」

 

ぐったりとしているユーノ君を抱え、私と織君はみんなのところに戻る。 織君はユーノ君と散歩、私はと言うとウキワでぷかぷか浮かんでいたんだけど

 

「どーん!!」

 

「それー!」

 

「にゃー!?」

 

アリサちゃんとすずかちゃんに襲撃されました......

 

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