俺、踏み台転生者にされました   作:サクサクフェイはや幻想入り

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第十五話 The second time of the encounter なのは視点

~なのは視点~

 

ゴールデンウィークがやってきました!今日は家族や友達のアリサちゃん、すずかちゃん、すずかちゃんのお姉さんの忍さんやメイドのノエルさんとファリンさん、そして幼馴染の織君と一緒に車で温泉に向かっています。 ジュエルシード集めは今回はユーノ君や織君に言われてお休みです、なので私は今回子供らしく温泉を楽しみたいと思います。 どここからか、そんなこと言ってる時点で子供らしくないって言われたような気がしますが。 温泉についてさっそく温泉に! なのですが......

 

「なんでよ!?」

 

「いやいやいや、僕男湯に入るから」

 

こんな感じで織君とアリサちゃんが揉めています。 すずかちゃんも困ったように見てるし、私もそんな無理を言って入ろうとは思わないから静観中です。 アリサちゃんもどっちでもいいらしかったんだけど、あまりにも織君が興味なさそう男湯に入るって言ったからか、なんか女のプライドがなんて言ってヒートアップしてる。 すずかちゃんと目を見合わせるけど、あそこまでヒートアップしてるとなかなか止められないから困ってるんだけど

 

「きゅっ!」

 

「あ、ユーノ君!?」

 

腕に抱いてたユーノ君がいきなり地面に着地し、なぜか男湯の方に入って行ってしまった。 どうしたんだろうユーノ君、いきなり男湯の方に行くなんて

 

「ユーノが男湯に行ったみたいだし、僕行くね?」

 

「あ、ちょっと!」

 

織君はアリサちゃんが何か言ってるけど気にせずに男湯に入って行ってしまった、もしかしてユーノ君と念話で話してた?

 

------

 

「はふぅ......」

 

お姉ちゃんの背中を流して温泉の中で一息つく、体がポカポカして日頃の疲れが抜けていく感じがする。 隣を見るとアリサちゃんとすずかちゃんも気持ちよさそうに目を細めていた、はふぅ

 

------

 

お姉ちゃんや忍さんたちはもっと入っているみたいだけど、私たちは十分温泉を堪能したので旅館内を探検することにした。 発案者はアリサちゃんで、いざ周ろうと女湯の入り口から出ると織君が待っていた。 ユーノ君が織君の肩に乗ってる。 アリサちゃんがさっきのことで詰め寄ろうとするけど、牛乳瓶を渡すことで言い合いを回避してた。 でも温泉とかでもそうだけど、お風呂とか入った後に飲む牛乳はなんか味が違うような気がするけど、気のせいなのかな? 気を取り直して旅館を移動中、オレンジ色の髪をしたお姉さんに話しかけられた

 

「んん~? ほうほうほう、君らだねうちの子にアレをあれしてくれたのは?」

 

「え?」

 

「・・・・・・」

 

身に覚えのないことを言われて固まる私、ユーノ君と織君はオレンジ髪のお姉さんを警戒していた。 私が呆然としていると、アリサちゃんが私とオレンジ髪のお姉さんの間に入ってくれる

 

「ねぇなのは、この人と知り合い?」

 

「ううん、知り合いじゃないと思うけど......」

 

アリサちゃんが聞いてきたので正直に答ええると、アリサちゃんはオレンジ髪のお姉さんに向き直り

 

「この子貴女とは知り合いじゃないって言ってますけど、人違いじゃないですか?」

 

「・・・・・・あーはっはっはっは!!」

 

いきなり笑い出すオレンジ髪のお姉さん、私たちはぎょっとして後ずさってしまう。 ひとしきり笑って満足したのか、私たちに向き直る

 

「ふぅ、ごめんごめん。 知り合いの子に似ていたもんで勘違いしてたみたいだ、そのフェレット撫でてもいいかい?」

 

「あ、はい」

 

それまでのピリピリした雰囲気から一転、フレンドリーになったお姉さんはユーノ君をなでたいって言っているので、織君がユーノ君を差し出すと撫で始めたんだけど

 

『これは警告だよ』

 

『『『!?』』』

 

オレンジ髪のお姉さんを見ると鋭い目で私や織君、ユーノ君を見ていた。 また警戒をし始めるとその様子に満足したのか、一言言ってその場を後にするオレンジ髪のお姉さん

 

『いい子はお家でいい子にしてな、してなかったら......がぶっと行くからね』

 

「じゃーねー、おちびちゃん達!」

 

角を曲がって完全に姿が見えなくなると、アリサちゃんが一言

 

「あーもー!なんなのよ!!」

 

------

 

夜、ふと目が覚めると織君が着替えていた

 

「織君?」

 

「なのは起きたのか」

 

「なのは」

 

ユーノ君は肩に乗って準備万端、私は......

 

「私も行くよ」

 

旅館を出て森を歩く。 今日の昼間にあったオレンジ髪のお姉さんは、たぶんこの間会った金色の髪をした子の関係者だろうということになった。 そして金色の髪をした子がいるってことは、この付近にジュエルシードがあるってことで、私たちはそれを探している。 でも、少し離れたところで光が

 

「ジュエルシードだ!」

 

「レイジングハート、お願い!」

 

私と織君が変身、ユーノ君が結界を張ってくれたので急いで飛んでいくと

 

「やっぱり!」

 

「昼間の人もいるな」

 

ジュエルシードは金色の髪の子が封印したみたいだけど、その傍らには昼間のオレンジ髪のお姉さんがいてこちらに気が付いたのか、笑顔で手を振っている

 

「やっほーおちびちゃん達。 昼間に言ったはずだけど、いい子はおうちでいい子にしてろってね!!」

 

オレンジ色の光に包まれたと思ったらお姉さんの姿はなく、狼? 犬が

 

「使い魔だ!」

 

「使い魔?」

 

私は気になってユーノ君に聞くと、ユーノ君ではなく狼さん? が答えてくれる

 

「そう、そのフェレットの言う通りさ。 使い魔というのは魔法生命体、製作者の魔力を糧に命の限りご主人様を守るのさ、だからぁ!」

 

「させない!!」

 

飛びかかってくる狼さん? だけどその攻撃をユーノ君が防いでくれる

 

「そんなもんで!」

 

「織、なのはをお願い!」

 

ユーノ君はそういうと転移魔法でどこかに転移してしまう。 そんなに離れていないとは思うけど、ちょっと心配。 でも、目の前を見て気を引き締める

 

「いい使い魔を持ったね」

 

「ユーノ君は使い魔じゃないよ、友達」

 

「・・・・・・」

 

そのまま見つめ合う私と金色の髪の子

 

「・・・・・・それを渡してくれないか? それは危険なものだしなにより、ユーノが集めているんだ」

 

「それは出来ない、私たちだってこれを集めてる」

 

「話し合いは? 集めてる理由次第だけど、協力できるかもしれない」

 

私の言葉に考える金色の髪の子。 でもすぐにデバイスを構えて、見てくる

 

「話し合うだけじゃ何も変わらない。 言葉だけじゃ、伝わらない!」

 

「っ!?」

 

そう言って向かってくる金色の髪の子、一瞬姿を失ったけど後ろからの攻撃をかがんで避ける。 次の攻撃が来るけど、織君が防いでくれた

 

「確かにそうかもしれない、でも話し合わなきゃ何もわからない!」

 

距離をとる金色の髪の子だけど、織君と金色の髪の子の間に剣が通り過ぎる

 

「ふむ、嫁のピンチに颯爽と駆けつける俺、流石だな!」

 

神木君だった。 旅館で見かけなかったけど、なんでここにいるんだろうか? ジュエルシードが発動したのを感知したからなのかな? いろいろな考えが浮かぶけど、今は目の前のことに集中しようとする

 

「・・・・・・なんでお前は俺となのはの邪魔をするんだ」

 

「貴様などどうでもよい雑種、それに俺はなのはの邪魔などしていない。 もちろんフェイトのもだが」

 

「!」

 

織君は神木君と対峙してるとき、いつもと雰囲気が違う、それに言葉遣いも。気になるけど今はそんな場合じゃない、神木君はあの子のことフェイトと呼んでいた。 なんで? 二人は親しいのかと思ったけど、今の様子からして絶対に違う。 事実、フェイトって呼ばれたあの子は明らかに神木君を警戒してる

 

「ん? どうしたのだ嫁よ、俺としては見られるのは構わないが今は戦闘中だぞ?」

 

「・・・・・・神木君はなんでその子の名前を知っているの?」

 

神木君に気になって聞いてみたけど

 

「ん? フェイトばっかりかまっていて寂しかったのか? だが安心しろ、俺はなのはも愛している!」

 

何時ものように適当なことを言って誤魔化される。 でも、そんな神木君の態度が気に入らなかったのか、織君が神木君に詰め寄ってる

 

「そんなことを聞いているわけじゃないだろ、ふざけるな!!」

 

「毎回毎回貴様は......我と嫁の愛の語らいの邪魔を、いい加減にしろ!!」

 

「それはこっちのセリフだ!!」

 

「ぬぅ!まだまだだ!!」

 

そのまま神木君たちはどこかに行ってしまい、残されたのは私とフェイトと呼ばれた子だけ

 

「ねぇ、聞いてもいいかな?」

 

「・・・・・・なに?」

 

「神木君とは知り合いなの?」

 

ふるふると首を振るフェイトと呼ばれた子、ならなんで神木君は知ってたんだろう?

 

「っ!」

 

「っ!? レイジングハート!」

 

考え事に没頭していた私は、いつの間にか接近していたフェイトと呼ばれた子に気が付いたのは、目の前に来てからだった。 レイジングハートに頼んで飛行魔法を展開し空を飛ぶけど、すぐに追いつかれて武器を振るわれる。

 

「っ!いきなり、話を!」

 

「かけて、あなたが持つジュエルシードを」

 

そのまま切り付けられなんとか防いでるけどけど、このままじゃ!いったん距離開けるフェイトと呼ばれた子だけど、大きく武器を振りかぶってこちらに迫ってくる。 でも

 

「っ!?」

 

高速で私とフェイトって呼ばれた子の間を何かが通り過ぎていく、大きく距離を離すフェイトってよばれた子。 今なら!

 

「レイジングハート!」

 

「ディバインバスター」

 

「・・・・・・」

 

私の放った砲撃に飲み込まれるフェイトって子、少しやりすぎたかと思ったけどその直後

 

「なのは!」

 

ユーノ君の声とともに、私の首元には何かが添えられていた。 それ添えてるのはさっき砲撃に飲み込まれたはずのフェイトって呼ばれた子で、私はそのまま動けない、でも

 

「プットアウト」

 

「レイジングハート何を!?」

 

レイジングハートはジュエルシードを取り出していた。 それを見たフェイトって子は

 

「ご主人思いのいい子なんだね」

 

そう言ってレイジングハートから出されたジュエルシードをつかみ、地面に降りはじめる。 私も徐々に高度を落とし地面に着くころには、フェイトて呼ばれた子は背を向けて歩きはじめていた

 

「ま、待って!その」

 

「もうジュエルシードには関わらないで、次は止められるかわからないから」

 

そう言われて思い出すのはさっきのこと、でも

 

「私高町なのは!貴女は?」

 

「フェイト、フェイト・テスタロッサ」

 

なんでかわからないけど自己紹介をしていた。 そのまま飛んでいくフェイトちゃんを見ながら考える

 

「もっと強くならなきゃ、そうじゃないと話も聞いてくれない」

 

~なのは視点end~

 

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