俺、踏み台転生者にされました   作:サクサクフェイはや幻想入り

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2018/4/6 誤字のほうありましたので修正しました 報告ありがとうございます


第二十九話 共同戦線~なのは視点~

~なのは視点~

 

「さて、本日午前零時をもって本艦の任務はジュエルシードの回収となります。 気を引き締めましょう。 また、今回は特例としてジュエルシードの発掘者であり、結界魔導士でもある」

 

「ユーノ・スクライアです!」

 

「彼の協力者で現地の魔導士の」

 

「高町なのはです」

 

「藤森織です」

 

「そして最後に」

 

「神木理樹だ」

 

「この四名が臨時局員として事態の解決にあたってくれます」

 

「「「「「よろしくお願いします!」」」」

 

アースラに転移してもらって最初にしたことは、会議室みたいなところに集まって自己紹介でした。 少し緊張したけど、アースラの人たちはいい人で優しく声をかけてくれます。 クロノ君がこっちに注目してたから笑いかけたんだけど、なんか目をそらされちゃった。 顔も赤かったし、大丈夫かな? 織君は相談していたからいるのはわかってたけど、神木君がいるとは思わなかった。 自己紹介が終わると自由行動って言われたけど、リンディさんたちについて行くとブリッジみたいなところに来た

 

「これからはジュエルシードの位置特定はこちらでやります、場所がわかったらなのはさんたちに出てもらいますね」

 

「は、はい!」

 

「艦長、お茶が入りました」

 

リンディさんから説明を受けていると、エイミィさんがお茶を持ってきていた。  お茶のはずなんだけど、その...... 前も見たけどリンディさんはお茶に砂糖とミルクを多量に入れて、飲んでいた。 開いた口がふさがらないって言うのはこういうことなんだと思いながら見てたけど、リンディさんが話しかけてきたので急いで口を閉じる

 

「そういえばなのはさんと織君、理樹君は学校の方は大丈夫なのかしら?」

 

「大丈夫です。 友達にも知らせてきましたし」

 

「はい、問題ありません」

 

「問題ないぞ」

 

みんなも学校や友達に言ったみたいで、神木君は話しにあんまり参加してなかったけどしばらくして、ジュエルシードの反応が二か所同時に出たみたいだった。 転送してもらおうとみんなで準備してたんだけど

 

「おい!何故嫁と一緒ではないのだ!」

 

「それは君が問題を起こすからだ」

 

神木君が編成を気に入らないのか、クロノ君に詰め寄ってました。 編成は私、織君にユーノ君。 もう一方に神木君とクロノ君と言う編成になり、それが気に入らない神木君はクロノ君に詰め寄ってるんだけど......

 

「お前はこういうときまで!」

 

「貴様は黙っていろ雑種が!!」

 

神木君の態度に、織君が怒ったように注意? を始める。 いつもそうなんだけど、なぜか神木君もなんだけど織君も神木君のことになると怒りっぽくなる。 二人とも仲良くしてほしいけど、なんでか出来なくて。 今は喧嘩を止めないとと思って一歩前に出ると

 

「理樹君、これは命令です」

 

リンディさんが止めてくれた。 リンディさん言うには、船に同乗を許す代わりに命令は絶対に守るように、っていう交換条件を飲んだって言ってたけど......

 

「チッ! 行くぞ執務官」

 

「勝手に行かないでくれ......」

 

神木君はリンディさんを睨みつけて舌打ちすると、先に転送装置に乗る。 クロノ君はそれを呆れた様子で追いかけて、二人は先にジュエルシードの確保に向かったみたいだった

 

「さ、なのはさんたちも」

 

「はい......」

 

私たちも転送装置に乗り転送してもらう。 私たちが担当する暴走体は鳥なのだけど、火に覆われた鳥だった。 バリアジャケットに変身した私と織君、ユーノ君で作戦を立てる

 

「封印はなのはに任せるとして、どうする?」

 

「僕が動きを止めるから、織は敵の注意をひきつけて」

 

「了解」

 

「気をつけてね織君」

 

作戦は何時もの通り織君が敵の注意をひきつけて、その隙にユーノ君がバインドで動きを止めて私が封印。 織君と少し離れたところでレイジングハートを構え、封印の時を待つ。 織君が引きつけて油断した隙にユーノ君のバインドが何重にも絡まり、火の鳥の動きを止める

 

「なのは!」

 

「うん!」

 

「シーリングモード、セットアップ」

 

ジュエルシードのナンバーを唱え、レイジングハートを使って封印する。 今回封印したのはシリアルⅧ。 ジュエルシードをレイジングハートで触れると、回収される。 これで一安心、かな?

 

「お疲れ様なのはちゃん、ユーノ君、織君」

 

「今回収用のゲートを作るから、そこで待ってて」

 

「はーい」

 

「「わかりました」」

 

回収されるのを待ちながら私は、もう一チーム、神木君たちの方も無事に終わったかどうか気になっていた

 

------

 

私たちがアースラに移って十日目、ジュエルシードの回収数は、私たちが五個、フェイトちゃんたちは0個で残りがあと六個。 最初の方は、反応があってすぐに現場になんてこともあったけど、この頃は全然そんなことがない。 もちろんそれに不満があるわけじゃないけど

 

「ごめんねなのは、織」

 

「ふぇ?」

 

「いきなりどうしたんだユーノ」

 

部屋にいてもやることがなくて、部屋の外でユーノ君とばったり会ったから食堂に来たんだけど、何故かユーノ君に謝られた。 織君とは食堂でばったり会った

 

「だって二人とも家族や友人と会えないわけだから、寂しくないのかなって」

 

その言葉を聞いて、私は織君と思わず顔を見合わせてしまう。 寂しいって言われても、ユーノ君や織君と一緒にいるし、そんなふうには感じなかった

 

「大丈夫だよ、ユーノ君や織君だっているし。 それに小さいころはよく一人ぼっちだったから......」

 

「なのは」

 

別に昔のことはそんなに気にしてない。 お父さんが仕事で大けがして、しばらくベッドがら起き上がれなかったあのころ、翠屋もオープンしたてで、お母さんもお兄ちゃんも忙しくて、お姉ちゃんはお父さんの看病で...... みんな忙しくて、私は一人ぼっちだった。 家で一人ぼっちでいるのが嫌で公園に行ったけど、けどそこでも一人で...... でも、みんなと仲直りして織君と出会って? あれ? なんだろう、私とっても大切なことを忘れている気がする。 この感じは、そう

 

「なのは、大丈夫か?」

 

「あ、ううん、大丈夫大丈夫!」

 

声が聞こえてハッとなり見ると、織君やユーノ君が心配そうに私を見ていた。 にゃはは、失敗したかも。 別に思い悩んでいたわけでもないので、早々に話を変えることにする

 

「そういえば私、あんまりユーノ君の家族について知らないね?」

 

「そういえば俺も聞いたことなかった」

 

どうやら話をそらすことに成功したようで、ユーノ君や織君は特に気にした様子もなく話し始める

 

「両親は元々いなかったから、僕はスクライアの一族みんなに育ててもらったんだ」

 

「え、そうなの?」

 

「うん、だから家族って言ったらスクライアの一族みんなが家族って感じかな」

 

「そうだったのか」

 

「織はどんな感じなの?」

 

そういえばふと思ったけど、神木君はどうなんだろ? こうやってアースラにいるってことは家族の許可をとってきたんだろうけど、聞いたことなかったかも。 そんなことを考えていると

 

「なのはよ何を話していたのだ? まぁ、我の話だと思うが」

 

「神木君」

 

神木君が現れた。 手にクッキーを持ってるところを見ると、私たちと同じ感じかな? 神木君は私の左隣に座り、私を見ながらクッキーを食べ始める。 えっと、さっきの答え待ってるのかな?

 

「えっと、神木君のことは話してなかったけど、ジュエルシードのこととかをちょっと......」

 

「ん? 別に恥ずかしがることはないぞなのは、我の話なら我の話と言ってくれてもよいぞ?」

 

「にゃはは......」

 

「誰もお前の話など」

 

なんかこの感じ久しぶりな感じがする。 なんて思っていたのだけど、艦内に警報が鳴り響く。 私たちはすぐにブリッジへと向かうため走り出した

 

~なのは視点 end~

 

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