俺、踏み台転生者にされました   作:サクサクフェイはや幻想入り

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2018.5.28 話数修正。 数話分書き溜めの方話数がバグっていまして、もしかしたらこの後も修正されるかもしれません。 ご了承ください。

2018.6.3 話数修正。 またまた書き溜め分の話数がバグってまして、修正しました


無印終了~A's開始までの空白期
第四十七話 事件後、それから


~なのは視点~ 

 

私、高町なのはの朝は早い。 私、誰に言ってるんだろう? まぁ、いっか。 ついこないだ終息したジュエルシード事件、それにより私を取り巻く環境は大きくではないけど変わった。 魔法と知り合い、大切な友達であるフェイトちゃんと出会って。 神木君以外特にけがもなく、ジュエルシード事件は終わりを告げた。 それからというもの、いつもの生活には戻ったけど、私的にも少し思うところもあって、魔法の訓練だけは続けていた。 時間もなかったというのもあるけど、レイジングハートに頼りきりだった魔法をクロノ君やエイミィさん、管理局の人たちに協力してもらい基礎からやり直している

 

「うん、そんな感じかな」

 

「うー、ちょっときつい......」

 

今も最後の訓練が終わり、ユーノ君からOKを貰った。 本当にレイジングハートに頼りきりだったというのが分かり、私的にもちょっと申し訳なく思うのですが、レイジングハートは気にしなくていいとのことでした。 ユーノ君から差し出されたタオルで汗を拭いていると、携帯に電話がかかってきていた。 見てみると時空管理局からだった

 

「はい、もしもし」

 

「おはようなのはちゃん」

 

「おはよう」

 

「おはようございますエイミィさん、クロノ君」

 

かけてきたのはエイミィさんとクロノ君で、いつもの定期通信と魔法の進捗はどうかということでした。 さっきも言った通り、訓練協力のために教本みたいなものを作ってもらったからか、出来はどうか聞いてくることが多い。 とは言っても、ユーノ君のおかげで少しは知っていたとは言え、ほぼ予備知識がない私でもわかりやすく作ってくれていて、とっても助かっています

 

「そうそう、ビデオなんだけどお返事、出来たら通信してね? フェイトちゃん楽しみにしてるから」

 

「はい!」

 

「フェイトのことだが、公判も終わり判決待ちだ。 実刑を求める声なども出ているが、執務官や提督の証言がある以上無茶なことはないだろう。 プレシアさんに関してはいろいろな罪状があるが、少し切り札があるからな、何とか管理局への奉仕活動と保護観察処分で済ませられそうだ」

 

「フェイトちゃんもプレシアさんも、よかった......」

 

家族で離ればなれになるのはとっても悲しいから、クロノ君の話を聞いて私はホッとした。 その後も話していたんだけど、リンディさんが管理局へどうかって誘ってきたけど、流石に小卒で就職はどうかとも思ったので丁重に断っておきました。 それでもリンディさん諦めてなかったみたいだけど...... いつのまにかクロノ君とユーノ君も喧嘩してるし。 その様子を見ると、男の子なんだなぁと思って微笑ましくなった

 

「あ、そうだなのはちゃん。 夜、時間空けといてね?」

 

「あ、はい、わかりました」

 

「どういうことだエイミィ?」

 

「女の子同士の秘密の通信だよー。 じゃあねー」

 

「はい、またー」

 

なんかクロノ君がすごく気になってるみたいだたけど、エイミィさんが通信を切って強制終了。 その様子に私とユーノ君は苦笑いだったけど、すぐに気持ちを切り替える

 

「そういえばもう届いてるのかな?」

 

「届いてるかも」

 

「なら帰ろっか!」

 

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今、私はアリサちゃんの家に遊びに来ています。 というのも、朝練の後に家に帰るとビデオレターが届いていて、それをアリサちゃんとすずかちゃんと一緒に見ることになったからです。 ビデオレターはこれで三通目。 一通目は事件のすぐあと、リンディさんが手配してくれたことや、ビデオレターをやれる喜びなどが記録されていて。 その返信で私は友達や家族のことを紹介することを記録して、その返信、つまり二通目でお返事が返ってきた。 この二通目から魔法関連の話をせずにみんなに見せる用のディスクと私とユーノ君用の二枚組になった。 それで、その返信で家族や友達のことを紹介して、これが三通目

 

「それじゃあ、再生するわよー」

 

「うん!」

 

「お願い、アリサちゃん」

 

アリサちゃんがリモコンを操作し、DVDが再生される

 

「えっと、もう喋っていいの?」

 

「ああ、大丈夫だよフェイト」

 

「コホン。 えっと、これが三通目になるわけだけど、久しぶりなのは。 えっと、いろいろとありがとうアリサ。 色々と映画のDVDを貸してくれて、まだ全部見れてないけど空き時間とかに見てます。 私映画とかは初めてだったけど、楽しく見れてます。 それからすずか、写真とか本とかありがとう。 写真は三人が笑顔で映っているのが一番のお気に入りです」

 

最初はちょっとつっかえつっかえだったけど、私たちに向けてメッセージを言うフェイトちゃん。 最初はぶつかり合って、冷たくて寂しい目をしていたフェイトちゃんだけど、今は見る影もない。 優しくて暖かい目をしていて、雰囲気もとっても暖かくて。 たぶんこっちのフェイトちゃんが本当のフェイトちゃんで、私はそう思うとなぜか涙が出てきてしまった

 

「なのははさ、フェイトとのことで迷ったり直接話して時には喧嘩したわけでしょ?」

 

「うん......」

 

「でもそれを解決して、私たちに紹介してくれたわけでしょ? なら泣くようなことないじゃない、フェイトに笑われるわよ?」

 

「そうだよなのはちゃん。 フェイトちゃんは今こうやって暖かな笑顔を浮かべている、それでいいんじゃないかな?」

 

「うん、うん...... そうだね」

 

二人に励まされる。 私は涙を拭いて、二人をもう大丈夫だという気持ちで見る。 すると二人も頷いて、少し巻き戻して再生を始める

 

「三人からもらったビデオレター、何度も見返してるよ。 そのたびに心が温かい気持ちになるんだ

 

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お稽古があるということなのでアリサちゃんとすずかちゃんと別れ、家に帰ってきて今はユーノ君と一緒に魔法関連のビデオレターを見ている

 

「それじゃあ続き」

 

こっちに関しては特に隠す必要もないので、魔法関連、アルフさんとかも普通にしゃべっている。 アルフさんの話は私たちが元気かということとこっちで会えるようになったらユーノ君と一緒に散歩に行こうということだった。 言葉は短かったけどアルフさんらしい言葉に私とユーノ君は笑い合った。 次はフェイトちゃん魔法の話、クロノ君と模擬戦をやってるとかこっちに来たらユーノ君に防御魔法を教えてもらいたいとかそんな話だった

 

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夜、エイミィさんに言われて裏山にやってきたけど、何だろう? ユーノ君と首をかしげていると、いきなり通信がつながった。 驚いた私とユーノ君だったけど、フェイトちゃんとアルフさんが部屋に入ってきて何かを話している。 聞くと、フェイトちゃんとアルフさんの契約記念らしかった。 いきなりのことでプレゼントとかはできないけど、何かできることはないかって考えたけど。 そうだ、ブレイカーを使えば。 いまはとりあえず

 

「フェイトちゃん、アルフさん、契約記念、おめでとう!」

 

「おめでとう」

 

「なのは、ユーノ!?」

 

フェイトちゃんは驚いたみたいだった。 エイミィさんを見ると知らせていなかったのか、笑顔でフェイトちゃんとアルフさんを見ていた。 でもリアルタイム通信はいけないと思うんだけど、エイミィさん曰く

 

「0.5秒遅れてるから、リアルタイム通信じゃない」

 

らしかった。 それって屁理屈では? と思ったけど、こうやってフェイトちゃんと直接喋れるわけだし、いいよね?

 

「それじゃあ私とユーノ君から!」

 

念話でずっと練っていた作戦をユーノ君に合図して、始める。 威力を調整して、スターライトブレイカー。 フェイトちゃんを見ると喜んでくれたみたいで、そこから連発して打ち上げる。 なんだか少し楽しくなってきたけど、魔力もあと少しなのでここで打ち止め。 少し残念だけど、フェイトちゃんは喜んでくれたし、満足した

 

「今できるのはこれだけ。 プレゼントなんかはお返しのビデオでちゃんと送るね?」

 

「うん、楽しみに待ってる」

 

少しだけ涙ぐんだ顔で返事をするフェイトちゃん

 

「あーっと、いいところなんだけどもう少しで時間になっちゃう!」

 

「あ、はい!それじゃあまたね」

 

「また、ね? なのは」

 

そう言って切れる通信。 私は座り込んだ。 流石にブレイカーを連射はちょっと疲れたみたい

 

「ありがとうユーノ君、レイジングハート」

 

「ううん、気にしないでなのは」

 

「気にしないでくださいマスター」

 

「にゃはは」

 

それから体力が回復するまでの少しの間私は座り込んでいた。 ようやく回復したころ

 

「それにしてもうまくいってよかったー」

 

「うん、本当だよ。 他の操作もしてなかったから、集中......」

 

「ユーノ君?」

 

ユーノ君の言葉が途切れきになってユーノ君を見てみると、何故か顔を真っ青にしていた

 

「ほかの操作、もしかして結界」

 

「え”」

 

「結界を展開し忘れた」

 

「それってそのぉ、ここに居たらまずいのでは?」

 

「うん」

 

「「・・・・・・」」

 

私たちは顔を見合わせ

 

「「ごめんなさいでしたー!!」」

 

そう言ってその場を離れた

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