俺、踏み台転生者にされました 作:サクサクフェイはや幻想入り
あちらの戦闘は始まったようだが、こちらの戦闘に動きはない。 数的不利もそうだが、俺とクロノのコンビネーションもばっちりで向こうも攻めてこない。 プレシアさんの方を見れば、玉藻とプレシアさんが遠距離から魔法で完封していた。 こいつらも魔法は使えるようだが、それをかき消す勢いで玉藻とプレシアさんは魔法を使用していた。 うーん、まぁ玉藻は分かるんだよ、俺から魔力ガンガン吸い上げてるし。 でも、プレシアさんて条件つきSじゃなかったでしたっけ? まぁ、いいんだけどさ。 さっきとは変わって、全く動かない人形。 と言っても、さっきも俺たちの攻撃に対するアクションを見せていただけだったが。 だが、俺たちと言うより、俺かクロノが高町なのは達の援護に向かえば、こいつは動くだろう。 俺たちはその確信があるから、動くに動けなかった
--------------------------------------------
~高町なのは視点~
今日は私と織君の健診の日で、別々に健診を受けていた。 健診の結果は無事に完治、リンカーコアも前より大きくなったらしい。 お医者さんにお礼を言って部屋を出ると、フェイトちゃんやユーノ君、アルフさんが駆け寄ってくる。 結果を言うと、フェイトちゃんたちも喜んでくれた。 織君がいないことに気が付きフェイトちゃんに聞いてみると、デバイスを見ているらしい。 これは後からクロノ君に聞いた話だけど、私とフェイトちゃんのデバイスの改造を先に行ったらしく、織君のデバイスまで手が回らなかったみたい。 それを聞いた時には少し申し訳なかったけど、織君は気にしなくていいって言ってくれた。 話はそれたけど、その時に私とフェイトちゃんの、レイジングハートとバルディッシュを受け取ってきたみたいで、私はレイジングハートを受け取る
「レイジングハート、お帰り」
「ありがとうございます、マスター」
レイジングハートは私の言葉に、嬉しそうに点滅しながら返事をくれる。 その後、エイミィさんから連絡があって、一番近い転送ポートを聞かれたけど、その時にアラートが鳴ったみたいでエイミィさんは慌ててた。 私たちは最寄りの転送ポートまで走ると、転送されてフェイトちゃんの家の近くに転送された。 転送されるとまず目に入ったのは、何故かクロノ君に羽交い絞めにされる神木君の姿だった。 えっと、どういう状況なの? 不思議に思ったけど、近くにいたこの間の子を見て気を引き締める
「レイジングハート!」
「バルディッシュ!」
「セーット、アップ!!」
体が浮き上がる何時もの感覚はするけど、いつものように変身が始まらない。 不思議に思いフェイトちゃんを見ると、フェイトちゃんも同じような顔をしてこちらを向いていた。 その間もレイジングハートとバルディッシュは、何かを読み込むかのように何かを言っていた。 は、早すぎて聞き取れない..... そして、その間に神木君が私に向けて剣を発射していた。 なんで!? フェイトちゃんの方には雷が...... ど、どういうこと!?
『二人とも、落ち着いて聞いてね。 この前の仮面の人達が襲い掛かってきたみたいで、今はクロノ君神木君、プレシアさんが相手をしてくれてるから!それと、レイジングハートもバルディッシュも、新しいシステムを積んでるの!』
『こ、この前の仮面の人?』
『か、母さんは大丈夫なんですか!?』
私とフェイトちゃんが心配したように言うと、エイミィさんは焦らずに対応してくれる
『大丈夫!だから、今は目の前の守護騎士に集中して。 さっきも言ったけど、レイジングハートとバルディッシュは新しいシステムを積んでるの!』
『新しい、システム?』
『この子たちが望んだの、自分の意志で、自分の想いで。 呼んであげて、その子たちの新しい名前を!』
目を閉じると、その名前が頭に浮かんでくる。 同時に、どこか温かい気持ちが流れ込んできた。 そっか、レイジングハート、ありがとう。 心の中でお礼を言うと、レイジングハートが点滅した気がした
「レイジングハート、エクセリオン!セーット、アップ!」
「ドライブイグニッション」
そして包まれるピンクの閃光、それがやめば。 今までと少し違うバリアジャケットが。 そして、私たちのデバイスを見て驚く女の子。 そして、目的を話す
「私たちは戦いに来たわけじゃない、話を聞かせて」
「闇の書の完成を目指す理由を聞かせて」
私たちの話に、女の子は呆れたように返事をする
「あのさあ、ベルカのことわざにこういうのがあんだよな。 和平の使者なら槍は持たない。 つまり話し合いをするのに武器を持ってくるやつがいるかよってことだよ、ばーか」
フェイトちゃんと首をかしげていると、その様子を見かねて馬鹿にされた!もしかしたらッても思ったけど。 でも、それを言うなら
「いきなり有無を言わさずに襲い掛かってきた子が、それを言う!?」
「それにそれは、ことわざではなく小話の落ちだ」
私が正論を言うとそれを無視して、男の人と話し始める女の子。 でもそれもすぐに終わる
「うっせ!いいんだよ細かいことは」
直後、空から何かが落ちてきた。 煙が晴れ姿を見れば
「し、シグナム」
フェイトちゃんがこの間戦った剣士の人だった。 戦いたくはないけど、話を着てくれる様子はない。 この間みたいに、誰も援護できる状態じゃない。 私は気合を入れなおす
「マスター、カートリッジロードを」
「うん。 レイジングハート、カートリッジロード!」
「カートリッジロード」
レイジングハートのカートリッジロードがロードされ、対戦の準備は万端だった。 先に向かってきたのは女の子で、私は飛行魔法を発動してその場から離れる
「結局やる気じゃねえかよ!」
「私が勝ったら、なんで闇の書の収集をしてるか、教えてもらうからね!」
そういうと笑った後
「できるもんなら」
前のように鉄球を出し、デバイスを打ち付ける
「やってみろ!」
鋭く飛んでくるそれを飛行魔法を使って上に避けると、この間のようにハンマーの形が変形し、こちらに勢いよく向かってくる
「プロテクションパワード」
レイジングハートがプロテクションを展開してくれて、次の瞬間女の子がぶつかる。 でも
「か、てぇ!」
レイジングハートの展開してくれたプロテクションは破れる気配はない。 これなら
「レイジングハート!」
「バリアバースト」
プロテクションを爆発させ、距離をとる。 そうすると、レイジングハートから次の指示が
「アクセルシューターの発射を」
「うん!アクセルシューター、シュート!」
直後シューターが発射されたけど、その数と込められてる魔力に驚く。 けれど、意識を集中しシューターを操る。 女の子は驚いたみたいだけど、すぐに
「こんな多くの弾、全部操れるわけが!」
女の子はシューターを飛ばすけど、それをすべて撃ち落とす。 うん
「私だけじゃ無理かもしれない。 でも、レイジングハートが力を貸してくれる、だから!約束して、私たちが勝ったら事情を聞かせて!」
残りのシューターを一気に女の子に向かわせる。 プロテクションみたいので防いでるけど、徐々にひび割れていく。 でも、シューターの隙間を縫って、飛び出してきた
「なめんなー!!」
「ふぅ!」
ハンマーをレイジングハートで受け止め、シューターをこちらに向かわせる。 力は向こうのほうが強いけど、これなら! もちろんこれで決まるとは思ってない
「ちっ!?」
ギリギリまで引き付けて避けるけど、私はシューターと共にそれを追いかける。 一個、二個と落とされるけど、新しいシューターを撃ちだす。 切り替えしてきて、こっちに向かってくる。 残りのシューターを全部放つけど、それでも勢いは止まらない。 またハンマーを振るってくるけど、それをレイジングハートで受ける。 直後、結界に魔法が直撃した
~なのは視点 end~