俺、踏み台転生者にされました 作:サクサクフェイはや幻想入り
それでは本編どうぞ!
放課後、俺はいつもの通りの絡みを終え、下駄箱で靴を履き替えていた
『ハサン』
『ここに』
ドアから外に出るときにハサンへと念話を飛ばす、すると後ろから肩をたたかれた。 もういるとは思わなかったが流石ハサンだ、頼りになる。 手短に用件を告げる
『来てもらってすまない。 だが前から話していた通り原作が始まる、頼んだぞ』
『了解しましたマスター、私にお任せください』
念話で会話を終えるとハサンの気配が消える。 多分俺が前から頼んでいた通り、高町なのはの護衛に向かったのだろう。 俺と雑種がこの世界に来たのだ、もしかしたら原作が変わっているかもしれないということで、ハサンに前から護衛を頼んでいたのだ。 一応原作の主人公なのだ、何かあったら困るのだ、ただ、それだけ。 タマモなんかはふてくされながらそんなのいらねー気がするんですがと言っていたが
『タマモ、マシュ、リリィ』
『マスター学校が終わったんですね!なら合流して『そういうのいいから』ちぇ.......』
『あははは......お疲れ様でしたマスター、それで何か御用でしょうか?』
『こうやって放課後すぐに念話を入れるなんて珍しいですね』
念話を入れるとすぐに反応してくれる三人、タマモのはいつものことなので、最低限のツッコミだけ入れて後はスルーだ。 二人の質問に答えるために、念話を飛ばす
『前から言ってた通り原作が始まる、ジュエルシードの探索は任せる』
『わかりましたマスター』
『はい!」
『あー、もうそんな時なんですね......探索探索ッと』
どうやら他の奴らも言った通りに動いてくれるようだ、タマモなんかもうやってくれるようだが
『マスター』
『おや? ハサンさんどうかしたのですか、いつの間にか出て行っていたようですが』
どうやらハサンは全員に念話をしているようで、マシュが反応していた。 というかマシュよ、いつの間にか出て行ったって言ってやるなよ、この頃影が薄いって悩んでんだぞ? アサシンだから気配を貸すのが上手いだけだってフォローしておいたが
『高町嬢がフェレットを拾いました、どうやら病院に行くようです』
『そうか......全員聞いたな、原作が始まる。 みんなの手を借りると思うがよろしく頼む』
『『『はい!!』』』
タマモ以外の声を聞こえたが、タマモはどうしたのだろうか? 不思議に思って首を傾げていると、タマモからの念話が来た
『やっぱりジャミングか反応が弱いのかわかりませんけど、ジュエルシードの位置は特定できないみたいですね......あ、もちろん先ほどの話なら聞いていましたよ? もちろん喜んで力をお貸しします、マスター』
『・・・・・・ありがとうなみんな』
今出来ることは何もない、俺はそのまままっすぐ家に帰ることにした
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~なのは視点~
変な夢を見ました、変な民族衣装を着た私と同い年くらいの子が、何かを取り逃がすような夢。 おかげで朝はちょっと寝不足です、バスに乗ってアリサちゃんたちとお話してるけど、ちょっと眠い
「どうしたのなのは、ちょっと眠そうよ?」
「眠るの遅かったの?」
「にゃはは......ちょっと変な夢見て」
「「夢?」」
「うん」
朝のことだし夢だからちょっとあやふやだけど、ちゃんと説明したつもりだったんだけどアリサちゃんとすずかちゃんからなんというか、そのぉ、生暖かい視線が
「夢、夢だからね!?」
「大丈夫よなのは、私たちはずっと友達よ? あ、もう降りる所じゃない」
「うん、アリサちゃんの言う通りだよなのはちゃん。 私もずっと友達だから。 アリサちゃん待ってー」
「絶対わかってなよね!? と言うよりもそのやさしさの方が辛いよ!? 待ってよー!ふにゃ!?」
アリサちゃんとすずかちゃんに夢だと言っているのに痛い子判定されまして、それでバスを降りて急いで追いかけようとしたら転びました。 うう、お鼻が痛い......それから教室に入って、みんなに挨拶をしてアリサちゃんたちとお話してたんだけど、あの子が入ってきました。 途端に顔をしかめるアリサちゃんと目を逸らすすずかちゃん、私も少しあの子は苦手です。 神木理樹君、私たちを嫁と呼んでいつも声を掛けてくるけど、私はなんでか彼のことが気になります。 本当に自分でも何でかわからないけど
「おはよう我が嫁たちよ!」
こんな風にいつも挨拶をしてきます。 アリサちゃんはいつも何かしら反応して、すずかちゃんは目を合わせません、私はどう対応すればいいかわからなくて、いつも黙り込みます。 そういう時に
「お前も懲りないな神木理樹」
私の小さいころからの幼馴染で、藤森織君が助けてくれます。 そしていつも睨み合いが始まったタイミングで先生が入っきて、席につく。 そんな感じです
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「あー、ようやく昼休みね......今日はあいつが絡んでこないからゆっくり出来るわね」
「うん」
アイツとは神木君のこと、お昼の時は話しかけてくるときとこない時があるので、今日は話しかけてこない日みたい。 アリサちゃんは苦い顔をすっぱりとやめ、話題は今日の授業にも合った将来の話に。 アリサちゃんはお父さんの会社を継ぐみたいだし、すずかちゃんは機械いじりが好きなので機械系の大学に進んでみたいなことを言っていた。 みんなは決まっているのに私には明確なビジョンが思い浮かばない。 そんな考えをしていると、アリサちゃんたちの会話が耳に入る
「ねぇ、織はどうなの?」
「僕? 僕は特に決まってないかな、まだ小学生だから早すぎると思うし」
「でも先生は考えてみるのもいいって言ってたし、これを機に考えてみたらどうかな?」
「そうしようかな」
織君もどうやら将来のビジョンが決まってないみたい、焦る必要ないのかな? その後私も聞かれたけど、取り柄がないって言ったらアリサちゃんにレモンぶつけられた......後取り柄がないってどの口が言うのって言われて、ほっぺつねられたし......確かにアリサちゃんより理数系は点数いいけど
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放課後、いつもみたいに神木君に話しかけられたけど、織君が仲裁に入ってくれたので、アリサちゃんがヒートアップしないで済みました。 織君は塾がないけど塾の近くに用があるって言ってたので、私たちと一緒に行動してる。 いつもの道とは違うアリサちゃん曰く、近道を通って塾に向かってたんだけど、どこかで見たことがあるような気がして立ち止まって周りを見回す
「なのはー?」
「なのはちゃん?」
「あ、ごめーん、今行くー!」
もしかしたら夢で見たのと同じ風景? なんて思ったけど、気のせいだと頭を振ってアリサちゃんたちに追い付く、すると
『助けて......』
「!?」
「なのは?」
「織君もどうしたの、周りを見回して」
声が聞こえた気がした、気のせいかと思ったけど織君も周りを見回してる。 気のせいじゃないのかな?
『お願い、助けて......』
「「!?」」
「おーいなのはー? って、どうしたのよ!?」
「織君!?」
織君と目を合わせ頷き合う、どうやら織君も聞こえたみたいで一緒の方向に走る。 そして見つけたのは
「イタチか?」
「ううん、フェレットだと思う」
抱き上げてみると、怪我をしているのか少し傷ついていた。 織君を見ると、考え事をしてるのかこっちを向いていなかった。 どうしよう
「なのは、織!急に走り出してどうしたのよ!」
「なのはちゃんその子」
「うん、ここに来たらこの状況で」
「病院、とにかく動物病院よ!!」
「この近くにあるかお家に聞いてみる!」
そこからはとっても早かった。 すずかちゃんがお家に電話して、近くにあるみたいなのでアリサちゃんちの車に乗って、動物病院へ。 先生に手当てしてもらって、私たちは塾の時間が迫っていたので塾に。 塾ではフェレットを誰が飼うか話してたけど、私たちは厳しく塾が終わったら織君に話してみたけど、織君も厳しいらしかった。 一応、家族のみんなに聞いたらOKで、そのことをアリサちゃんとすずかちゃんにメールをして寝ようとすると
『助けて!』
「あぅ?」
突然声が聞こえてベットに倒れ込む。 この声は昼間の? ということはあのフェレットさんが? いろいろ考えたけど答えは出なかったけど、あのフェレットさんが助けを求めている
『助けて!ここに危険が、この声が聞こえている人は誰か、たすけ......』
声はそれっきり途切れてしまう。 こんなのを聞いてじっとしていられず、着替えて私は外に飛び出した