俺、踏み台転生者にされました 作:サクサクフェイはや幻想入り
そんなわけで、多少内容がカオスになりました。 ご容赦ください
ifストーリーでこの軸でイノセント行けるか?(ボソッ
目が覚める。 どこか頭がぼんやりするが、寝起きだからだろうか?
「理樹ー!いつまで寝てるのー?」
「もう起きてるー、
「今日は少し遅かったわね、夜更かしでもしたの?」
「ううん、なんか頭がボーっとして」
「まさか熱が!? お姉さんが熱を測ります!」
「玉藻さん?」
笑顔で玉藻さんを牽制する母さん、玉藻さんはその様子に冷や汗を流していた。 まぁ、いつも通りだな。 そんな玉藻さんをスルーしつつ、テーブルに着く。 父さんは相変わらずご飯を食べず新聞を読みふけっているようだ
「父さんオハヨー、ご飯食べないと母さんに怒られるよ? それかリリィさんに盗られるよ?」
「他人の分を食べるまで食い意地張ってませんよ!?」
「へー、この間
「うぐっ......」
僕の言葉に言葉を詰まらせ、吹けない口笛を吹きながら視線を逸らすのは近くの道場の師範のリリィさん。 なぜうちに食べに来るのかと言われれば、生活能力がないから、その一言に限る。 掃除、洗濯などはできるのに、料理はそこそこなのだ。 そして、燃費が悪い。 ちょうど道場の練習終わりに倒れていたところを発見して、僕が家につれてきたことから交流が始まった。 普段ならお手伝いさんと言うか、料理を作りに来てくれる通い妻ならぬ通い夫がいるのだけど、恋人と旅行中らしい。 なので、その通い夫である赤毛と言うか茶色と言うか、ともかく赤茶色のつんつん頭の人が食事を頼んできたのは記憶に新しい
「そこらへんにしてあげなさい理樹。 そうしないとリリィさんに剣道でしごかれるぞ?」
「食べ物の恨みは怖いから。 それとこれとは話は別だと思う」
「はいはい、速く食べないと遅れるわよアナタ、それに理樹も」
「「はーい」」
何が悲しくて父さんと声を合わせなければならないのか。 母さんと玉藻さんが運んできた朝食を食べつつ、周りを見る。 リリィさんは朝食を早く出してほしいのか、ナイフとフォークをもって机をバンバン叩いている。 玉藻さんはそんなリリィさんをなだめつつ、料理を作っていた。 母さんはリリィさんを視線で制し、父さんは相変わらず新聞を読んだまま。 いつも通りの光景だ。 いつも通りなのに、なぜか心がざわつく
--------------------------------------------
「行ってきまーす!」
家を出てバス停まで走る。 今日は少し遅めだったので走らないと間に合わない。 遅れても最悪の場合ハサンさんに抱えて走ってもらえばいいのだが。 このハサンさん、なんと現代を生き抜く忍者なのだ。 ただ、おじいさんがめっちゃ怖い。 仮面付けてるし、目はLEDを仕込んでいるのか真っ赤に光る。 ハサンさんに聞いたら、怒ってるらしい。 でも、ハサンさんの家(?)に行くのは楽しい。 色々な人いるし、常時影分身とかしてる人もいたりする。 ただ、一番若いお姉さんが毒使いらしく近づくなと言われた。 冗談だと信じたい...... そうこうしている間に、見覚えのある二人組が。 この時間でここを歩いているなら、バスは余裕で間に合うと思っても大丈夫だ
「マシュさん、藤丸さん、おはようございます」
「お、理樹君じゃん、オッハー」
「おはよう、理樹君」
挨拶をしたのは、うちの学校、エスカレーター式なのだがそこの女子高に通う藤丸立夏さんとマシュ・キリエライトさん。 二人ともいい人だ、まぁ、藤丸さんはたまに暴走するけど...... なんか頭身が二頭身くらいになったり、たまにわけのわからないことを言い出すけど、い、良い人だ!
「今のは傷ついた、詫び石を要求する」
「先輩!?」
「さよなら!」
何で余裕で間に合うはずなのに走らなければならないのか...... ちなみに今のが二頭身モードで、支離滅裂な言動の時だ。 あの時は危険なので逃げるが吉。 逃げ切れるかどうかは定かじゃないけど。 こうなると沈めるのはマシュさんしかおらず、彼女はいつも人柱らしい。 これは聞いた話だけど
「少年、覚えていろ」
なんか耳元で藤丸さんの言葉か聞こえた気がするけど、気のせいだな、うん!
--------------------------------------------
「オハヨー!」
「オハヨー理樹君」
「おっ、理樹じゃん。 昨日のテレビ見たか?」
クラスに入れば、瞬く間に人だかりが。 す、進めん。 一応、クラス委員長として悩みの解決や、手伝いをしていたらいつの間にかこんなふうになってしまっていた。 こ、これじゃあ席にたどり着けない!
「はいはい、少しは落ち着きなさいよ、アンタたちは」
パンパンと手を叩かれ、そちらを見れば
「いや、助かったよアリサ」
「アンタも大変ね」
「おはよ、神木。 毎朝大変だな」
「
アリサと苦笑していると声をかけられる。 そちらを向けば、今日も熱々の藤森の姿が
「いやいや、ごちそうさまです。
「?」
「あ、神木。 おはよう」
その今気がついた、みたいな反応は流石に傷つく。 藤森の腕に抱き着いているのはフェイト・テスタロッサ。 この秋ぐらいから転校してきた転校生だ。 なんでも、前から藤森と親交があったようで、日本に来てベタぼれ。 いつもこんな感じだ。 もはや藤森は慣れてしまったのか、首をかしげていた。 こいつもなー、モテてたんだがなー。 心の中で相談に来た女子に黙祷をささげておいた
「お理樹君や、おっはよー!」
「それなら私も、おっはよー!」
「なんなのお前ら? 朝からうっとおしいんだけど」
抱き着いてきたのは
「もー、酷いなーアリシアちゃん」
「そうだねー、はやて。 いつもはなのはの一人占めだし、ちょっとくらい」
「「ねー」」
「ねーじゃねえよ」
「あはは」
笑い事じゃないからすずか。 はやてもアリシアも声をそろえて言っているが、別になのはが一人占めしているとは思わないのだが? お前らも、隙あらばくっついてくるし
「お、そろそろやな」
「だね」
二人して俺から離れる。 俺も時計を見て納得する。 そろそろアイツが来る時間だ
「おっはよー!理樹君」
勢い良く
--------------------------------------------
「茶番だな」
目の前の光景を見て、殴りつける。 すると、俺以外を残してガラスを砕け散るような音が鳴り響く。 今まで見ていたものはまやかし、夢みたいなものだろうか。 まぁ、どうでもいいかそんなもの。 元凶である、後ろにたたずむものに聞く
「なぁ、夜天の魔導書の管制融合騎」
「・・・・・・」
答えは返ってこないが、その表情は悲しそうで、ただ俯くだけだった。 はて、なんでそんな表情をしているのか? 外では散々罵倒されたし、ここでもそうなのかと思ったが
「それで、俺にあんなもの見せた意味は? 大方足止めだと思うが」
「・・・・・・見せたは見せたが、アレはお前の願望を夢で具現化したものだ」
「あんなものを、俺が? 冗談はよせ、俺はあんなもの望んじゃいないな」
「お前は!お前はどうしてそこまでできる。 なぜ自分から悪役なんて......」
「・・・・・・意味が分からん。 頭まで壊れたか?」
「とぼけるな!お前を吸収したことで、お前の記憶は夜天の書に記録されている。 お前が無理やりやらされていたことも......」
なるほどね。 まさか、吸収されて記憶が記録されるなんて思ってもみなかった。 だがな
「それでも、自分で選んだ道だ。 この道を選んだ時点で、俺は被害者ではなく加害者になった。 他人を蹴落としてでも、俺は生きる道を選んだ。 だから俺に、あんな幸せな夢を見る資格はない」
「確かにお前のしたことはいろいろな人を傷つけたかもしれない、主もだ!それは許すことはできないが、それでも!」
「お前は優しすぎる、夜天の魔導書の管制融合騎。 これは俺の問題だ。 お前がとやかく言ったところで、俺の思いは変わらない」
「・・・・・・」
無言の睨み合い。 だが、それも長くは続かなかった。 空間自体がひび割れ始める。 なんだ、崩壊でも始まったのか?
「時間、か。 ここも時期消えてなくなる、出口はあっちだ」
泣いていたはずの管制融合騎はいつの間にか涙の後もなく、すまし顔に戻っていた。 指さされた方向を見ると、光っていた。 アレが出口か。 いつまでもここにとどまっている意味もないし、行かせてもらおう。 管制融合騎に背を向け歩き出す
「確かに貴方のしたことは許されることじゃないわ。 でも、そんなに思いつめないで」
「私たちはもういないが、お前には新しい家族がいる。 だから、一人で何でもやろうとするな」
「な、ぜ?」
懐かしい声が聞こえた。 気配もする。 だが、俺は振り返らない。 これもきっと、夢やまやかしの類だろうから。 ・・・・・・それか、俺が無意識に望んだ言葉かもしれないからな。 でも
「ありがとう、そしてさようなら父さん、母さん」
父さんと母さんは微笑んだ気がした。 背を向けていたし光に意識が飲み込まれ始めていたため、本当は分からないけど