Fate/Grand Order -Anger of Judgment-   作:ぬのハンカッチ

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オルレアンもいよいよ終盤になりました

ここで陰陽師版のイバラギンのステータスを載させていただきます

クラス:バーサーカー
真名:茨城童子(陰陽師版)
性別:男性
属性:混沌・悪

【ステータス】

筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:C+ 魔力:C+ 幸運:B 宝具:A

【クラス別スキル】

狂化:A

対魔力:D

【保有スキル】

鬼種の魔:A

仕切り直し:A

変化:A

【宝具】

我が地獄の剛拳(らしょうもんだいえんぎ)
ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
鬼切で失った片腕を地面に突っ込み、敵の足元に巨大な腕を出現させ、大爆破させる。
女の茨城童子とは違い、正面にではなく地面に出現させる他、その色も手の形も違う所がある。

それでは本編をお楽しみ下さい


第9話 オルレアン攻防戦は意外と激しい!そしてなんか来た!

マリーと恋人になったり、ルビーにキスされたり、イバラギンを迎え入れたりと色んな意味で忙しかったが、そんな悠長な事を言っている暇がなくなってきていた

 

俺とマリーが戻ると邪ンヌ陣営が慌ただしくなっていたのだ

 

なんでもカルデア陣営がまた新しい英霊を迎え入れた(召喚)したらしく、邪ンヌ陣営側のバーサーク化したサーヴァントが何騎かやられたらしい

 

そのせいで邪ンヌの表情にも焦りが見えたらしく、自らファフニールを使って出撃したという

 

だが結果は明白

 

ジークフリートとグオルギウスと小次郎を仲間に入れたカルデア陣営は難こそあれどファフニールの討伐に成功し、こちらに向かって来ているのだと言う

 

どうも俺たちの拠点に戻るとこちらでは時間が経つのが早いらしく、俺もマリーも少し焦っていた

 

「ヴィンセント…!」

 

マリーの腕を抱きしめる力が強くなっている

 

多分怖いのだろう

 

なにせあのファフニールを倒した奴らだ、怖がるのは当然だ

 

でも俺は焦りこそすれど、それを言葉には出さない

 

俺はマリーに「大丈夫」と言って頭を撫でて、とりあえず大総統の元へと向かう事にした

 

大総統なら、この状況もなんとかなるだろう

 

まだ邪ンヌに倒れられても困る事だしな

 

大総統のいる訓練場に着くと、大総統は落ち着いた表情で外を見ていた

 

「おぉ、マスター君」

 

大総統はこちらを見るや否や笑顔を見せてくれる

 

どうやら俺たちの関係を即座に見抜いたようだ

 

だってすごく嬉しそうだもん

 

「閣下、カルデアの連中がここに向かっているそうです。まだ邪ンヌは必要です、なので力を貸してくれませんか?」

 

「いいとも、それがサーヴァントであろう?マスターに力を貸すのは当然だ。して、私は何をすればよいのかな?」

 

「はい。カルデアの連中がここに来たら、槍と盾をもったサーヴァントの足止めをお願いしたいのです」

 

大総統の表情が変わる

 

まさに一言で言うなら戦う大総統って感じの表情だ

 

「そのサーヴァントの防御力は侮れません。最悪長期戦にでも持ち込まれたらこちらとしても打撃をうけてしまいます」

 

「そこでクラス相性的に有利であるわたしを使うと言うことか。…いいだろう、その命令(オーダー)しかと聞き届けた」

 

そう言って大総統はドラえもんによって修復、強化されたサーベルを背負って訓練場を後にした

 

次に俺は黒マリーの所に向かう

 

黒マリーは城の一室で悠長に紅茶を飲んでいた

 

「あら、何か用でも?」

 

黒マリーは紅茶を置く

 

「陛下、失礼かとは思いますが、私の頼みを聞いてはもらえませんか?」

 

俺は黒マリーに頭を下げる

 

黒マリーはそんな俺の姿を見て笑っている

 

「ふふっ、女王である私に頼みですって?本来なら処刑してるとこだけど、マスターの頼みなら仕方ないわね、で?用件は?」

 

黒マリーは俺の事をウジ虫でも見てるかのような表情となる

 

こんな表情されたらたまったもんじゃないが、今は耐えるしかない

 

「はい、ジャンヌ・ダルクの足止めをお願いしたいのです」

 

「ジャンヌ……、ああ、あのくだらない事を言ってた聖女様ね」

 

ひどい言われようだなジャンヌ

 

まあマリー様黒化してるし、仕方ないか

 

「あのサーヴァントはこちらの邪ンヌと宝具の相性が悪いんです。だから彼女さえ足止めできれば、少しの間時間稼ぎができるのです」

 

「時間稼ぎ?何のです?」

 

「俺が邪ンヌを暗殺する時間稼ぎです」

 

「………ほう?」

 

そう、俺のこのオルレアンでの目的は、信用をとった上で邪ンヌを暗殺し、聖杯をうばう寸法だ

 

しかし、今のカルデア陣営は油断できないくらい戦力が整っている

 

いくら大総統やドラえもん達が頑張ったとしても、必ず1人か2人は抜け出て邪ンヌの討伐をしかねない

 

そこで、せめてもの悪あがきとして、防御を担当しているサーヴァント達を足止めし、少しでも邪ンヌの暗殺を行えるように時間を稼いでもらえれば、俺としても嬉しい

 

そう説明すると、黒マリーは気に入ったかのような表情となり、ベットの近くに置いてあった巨大バサミを持ち出す

 

「いいわ、面白そうだからその手に乗ってあげましょう。けど、そう何度も協力してあげるとは思わない事ね?」

 

そう言って黒マリーは部屋を出る

 

さて、あとはドラえもんだな

 

俺はマリーを連れてドラえもんのいる部屋まで向かう

 

「ドラえもん、頼んでおいた奴複製できたか?」

 

「うん、バッチリやっておいたよ!」

 

ドラえもんに頼んでおいたのは、タケコプター、空気砲、ショックガンをフエルミラーを使って量産させた事だ

 

タケコプターはターニャの部隊に配布し、空中部隊の編成に役立てる

 

空気砲やショックガンは、一部はマリーに装備させ、他は軍兵達に装備させる

 

奴らの戦力が整っている以上、こちらも整えなくちゃフェアじゃないしな

 

「サンキュー、それとドラえもん、ひらりマントあるか?」

 

「?、あるけど何に使うの?」

 

「ちょっと貸してくれ」

 

「んー、まあいいけど『ひらりマント〜』」

 

ドラえもんの名道具の一つ、ひらりマント

 

こいつは一度ビックライトで小惑星をひらりと躱した優れものだ

 

俺はドラえもんからひらりマントを借りる

 

「それと、ビックライト貸してくれ」

 

「ホントに何に使うのさ?はいビックライト」

 

俺はビックライトを受け取ると、ビックライトを使ってひらりマントを少し大きくする

 

俺はそれをマリーに付けてあげる

 

ぱっと見、なんかちょっとカッコいいな…

 

ひらりマントを付けてあげた後、ショックガンと空気砲をマリーに装備させた

 

「マリー、そのマントはひらりマントって言って、銃だろうと小惑星だろうと大きさによって跳ね返してくれる奴だ。それとそのショックガンは殺傷能力はないが、相手を痺れさせる事ができる。空気砲は、ドカンって言って撃てば例え戦闘機だろうと倒せる。だけどショックガンや空気砲にも回数制限があるから、注意しろよ?」

 

「え、ええ。」

 

俺はドラえもんから借りてたビックライトを帰す

 

よし、これで何とか持てばいいが…

 

あとは時の運ってやつに任せるか

 

そう思いながら俺はマリーを連れて部屋を出た

 

後は何処かに隠れて、暗殺できる機会をじっと待つのだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

邪ンヌ陣営の城の近く

 

そこに藤丸達はいた

 

多くの敵を退け、バーサーク化したサーヴァント達を倒し、さらには新しい仲間も迎えてこれでもかと言うくらいの戦力が整った

 

藤丸が新たに召喚したサーヴァントは2騎

 

一人目は呪椀のハサン

 

ワイバーン兵に囲まれた時に偶然召喚できた英霊

 

彼と小次郎のお陰でワイバーン兵達を難なく倒す事がでした

 

二人目はロビンフッド

 

彼もハサン同様に偶然召喚できた英霊だ

 

彼の放つ毒の矢のお陰で兵士達を弱らせる事ができた

 

藤丸勢は今この上なく、戦力が整った

 

これなら竜の魔女であろうと、平等に戦える

 

バーサーカーが一人しかいないのが心細いが、それでも戦力として見れば十分だった

 

そして城に近づくにつれて、敵の攻撃も激しくなっていった

 

「ーーーータケコプター部隊、第2射、撃てぇ!」

 

空中より降ってくる銃弾の雨

 

今度の兵士はワイバーンではなく、プロペラのような物を付けて空中を飛んでいた

 

「おおっと⁉︎、ったく何で空中から狙撃してくんだよっと!」

 

ロビンフッドも応戦するが、地の利を得ている空中部隊には当たらなかった

 

「おい坊主、ここは俺とこの緑アーチャーでどうにか時間を稼ぐ、お前は早く城に行け!」

 

「クーフーリン…、わかった、二人とも任せたよ!」

 

「はいよ、取り敢えずやるだけやってみますか!」

 

クーフーリンとロビンフッドは互いに地上から上空に攻撃する

 

敵がそちらに集中してる間に藤丸達は城の内部に潜入した

 

「ちっ!空中部隊!あの足止めをしているサーヴァントを叩け!」

 

ターニャが部隊に命令して、ロビンフッド達に向けて狙撃する

 

クーフーリン達はお互いに上手く避けて、再び上空に攻撃する

 

一方で、内部に潜入した藤丸達は、邪ンヌのいる玉座まで向かっていた

 

しかし、玉座に向かう途中で三人のサーヴァントが立ちふさがった

 

その内の一人は特異点Fでアーサー王を倒したキング・ブラッドレイの姿もあった

 

「悪いがここから先に行かす訳にはいかないのでね」

 

「マスター!あのサーヴァントは!」

 

「アーサー王を倒した人…!」

 

そしてもう一人は

 

「ドーモ、カルデアのマスター=サン、ニンジャスレイヤーデス」

 

ドゴーン!

 

藤丸が尋問を受けてた時にヴィンセントの側にいた赤いニンジャ

 

そして最後に

 

「若いのに大した奴っちゃなぁ。じゃが、おい達がいる限り、ここは通さんぞ!」

 

藤丸の首を取ろうとした敵のバーサーカーの姿だった

 

「ムァスタァ!ここは私にお任せを!」

 

レオニダスが前に出る

 

「レオニダス⁉︎でも貴方だけでは「私も残ろう」小次郎?」

 

レオニダスと同じ列に小次郎が前に出る

 

「ここは私も残りましょう、皆さんは早く竜の魔女の元へ!」

 

ゲオルギウスも前にでる

 

「ゲオル先生…」

 

「何をしているのです!さあ早く!」

 

ゲオルギウスに促され、三人を残して走る藤丸達

 

「こら待たんかい!」

 

それを追おうとするバーサーカーを前にレオニダスが盾を構えて妨害する

 

「貴様達の相手は我々だぁぁぁ‼︎」

 

レオニダスは持ち前の筋肉の強さを使ってバーサーカーを退ける

 

「ちっ!大将首を逃すなんざ、島津家の恥ぞ…!」

 

「まあ落ち着きたまえ豊久君、どうせ我らの任務は彼らを足止めする事だ。後は『彼女』が何とかしてくれよう」

 

そう言ってブラッドレイはサーベルを2本抜く

 

「俳句を読め小次郎=サン、カイシャクしてやる!」

 

手裏剣と思わしき物を構えるニンジャスレイヤー

 

「さて…見せ所よな!」

 

小次郎が前に出ると同時に二人も前に出る

 

今ここに、激戦が始まるのだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

三人を残した藤丸達は再び玉座まで向かう

 

すると

 

「…!マスター!サーヴァント反応です!ですがこれは…!」

 

「どうしたのマシュ?」

 

藤丸達が歩みを止める

 

すると、道の奥から、黒いドレスを着た銀髪の女性が現れる

 

「あら、もうここまで来るなんて、随分と早いのね」

 

その声に藤丸達は聞き覚えがあった

 

そう、忘れるはずもない

 

自分たちを逃して囮になってくれたマリー・アントワネットの声だった

 

しかし、藤丸達はおろかジャンヌですら節句する

 

何故なら、ここにいるマリーは黒いドレスを着ている他に巨大なハサミを持っていたのだ

 

「マ、マリー…なのですか?」

 

ジャンヌは思わず聞かずにはいられなかった

 

自分の目の前にいるのは本当に自分達の知るマリー・アントワネットなのか

 

するとマリーはニタァと笑った

 

「えぇ、久しぶりねジャンヌ。会えて嬉しいわ……殺したいぐらいに……」

 

マリーがハサミを分裂させてジャンヌの元に跳躍する

 

そしてジャンヌは一度呆気に取られたが、それでもどうにか受け身を取る

 

「ぐっ!マリーやめて下さい!どうして私たちが戦わなくてはならないのですか⁉︎」

 

「何故?そんなの、敵だからに決まってるでしょ?頭にウジ虫でも湧いてしまったの?」

 

普段のマリーなら絶対に口にしない言葉に、ジャンヌやアマデウスはまた節句してしまう

 

「あーあ、もうこの口調も面倒くさいわね、とにかく、私はあなた達の敵、ここから先は通さなくってよ?」

 

「マリー…!」

 

ジャンヌの目から段々と涙が出てくる

 

自分の友人がこんな酷い事を言えば誰だろうとショックを受けるのは当然であった

 

「マリー…随分と変わってしまったようだね」

 

「あらアマデウス、まだ生きていたなんて随分としぶといのね?」

 

「…できればそんな姿になった君とは会いたくなかったよ…」

 

アマデウスの表情が変わる

 

その表情は怒りそのもの

 

誰がマリーを変えてしまったんだと言わんばかりに怒りを見せるアマデウスに、藤丸達は一歩引いてしまう

 

「マスター、ここは僕が何とかする。君は早く行きたまえ」

 

「アマデウスさん⁉︎無茶です!あなた一人では…」

 

「いいから早く行くんだ!どうせ僕は足手まといだ!それなら足手まといは足手まといなりに時間を稼ぐ。だから早く行くんだ!」

 

藤丸は唇を噛み締める

 

アマデウスの言ってる事は正しい

 

ジャンヌを足止めに使うより、約ただずのアマデウスを足止めに使うのは実に合理的だ

 

しかしそんな事を藤丸が許す訳がない

 

しかし、ハサンに肩を叩かれ、首を横に降るハサンを見て、藤丸は決意する

 

「……行こう、みんな」

 

マシュは藤丸の内心を察知し、全員は龍の魔女がいる玉座まで走った

 

「……最悪ね。ジャンヌを足止めしろって命令だったから手を貸したのに、これでは骨折り損のくたびれ儲けね…」

 

「そうでもないさマリー、ようやく君と二人きりになれたんだしさ」

 

「……あなたよくそんな事が平気で言えるのね。ま、ここで死ぬやつに何を言っても無駄でしょうけど…」

 

黒いマリーはハサミを構える

 

「無駄ではないさマリー。ようやく君に僕の演奏を聴いてもらえるんだからね」

 

アマデウスは構える

 

「さあマリー!僕の最大限の演奏を聴かせよう!『死神のための埋葬曲(レクイエム・フォー・デス)‼︎』」

 

アマデウスは自分の魔力を最大限に使った宝具(演奏)をマリーに聞かせる

 

その公演を邪魔する者は、誰一人としていなかった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

藤丸達はようやく玉座まで着く

 

他のみんなの無事を祈りつつ、藤丸はドアを開ける

 

するとそこには、竜の魔女の他にも、多くの数がいた

 

「あら、お客様にしては随分と物騒ね」

 

玉座から降りる邪ンヌ

 

その近くにはジルとヴィンセントの姿もあった

 

そしてそのヴィンセントの近くに寄り添う、オルガマリーの姿もあった

 

「オルガマリー所長…⁉︎」

 

「久しぶりねマシュ、その様子だと元気そうでよかったわ」

 

オルガマリーは依然としてヴィンセントに寄り添っている

 

『所長何故です⁉︎あなたならわかるはず、この特異点は人理に「影響してるって言うのでしょうロマ二?」…!」

 

「そんな事百も承知よ、この世界の歴史が間違っているって事ぐらいは」

 

『なら何故…⁉︎』

 

「…そんなの決まってるでしょ」

 

オルガマリーはみんなの目の前でヴィンセントにキスする

 

「なっ⁉︎」

 

『ファッ⁉︎」

 

オルガマリーの意外な行動にマシュ以外の全員が驚いた

 

「…私はヴィンセントに助けられた。そして私はヴィンセントに付いていくって決めたの。あなた達にその邪魔をさせないわ」

 

オルガマリーはそう言って砲台らしき物を腕にはめた

 

「所長…!」

 

「迷いは捨てなさい藤丸立香!今あなたの前にいるのは敵よ!そのくらいの判断をなさい!」

 

「!」

 

オルガマリーは砲台らしきものをはめると、それを藤丸達に向ける

 

「…そう言う事だ。お前達には悪いが、ここで消えてもらう」

 

ヴィンセントはショットガンを構える

 

『ま、待ってくれ!ヴィンセント、その前に君に聞きたい事がある!』

 

「……何だ?」

 

ヴィンセントはロマ二の方に顔を向ける

 

『ヴィンセント、君は何故竜の魔女に協力するんだ?何故我々カルデアの邪魔をするんだ?』

 

ヴィンセントは「ふむ」とショットガンを下ろす

 

「そうだな…、俺は常に強い者の味方と言えば納得するか?」

 

『なっ⁉︎』

 

単純な理由にロマ二と藤丸達は驚いていた

 

「んで、何故お前達の邪魔をするかだが、単純だ。俺はお前達が気にくわない。ただそれだけさ」

 

そう言ってショットガンを構えて、近くで待機していた赤いフードを被ったサーヴァントに指示を出して近くに寄らせた

 

「…で、お喋りは終わったのかしら?ならさっさと片付けましょう。ジルもいいわね?」

 

「勿論ですとも我が聖処女よ。今ここより最高の喜劇をご覧に入れましょう!」

 

ジルはそう言うと手元に持っていた本を開く

 

「…!来ます!マスター、戦闘準備に入ります!」

 

マシュはそう言って盾を構える

 

藤丸はこの時、色々な事が頭に入っていてよくわからない状態となっていたが、それでもマシュとほかのサーヴァント達に指示を出した

 

「…わかった。前衛にはエリちゃんと清姫とジークフリートと茨城。後衛にはジャンヌとマシュで前衛の三人を援護してくれ!」

 

「OK!任せなさい子犬!」

 

「旦那様(マスター)のご命令とあれば、どこまでも!」

 

「いいだろう。俺の全力をここに見せよう!」

 

「呵々!よかろう!この茨城童子の本領を見せてやろう!」

 

「了解ですマスター!このジャンヌ・ダルクにお任せ下さい!」

 

「了解!マシュ・キリエライト、行きます!」

 

サーヴァント全員に指示を出す藤丸を見たヴィンセントは、自分のサーヴァント達にも指示を出した

 

「ルビー、ワイス。お前達は前衛の女二人。ブレイクとヤンは後衛を相手にしろ。マリーは指示があるまで待機。そして茨城はあっちの女の茨城をやれ」

 

「了解(ラジャー)!」

 

「全く、人使いの荒いマスターですこと…」

 

「ここが正念場ねヤン」

 

「よーし!張り切って行こう!」

 

「ではズタズタにしてやろう…一瞬でな!」

 

「ヴィンセント…みんな…気をつけて!」

 

マリーの応援をもらったヴィンセント達

 

そして全員、一斉に前に出た

 

今ここに、最大の攻防戦が始まる

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一方その頃、ドラえもんはターニャの所に来ていた

 

「おーいターニャちゃーん!」

 

「ん?ドラえもん?何か用でも?こっちはこっちで忙しいんだが?」

 

「そんな事はいいから、マスターからの念話が来たよ。『任務開始』って」

 

「!」

 

ターニャはそれを聞くと、ニィと笑う

 

「そうか…プランAは失敗か…ならプランBで行こうじゃないか!全軍!そんなサーヴァントは放っておいて、プランBに行くぞ!」

 

「お言葉ですが隊長、プランBとは?」

 

「プランBはプランBだ!お前達は何も考えなくていい!」

 

「は、はっ!」

 

そう言ってターニャ達はクーフーリン達を無視して、城の方に向かった

 

「プランB?んー…そんなのマスター言ってたかな?」

 

ドラえもんは移動しながら考えるが、やはりプランBやAと言った作戦は聞いた覚えはなかった

 

ドラえもんが移動していると、突然城の上空が黒い雲で覆われていた

 

「な、何だあれは⁉︎」

 

雨雲とはまた違った雲

 

その雲から一人の少女が出て来た

 

「あ、あれは…!」

 

ドラえもんはポケットから双眼鏡を出して少女の姿を見る

 

少女の姿はロリータファッションを決めており、顔と服がよく似合った美しい少女だった

 

しかしその少女が城の屋上に降りるとただそこに立っているだけになった

 

「何がしたいんだろう…」

 

ドラえもんは考えるが、とりあえず少女の元へと向かう事にした

 

そして少女の近くへとつく

 

「おーい!どちら様ですかー?」

 

ドラえもんが少女に近づくと、少女はドラえもんを見る

 

すると

 

「ん?……………キャァァァァァァ!ドラえもん?本物のドラえもん?やっだー!私大ファンなのよー!触らせて触らせてー!」

 

「んあ⁉︎ちょちょちょっとなにするのさってアハハハハハハ!く、く、くすぐったいぃ!」

 

黒い少女はドラえもんを見るやいなや興奮して撫で撫でしまくる

 

「んんんん!本物のドラえもんだぁ…、子供の頃から見たドラえもんだぁ…。私神やっててよかったぁ…!あんな変なゲル神なんかよりもやっぱこれがいいわぁ…」

 

「ん?ゲル神?もしかして、君、あの神様の知り合い?」

 

「え?」

 

黒い少女はドラえもんを撫で撫でするのをやめると、ドラえもんの方に向く

 

「いいドラちゃん、これは内緒よ?」

 

「え?」

 

黒い少女はドラえもんに手を差し述べる

 

「初めましてキャスター・ドラえもん。私は黒神アリス。この世界を管理する2つの神、わたしはその一人『転生神のアリス』よ?」

 

「て、転生神⁉︎」

 

ドラえもんはこの黒い少女が神様だという事を今ここに知るのだった。

 

To Be Continued……




次回は戦闘回です
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