Fate/Grand Order -Anger of Judgment-   作:ぬのハンカッチ

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今回、いよいよオルレアン編に突入します


邪竜百年戦争オルレアン
第6話 軍隊、ゲットだぜ!


オルレアンに到着した俺たちはすぐ様、邪ンヌ陣営の情報を得るために街中を歩いていた

 

するとどうだろう、街を歩いて邪ンヌ陣営の噂を聞くと驚くぐらい正確な情報が手に入った

 

どうも決まった時間に現れるらしく、俺の知ってる奴とはちょっと違う印象を受けたが、話を聞く限りだと、やはり俺の知ってる邪ンヌ陣営で間違いなかった

 

街の人たちにお礼を言って、俺たちは邪ンヌのいる城に向かう

 

城に向かう途中、マリーが心配そうに「ねぇ大丈夫よね?大丈夫なのよね?」としつこく言ってきたが、俺はウザがらないでしっかりと大丈夫と言っておいた

 

まあそれでも俺の腕を離してはくれないゆだけどね

 

しばらくして、城に到着

 

やはりというか門番が前に立っていた

 

まあ俺にはどうでもいいので、門番の方に向かって話をした

 

「失礼、ジャンヌ・ダルクがいるという城はここかな?」

 

「?、何だ貴様、一体何の用だ」

 

「何、ただの志願兵だよ。直接会いたいのだが、できるか?」

 

「……少し待ってろ」

 

一人の門番が、城の中に入っていく

 

さてさて、どう出てくれるかねー?

 

しばらくして、兵士が戻ってきた

 

「入れ、ジャンヌ様が会って下さるそうだ」

 

ふう、とりあえず第一関門は突破か

 

兵士達に案内され、俺達は邪ンヌのいる玉座まで向かう

 

そして玉座に付くと、そこには俺のよくしる邪ンヌとその隣にジルがいた

 

「ようこそ、竜の魔女の城へ。貴方達が私の軍門に入りたいなんていうお馬鹿さん達かしら?」

 

俺はとりあえず頭を下げておく

 

皆も俺に続いて頭を下げた

 

ただ大総統だけを除いて

 

「お初にお目にかかる。我々は我々はカルデアと言う陣営と敵対している物です」

 

「カルデア…、ああ、あのくだらない戯言を並べ立ててる聖女様がいるところね」

 

どうやらもうカルデアと敵対してたみたいだな

 

しかもジャンヌもいたのか、こりゃちょっと手こずるかもな…

 

「申し遅れました、私の名はヴィンセント。隣は私のパートナーのオルガマリー・アニムスフィア。後は全て私のサーヴァントです」

 

「パ、パートナー⁉︎」

 

マリーは俺が自分のパートナーだと言っていた事に驚いている

 

まああながち間違ってないからええんでない?

 

「ふーん…サーヴァントねぇ…」

 

邪ンヌは品定めするかのように俺のサーヴァント達を見る

 

「…ま、悪くはないわね。いいわ特別に貴方達を私の軍門に入れてあげるわ」

 

よしよし、第二関門突破だ

 

後は、最後の関門だけだな

 

「寛大なる御心、感謝の極みにございます。そこで寛大なるアナタ様に、一つお願いがあります」

 

「…お願い?まあ、言うだけはタダだと言いますし、聞くだけ聞きましょう」

 

「では、ドラえもん、例の物を」

 

「はーい」

 

ドラえもんがポケットの中から、改造したモデルガンを全て出す

 

するとどうだろう

 

見たこともない得体の知れない物体に皆揃って驚いていた

 

「な、何よそれ⁉︎」

 

邪ンヌは見たこともないモデルガンに怖がっていた

 

そりゃ見たこともなければこういう反応もするか

 

「これは、鉄砲。我々は銃と呼んでおります」

 

「鉄砲?銃?」

 

「まあ、見てもらった方が早いでしょう」

 

俺は適当な拳銃を選んでそれを兵士に渡す

 

「これをジャンヌ様へ」

 

「あ、ああ」

 

兵士がジャンヌに拳銃を渡す

 

「…」

 

ジャンヌは使い方がわからないので拳銃を色んな角度で見ていた

 

「ちょっと、これどう持つのよ」

 

俺はまた適当に拳銃を選んで実演する

 

「まず、持ち方はこうです」

 

俺が拳銃を持つ構えをする

 

するとジャンヌも見よう見真似で拳銃を持つ

 

「そして、銃の安全弁を解く」

 

「…解いたわよ、次はどうするの?」

 

「後はそのトリガーを引くだけです」

 

俺はトリガーのある場所を見せる

 

そしてジャンヌがトリガーを引くと

 

バン!

 

火花と共に弾丸が発射され、近くの壁に弾丸がぶつかる

 

ぶつかった壁には、埋め込まれた弾丸を中心にヒビがはいっていた

 

「まあ、これが銃です。他にも色々あるのですが、まあそれはさておき「…凄いわ」?」

 

「これ凄いわジル!見たでしょ今の!あれならいかに強固な鎧でも、この銃さえあれば鎧の意味なんてなさないわ!」

 

「おお!我が聖女よ!アナタ様がそこまでお喜びになるとは、この不肖ジル・ド・レイ。あまりの嬉しさに昇天してしまいそうです!」

 

「気に入ったわヴィンセント!貴方のお願い、どんなものかは知らないけど、この武器を使わせてくれる条件にどんなお願いでも聞いてあげるわ!」

 

お、おお?

 

なんか凄く気に入ってくれたなおい

 

まさか銃がここまで人気になるとは思わなんだ

 

「そ、それでしたら、可能な限りでいいので、兵が欲しいのですが…」

 

「ええ!喜んで兵を与えましょう!どのくらいいるの?50?60?それとも100?」

 

「いや、ですから可能な限りでいいんですけど…」

 

「なら、貴方に捕虜兵も合わせて250人用意してあげるわ!私の寛大な心に感謝なさい!」

 

に、250人⁉︎

 

いきなりそんなにくれるとは思ってもみなかったぜ

 

まあそれだけいれば、色々といいかもしんないな

 

「感謝します、ジャンヌ様」

 

「フフフ…!これであの聖女様も一網打尽にできるわ!」

 

こうして俺たちは、邪ンヌ陣営に入る事ができ、銃のアピールも大成功を迎えるのだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

邪ンヌとの謁見が終わり、現在大総統、ターニャ、豊久なとが兵士達を集めて訓練をしていた

 

「では諸君、これより訓練を行う。まず、ターニャ・デクレチャフ君より、これからの訓練についての話をする。デクレチャフ君、前へ」

 

「はっ、大総統閣下」

 

ターニャが前に出て、何時も被っている軍帽を被る

 

「諸君、君たちは今歴史の上に立とうとしている!。この訓練には、新たな武器として銃を使った訓練を実施する。だがしかし、間抜けな兵士諸君はこの銃について何も知らなすぎる。よってこの私がみっちりとシゴいてやるから、覚悟しておくように!では諸君!すぐ様銃を持って持ち場につけ!」

 

『は、はっ!』

 

兵士達は、与えられた拳銃の改造モデルガンを持って所定の位置につく

 

「これより射撃訓練を行う。説明書をよく読んで撃つように。では始めっ!」

 

兵士達は見たことも触ったこともない銃を怖がりながらも、射撃訓練を開始した。

 

「では、後はお任せします大総統閣下」

 

「うむ」

 

俺は一旦訓練場を離れる

 

離れる際、何か思いつめた表情をしていたマリーを見つける

 

「…心配か?カルデアが?」

 

「ヴィンセント…」

 

俺はマリーの側による

 

するとマリーはそこが定位置といわんばかりに俺の腕に抱きつく

 

「心配じゃないって言えば嘘になるわ…。でまもう、今更戻れっこないわよ…」

 

「そうか」

 

俺はマリーの頭を撫でる

 

普段なら嫌がるが、この時のマリーは嫌がらなかった

 

「ねぇヴィンセント…」

 

「ん?」

 

「本当に…カルデアと協力する気はないの?」

 

マリーがそう言うと、俺はキッパリと答えた

 

「…ないな。マリーの才能を認めようとしなかった連中のいるカルデアとなんか、手を組むという発想自体ない」

 

マリーはそれを聞いて少し顔を赤くする

 

けど、どことなく褒められた事に嬉しく思っている気がした

 

「…ヴィンセント」

 

「なんだ?」

 

マリーは一層俺の腕を抱きしめる

 

「……き」

 

「ん?なんだって?」

 

よく聞こえなかったので、もう一度聞いてみた

 

「…………好き///」

 

「へ?」

 

マリーは俺の手から離れて恥ずかしそうにしながら走って行ってしまう

 

「…俺も好きって、言った方がいいのかね…」

 

俺はそう思いながら、マリーを探すのだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

それからしばらく立ち、ドラえもんの道具によって精神と時の部屋風になった訓練場では、もうすでに立派な軍隊が出来上がっていた

 

「すげー…」

 

「ホントね…」

 

俺とマリーは、その光景に驚いていた

 

あれだけ貧弱そうな兵士が、今では屈強な軍人へと早変わりしていた

 

豊久の方の部隊を見てみても、まさに島津兵そのものといった感じになっていた

 

「では諸君。これよりカルデアと手を組んでいる偽物の聖女を討伐する。覚悟はよいな?」

 

『はっ!」

 

「よい返事だ。ではデクレチャフ君、豊久君、後は任せたぞ」

 

「了解であります、大総統閣下」

 

「おう、ご老体はゆっくり休んで、後はおいたちに任され!」

 

「ほう、頼もしい限りだな」

 

そう言って大総統は離れるそしてターニャと豊久も部隊を連れて外にでる

 

「じゃあ、くれぐれも、カルデアのマスターは『生け捕り』にしてくれよ?」

 

俺がそう言うとターニャが「善処はするよマスター」と手を振って答えてくれた

 

さて、俺もマリーに一応言っとくか

 

「マリー、これから何があっても目を背けるんじゃあないぞ?」

 

「ええ…、わかってるわ」

 

マリーも覚悟を決めたようなので、俺たちは俺たちなりに動く事にした

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一方で、カルデア側こと藤丸達は、途中で仲間に加わった、ジャンヌ、マリー、アマデウス、清姫、エリザベート、ゲオルギウスを連れて邪ンヌ陣営のいる城に向かっていた

 

しかし、ここで全員おかしな事に気づいた

 

兵士やワイバーンの数が少ないのだ

 

これには、藤丸も考え込んでいた

 

「おかしい…どうしてこんなに敵が少ないんだ?まるで来てくれと言わんばかりだな…」

 

「確かに、いつもでしたら、敵のサーヴァントも来るはずなのに…」

 

藤丸とマシュはこの異様な現場で違和感を感じるも、それの答えは今だ見つからない

 

「ま、いいんじゃねぇの?クラス相性的に俺とそこの音楽家は不利なんだしよ?」

 

「あはは!それは僕の事をディスってると考えてもよろしいのかな?」

 

冬木で仲間になったクーフーリンが軽口を飛ばすも、それに答えるのは同じキャスタークラスのアマデウスだけだった

 

そして、ふと嫌な予感がした藤丸は歩みを止める

 

「?先輩?」

 

藤丸が足を止めると、マシュを含めて全員足を止めた

 

「どうかなさいましたか?旦那様?」

 

「…なんだろう、嫌な予感がする…」

 

「嫌な予感…とは?」

 

「わからないけど…何か嫌な予感が「先輩!各方面にサーヴァントがあります!」え⁉︎」

 

『マズい!君たち何かはよくはわからないけど、囲まれてるぞ!なるべく用心するんだ!』

 

そして、囲まれてるとわかった藤丸達は各方面に武器を構えて応戦体制に入る

 

だが、藤丸はこの時知らなかった

 

彼らが相手にしているのは

 

どんでもない奴らなのだと

 

突然、カランカランと音がして、それが藤丸の足元に落ちる

 

それを見た藤丸は一発でわかった

 

これは煙幕を発生させる軍隊式の物だと

 

それに気づくのが遅れプシューと音が響き、あたり一面を煙幕で覆われる

 

「ゲホッゲホッ⁉︎な、なんなのよこれは⁉︎」

 

「わ、わかりません!でも、これって…先輩!」

 

そしてしばらくして、ある声が響いた

 

「諸君、カルデアのマスター以外は射殺して構わん。撃ち方始めっ!」

 

ドドドッ‼︎

 

藤丸が聞いた音

 

これは銃声だ

 

種類はわからないが、アサルトライフルなどといった連射系である事に間違いなかった

 

「くっ!これは一体!」

 

「わかりません!ですが、マスターを狙っている可能性があります!マシュさん!マスターをお願いします!」

 

「で、ですが!」

 

「これじゃあジリ貧にも程がある!幸いにも今狙ってんのは俺たちだ!お嬢ちゃんならまだ生き残れる可能性がある!だからとっとと行け!」

 

ルーン魔術で守りながら、マシュに逃げるよう促すクーフーリン

 

仕方なくマシュは生き残る可能性にかけて、藤丸を連れて逃げ出そうとする

 

しかし

 

「全軍、撃ち方やめ!」

 

急に撃つのをやめると、煙幕が晴れていくのがわかった

 

だが、油断はできなかった

 

全員が応戦体制でいる中、何かがこちらに近づいてきた

 

「ほう…大将首はお前か小僧」

 

「え?」

 

藤丸が見たのは、野太刀を構えながらこちらに近づいてくる侍だった

 

「本来小僧の首なんぞ手柄にゃあならんが、恨むんならおいの友に言うんやな。ほな」

 

首置いてけ

 

そう言って侍は跳躍する

 

藤丸目掛けてこちらに野太刀を振り下ろす

 

しかし、近くにマシュが盾で防いだお陰で藤丸は助かる

 

「くっ!」

 

「ああ?なんじゃお前、女子じゃなかか!」

 

侍は一旦離れる

 

「女子首は手柄にはならん!早よ帰って紅塗とけ!」

 

マシュはこの言葉を聞いた途端、よくわからない気持ちになる

 

だが、それは誰が見てもわかった

 

そう

 

マシュは怒っていると

 

「バカに……バカにしないで下さいッ‼︎」

 

マシュが盾を使って応戦する

 

しかし侍はそれを簡単に受け流していた

 

「じゃからお前の首は手柄にならん言うとるやろが!このど阿呆!」

 

「きゃっ!」

 

盾ごと蹴り飛ばされて転ぶマシュ

 

「マシュ!」

 

藤丸がマシュに近づいた時

 

「馬鹿野郎‼︎前に出るんじゃねぇ‼︎」

 

とクーフーリンが言うが、マシュが心配になった藤丸にそんな言葉は聞こえなかった

 

藤丸がマシュに近づいたその瞬間

 

とすっ

 

藤丸の腕に何かが刺さった

 

「…え?」

 

藤丸がそれを見ると、それは吹き矢だった

 

するとどうだろう

 

マシュによって身体的に保護されてる藤丸の体は嘘みたいに動かなくなってしまう

 

「…おうおう、手柄を独り占めする気か、金髪のガキンチョ」

 

侍がそう言うと、吹き矢らしき物を持った小さな少女が現れる

 

「な⁉︎子供⁉︎」

 

マシュは現れた少女に驚きを隠せなかった

 

「独り占め?何を言っている。手柄を独り占めしようとしたのは貴様だろ」

 

「ふん!おいは首とることしか知らん。大体生け捕りなんちゅう面倒な事より、首を切り落とした方がまだええわ!」

 

「…はあ、とにかく今回だけはマスターには黙っておいてやる。さあ、とりあえずこいつら全員運ぶぞ」

 

「ちっ…」

 

侍は痙攣している藤丸を担いでいく

 

「ま、待って下さい!先輩!」

 

「この盾の女も運んでおけ、あとこいつらのサーヴァントもひっ捕らえておけ」

 

「イエス、マム!」

 

兵士達はジャンヌ達を特殊なロープで縛り上げて、運んでいく

 

「あら、これは捕まってしまったのかしら?」

 

「だろうねマリー、しかしこりゃまた酷い目にあいそうだな〜」

 

「…マスター」

 

「今は、マスターの無事を祈りましょうジャンヌ」

 

「ちょっと⁉︎強く縛らないでよ!跡が残っちゃうじゃない!」

 

「…少しは慌てたらどうなんですかエリマキトカゲさん…」

 

「ちっ…、こんな扱い受けんのも久々だぜ…」

 

こうして、藤丸達との戦いは、僅かここまで5分で終わるという異例の事態になるのだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

よーし、とりあえず作戦は成功だ

 

俺はマリーと大総統と共にルビー特性の双眼鏡で見ながら事態を把握していた

 

藤丸に撃った吹き矢は、ニンジャスレイヤーの提案によって出た奴だ

 

本来藤丸には、マシュの加護によって毒は受けないようになってるが、そこはドラえもんの道具によってなんとかなっている

 

ドラえもんの道具で今回使ったのは、アベコンベだ

 

これによって吹き矢は毒ではなく回復になるが、以上級に吹き矢には毒を仕込んでおいた為、それがもしアベコベで莫大な回復に変われば、当然どんなに加護をかけられたって回復だけは制御できないからあまりの回復量に気絶するのは当然だ

 

ましてやそれが一般の人間なら尚更だ

 

「ねぇ、あの子達はどうなるの?」

 

マリーが心配そうな表情で聞いてくる

 

やっぱ元所長とだけあって、気にかけてんのかね?

 

「あのサーヴァント達か?さあな、それはこっちのジャンヌが決めることだ。それにマスターの事に関してなら心配ない。命までは取らないさ。なにせ、俺が担当するからな」

 

「そ、そう…」

 

マリーはそう言って俺の腕に抱きつく

 

あれかな?君は毎回この俺を萌え殺す気なのか?

 

こんな事毎日続けるならいい加減襲っちゃうぞー?

 

まあ、そんなゲストな事は断じてしないがな

 

さてと、俺は邪ンヌの方に報告でもするかね

 

俺は邪ンヌのいる玉座まで足を運ぶのだった

 

To Be Continued……




次回は、いよいよ主人公と藤丸君との真っ向からの対面です
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