オリ主が逝くリリカルなのはsts   作:からすにこふ2世

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原作主人公組よりも速く登場する二人組


第5話

日の出からわずか十分という短い時間で終了した、犯罪者の撃破作戦。救出した人質は四人。全員脱水と栄養不足により入院。その内一人は犯罪者の慰み者になり、精神に大きなダメージを負い、社会復帰は困難と思われる。一人は我々が砲撃した時に降ってきた瓦礫に腕を潰され、治療することに。手術は済んだらしいので、後で謝罪に行く予定。

 死者は二人。片方は脱水と栄養不足で衰弱したところにさらに暴行を加えられて死亡。もう一人は砲撃時に降ってきた瓦礫の下敷きになり、死亡。これは一応報告はするが、公表時には犯罪者のせいにする。死人に口なし。人質にも情報を漏らされると少し困ったことになるので、喋らないように釘を刺しておく。脅迫と口止め料を渡せば黙っておいてくれるだろう。見舞いついでにやってしまうか。

 逃した最後の一人の犯罪者は、捜索隊による山狩りの末無事に死体で見つかった。死体には大型の獣に引っかかれ、噛み付かれた跡があり、山を降りようとしたら熊にでも見つかって襲われて死んだのだろう。

 

「以上が報告です。どうしましょうか、中将」

「……准尉。我々は市民を守るために居る。その市民を脅すようなことは、市民に沈黙を強制することは、あってはならない」

「わかりました。ではそのように」

 

 市民を脅すな、沈黙を強制するなとは、あくまでも表向きの発言なのだろう。防いでもそれが必要なことならばきっと許してもらえるはずだ。例えば、ひったくりをして逃げる犯罪者を捕まえるためにに半殺しにして、逃げられないように足を折ったりする。それと同じようなことだ。

 

「今度は部隊の人員と予算追加の要求だが……一部隊だけを優遇する訳にはいかないのだよ。わかってくれ」

 

 やっぱりダメか。活躍すればもしや……と思ったんだが、そううまく行くはずもないか。部隊が作れただけでも奇跡に等しいんだ、これ以上を望むのは贅沢というもの。ましてや結構な数の人員と、ヘリや立派な隊舎まで持っている、同じ時期に作られた機動六課と比べるなんて……隊舎がプレハブ小屋なのは人数も少ないし予算もほとんど無いうちの部隊では仕方がないことなんだ。

 

「機動六課の隊舎は立派ですよね。同じ時期に設立された部隊なのに」

「准尉。気持ちはわかるが手は出すなよ」

「わかってますよ中将」

 

 さすがに私もそこまでバカじゃない。あの部隊のバックには色々と控えているからこそ、あんな部隊に馬鹿みたいに予算を割けるんだ。ああ、羨ましいことで。どうやったらあんなに大きなコネを作れるのか、今度聞いてみるか。聞いた所で参考になるかは知らないが。

 

「君の部隊には、あそこほどでは無いがそれなりの特権もあるだろう」

「発砲許可を待つ必要がないことと、保管庫にある武器は自由に使っていいことですよね」

 

 発砲許可はともかく、保管庫にある武器はホコリは被ってるしほとんど純正品じゃないし。弾と銃がセットで置いてあると思ったら、その銃には使えない弾だったり。銃が山のように積み上げられてたり。爆薬が剥き出しで置いてあったり。分解整備しないと怖くて使えないと思ったら、整備用の器具もない。その器具は予算が無いから郊外にあるガンショップから自腹で取り寄せたり。都合がいいから整理や整備まで押し付けようとしているとしか思えない。

 

「もう少し陸の予算と人員が増えれば、どうにかなるのだが。今年度の予算はどうなるやら」

「噂ですが、海は次元航行艦をまた増やすという話を聞きました」

「せめて、あれ一隻分でも陸に回してくれればいいものを……」

「空は空でヘリをダース単位で買うとか」

「そうか……で、陸は?」

「戦車はスクラップにしろと要請がくるかもしれません。使わない物をいつまで置いておくつもりなんだ、という話を聞きましたから。予算は増減なし。もしスクラップにするとしたら整備代が浮きますね」

「遅かれ早かれくるとは思っていたが……准尉、戦車を一台君の部隊にやろう」

 

 何と嬉しいことだ、ありがとうございます中将。とは言わない。戦車は非常に強力な兵器だが、立派な金食い虫だ。動かすには金がかかりすぎる。管理局では珍しく実弾をメインに使う兵器では、質量兵器を運用するうちの部隊にピッタリとも言えるのだが。現場に持って行ったら一度で予算が空になる。運用するための人員も居ない。結局は立派な置物だ。

 

「ランニングコストは誰が持つのでしょう」

「そちらの予算から出してもらう」

 

 だと思った。流石にそんな美味しい話があるわけがない。大きな金を支払って払って購入した兵器をタダでプレゼントしてもらえるはずがない。

 

「無理です。それに戦車を持ち出さないと対応できないような高ランク魔導師が、陸の管轄内に出ることはそうないでしょう。出たとしても海か空が手柄目当てに出てきて、勝手に倒してくれるでしょう。つまり現状と変わらず、置き物になります」

 

 仮に出張してきたよその部署が失敗したとしても、24時間張り付いて狙撃で仕留めることになると思うので、きっと使うことはないだろう。維持費だけかかって役に立たないものは不要だ。

 

「そうか。まあ、仕方が無いか。無理に置き続ける必要もあるまい」

 

 そうしてくれるとありがたい。が、利用方法もない訳ではないので廃棄処分にするのは少し気が早いと思わないでもない。

 

「これはあくまでも小官の意見ですが、最近ガジェットが増えているようなので、それへの対策に置いておくのもいいのではないでしょうか。AMFのせいで魔導師が対処できなくても、質量兵器を扱える者ならどうとでもなります」

「来るかどうかもわからない物のために、とは言うつもりはない。現にアインへリアルの完成を推し進めているしな」

 

 あんなでかい砲台が、何の役に立つのか。この中将は現場をよく知っている男だ、でなければ平和の立役者と呼ばれることもないだろうし、ただの|大艦巨砲主義者≪時代遅れ≫とは考えられない。何を考えているのか聞き出さなければ、予算を回してもらえない事に納得がいかない。

 

「……出過ぎた意見と承知で言いますが、建造中のアインへリアルは非常に大型の砲台であり、ガジェットのような多数の小型目標には効果が薄いと思われます。ガジェットの出現数が飛躍的に増えているのにあえてそれの建造を進めるのには、何か理由があるのでしょうか」

「……何故だと思う」

 

 この男、なかなか意地が悪い。言いにくいと知っておきながら、あえてそれを口に出させようというのか。

 

「武器というのは、破壊する対象がありそれに合わせて、あるいは上回るよう作られるものです。あれだけ強力な砲台ならば、それに見あった大型の目標となるのではないでしょうか。例えば戦艦のような。しかし現時点で管理局以外にそんな物を保有する勢力は存在しません……ここから先は言葉に出せば懲罰を受けると予想されるので、発言は控えさせていただきます」

「少し考えれば誰でもたどり着ける、安易な結論だ。まあ現時点で明らかになっている情報では、そんなものだろう。議会が陸に予算が回さない理由の一つにもなっている。しかし、君の予想は外れているから気にするな」

「……中将は刑事ドラマをご覧になられますか?」

 

 そんな言葉が信用できるはずがない、と遠回しに言ってやる。

 

「暇な時にはな」

「取り調べをする警察は、必ず『お前がやったんだろう』と言って容疑者に自白させようとしますが、あれはどうなんでしょう」

「取り調べでは犯人でなくても、犯人であっても。大抵は自分は犯人ではないと言うだろうからな。仕方が無い」

「確実に犯人でないという証拠が無ければ、いつまでも疑い続けるでしょうよ」

 

 この男は頭がいい、今の状況と会話の内容を照らし合わせて、言いたいことはわかってくれる。

 

「……つまり、信じるに足る証拠を示せと言うのだな?」

「上下関係において信用・信頼は重要ですよ、中将殿」

 

 下手をすれば懲罰で降格処分を受ける可能性もあるが、そうなったらそうなったで諦めよう。今はこの男が管理局に牙を向けるのか否かを確かめる。向けるのならば海や空に報告する。向けないのなら現状維持。排除しようなどとは考えない。私にも立場というものがある。

 

「どうしても話せないのだ。わかってくれ」

「ではこれ以上深入りするのはやめておきます」

「そうしてくれ」

「失礼します」

 

 敬礼してから部屋のスライドドアの横にある武器を取り、部屋の外へ出て一呼吸。節電のためか、照明を点けず窓から入る光だけで照らされる廊下は薄暗く、少し不気味で、何かが出そうな気がしないでもない。陸にしばらく勤めてはいるが、今日ほど何かが出そうな雰囲気を出している日はそうなかった。

 というか、出ているのだが。指が、床から。

 

 変な薬を飲んだ覚えはなし。アルコールを摂取した覚えもなし。昼食に幻覚性の物質が入っていた訳もなく、目の前の怪奇現象が現実であると視覚が訴えて来る。

 

「……」

 

 とりあえず何かが気になるので、近寄って腰をおろしじっくりと観察……しようとすると、床に沈んで消えた。

 何だったのかはわからなかったが、指の先にカメラがついていたので、幽霊のような存在ではないと思われる。しかし、少なくとも私はそんな人物が居るとは聞いていないし、地面に潜れるレアスキルを持った人間は陸には居ない。コソコソと地面に潜り、カメラで見て回る怪しい存在。スパイとしか考えられない。

 

「……」

 

 スパイの一人くらい居ても、陸が潰れるような事はまずないだろうし、どうでもいいか。報告しても連れて行かなければ、「スパイなどどこにいる」で済まされるだろうし。それで予算がもらえるわけでもないだろうし。

 

 数歩進むと床に人間大の影が現れ、こちらを掴もうとしているように見えたので、振り返りながらナイフを抜き、そのまま振り抜く。動作が大きかったので当然ながら空振りしたが、相手が距離を離してくれたので、その容貌をよく観察できた。

 

「タイミングは完璧だと思ったんだけどな~、気付かれたかぁ」

 

 水色の髪に、防御力よりも動きやすさを重視しているのか、肉体の露出は無いが、ボディラインをはっきりと浮かばせるラバースーツのような際どい服装の少女。胸は小さい。趣味で着ているのなら痴女と呼べる人種に入るだろう。年齢は10代後半か前半か区別がつけにくいが、20はいってないだろう。

 

「折角床に潜れたのにどうして姿を出した?」

「ドクターには連れて来いと命令されたッスから」

 

 殺害ではなく、気絶させることが目的。気絶させて拉致するつもりだったか。馬鹿正直に答えてくれるとは、馬鹿なのか律儀なのか。味方を呼んでも潜られて逃げられるだろうし、一人で捕まえて誰が何のために拉致させようとしたのか吐かせよう。

 

「抵抗するのなら、攻撃も許可されてる。できれば抵抗せず着いて来て貰いたいかな」

「殺す気は無いと」

「まあ、ドクターには生きたまま連れて来るように言われてるから」

「何のために」

「話がしたいとだけ聞いてるよ」

 

 テレビドラマだと、話がしたいと言われてホイホイ付いて行ったら殺された。または殺されないまでも酷い目にあったという展開が多い。

 しかし相手の実力がわからないまま戦闘をするのも不安が残る。逃げるのも、床に潜れるならどこへ逃げても追ってくる。応援を呼べばどうにかなるだろうか、すぐそこに中将の部屋があるし。よし、呼ぼう。

 

「静かにしてもらえないか。私は面倒が嫌いなんだ」

「……」

 

 叫ぼうとしたが、背後から首に冷たいものを当てられたので、ナイフを手放して両手を上にあげ、黙る。痛みを感じないと言っても、出血が過ぎれば死んでしまう。

 

「大人しくついて来てもらおう。准尉」

 

 一人でなく複数だったとは。これはうっかりしていた。まあ、敵地に単独で侵入するなんて、どこかのゲームの主人公のような真似を実際にするはずもないか。それを頭に入れていなかった自分の考えの浅さに呆れてしまう。

 ナイフを落として、両手を頭の上に置いて降参の意思を示す。

 

「わかった。抵抗しない……」

 

 私は抵抗はしない。私は、な。

 

「離れろ!」

 

 私の首に刃物と思しき物を押し付けている方の侵入者が叫び、私を捕まえようと近寄っていた少女も両方とも離れる。その直後、弾丸が頭の横を通り抜けて床に着弾、同時に銃声も耳に届く。

 

「くそ、応援か!」

「何というか。ここがどこだと思ってる」

 

 巷では無能と罵られていても、ここは地上本部のど真ん中。監視カメラくらいはある。立ち入り許可を得ていない部外者がのんびりしてれば人が来るのは、当然の事だ。さらに新参とはいえ一部隊の隊長が危害を加えられていれば、何が何でも拘束しようとするだろう。だが陸にもメンツというものがあるので、外部に知られる訳にはいかない。警報が鳴らないのもきっとそのためだろう。

 無力化より殺傷を優先した大口径拳銃を取り出し、落としたナイフを拾って構え。拳銃は相手の胴体を狙い、引き金に指をかけておく。一歩でも動いたら撃つ。

 射撃の第二射が来ないのは、私が射線上に居るからだろう。味方ごと撃てなんて事は教育していないからな。

 

「一発で仕留めろよ二号」

「無茶言わんでくれ。隊長ごと撃つわけにも行かないだろう」

 

 よし、二号には後で罰をくれてやろう。

 

「分が悪い、逃げるぞ」

 

さっき私に刃物を突きつけてくれた方の侵入者が窓に飛び込もうとしていたので、拳銃弾をフルオートでばら撒く。一秒しない間に1マガジン12発の銃弾がばら撒かれ、その内何発かは命中したが、恐ろしいことに全て当たる寸前でバリアのようなものに弾かれた。

 

「追撃する」

「無理はするなよ准尉」

「わかっている。2号、当たらなくてもいいから狙撃で支援しろ。私に当てなければ構わない」

 

 心配されているが、本当に無理はしない。相手の実力がこちらより上なら火力支援をさせて撤退するつもり。狭い廊下よりも広い場所の方が全力を出せる。狭い中より広い外のほうが射線も通るし、物品を破壊する恐れもないので思い切り暴れられる。

 デバイスを使わずに肉体強化をしてから窓から外に飛び出し、逃げる侵入者を追う。銃の予備弾は持ってないのでホルスターに納めておく。

 

「追って来るか!」

 

 肉体強化の魔法を使っていると思う位の速度で走っていた侵入者が足を止め、こちらに振り向いた。右目は潰れているのか眼帯をしている。魔導師ではなさそうだが、あの運動能力は通常の人間ではあり得ない。だから警戒しつつ右側から攻め、確実に行動不能に追い込む。もう一人も警戒しておこう。

 

「大人しく投降しろ。そうすれば危害は加えない」

 

 一応降伏勧告を行う。問答無用で攻撃してもいいのだが、一応だ。おとなしくしてくれるならよし、そうでないなら……相応の対応を取らせてもらう。

 

「ふん、そちらから追いかけてくるとは。好都合だ……手足の一本や二本は覚悟しろ!」

 

 交渉決裂、ということでいいのだろう。ナイフのような物を4本同時に投げられたが、急所だけ左腕で庇いつつ右手に持ったナイフで2本だけ叩き落としながら前進。腕と脇腹に一本ずつ、深く刺さる。しかし行動に支障はないので正面から突っ込む。

 

「かかったな、アホが!」

 

 左腕と腹に刺さったナイフが熱を持ったかと思えば、爆発して肉を大きく削り取って行った。さらに爆発で舞い上がった砂や土が視界を塞ぐ。肉体に損傷を負ったのは不都合だが、視界がふさがったのは好都合だ。

 

「……しまった、殺したか?」

 

 最初は何度か切りつけてから、と思っていたが流石に能力の低下が出るので計画変更。一撃で行動不能に追い込む。土煙の中をさらに勢いをつけて相手の右側目掛けて突っ込み、ナイフを捨てて腕を振り上げ、ロストロギアを発動。一瞬の間すら置かずに手の中に大剣が現れたので、離さないようにしっかりと握る。力の入らない左腕は、上から抑えるだけ。

 

「クソ!」

 

 肉体強化によりブーストされた筋力で鉄塊とも言える大剣の腹を下にし、上段から垂直に振り下ろす。目の前の少女はあの爆発を突破してきた事か、今の私のダメージで動ける事に驚いているのか。隙だらけだ。そんな事はお構いなしに、そのまま叩きつける。さっきも拳銃への防御手段として出てきたバリア、のような物に軌道を逸らされ、外れた。

 

「化物め!」

 

 さすがに単純過ぎたようだ。避けられてしまい地面を叩く形になってしまったが、思っていたよりも勢いがついていたのか刀身がバウンドして僅かに浮いた。それを今度は相手の方へ飛び込みながら足を狙って水平に振る。今度はバリアごと切り裂き、肉を潰し、骨のような物に当たった……が、硬い。音も骨ではない。両足まとめて叩き切るつもりで振ったのだが、残念。だが、足に真横のベクトルの力が加わり、そのまま空中で一回転して顔面を地面に叩きつける形となった。追撃にもう一発と剣を振り上げたが、反撃にさきほどのナイフのようなものを投げてきたので、剣を盾の代わりに構えて弾き、爆風に巻き込まれないために後ろに飛ぶ。これ以上のダメージは危険だ。

 

「チンク!」

 

 潜っていたもう一人が姿を現し、倒れたチンクと呼ばれる少女を抱きかかえて地面に潜り、連れ去ろうとする。しかしそんなことは許さない。これだけの無茶をしてくれたのだ、逃がすわけにはいくまい。

 

「逃がすなよ、2号」

『今度は当たる。多分』

 

 二発の弾丸が地面に当たり、一発がチンクと呼ばれた少女の腹部に。もう一人の上腕に一発。腹部に二発が命中。いくら何かされた人間でも、大口径狙撃銃の銃弾を何発もくらって動けるはずがない。しかし慢心は死を呼び込むので、さっさと隊員に回収させよう。私の出血量もそろそろやばくなって来る頃だろうし、遅れてやってきた糞ったれで役立たずの他所の部隊員に止血だけでもしてもらわなければ。

 

『無茶しないって言ってなかったか、隊長』

「判断ミスだ。早く治療してくれ」

 

 あの時受けずに弾くか避けていればもう少し軽傷で済んだだろう。あんな手品を使ってくるとは思わなかったし、相手に殺す気が無いようだったので、意表を突くためにわざと受けてしまったが。今度からはダメージ回避をもう少し考えて動こう。あれがもしも胸に当たっていれば即死だった。危ない危ない。

 


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