元μ'sマネージャーと女神たちの物語   作:カット

19 / 52
今回から6話に入ります。

サンシャイン2期放送まであと少しですね!


19、学校に危機が!?

 

(善子がAqoursに加入した日の昼休み)

 

「1年の津島、学校に来るようになったけど小野が何かしたのか?」

 

「いえ、俺は何も」

 

「ほんとか?お前は影で何かやってそうだな」

 

俺は別にμ'sの時も影で何かやるってことはあまりになかったぞ………多分

 

「ほんとですよ。それに千歌たちが何かしたか言ったか、どっちか知りませんけど何かあったんだと思います。

 

昨日急に今日の朝練なしにして欲しいって言われましたし……何かあったなら今朝ですね」

 

「そうか、まぁ迷惑かけたりしないなら別にいいんだがな」

 

ほんとそれだ。とりあえず他の人に迷惑かけるようなことをしていないことを願うしかない。

 

 

(放課後)

 

理事長室にて

 

「あのメールはどういうことですの!?」

 

「書いてある通りよ。沼津の高校と統合して、この浦の星女学院は廃校になる。わかってたことでしょ?」

 

 

どうやら浦女と沼津の高校が統合になるという話が来ているようだ。

 

理事長の鞠莉は生徒会長のダイヤにそのことをメールで伝えたらしい。

 

 

「それは…そうですが…」

 

「でももう少し待って欲しいと私が強く言ってるの。だからまだ決定したというわけではないわ」

 

「鞠莉さんが?」

 

「何のために私が戻って来て理事長になったと思っているの?

 

ここは…この浦の星女学院は私にとって…どこよりも大事な場所なんだから」

 

「方法はあるのですの?入学希望者はここ2年でかなり減っているのですよ?」

 

「だから必要なのよ。スクールアイドルが…」

 

 

理事長である鞠莉が統合の話を待って欲しいと言っているため、まだ浦の星女学院でいられているみたいだ。それがなければおそらく既に決定されていただろう。

 

そしてこの話をドア越しに聞いていた生徒がいたことに2人は気付いていなかった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

教室では

 

「ほ、ほんとそうだよねー!マジムカつく〜よねー!よね〜よね……よね?」

 

 

Aqoursに加入した善子はクラスメートと話している。

そのクラスメートが帰った後

 

 

「疲れた〜普通になるって難しい…」

 

 

と呟いていた。今朝千歌にはそのままでいいと言われていたが普通になろうとしているみたいだった。

 

 

「無理に普通にならなくてもいいと思うずら……よっと!」

 

「ギラン!深淵の深き闇からヨハネ堕天!……はっ!?」

 

 

はたして善子は普通になるつもりあるのだろうか?しかしこの方が善子らしい気もする。

 

 

「やっぱり善子ちゃんはこうじゃないと〜」

 

「ズラ丸…わざとね」

 

「当然ずら!」

 

 

わざと以外に今の行動はありえない。花丸と善子が2人で話していると

 

 

「大変!」

 

 

教室のドアが勢いよく開けられルビィが大声を出した。

 

 

「どうしたの?」

 

「大変なの!学校が!?」

 

 

先程理事長室のドア越しに聞いていた生徒はルビィで、聞いたのは偶然だがとても焦っている。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『統廃合!?』

 

「そうみたいです。沼津の学校と統合するって話が……」

 

放課後の練習のために部室に来た私たちAqours。

 

だけど部室に全員揃うとルビィちゃんが統廃合の話を切り出してきた。いきなりすぎるよ!?

 

「そんなぁ…」

 

「いつなの!?」

 

「それはまだ…入学希望者の人数を見てから決めるらしいです」

 

入学希望者か〜ここ2年減ってるんだよね。期待するの難しいかも……

 

「………廃校」

 

『え?』

 

「きたっ!ついにきた!」

 

千歌ちゃん……なんでそんな嬉しそうなんだろ?

 

「千歌ちゃん…喜んでない?」

 

あっ、梨子ちゃんも疑問に…っていうかみんな思うよね。

 

「統廃合ってことはつまり廃校でしょ!?学校のピンチってことでしょ!?」

 

いやだからみんな驚いたり残念そうにしてるんじゃん!?

 

「だって廃校だよ!あの音ノ木坂と一緒だよ!」

 

なんか外に出て行ったけどなんで!?

 

「これで舞台は整ったよ!私たちの学校を救うんだよ!そして輝くの!あのμ'sのように!」

 

渡り廊下に繋がるドアから出て行ったと思ったら、今度は体育館の方から入ってきて善子ちゃんと謎のポーズした。

 

その変なポーズについてツッコミたいけど置いておいて、要するにμ'sと同じ状況になったことが嬉しいんだね。

 

 

「あいつ何してるんだ?」

 

職員会議が終わって部室の方に向かっていると、千歌が嬉しそうに走り回っている姿を見つけた。

 

他の部活の迷惑になるように……

 

そして部室につくと…

 

「あのμ'sのように!」

 

って言って変なポーズを善子としてた。何してるんだよほんとに……

 

「お前ら……何やってんだ?」

 

「あっ!聞いてくださいよ先生!この浦女が沼津の高校と統合されるかもしれないみたいなんですよ!」

 

「いや千歌ちゃん…」

「言わなくても知ってると思うけど…」

 

曜や梨子の言う通りそのことは知っている。朝の会議の時に理事長の鞠莉さんから話あったからな。

 

問題は何故みんなが知ってるかだ。ついでにさっきの千歌の行動をしていたわけが予測できた。

 

「なるほどな、μ'sも音ノ木坂を廃校から救うためにスクールアイドルを始めた。だからμ'sと同じ状況になって喜んでさっきみたく走ってたんだな?」

 

「あはは、見られてましたか。その通りであります!」

「千歌ちゃんそれ私の!?」

 

ははっ、敬礼しながら言うとか曜みたいだな。言い方も似てるし…

 

「とりあえず千歌は後で説教な?」

「………えっ」

 

「それで?なんで統合の話のことを知ってるんだ?」

 

なに「なんで?」みたいな顔してんだよ。走り回ってたことはまだ多目に見るとして…他の部活の迷惑になることしてたんだし怒るに決まってる。

 

それは後でだけどな…

 

「えっと……それはルビィが……理事長室前を通った時に偶然聞いたことで……」

 

まさかのルビィか。つーか鞠莉さん、俺らには黙っておくように言っておいて自分は話すんかい!?

 

まぁ相手はダイヤなんだろうけど……

 

「そっか、とりあえずまだ決定したわけじゃないんだからこの話を広めないようにな。朝の会議で教師みんなに理事長の鞠莉さんが言ってたし。

 

統合の話は決定になるまで誰にも話さないように、いいな?」

 

『はい』

 

みんな素直で助かる。

 

「でも統廃合ってことはつまり沼津の街に通えるってことずらか?」

 

お、おい花丸?千歌とは別の意味で喜んでないか?

 

「ま、まぁ実際になったらそうなるかな」

 

「ズラ丸は相変わらずね」

 

へぇ〜善子って花丸のことよく知ってるんだな。まぁ今聞くことじゃないか。

 

「善子ちゃんはどう思うの?」

 

「そりゃあ統合した方がいいに決まってるでしょ!?私みたいに流行に敏感な人がたくさんいるんだし!」

 

………ほんとに敏感なのか?

 

「よかったずらね善子ちゃん。中学の友達に会えるずらよ?」

 

「統廃合反対!絶対ダメ!」

 

「変わり身早っ!?そんなに嫌なのかよ!?」

 

「とにかく!」

 

みんなが話してる中、千歌がみんなに声が聞こえるように声を大きくした。

 

机をバン!ってしてたけど痛くないか?

 

「廃校の危機が学校に迫っているとわかった以上、Aqoursは学校を救うため行動を開始します!」

 

「ヨーソロー!スクールアイドルだもんね!」

 

廃校阻止のためにスクールアイドルか。ほんとにμ'sみたいになったな。

 

つーか俺ってまた廃校の危機の高校に関わることになるのかよ。まぁ今は教師だし前以上に何かできるかもしれないけど、教師だからってやりすぎないようにしないとな。

 

「ところで千歌、行動を開始するって言っても何するかちゃんと決めてあるんだろうな?」

 

「…………あっ」

 

『…………』

 

みんな……そんな悲しい目をするのはやめてあげろ。

 

あっ、俺もしてるんだった。

 

こんなんでできるのか?まっ、その辺はゆっくり見てくとするか。

 




メモで作成してから貼り付けたけど一応3000字は超えてました。もう少し文字数少ないと思いましたが…

6話の話は今のところ、最低でも3回に分けることになりそうです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。