元μ'sマネージャーと女神たちの物語   作:カット

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早くもお気に入り10件超えて驚いているカットです。

今のところいつアニメの話になるかは未定です。それと今回は前作の夏休みの話を読んだ方が良い内容が出て来ます。気になる方は前作も是非読んで見てください(←さりげなく宣伝


2、いきなりのトラブル!?

 

「結構きっつい坂だなここ」

 

 

達也はこの4月から勤務先になる学校、浦の星女学院へと挨拶のため向かっている。

 

バスで来たのだがそこからは歩かなければならない。しかも少し長い坂をだ。

 

 

「ふう、やっと着いた」

 

「お〜来たか小野!」

 

「お久しぶりです山田先生」

 

学校に着いたら山田先生が出迎えてくれた。まさか校門のところで出迎えてくれるとは思わなかったぞ。

 

「どうだ?この坂最初はキツイだろ?」

 

「そうですね、音ノ木坂の時は階段でしたけど慣れれば大丈夫だと思いますよ。実際先生も慣れたんじゃないんですか?」

 

「相変わらず鋭いな。そう、慣れが1番だ。それじゃあ色々やることあるけどまずは校舎内を案内してやる」

 

あれ?こんな優しかったっけ?でも助かるな。

 

「ありがとうございます。お願いします」

 

とりあえず学園内を案内してもらい、一通り見せてもらったら職員室に連れていかれた。

 

そしてこれからのことを色々と説明され、2年の副担任をすることも知らされた。ちなみに担任は山田先生らしい。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「わざわざ休みの日に悪かったな」

 

「いえいえ、色々教えていただいて助かりました。ありがとうございます」

 

たしかに休みの日だけど、山田先生はその休みの日に出て来てくれたんだよな。

 

だからわざわざ休みの日にって言わなくてよかったんだよ先生。言うと何か無茶振りを求められる気がするから言わないけど…

 

「それじゃあ今日は失礼します」

 

「おう、三日後には始まるけど初日から遅刻すんなよ?」

 

「するわけないだろ!?」

 

「ははは、まぁそうだな。高坂じゃないんだし」

 

「いやいや、穂乃果は寝坊はしても遅刻はしませんよ〜」

 

「たしかにあいつが遅刻って話は音ノ木坂の時は聞かなかったな」

 

「ですよね」

 

ったく、ほんとに普段はふざけた人なんだよな〜こんな風に冗談言ったりするけど、いざって時は頼りになるから怒るに怒れない。

 

そろそろ帰ろうか、そう思ったその時

 

「「助けてください!!」」

 

と声が聞こえた。女子生徒2人が走りながら叫んでるけど何があったんだ?

 

「お前らは水泳部の、何があった!?」

 

「学校を出たところに2人組の男の人がいて曜ちゃんが!?」

 

曜ちゃん?誰かわかんないけど助けないと!

 

「その2人組は今どこだ!?」

 

「こ、この人は…」

 

「いいから早く!」

 

「っ!?私たちが逃げる時はまだ校門に!?」

 

「俺が行くんで山田先生は警察に電話お願いします!」

 

まさかこっちに来て2日目にこんなトラブルが起きるなんて思わなかったぞ、とにかく急がないと!

 

急いで校門を出てみると抵抗してる女子とその子を捕まえている2人組の男がいた。

 

つーかあいつら…5年くらい前に穂乃果を連れ去ろうとした奴じゃ!?

 

「おい!何してんだ!」

 

「誰だお前?俺たちはこの子と楽しく遊ぼうと思っただけだ」

 

「お前は邪魔なだけだ、あっち行ってな!」

 

どうやらこいつらは俺のこと覚えてないみたいだ。

まぁ離れるつもりないけどな。

 

「うちの生徒放っておくわけないだろ。悪いけど容赦しねぇからな!」

 

そう言って曜って子を捕まえてる方を蹴り飛ばして救出に成功した。あとは警察来るまで時間稼ぎか。

 

「どうやら痛い目見てもらわないと……お、おいこいつまさか」

 

あれ?思い出した?つーかまた刃物持ってるんかよ…

 

「やばい!こいつ何年か前に俺らがやられた奴だ!?」

 

「気付くの遅いんだよ!」

 

 

達也がもう1人の方も、中学時代の授業でやった柔道の要領で投げ飛ばしたところで、ちょうど警察の人も来てくれた。そのまま2人組の男は連れていかれた。

 

 

「意外と来るの早かったな」

 

「早かった事情は後で説明する、まずは渡辺を保健室に連れて行こう。安心したのか気を失ってる」

 

「そうですね」

 

今回はちゃんと捕まえてもらうことができたな。前に穂乃果を捕まえようとした時逃がさなければ…

 

ん?何か落ちてる…

 

これはこの子の携帯か?とりあえずこれも持って行っておくか…って電話かかってきた!?

 

画面には【高海千歌】と表示されていた。この子の友達みたいだけど……俺が出る訳にもいかないよな。表示されてる名前の子を知っている山田先生が電話に出て事情を話してくれた。

 

その間に俺は保健室に連れていっておいた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

保健室に連れてきて一緒にいた2人は、気を付けるように言って先に帰した。

 

事情を聞いたら校門を出たところで声をかけられてこの子が囮になって逃したらしい。

穂乃果みたいなことをしたんだな。

 

「様子はどうだ?」

 

「山田先生…まだ起きません。よほど怖かったんだと思いますよ。今は安心して気を失ってるだけなので」

 

穂乃果も助かった後かなり怖がってたもんな。

 

「曜ちゃん!?」

 

勢いよくドアが開けられて1人の女子生徒が入ってきた。

 

入ってきたのは昨日会った女の子だった。なるほど、電話してきた子か。

 

「山田先生曜ちゃんは!?ってあれ?昨日会いましたよね?」

 

「なんだ?2人は知り合いか?」

 

「知り合いって言うか昨日偶然会っただけですね、それとまだ目を覚ましてないけど……」

 

「ん…ここは」

 

「曜ちゃん!?」

「渡辺!?」

 

目を覚ましたみたいだ。渡辺曜って言うみたいだな。

 

「怪我はないか?」

 

「は、はい…助けていただいてありがとうございます…えっと…」

 

「あっ、俺は小野達也だ。今年からこの学校の教師になる。よろしくな」

 

「私は渡辺曜です。本当にありがとうございます」

 

「昨日名前言ってませんでしたね。私は高海千歌です。曜ちゃんを助けてくれてありがとうございます」

 

高海さんに渡辺さんか。うん、覚えた。

 

「たまたま居ただけだし気にしなくていい。それに今年からここの教師なんだし生徒を守るのは当然だろ?」

 

「おぉ〜いいこと言うね〜」

 

「すみません、新任の方にまで迷惑をかけてしまって」

 

「迷惑って思ったないし大丈夫だ。帰りは送ろうか?」

 

「あっ、それは大丈夫です。今日曜ちゃん私の家に泊まる予定で、志満姉の車でここまで来たので」

 

なるほど、それなら大丈夫か。

 

「それじゃあもう少し休んだら気を付けて帰るんだぞ?」

 

「「はい」」

 

学校の中なら大丈夫だと思い、休ませるために俺と山田先生は保健室から出ることにした。

 

あっ、そういえば2年の副担任になることは言ってなかったな。まっ、でもそのおかげで最初の挨拶の時に驚く顔見れるか。

 

それにしても無事でよかったけどこっち来てまだ2日目だぞ?この先どうなることやら…

 




これからも時々前作を読んだ方が良いという部分が出るかもしれません。

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