元μ'sマネージャーと女神たちの物語   作:カット

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前回体調不良で遅れるかもということを後書きに書いたと思いますが、なんとか回復したので間に合いました。

今回μ'sメンバーが何人か登場します。


23、イベント前日

「着いたー!」

 

東京のイベントに参加することになり、俺たちは東京までやってきた。

 

秋葉原駅に着いたはいいが…はしゃいでる奴をどうするかだな…

 

「あんまりはしゃぐと地方から来たって思われちゃうよ」

 

「そうですよね、慣れてます〜って雰囲気出さないと…」

 

「そっか」

 

いやいや、なんか納得してるけど絶対良い方向にいかないやつ…

 

「ほんと原宿っていつもこんな感じで、まじやばくな〜い?」

 

………ほら、変なこと言い出した。

 

「千歌ちゃんここ秋葉…」

 

「てへぺろ」

 

か、可愛くねぇ……

 

というか通行人に笑われるぞ千歌……

 

「Aqoursの子たちって面白いね」

 

「美希!?なんでここにいるんだ!?」

 

千歌がわけわからんこと言い出したと思ったら妹の美希が声をかけてきた。

 

今日はまだ講義があると思うが…

 

「休講になったから来ちゃった!」

 

「ひ、暇なのかよ……」

 

「あの先生…その人は…?」

 

みんな……少し離れてるルビィと花丸以外はやっぱ不思議に思ってるな。まっ、簡単に説明しとくか。

 

「俺の妹の美希だ」

「初めまして、妹の小野美希です!」

 

簡単にお互いに挨拶を済ますと駅からアイドルショップへと場所を変えた……らしい。

 

みんなルビィと花丸が付いて来てないことに気付いてないから、俺だけ戻って美希にどこに行ったか場所を教えてもらった。

 

ルビィと花丸を連れてみんながいるというアイドルショップまで行くと……

 

「千歌と梨子と美希だけ?他は?」

 

「みんな色々な場所に行ったよ」

 

千歌と梨子と美希しかいなかった。まぁ美希がいる必要はないんだが……

 

………なんだこのまとまりの無さは。というかこのアイドルショップ久しぶりだな。

 

つーかこいつら……明日のライブのために来てるってことを忘れてないよな?

 

「先生聞いてよ〜アイドルショップで買い物したら神社にお参りに行こうと思ったのにみんなどっか行っちゃってるんだよ〜」

 

みんなって言っても今いないのは曜と善子だけ……

 

「ごめんなさい、私お手洗いに行ってきます」

 

……と梨子がいないな。

 

うん、6人中3人もいないなんてまとまり無さすぎ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「もぅ〜!せっかくじっくり見ようと思ったのに!」

 

今日くらい観光したかったんだろうけど、千歌、お前もいきなり駅から動き出したのを忘れてないか?

 

そして梨子は何か……まぁアイドルショップの近くで梨子が入っていった場所見てたから同人誌ってことは俺はわかってるぞ。近くにあった看板を見てたけど壁クイ……だったかな、穂乃果にやったことあるぞ。あっ、今関係ないか。

 

「曜ちゃんもそんな格好しちゃって…」

「神社に行くって聞いたから!」

「敬礼は違うと思う……」

 

千歌がまともなことを言っただと!?ちなみに曜が来てるのは巫女服だ。

 

「今お兄ちゃんが何考えてるかわかる気もするけど、巫女服着てる人見るとやっぱり希さんを思い浮かべるよね」

 

「たしかにな〜神社でバイトしてたし。」

 

「着いた!」

 

美希と後ろの方で話してるとμ's時代によく練習で使っていた場所、神田明神に着いた。

 

「ここがμ'sが練習してたって場所……」

 

「上ってみない?」

 

この場所に反応したのはやっぱりルビィ、そして千歌が上ってみないか提案したらみんな賛成って顔をした。

 

………神社でお参りしようって言ってたよな?上らないでどうするんだよ。言わないけど……

 

千歌が走って上り出すとみんなもそれについていくように走り出す。

 

俺と美希はのんびりしてるけどな。

 

「にしてもここ久しぶりだな」

 

「私は久しぶりじゃないけどね」

 

「そりゃあこっちに住んでるんだしな」

 

下からみんなが上まで上がったのを見ると突然走り出した。何かあるのか?

 

上まで上ると2人組みの女子が千歌たちと話してるのが見えた。

 

そして……

 

「久しぶりやね」

 

「希!?」

「希さん!やっぱりいた!」

 

えっ?待って、美希は希がいること知ってたの?

 

つーかちょうどさっき希の話してたとこだったな。

 

「美希ちゃんから聞いてたんよ、達也君が帰ってくるって」

「まぁ1泊だけな」

「それでここに来ると思うから驚かせようって美希ちゃんと話してたんや」

 

なんだと……

 

「てへぺろ!」

 

何故だか美希がやると可愛いがそれは置いておいて…

 

「まだここでバイトしてるのか?」

 

「バイトじゃなくて正式にここの巫女になったんや」

 

「そっか、おめでとう希」

 

「ありがとね達也君」

 

希と話してて忘れてたけど今Aqoursのメンバーもいるんだよな。

千歌やルビィあたりが騒ぎそうな気もするけどまだ話してるのかな。

 

と思ったらこっちに……あれ?この2人Saint Snowじゃん!

 

しかも1人はすげぇアクロバット見せてみんなを驚かせてるし…こっちはたしか鹿角理亞、もう1人が姉の聖良だったかな。

 

まっ、失敗して怪我しなかったのはいいとして一応注意しとくか。

 

「凄いのはわかったけど、失敗してそんなことで怪我しないようにしろよな?」

 

「……私はこれくらいのことじゃ失敗しない」

「理亞!すみません、私から言っておきますので今日は失礼します。元μ'sのマネージャーの小野達也さん」

 

あっ、すぐバレた。

 

けど2人ともすぐに階段を下りていったよ。騒がれないだけよしとするか。

 

「先生あの2人と何話してたんですか?」

 

「ん?さっきみたいなことして怪我しないようになって言っただけだ。明日もライブの順番によっては会うんじゃないか?」

 

『えぇー!?』

 

何故みんな驚く?まさかあの2人がスクールアイドルってこと知らないのか……正直な話、ルビィくらいならあの2人のこと知ってると思ったけどな。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ガラガラ

 

 

「いらっしゃいま……達兄!?」

 

Aqoursのみんなを今日泊まる旅館まで送った後俺は穂むらに入った。美希は先に帰ったけど…

 

「よっ、久しぶり!」

 

穂乃果の驚く顔を見ようと思ったら姿はなく、代わりに雪穂の驚く顔を見ることになった。

 

「なんでいるの!?内浦にいるはずじゃ!?」

 

「前に俺が穂乃果と見に行ったスクールアイドルのイベント覚えてるか?それにAqoursが出ることになったからこっちに来たんだよ」

 

「なるほど、あのイベントに…あっ、お姉ちゃんに会いに来たんだよね?もうちょっとで戻ると思うよ。お姉ちゃん何も言ってなかったけどもしかして驚くところ見ようとしてる?」

 

あれ?またすぐバレた…俺ってわかりやすい?

 

「正解だ、まぁほむまんを買うって目的もあるけどさ」

 

「じゃあ私もお姉ちゃんの驚くところ見ようかな」

 

雪穂もなかなかな性格してるな…まっ、人のこと言えないけど。

 

「あれっ!?たっちゃんがいる!?」

 

雪穂と話してると穂乃果が戻ってきたみたいだ。

 

予想通り驚いているな。

 

「よっ、穂乃果も久しぶりだな!」

 

「なんで!?なんでなんでなんで!?なんでたっちゃんがいるの!?」

 

「スクールアイドルのイベントにAqoursが参加するからだよ。明日には帰るけど」

 

「明日には……でも会えて嬉しいよたっちゃん!」

 

おいおい、ここ店の中だろ?他に客……いなかった。

 

いつもはいるんだろうな〜

 

「俺もだ。会えて嬉しいし驚いたところも見れたしさ」

 

「もぅ〜」

「穂乃果」

「たっちゃん」

 

俺たちは店の中だというのに抱き合ってキスをしようと顔を近づけていった。

 

店内にもう1人いたことを忘れて……

 

「ねぇ2人とも?私がいること忘れてない?」

「「っ!?」」

 

「イチャつくならお姉ちゃんの部屋に行ってからにして欲しいかな〜」

 

おぉ……これは雪穂怒ってるな。

 

「悪い悪い、久しぶりに会ったらさ…」

「そうだよ!私たちは悪くないよ!」

 

いや穂乃果、一応店の中で今みたいなことは悪いと思うぞ。

 

「へぇ〜レジ前でイチャイチャするのが悪くないんだ〜」

「雪穂の言う通りです!場所をわきまえなさい!ドアも開けたままですし!」

「みんな久しぶり〜元気そうだね」

 

「海未!?」

「ことりちゃんも!?」

 

ちょっと待て、さすがにこの2人がここに…というかことりが日本に帰ってきてるのは知らなかったぞ。

 

「全く貴方たちは…恋人らしいことをするなとは言いませんが……しかし、場所を考えなさい!いいですね?」

 

「「は、はい…」」

 

なんか海未に怒られるの久しぶりな気がするな〜口に出さないけど。

 

「たっくん?海未ちゃんに怒られるの久しぶりとか思ってない?」

 

あっれ〜なんかバレてるよ。

 

「そうなのたっちゃん?私なんてしょっちゅうなのに…」

 

それはそれでどうなんだ……

 

「それは店番をしてるのに穂乃果がだらけたりしてるからです!」

 

「あはは…」

 

「それにしても、このメンバーで集まるのって久しぶりだよな」

 

「「「「たしかに!」」」」

 

わーお、4人とも息ぴったりだ。そういやAqoursも結構……

 

「海未ちゃん、そろそろここに来た目的果たさない?」

「そうですね、では穂乃果。ほむまんを頂けますか?」

「あっ、俺もだ」

 

「わかった!雪穂会計お願い」

「わかった。落としちゃダメだよ」

「落とさないよ!?」

 

えっ?まさか落としたことあるの?まさかそんなことは……ないよな。

 

「知ってる、ちょうどお預かりします。レシートはどうしますか?」

「もぅ〜」

 

穂乃果の対応の仕方が最後に東京で会った時よりすごくなってるような……まぁいいか。

 

「はい2人とも!穂むら名物ほむまんだよ」

「サンキュー」

「ありがとうございます」

 

久しぶりに食える。ほむまんしばらく食ってないから楽しみにもしてたんだよな〜

 

「ところで…達也は何故東京にいるのですか?内浦にいるはずじゃ…」

 

「Aqoursが東京でやるスクールアイドルのイベントに参加することになったからそれでだ。

Aqoursのみんなは旅館に泊まってるよ」

 

「なるほど」

 

正直説明するの面倒になってきたな。

 

ほむまんを買って海未とことりは帰っていき俺はというと、今日は店を終わりにした穂乃果と雪穂を家に連れていった。

 

穂乃果と雪穂の2人は知らなかっただけで、家に穂乃果たちの親もいる。穂むらに寄る前に美希から聞いたんだけどな。

 

小野家と高坂家が久しぶりにみんな集まり、両家が一緒にご飯を食べることになった。

 

そして次の日…スクールアイドルイベントを迎えることになった。

 

 




Aqours編の話になってから海未やことりを出したのは初めてですね。名前だけなら海未は出したことありますが…

次回は7話の終わり〜8話の途中までをオリジナル要素込みで書いていきます。それが終わったらもう一つの連載中の作品を書いていきます。

そして最後に、新たに評価をしてくださったmakidatさん、ありがとうございます。
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