元μ'sマネージャーと女神たちの物語   作:カット

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明けましておめでとうございます。

今回はオリジナル回となります。リクエストをしていただいた内容をちょっと変えた話になっています。


39、Aqoursと遊園地

「みんな早く〜」

「慌てすぎだぞ千歌」

「そうだよ千歌ちゃん」

 

 

地区予選の日から2日後、Aqoursのメンバーと達也は今遊園地に来ている。遊園地に到着した途端千歌が走り出している。早く乗り物に乗りたいのだろう。

 

 

「だってせっかくみんなで来たんだもん!いっぱい楽しみたいじゃん!」

 

「千歌らしいな」

「まぁ千歌だし」

「ちょっと果南ちゃんどういう意味!?」

 

いや、どういう意味ってかそのままの意味だろ。つーか最初どの乗り物にするつもりなんだ?

 

「まぁまぁ」

「まったく、はしゃぎすぎですよ千歌さん」

「いやダイヤ、こういうとこなんだしそれはいいだろ」

「そうですよダイヤさ〜ん。学校じゃなくて遊園地なんだから楽しまないと!」

 

あれ?千歌は果南に言われたこともういいのか?

 

「未来ズラ〜み…「花丸ちゃん?」はっ!?」

「相変わらずね、それよりもここには私の新たなリトルデーモンになる人がたくさん……」

「………人のこと言えないな善子」

「ヨハネ!」

 

うん、みんないつもと変わんないな。それにしてもまさかAqoursのメンバーと遊園地に来ることになるとはな。

 

「それより千歌ちゃん。最初どこから遊ぶの?」

「あそこ!」

「千歌っちが指指した方向は……oh〜いきなりジェットコースターね!」

 

初っ端ジェットコースターって……穂乃果と同じこと言ってるな、まさか理由まで?

 

「私は賛成であります!」

「いきなりなの!?」

「曜は賛成か〜やっぱり驚く人出てくるか」

 

曜は賛成していつもみたく敬礼をしている。梨子は驚いてる。よく見るとダイヤやルビィも驚いてるな。

 

「一応理由を聞いておこうか。最初の方が空いてそうって理由以外で」

「先生凄い!?なんでわかったの!?」

「ぷっ」

 

予想した通りの……っていうか穂乃果と同じ理由で選んだことがなんかおかしくなって笑い出しちまった。

 

「なんで笑うんですかー!」

 

「いや〜まさか選んだ場所も理由も同じだったからさ」

 

「同じ?」

 

「はっ!?まさか千歌さんがあの高坂穂乃果さんと同じ理由で!?」

 

「ダイヤ正解」

 

ダイヤは勘が鋭いな。当たってる。

 

「ファーストライブの翌日に穂乃果たちと遊園地に行ってさ、その時の穂乃果も今の千歌と同じ理由でジェットコースター選んだんだよ」

 

「えへへ、穂乃果さんと同じ理由だ!じゃあみんな行こう!全速前進ヨーソローだよ!」

 

「千歌ちゃんそれ私の〜!」

 

 

曜の真似をしながらジェットコースターの方向へ走りだした千歌。それを他のメンバーも追いかけるように走ってジェットコースターの方に向かった。

 

 

「さて、2人ずつみたいだけどどんな順番で座る?」

 

「果南ちゃーん!」

「はいはい、わかってるよ千歌」

 

「千歌っちに果南取られたわ。ダイヤ〜」

「私は果南さんの代わりですの!?」

 

「花丸ちゃん一緒に乗ろ!」

「もちろんズラ!」

 

「先生隣お願いするであります!」

「俺でいいのか?別にいいけど」

 

「善子ちゃんは私の隣ね!」

「善子じゃなくてヨハネ!」

 

 

前から千歌と果南、鞠莉とダイヤ、ルビィと花丸、梨子と善子、曜と達也の順番でそれぞれ隣になることになった。

 

 

それにしても曜はなんで俺に言ってきた?千歌は真っ先に果南のところに行ったし果南もわかってたみたい、梨子でもよかったはずだが……まぁいっか。

 

「果南ちゃん怖い」

「だ、大丈夫、私が隣にいるから」

 

いや果南?お前の声震えてるぞ?

 

「ワクワクするわ!」

「はしゃぎすぎですわよ!」

 

鞠莉はいつも通りだとしてダイヤ、お前もいつもより声明るいな。

 

「は、花丸ちゃん…」

「き、きっと大丈夫ずら…」

 

ルビィと花丸は大丈夫か?

 

「ななな、なによこんなもん。怖くなんかないわよ」

「じゃあ手握らせて?」

「はぁ?ってもう握ってる!?」

 

善子は強がり、梨子は……どっちだ?

 

「先生怖い…」

「その言い方だと俺が怖いみたいな言い方だな!?」

「手…握ってください」

「……それくらいならいいぞ」

 

曜は本当に怖いのか疑問だ。飛び込みの選手がこれ怖がるのか?普通に手握る……というか添えるようにしてあげたけど。

 

そして乗ってるジェットコースターが急降下して………

 

「怖かった〜」

「よよよ、よく頑張ったね千歌」

 

「楽しかったー!もう一回いきましょ!」

「はしゃぎ過ぎですわ!」

 

「うぅ…」

「ルビィちゃん大丈夫ズラ?」

「うゅ…」

 

「こ、こ、こ、これくらい平気よ」

「善子ちゃん声震えてるよ?」

「よよよヨハネよ」

 

「先生のおかげで怖くなかったであります!」

「そ、そうか。でも何故腕を組む?」

 

怖かった人とそうでない人、あと怖いフリをしてたであろう人に分かれたな。

 

俺?最初に行った時はやばかったけど穂乃果とデートで何回も行くうちに慣れた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「じゃあ次は3人ずつになってお化け屋敷入ろう!」

「「「お化け屋敷!?」

「ワーオ、面白そうね!」

 

 

ジェットコースターの次はお化け屋敷、それを聞いた善子とルビィと果南の3人は驚いたような声を出し、鞠莉は面白そうと言った。こういうところ来たことないのだろうか?ということと、

 

 

「3人ずつだと俺は?」

 

 

と達也は思っていた。達也の対応に関しては千歌がもう考えていた。それは……

 

 

「先生は私たち2年生と一緒にです!」

「そうか?というか学年ごとにするんだな」

 

 

千歌たち2年生3人と一緒ということだった。

 

 

「じゃあ私は善子ちゃんと花丸ちゃんと一緒だね!」

「ズラ!」

「ヨハネ!」

 

「鞠莉さんと一緒ですか、お化けより鞠莉さんの騒がしさの方が大変かもしれませんわね」

「oh〜そんなこと言ってダイヤ〜怖いんじゃない?」

「そんなことありませんわ!」

 

3年生気付いているか?果南が千歌のお化け屋敷発言に驚いてから喋っていないことに…

 

「じゃあ入っていく順番は各グループの代表がジャンケンして勝った順番で次のグループが入るのは3分後ね!」

 

なんかやけに張り切ってるような気がするな。まぁ気にするだけ無駄か。千歌、花丸、ダイヤの3人がジャンケンをして順番は3年生→1年生→2年生の順番になった。

 

1年生も入っていってもう少しで俺たちが入る時間になるんだが……

 

 

ピギャー!?

ハグ〜

ピギャー!?

 

 

「すげぇな、ここまで聞こえるのか。最後に聞こえたピギャーってのはルビィかな」

 

「いや〜こういう悲鳴を聞いてるのも楽しいですねー」

 

「「あはは……」」

 

「おい千歌、他2人対応に困ってるぞ」

「気にしない気にしない!」

 

ちょっとは気にしようぜ……とりあえず時間になったし俺たちも入ることになった。そして中では……

 

「うわっ!?思ったより本格的!」

 

「きゃっ!?顔に当たってるのなに!?」

 

「梨子ちゃん落ち着いて?ただのこんにゃくだよ……ってうわぁぁ!?」

 

「ぐっ!?曜勢いありすぎだ」

 

千歌は思っていたより本格的になってることに驚いて……って怖くないみたいだな。梨子のは……ベタだな。曜は…いきなり何か出てきたけどわざとらしく驚いて抱きついてきた。本気で驚いてるように見えないな。

 

曜のこれはお化け屋敷を出るまで続いていた。千歌は全然怖くないみたいだな。やっぱりあのジェットコースターの怖がりは嘘だったみたいだな。梨子は……お化けが怖いっていうよりいきなり出てくるのに弱いだけみたいだな。まぁ俺もいきなり何か出てくるのは驚くしな。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

お化け屋敷を出たあとも色々な場所を周り最後に観覧車に乗ることになった。しかし10人で入れず、頑張って5人という広さのため、どう分けるか話している。

 

 

「5人ずつに分けるってなってもどう分けよっか?」

「なら最初のジェットコースターに分かれた2人組でそれぞれ1か2番号決めれば手っ取り早く…「先生!私と2人で入りませんか?みんなには4人ずつ入ってもらって」…曜?」

 

『えぇー!?』

 

いきなり何を……って思ったけど今日の曜はどこかおかしな感じしてたし何か話あるんだろうな。

 

「じゃあ私たち先乗ってるねー!」

「ちょっ!?」

 

みんなが驚いてる間に曜に引っ張られて2人で観覧車に乗ることになった。他のみんなは結局4人ずつで乗ったんかな?

俺たちが乗った観覧車がもうすぐ1番上までってところまできたし、とりあえず話聞くとするか。

 

「なぁ曜?なにか話したいことでもあるのか?」

 

「っ!?え、えっと…」

 

この慌てようは何かあるな?

 

「ほ、ほんとはずっと言わないようにしようって思ってたんですけど……やっぱり本音はぶつけた方がいいって鞠莉ちゃんに、それに千歌ちゃんや梨子ちゃんにもこの気持ちはバレてたみたいで……少し変なこと言いますけど聞いてくれますか?」

 

「いいぞ、なんだ?」

 

「え、えっと…私……先生のこと好きなんです//初めて助けてもらったあの日からずっと//先生に付き合ってる方がいると知った時から言うのはやめようと思ったけど……千歌ちゃんや梨子ちゃん、鞠莉ちゃんに言われてやっぱり伝えようと思ったんです。やっぱり伝えておきたかったんです!いきなりごめんなさい」

 

「曜……そっか、そんな風に思ってくれてたんだな、ありがとな。でも俺は曜のことを好きになるってことはないかな」

 

「わかってます。教師と生徒ですもんね」

 

「いや、さすがに自分の気持ちを言ってくれたのにそんな理由で返事はしないさ。俺はさ、穂乃果のことが好きなんだよ。そろそろ結婚したいって思ってるくらいにさ。だから俺が曜のことを1人の女性として好きになることはない。これが俺の本心だ」

 

「先生…ありがとう。教師と生徒の立場としてじゃなくて1人の男性として答えてくれて」

 

これが観覧車に5人ずつじゃなくて俺と2人で乗った理由か。まさか生徒から告白されるとは思わなかったな。

 

曜は涙を流しているが悔し涙というよりは自分の気持ちを伝えられてよかったって感じだな。観覧車を降りる前には泣きやめていたがそれまで会話をすることはなかった。

 

「綺麗な景色だったねー!」

「ホントね!」

 

千歌たちも戻ってきたな。そして騒がしくなった。

 

「曜ちゃん!」

「ちゃんと言えた?」

「うん!バッチリ!」

 

やっぱり千歌と梨子は知ってたみたいだな。となると……あの時驚いたのはわざとか。

 

「先生はちゃんと返事した?」

「まさか教師だからって理由で断ってませんよね?」

 

えっ?急になんだ?

 

「俺がそんなことするとでも?」

 

「千歌ちゃんも梨子ちゃんも何言ってるの?そんなことないよ。ちゃんと伝えられてよかったよ、伝えるチャンス作ってくれてありがとね!」

 

ジェットコースターやお化け屋敷の組み合わせも狙ってたのか?ってなるな。その後も色々曜と一緒になってたし千歌と梨子で話し合って決めてたな?Aqoursみんなで楽しむ機会を作りながら。

 

でもまっ、Aqoursが合宿をすることはあったけどその時俺は自分の家にいたしAqoursみんなと遊ぶ機会はなかった。告白されたのは予想外だったけど、みんなと遊ぶ機会ができてよかったな。

 

さっ、明日は休みだから明後日からはまた練習が始まる。今まで通りなら今年のラブライブはあと1回ある。そこに向けてまた練習だ!

 




今回の話はリクエストBOXを作る前に感想欄でリクエストしていただいた内容です。"Aqoursの1人と"となっていましたが教師と生徒でそれはどうかなと思いこのようにしました。次回もオリジナル回を入れてから2期の話に入ります。

それでは、今年もよろしくお願いしますします。
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