元μ'sマネージャーと女神たちの物語   作:カット

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投稿しない間でもお気に入り増えて嬉しいです。前作の方もまだ増えるとは思いませんでしたが…

最初の方はオリジナル要素です


7、海の音を求め

「俺は2年前、君のことを見たことがある」

 

昼休みもあと少しだしそんなに長い間は話せないな。つーか……昼休みなのに生徒会室いたってことになるよな?今更だけど…

 

「ど、どこで見たのですか?」

 

「その時はまだ東京にいたからな、東京で開催されたスクールアイドルのイベントとか見に行ったりしてたんだよ。そこに出てたよな?3人組でグループ名はたしか【Aqours】だったはず…」

 

「これは誤魔化すのは難しいですね」

 

東京にいた頃、スクールアイドルのイベントは穂乃果と見たりすることが多かった。その時に見たけどたしかこのグループは……

 

「あの時なんでかわからないけど君たちのグループは歌わなかった。理由は聞くつもりはない。ただ、その時のことが関係してるのか?」

 

「そうですね、聞かないでもらえると助かりますし関係していると言えばしていますね」

 

「そっか、ようするにさ、個人的な理由で認めないって言ってるよな?」

 

「………」

 

「今は5人揃ってないし承認は無理だよ。でも人数揃って、顧問必要ってなっても俺が顧問になる。書類上問題ないのに個人的な理由で承認しないって言うなら問題にするしかなくなるからな?新任だからって何も言わないなんてことはしないから」

 

「わかっています。個人的な理由で認めないと言っていることも……心配しなくても人数が揃えば承認します」

 

そこは人数揃っても認めないって言ってた絵里とは違うな。

 

「わかってるならいいや、前にスクールアイドルがあったってことは2人には伏せておくから安心してくれ」

「ありがとうございます」

 

話が終わると同時に昼休み終了のチャイムが鳴り響いた。タイミングいいな…

 

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職員室に戻り

 

「長かったな」

 

「あの後ちょっと生徒会室で話していたので」

 

職員室に戻ったら先に戻ってた山田先生に声かけられた。あれ?次授業なかった?

 

「そうか、お前がそうしたってことは黒澤が私情で高海たちの活動を認めないとか言ったからか?」

 

「えっ……」

 

聞いてたの?もしかしてスピーカーから流れてた?

 

「安心しろ、流れてはないから。お前は私の元教え子だぞ?それくらいわかる」

 

「な、なるほど……それは凄いんですけど……授業行かなくていいんですか?」

 

俺の指摘に「おっとそうだった」って言って授業をする教室に向かっていったけど…まさかあんなバッチリ当てられるなんてな。

 

「相変わらず仲良いわね」

「山内先生」

 

そっか、この時間は授業ないのか。

 

「高校の時に結構話したりしてましたからね」

 

「その時も仲良かったの?」

 

「よく荷物運び手伝わされたり冗談言われたり……真っ先にいいことが出てこない!?」

 

「あらら…」

 

どんだけ手伝わされたりしたんだよ…

 

「でもいざって時には頼りになるから嫌いになれないんですよね〜」

 

「それは言えてるわね」

 

どうやら山内先生も同じ意見なみたいだ。今日の午後は俺も山内先生も授業はなかった。そのため午後の授業が終わるまで、作業をしながら話し続けていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

曜side

 

「前途多難すぎるよ〜」

 

学校が終わって帰り道、今は千歌ちゃんと防波堤に座りながら話してるよ。

千歌ちゃんや生徒会長は気付いてないみたいだけど小野先生がμ'sのマネージャーだったってことには驚いたな〜

 

「じゃあやめる?」

「やめない!」

「だよね!」

 

うんうん、こう言うとやっぱりそう返してくるよね。

 

「あっ、花丸ちゃ〜ん!」

 

「こんにちは」

「可愛い〜」

 

千歌ちゃんと話してると花丸ちゃんが通っていた。千歌ちゃんが呼びかけると礼儀正しく挨拶を返してきた。

たしかに千歌ちゃんの言う通り可愛いね。

 

「むむっ」

 

「どうしたの?」

 

千歌ちゃんが見てるところ…花丸ちゃんより奥だよね?

 

「やっぱりルビィちゃんだ!」

 

「ピギィ!?」

 

よく見えたね、この位置からじゃ見えなかったよ。でも隠れちゃってる…そういえば人見知りって言ってたっけ?

 

「ほ〜ら、怖くないよ〜」

 

あ、飴!?それで釣られる人なんて…

 

「あっ」

 

釣られてる…ルビィちゃんが取ろうとした瞬間に千歌ちゃん手を引っ込めて後ろに下がってる。車来てたら危ないね…

 

「とおりゃあ!」

 

ある程度下がったら飴を上に放り投げたけど…あっ、ルビィちゃん捕まった。というかこれ悪い人にやられてたら危ないよ!?しかもルビィちゃんの口の中にちゃんと入った!?

 

ダメだ、これツッコミ疲れる…

 

「あっ、千歌ちゃんバス来たよ〜」

 

「あっ、ほんとだ!」

 

そのまま4人でバスに乗り込んで、ルビィちゃんと花丸ちゃんは私と千歌ちゃんの前に座って話してるよ。

 

「スクールアイドル?」

 

「うん、すっごく楽しいよ!興味ない?」

 

「いえ、まるは図書委員の仕事があるずら…いや、あるし……」

 

「そっか〜ルビィちゃんは?」

 

「わ、私はお姉ちゃんが…」

 

「お姉ちゃん?」

 

ルビィちゃんの苗字は黒澤だったけど……もしかして生徒会長の

 

「ルビィちゃんはダイヤさんの妹ずら」

 

「そうなの!?」

 

やっぱり生徒会長の妹なんだ。

 

「なんでか嫌いみたいだからね〜スクールアイドル」

「はい…」

 

でも本当に嫌いなのかな?小野先生曰く、千歌ちゃんに出した問題の3問目はわからない人も出てくるって言ってた。μ'sのマネージャーだった人が言うんだから間違いないと思うけど…

だから本当は何か理由があるんじゃ…

 

でも今は気にしてる場合じゃないね。それに信頼する小野先生が私たちを追い出してまで何か話したいことあったみたいだし…今は作曲をどうにかしないとね

 

「千歌ちゃん、今は作曲の方を考えた方がいいと思うよ。作曲してくれる人が見つかれば何か変わるかもしれないし」

 

「そうだね。う〜ん、小野先生できないかな〜」

 

「できたら言ってくれてると思うよ?」

 

「だよね〜」

 

実際のところどうなんだろ?気になるよ〜

 

「花丸ちゃんたちはどこで降りるの?」

 

「今日は沼津までノートを届けに…」

 

「ノートを?」

 

「はい、実は善子ちゃんが入学式の日以来来なくなっちゃって…」

 

善子ちゃんってたしか入学式の日に会ったあの子だよね?

 

 

-----少しだけ回想-----

 

「ここはもしかして地上?ということはあなたたちは下劣で下等な人間ということですか?」

 

-----回想終了-----

 

「って言ってた子だよね?」

 

「そうずら!あっ、そうです…それでクラスの自己紹介の時にまたやっちゃって…」

 

「「あはは……」」

 

それは来にくくなっちゃうよね…そういえば他の人からしたらチョキとは思えないチョキ出してたっけ。

 

 

その後はバスが目的地に到着するまで4人で話していた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

千歌side

 

「じゃーね〜」

 

曜ちゃんたちより先にバスを降りて大声を出した。あっ、でも聞こえたかな?

 

さてと、作曲誰かいないかな〜あれ?海の所にいるの桜内さんだよね?

 

「お〜い、桜内さ〜ん!」

 

あれ?なんかため息つかれなかった?あっそっか、嫌がってるのに誘いすぎちゃったからか…

 

でも今は偶然見かけただけなんだよね。よ〜し

 

「もしかしてまた海に入ろうとしてる?」

 

桜内さんのスカートをめくりながら言ったけど…うん、今回は水着じゃないみたいだね

 

「してません!」

 

あはは、そうだよね〜でも桜内さんの可愛い下着見ちゃった。

 

「もう、こんな所まで追いかけて来ても答えは変わらないわよ!」

 

「違う違う、通りかかっただけ…ってこんな所!?」

 

「あっ、私の家の方までってことよ?」

 

あっ、そういうこと…

 

「ならいいけど…それより海の音は聞こえた?」

「いいえ、まだ…」

 

う〜ん…あっ、そうだ!

 

「じゃあ今度の日曜空いてる?」

 

「空いてるけど…どうして?」

 

「聞けるかわからないけど…海の音聞きにいってみない?」

 

「聞けたらスクールアイドルになれって言うんでしょう?」

 

やっぱりそう思っちゃうか〜

 

「なってくれたら嬉しいけどね〜その前に聞いて欲しいの!歌を」

「歌?」

「うん、梨子ちゃんスクールアイドルのこと全然知らないでしょ?だから知って欲しいの!ダメ?」

 

「あのね…私が小さい頃ピアノやってたって話したでしょ?」

「うん、覚えてるよ」

 

「小さい頃からずっとやってたけど最近いくらやっても上達しなくて……やる気も出なくて。それで環境を変えて、海の音を聞ければ何か変われるかなって」

 

そっか、そんな風に思ってたんだね。

 

「きっと変われるよ」

「……簡単に言わないで」

「そんなのわかってるよ。でも、そんな気がする」

 

具体的な方法はわからない。海の音っていうのも正直よくわからないけど…変われる気はするよ。変わりたいって思ってるから環境変えてみたんだと思うし。

だから前向きに考えて欲しいって、両手を繋いで言ってみることにした。

 

「変な人ね、あなたは。とにかくスクールアイドルをやってる時間はないの、ごめんね…」

 

手を離そうとしてるけどもうちょっとだけ…

 

「それじゃあ海の音を聞きに行くだけ行ってみようよ!スクールアイドル関係なしに、それならいいでしょ?」

 

「っ、ほんと変な人ね」

 

聞きに行くことは承諾してくれたけど……2回も変な人って言われちゃった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日曜日

 

「いたいた、3人とも早いな」

 

今日は海の音を聞くために、高海さんと渡辺さんが桜内さんの3人が海に潜る。

そして何故か俺まで呼ばれている。

 

「先生が遅いんですよ〜」

 

おいこら、前日に急に来るように言ってきたのは誰だよ…お前の分だけ課題増やしてやろうか?って言いたくなったぞ。

 

「あはは…まぁ千歌ちゃんがいきなり言うことはよくあるので…」

「す、すみません先生まで…」

 

渡辺さんと桜内さんは申し訳なさそうにしてくれてるな。

 

「2人ともそんな顔しなくていいって。なんとも思ってない人もいるみたいだし?」

 

高海さんの方を見て言ったけど言われた本人は気付いていない。

 

「ところでバスで行くのか?」

 

「いえ、船です!」

 

「「船!?」」

 

マジか…俺も桜内さんも驚いてるぞ。てっきりバスで行くって思ってたしな〜あっ、でも船に乗ることって滅多にないしそれはそれで嬉しいな。

 

船で15分程乗って移動し、ダイビングショップに着いた。

ダイビングスーツを着た人が店のところにいた。

 

「お〜い、果南ちゃ〜ん!」

 

「いらっしゃい千歌、曜、もう1人の子は梨子ちゃんかな?それでもう1人は…」

 

「新任になった小野先生だよ!前に来た時話したと思うけど私を助けてくれた人だよ!」

 

えっ、渡辺さん他の人に話してたの?

 

「この方が、初めまして!松浦果南です、今は休学してますが3年生です。よろしくお願いします」

 

「新任の小野達也だ。3年のクラスは授業で行ったりするから復学したら会えるな。よろしくな」

 

軽く自己紹介を済ませて3人は店の更衣室に入って着替えを済ます。というかこの子も黒澤さんと一緒で2年前……まっ、今はいいか

 

ダイビングスーツは身体のラインわかるから微妙に目のやり場に困るのは内緒…

 

「ところでダイビングポイントまでは船に乗るんだろ?運転は誰がするんだ?」

 

「他に今従業員見当たらないんですけど…」

 

「私だよ?」

「「えっ!?」」

 

今言ったの松浦さんだよな?

 

「やっぱり驚いたね」

「初めての人はみんな驚くよね」

 

そりゃあまだ高校生なのに運転するんだから驚くさ。それだけ手伝ってるってことか。

 

「それじゃあみんな乗って!乗る時少し揺れるから気を付けてくださいね」

 

何も気を付けないで平然と高海さんたちは乗っていったな。

 

「ふ、2人は普通に乗って行きましたね」

「慣れてるってことじゃないか?あっ、たしかにこれは初めてだと気を付けないと危ないな」

 

あと俺と桜内さんだけだったし先に乗って手を差し出した。

 

「捕まって」

「あ、ありがとうございます」

 

俺の手を取ってもらう方が安全そうだったからそうしたけど……なんかニヤニヤしてるやつが2人程いるな

 

「で?2人はなんでそんなニヤニヤしてんだ?」

 

「いや〜先生女の子に慣れてるな〜って思ったから、ね♪曜ちゃん」

「ね♪千歌ちゃん」

 

そりゃあ彼女持ちだしその辺の気遣いはできるって、いなくてもやってたと思うけど。

 

「みんな乗ったね、それじゃあ行くよ」

 

「全速前進〜ヨーソロー!」

 

……渡辺さんのそれ……なに?初めて聞いたぞ?

 




1年3人と果南ちゃんはこの小説で初登場ですね。善子は登場と言っていいかは別として…

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