声を出さない提督   作:焼肉定食(仮)

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墓地の続きです


桜の木の下に静かに眠れ

声を出さない提督

 

今頃だが提督の見た目(現在)

 

~テイトクのそうびひん~

頭 馬のマスク

胸 提督羽織り

手 リストバンド&白手袋

腰 提督のズボン

足 ソックス

靴 動きやすい運動靴

いやー流石紳士!分かっていらっしゃる

というのは置いといて本編いっきまーす!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

提督が今いる場所は、艦娘の墓から少し離れている。

木々が円形に開けその中心は花々に覆われ、幻想的な景観だった。

その更に中心、夏の新緑の葉に覆われた桜とそのすぐ下には周りの風景に似合わない、槍が刺さっていた、その槍は・・・

提督「・・・」

桜の木・・・いや、槍に提督は無言で隠し持ってきていた、水と米と塩を供えた。

ガサガサと誰かが花畑に侵入したのが聴こえたのか、提督は持ち歩いている軍刀を抜いた。

叢雲「(ちょっと!アイツ凄い殺気出してるんだけど!?てか、どんだけ地獄耳なの?!)」

曙「(しー!今動いたり喋ったりしたら殺されるわよ?!こんなことならついてこなければ良かったわ!)」

確かに、桜の木から花畑を挟んで叢雲達がいる林まで大体50mはあった、良く聴こえたものだ。

叢雲「(もう、行くわよ)」

曙「(ちょ、殺されるわよ?!)」

ガサ、と立ち上がった叢雲に提督(馬)はピクッと体を動かし、軍刀を納刀しながら叢雲の方へ歩いていった。

叢雲「こんな場所があるなら言ってくれればいいのに」

提督「・・・・」

無言で、いやいつもだが、叢雲との距離を詰める提督

叢雲「いや、勝手に付いてきたのはごめんね」

ついに手の届く距離まできた提督は

提督「・・・・」バッ

叢雲「きゃっ!ちょ何すんのよ!?」

叢雲の腕を掴み桜の木へ引っ張って行く、曙もすぐに行こうとするが、提督に顔の前に紙で「来るな」

と、言われたので、立ち止まってしまった。

「なに、これ」

紙「分かるだろ?」

叢雲「これって、私の槍、じゃないの?」

そう、確かに叢雲という名の駆逐艦の槍だ、ただし、それは"この"叢雲の物ではない、かつて提督の"妻だった駆逐艦 叢雲"の物だ。

紙「違う、今はまだ、な?」

叢雲「じゃあ誰の」

紙「この下に眠っている、駆逐艦 叢雲のだよ」

叢雲「・・・」

紙「まぁ、お前も後でこさせようと思ってたんだがな、今は一人にして欲しかった」

叢雲「・・・ごめん」

紙「いいよ、また今度来る、それに!」

喋らないので声の起伏は分からないが、グイッと体を伸ばした提督を見て思う。

叢雲「(本当によく分からない人ね)」ふふっ

提督は首を傾げた。

叢雲「なーんにも!」

紙「じゃあいい時間だし帰って飯にしますか」

叢雲「そうねっ!」

━━━━━━━━━━━━━━

「なんか、キラキラしてない?」

「あら、そう?」

「そうよ!何かあったの?!」

食いつき気味に聞く曙

「そうね、言うなれば」

「言うなれば?」

もったいぶる叢雲と早く聞きたいと願う曙

「あの司令官はよく分からないなーと」

「何よそれ!」

今日もまだ、平和だ




墓地編終わりです、本当はもうちょっとネタを入れようとしたんですが、艦これじゃなくなるので止めました。
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