〜人里〜
博麗神社で霊夢に人里に行くように言われたキリト達は言いつけ通りに人里へ来ていた。
「おじさんこれくれ!」
「だーれがお前なんかにやるか!とっととけーれ!」
「あぁ!なんだよケチ!これくらいいいじゃないか!そんなんだから禿げるんだよ!」
「まだフッサフサだわ!それになテメェが持ってるもんは家で一番高い物じゃねえか!」
そして魔理沙は今、キリト達を連れて行く前に霊夢から頼まれた買い物をしているところだった。
「だーもーいいからとっとと帰れ!」
「これ貰ってもいいのか!」
「んなわけねぇだろ!代金払えバカ!」
「初対面の奴に向かってバカとはなんだ⁉︎」
「テメェだって俺に向かって禿げっつただろうがよ!」
「少しくらいいいじゃないか〜、ケチケチケチ!」
「分った分った。少しだけ負けてやるからもう帰れ」
「やったぜ!」
「はぁー」
読者さんは、こんな事しないでくださいね。
まぁそれは置いといて、霊夢のおつかいを達成は出来た魔理沙。
それを苦笑いで見守っていたキリト達。
そしてその奇行をしている四人を避けるように歩く里の人達。
その中でただ一人その四人に近づく女性がいた。
「アースナ!」
「きゃっ!」
「どうしたアスナ?ってお前は⁈」
「痛た!どうしたの?キリト君?」
キリトが、驚いたように目を見開いていたので、アスナは誰がぶつかって来たのかを確認した。
そしてそこにいたのは……
「久しぶり‼︎キリト!アスナ!」
紫色の髪にカチューシャを付け、腰に剣を刺した元気な女の子『ユウキ』がそこにいた。
「ユウキ!どうして此処に居るの?」
「ん、おうユウキか。今日はどうしたんだ?」
「ん?魔理沙?何でキリト達と居るの?」
「霊夢から道案内を頼まれてな。まぁ何でキリト達のことを知ってるのかは置いといて、これを見てくれよ!いいもんを手に入れたんだ」
「どれどれ〜、え!これすごい高い奴じゃん!魔理沙また盗んだんでしょ〜。これは返して来なさい」
「違うわ!これはちゃんと買った奴だよ」
「魔理沙が〜。本当に〜」
魔理沙はお金を払わないで物を持っていくことが多いため真実を伝えてもなかなか信じてもらえない。
「本当なんだよ。な、キリト、アスナ」
「あ、あぁそれはちゃんと買ってたぞ」
「それなら安心だね。それよりかも魔理沙、キリト達とは積もる話があるからそこで休んでかない?」
ユウキは近くにあるお茶やを指して言う。
「あぁいいぜ、でもそれなら私は邪魔になるな。先に帰っとくから後で博麗神社に連れて来てくれ」
「別に魔理沙が居ても構わないのにな〜」
「いや、私が居たら話せない内容とかもあるだろ。だから私は外れるわ。あっ、でも晩御飯は一緒に食おうぜ。どうせ博麗神社で買うんだしさ!」
「うん!それじゃあごめんね、魔理沙」
魔理沙は箒に跨り飛んで行った。それを確認すると、ユウキ達は茶屋に向かった。
〜スキマ〜
「このままでも面白いのだけれどまだこの異変は序章にすら入って居ないわ。さて、次は誰を連れてこようかしら」
誤字脱字、アドバイスコメントお待ちしております。