助けたまもり族のテトルーさん達に質問攻めを受けながらも過去に思いを馳せるバグアイルー、シュラ
過去に出会ったもの達を思い出しては目が死んでいくのだった...
「それにしても本当に助かったニャ、あのままだと、我らはこの広い荒地に放り出されることになるところだった......」
「ニャハハ、それはよかったのニャ」
そもそもそんなことになったら面倒だし、なんだか嫌な予感もするからニャぁ......
そんなことを思ったところで、ボクは虫かご族のテトルーさんからの依頼を思い出した。
「そういえば、虫かご族のテトルーさんからのお届け物ですニャ」
そう言ってボクは懐からテトルーさんから預かっていた葉っぱの包みを取り出して渡す。
「これは...あぁ、古代樹の食料と道具かニャ、これは助かる、ここでは中々便利なものだからな...」
はニャぁ...やっぱり住むところが違うと生活も変わるのニャねぇ......。
「古代樹からここまで来て疲れただろう、今日くらいは身体を休めていくといいニャ」
「ありがとうニャ!お言葉に甘えてお世話になりますニャ。けど、その前にボク、もう少しこの荒地を見てきたいから少し回ってきてもいいかニャ?」
そう問うとまもり族のテトルーさんは一つ頷いて......
「そのくらいなら大丈夫ニャ、だけどこの荒地は広いから迷わないように気をつけるのだぞ?」
「分かったのニャ!!いってきまーす!!」
そうして、テトルーさんの見送りを背に意気揚々と大蟻塚の荒地へと、ボクは飛び出していくのだった。
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「.........迷ったニャ」
意気揚々と飛び出して十数分......。
ボクはいきなり迷子になっていた。
「こ、ここここココどこニャ?テトルーさん達の拠点は...?」
辺りを見回せど、あるのは岩だらけ......。
「.........ヤバい...本格的にヤバい気がするのニャ...」
......こうなったら焔ネコフォームで...っ!!
そう決断しかけたその時だった......。
「...?キミは、アイルーか?」
そんな、低めの声が背後から掛けられる。
「...ニャ?」
振り向くと、そこには緑のフードらしきものを被り、長杖を手にしたヒトが立っていたのニャ
「...長くここを調査していたが、アイルーは見たことがなかった...新種か?」
「...新種かどうかは分かりませんけど、ボクはアイルーですニャ」
「やはりそうか...ところで、どうしてこんな所に?」
「ちょっと迷っちゃったて...遭難中なのですニャ......」
隠してもしょうがないので大人しく話す......。
「遭難...か、ということはこの辺りの出身ではないようだな」
そりゃまあ...出身はここじゃないし、本国...という訳でもないけど......
...嫌なやつの事を思い出してしまったニャ......
あんなヤツのことを思い出すくらいなら
「違いますのニャ、ボクはたまたまここを通りすがっただけの獣人族だからニャ」
内なる不快感を隠してボクはフードのヒトと話す。
「そうか、なら丁度いい、君、私と共に来るか?」
「ニャッ......??」
それは、あまりに唐突で不思議な提案だった
というわけで、ここでまさかの人と遭遇でしたニャ
ここからボクの話は動き出す......
それじゃ、また次のお話でお会いしましょニャ!!
see you next novelニャ!!
これからのアイルーくんの動向について
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渋々弟子入りを認めアステラに同行するニャ
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弟子入り✕様子見でアステラへ同行ニャ
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弟子✕同行も✕気ままにやるニャ
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弟子○けど基本好きにやらせるニャ
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全部ほっぽり出してテトルー宅に籠城ニャ