とあるアイルーの鎧袖一触   作:榛猫(筆休め中)

9 / 40
ヤホヤホニャー!

前回までの女王領域の獣人種ニャ!

ジェストさんに連れられてドンドルマへとやって来たアイル―くん

そこでジェストさんの妻、エクセリアさんとギルドマスターのセレシアさん、リリナさんに出会う。

エクセリアさんとの挨拶をしたアイル―くんはセレシアさんの提案でニャンターとニャイダーになることが決まったのニャ!


ニャンター初仕事ですニャ!

こんばんは、アイルーです。と、アイルーはふと自己紹介をしてみますニャ...。

 

今日はエクセリアさんとクエストに行くことになったのニャ!

 

エクセリアさん曰く、『旦那やあの子に負けてはいられないから』とのことだったにニャ。

 

そういうことニャら喜んで協力するニャ!

 

 

「エクセリアさん、クエストは何をやるのニャ?」

 

 

「えぇ、今回はウラガンキンに行ってみようと思ってます。旦那もいませんし、アイル―くん、協力してくれませんか?」

 

 

「もちろんニャ!用心棒兼オトモはしっかり務めさせていただきますニャ!」

 

そうじゃニャいとジェストさんに切り刻まれちゃうニャ...

 

 

「ふふっ頼もしいですね、頼りにしていますよ」

 

 

「任せるニャ!護衛とサポートは任せるニャ!」

 

それにしてもウラガンキンかニャ、ゲームしていた時に初めて戦ったウラガンキンが固すぎてイライラしてた記憶があるニャァ...

 

今ではいい思い出ニャ...。

 

今回もボクは大っぴらには戦わないニャ、あくまで戦うのはエクセリアさん、僕はそのサポート役ニャ!

 

内容は前回のジンくんの狩り手伝い(第四話参照ニャ)の時と似ているニャ。

 

ここで違ってくるのは今回の護衛対象がニンゲンだという事ニャ。

 

ジンくんはモンスターで修羅種だから獲物が逃げる前にボクが追い詰める、というものだけだったけど、エクセリアさんの場合はそう言う訳にはいかないニャ。

 

アイテムでのサポートや、モンスターのヘイトをボクに移して注意を引いたり、エクセリアさんが危ニャいの時は助けに行ってあげなきゃとやることは沢山だニャ!

 

だから今回はボクも気合を入れて準備をしてきたのニャ!

 

もちろんボクが戦えば一瞬で終わるんだろうけど、それじゃあ面白くニャいし、ジェストさんの時の二の舞になってしまうニャ。

 

だから今回はサポート役に徹するニャ

 

 

「さて、それじゃあ行きましょうか」

 

 

「了解ニャ!」

 

さあ、一狩りいくニャ!

 

 

 

 

~~NowLoading~~

 

 

 

 

熱いニャ...あまりの暑さに解けてしまいそうニャ...。

 

忘れてたニャ、ウラガンキンの生息地が火山だってことを......

 

 

「大丈夫ですか?アイル―くん?」

 

 

「は、はは...だいじょばないかもニャァ...」

 

もう本格的に溶けそうニャ...クーラーミートもその材料も全部エクセリアさん家のボックスにしまってきちゃったからアウトニャ...。

 

これじゃあサポートなんてもっての外ニャ。

 

 

「私の分のクーラードリンクが余ってますから良かったらどうぞ」

 

へ?いいのニャ?でも、それじゃあ効果が切れた時に困っちゃうニャ...

 

 

「やめとくニャ、エクセリアさんが必要ニャ時の為に持っててくださいニャ」

 

こんなの気合でなんとかして見せるニャ!

 

 

「一本くらいなら問題ないですよ、無くなっても支給品の物が少しありますからね」

 

そういえばそんなものもあった気がするニャァ...。

 

でもこのクエストって上位のものだった気がするニャ、来るまで保つのかニャ?

 

 

「本当にいいニャ?」

 

 

「えぇ、ご心配なく...」

 

 

「それじゃあお言葉に甘えるニャ...」

 

ンクッンクツンクッ...ぷっはあ!生き返るニャ!

 

これで暑さともお別れニャ!

 

やっぱりニンゲンの作るアイテムって便利ニャ!

 

 

 

 

~~NowLoading~~

 

 

 

 

「見つけましたね、アイル―くんはサポートをお願いします!」

 

 

「任せろニャ!」

 

懐から角笛を取り出して思いっきり吹き上げるニャ!

 

 

【プオーンップオーンッ】

 

 

「ゴルアァァァァァッ!!」

 

よし、こっちに注意が向いたニャ、後はエクセリアさんに注意が向かないよう、ボクが囮になって逃げ回ればいいニャ!

 

ついでに挑発も入れといてみるニャ!

 

やーいやーい!顎デカブツー!悔しかったらボクをその無駄にデカい顎で潰してみろニャー!!オシリペンペーン!

 

 

「ゴルアァァァァァッ!!

『訳、こんのクソ猫があぁぁぁっぶっ潰す!!(ビキビキッ)』」

 

よ-しよし、これなら大丈夫そうニャ、それにしてもエクセリアさん攻撃の仕方は片が綺麗だニャァ...。

 

ボクのは完全に我流だから人に見せられるようなものじゃないニャ。

 

さっきからすごくウラガンキンに追い掛け回されてるけど、エクセリアさんやりづらかったりしないかニャ?

 

 

「....ッ!(フルフルッ)(グッ)」

 

えーと...?今のは恐らくきっと...。

 

『私は大丈夫ですからもっとやってください!』

 

って意味だと思うニャ!多分...

 

それならもっとやってやるニャ!!

 

 

 

 

~~NowLoading~~

 

 

 

 

「ゴルアァァァァァッ...」

 

【ズシインッッ】

 

 

「ふう、終わりましたね」

 

 

「お疲れ様ですニャ、エクセリアさん」

 

あの後、ボクが散々挑発しまくってウラガンキンのヘイトを集めまくっていたおかげかエクセリアさんは一撃も攻撃を喰らうことなく無傷でウラガンキンを討伐してたのニャ。

 

途中、怒り状態になったウラガンキンがエクセリアさんを狙いかけた時にはヒヤッとしたけど、煽りまくってやったらあっさりこっちに注意が向いたから良かったのニャ。

 

 

「ありがとうございます。これもアイル―くんのサポートのおかげですね」

 

 

「ボクは何もしてないニャ、精々敵の注意を引いて逃げ回っていただけニャ」

 

 

「そんなことをずっとやり続けるだけでも十分凄いと思いますけど...」

 

まさかぁ、このくらいニャらランゴスタでもできるニャ!

 

 

 

 

 

【ビュゥーッバサッバサッ】

 

 

 

ニャ?何か来るニャ?

 

 

「アイル―くん?どうかしましたか?」

 

 

「エクセリアさん、ここから離れた方がいいニャ」

 

 

「え?」

 

 

 

【バサッ…バサッ…ズズンッ

 

 

「グルアァァァァァァッッ!!」

 

な、なんでコイツがここにいるニャ!?

 

 

「リオレウス修羅種!?どうしてここに...!」

 

 

「...エクセリアさん、今すぐここから離脱するニャ、ここはボクが食い止めておくからニャ」

 

それに、どうやらコイツの目的はボクみたいだしニャ...。

 

 

「何を言ってるんです!そんなこと出来る訳が「今ここに居られても邪魔なだけニャ!」...ッ!」

 

 

「頼むから先にドンドルマに戻っていて欲しいニャ、そうしたら後でいくらでも言うこと聞いてあげるからニャ」

 

流石に修羅種相手に守りながら戦うのはちょっとだけ厳しいからニャァ...。

 

 

「......分かりました、ならアイルーくんも無事に戻ってきてくださいね?」

 

 

「分かってるニャ!」

 

戻り玉で戻っていくエクセリアさんを見届けてボクはゆっくりと口を開くニャ。

 

 

「それで?おまえは何をしにこんなところまで来たのニャ?」

 

 

「グルアァァァァァァ!!」

 

はぁ?おまえを倒して名を上げる?何言ってるんだかニャ...

 

ボクがそんな有名な訳ないじゃないかニャ。

 

 

「グルアァァァァァァ!!」

 

何でもいいからオレと闘えぇ?めんどくさいニャァ...。

 

 

「グルアァ!」

 

ニャに...?もしやらニャいならさっき逃げたあの女ハンターを殺す?

 

あーはいはい分かったニャ、やってやるから早くかかってこいニャ...

 

 

「グルアァァァァァァ!!」

 

.........

 

つまらニャいニャ...あれだけ威勢のいいこと言っておきニャがらこの程度の威力しかニャいニャんて...がっかりにもほどがあるニャ...

 

さっきから受けたり避けたり防いだりしてるんニャけど、どれも大したことニャくて拍子抜けもいいとこニャ。

 

これならアプさんに殴られた時の方が数十倍も痛かったのニャ。

 

というかそろそろエクセリアさんも火山を離れた頃かニャ?

 

もうそろそろいいニャね。

 

 

「グルアァァァァァァ!!」

 

 

「さっきから口ばっかりで煩いだけニャ!喰らえニャ!」

 

『強連続ネコパンチ』

 

 

ズドドドドドドドドドドドドドドドドッドゴ゙ンッッ

 

 

「グルッ......」

 

 

【バラバラバラ...】

 

......つまんニャいものニャ...。

 

こんな奴が修羅種なのかニャ?

 

ジンくんを見習ってもっと鍛え上げてから来やがれニャ!!

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

うわぁ...アレ一体何なのよ...。

 

胸騒ぎがしたから奏音に何かあったのかと思ってきてみたらさ、ナニコレ?

 

何で修羅種のリオレウスがこんなところにいる訳?

 

アンタ女王領域にいるはずでしょ?何勝手に脱走してくれちゃってんの?

 

というかそもそもアンタ何狙ってるのよ、アンタの目の前にいるのってどう見たってアイルーじゃない!

 

そんな可愛くて尊い生き物相手に襲い掛かるとか...。

 

もう万死に値するね、よし、あのリオレウス殺ろう!

 

 

 

「さっきから口ばっかりで煩いだけニャ!喰らえニャ!」

 

『強連続ネコパンチ』

 

 

......え?何今の...アイルーがリオレウス粉砕したように見えたんだけど...?

 

えっと、これって幻?

 

いやいやいや!現実だね...

 

え?でもアイルーってリオレウス屠れるもんなの?

 

確かにゲームではバグ猫なんて存在も一時聞いたけどさ...あれはネコじゃない、ネコの皮を被ったナニカだよ。

 

とりあえず降りてみようか、あのアイル―の事も気になるしね

 

 

 

 

 

~~NowLoading~~

 

 

 

 

「ニャニャ!?」

 

うん、見たところ普通のアイルーだね。

 

どことなく大きい気もしなくもないけどいたって普通のアイルーだよ。

 

子の子がさっきのリオレウスを秒殺?しちゃったんだから驚きよねー

 

 

「ニャ...ニャ...」

 

ん?どうかしたの?

 

 

「星焔竜ニャーーーーー!!!」

 

え!?なんで逃げられたの?私ってそんな怖い?

 

あ!さては奏音達が何か教えたね?

 

ハァ...アイルーに逃げられるとかなりショックが大きいね...

 

でも今ので思い出したよ、前にレウスが女王領域にジンオウガ修羅種と闘りあっているアイル―がいるって言ってたことを...。

 

さっきの光景からして多分、あのアイル―がレウスの言ってた子なんだろうね。

 

それにしても気持ちよさそうな毛並みだったなー。もし次会ったらモフモフさせてもらおうかな




はい!今回はここまでニャ!

次回の女王領域の獣人種は

アイル―くん生還する

エクセリア家の日常

アイル―くん紅龍に会う

の三本仕立てですニャ!

それじゃあまた次回お会いしましょうニャ!

SeeYouNextNovelニャ!!

これからのアイルーくんの動向について

  • 渋々弟子入りを認めアステラに同行するニャ
  • 弟子入り✕様子見でアステラへ同行ニャ
  • 弟子✕同行も✕気ままにやるニャ
  • 弟子○けど基本好きにやらせるニャ
  • 全部ほっぽり出してテトルー宅に籠城ニャ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。