私は村雨。旧三月精宅に住む付喪神だ。此処には昔三月精が住んでいたらしいが、今はいない。別の場所に移り住んでいるらしい。それで、誰も住んでいないこの空き家を博麗の巫女の博麗霊夢から進められ、今に至る(まぁ、まだ幻想入りして2ヶ月程なんだけどね)
ある晩、私は明るすぎる夜空に違和感を感じ、外に出た。
「凄い・・・何これ・・・?」
私の視界に入ったのは有り得ない光景だった。月は出ていない、それどころか、曇っているはずの空から星が降っていた。流星群とか言う奴だろう。それはとても綺麗だったが、どうしても心から美しいとは思えなかった。
翌朝、幻想郷のあらゆる所ではあの流星群の話題で持ち切りだった。そして、そのほとんどの人が、これは異変だと言っていた。
(まぁ、普通に考えてそうだよね)
異変疑惑は私の中にもある。
「まずは博麗神社に行くか・・・」
私は霊夢とこのことを話す為に博麗神社に向かった。
ー博麗神社ー
「さてと、着いた〜!ホントここの階段キツいわ・・・」
「悪かったわね、キツい階段の上にある神社で」
「まぁまぁ、霊夢。村雨は空飛べないんだぜ?大目に見てやれよ」
紅白の服を着ているのが、霊夢で白黒の服を着ているのが魔理沙。2人は幻想郷で起きる異変を解決するいわば、物語とかで言う主人公的ポジだ。
「魔理沙・・・なんかグサって来たんだけど・・・」
「あ・・・スマン・・・」
「それは兎も角として、村雨、アンタがこんな所に来るなんて珍しいわね。どうかした?」
「昨晩の流星群のことでね・・・人里とかじゃ異変じゃないかって話題で持ち切りよ」
「あぁ、その事・・・。まぁ、私もあれは異変だと思うわ」
「おや?霊夢が素直に異変だと認めるなんて珍しいな。いつもなら、そんな訳ないでしょ、とか言って否定すんのにな〜」
(マジか・・・!?博麗の巫女が異変のこと否定してんの!?)
「違うわよ。私の睡眠の邪魔をしたあの流星群を出した奴をぶっ飛ばしたいだけよ。」
そう不機嫌そうな顔をした霊夢が答えた。
(ファッ!?私怨!?まさかの私怨!?)
「そ、それはそうと、どうするの?今回の異変」
「「勿論、首謀者見つけてぶっ飛ばすだけよ」だぜ」
「ですよね〜あっ、そうだ!!私も異変解決に参加させて!」
霊夢と魔理沙は呆れ顔だったが、霊夢がまさかの承諾をしてくれた。多分、人数が多い方が早く解決できると考えたのだろう。
「さてと、異変解決しようにも、首謀者がどこにいるか検討もつかないよね・・・」
「私、大体の検討は付いてるよ」
「「ファッ!?」」
「村雨・・・アンタ今なんて・・・?」
「だから、どこにいるかの大体の検討は付いてるって言ったんよ」
・・・続く・・・