fast garden ジャングルの孤島から宇宙に至るまでの日々 作:ARice アリス
現在三日目、妻と散策に出かけ、宝物を見つけた。とびきりのだ。
妻となった親しいもののみの名として告げた『フェアル』の名を受け取り
ここに現村長候補権限により村役場、を造ることに成功した
島全体をマッピングされた地図を握った半分砂に埋もれた骸骨を発見したため開放されたのだ
その骨はどこか不気味なもので僕らの身長と同じくらいの子供と思われるものだったが。
同族だったのだろうか
!~ようこそこの青空輝く南国島村へ~!
観光!フルーツ!アクティビティ!香辛料!
楽しみはまだまだ!これからも地域を発展させてゆきましょう!
では、一曲!らららららー。えっ。音痴だからやめろって!?
せいぜい獰猛な生き物や海賊に気を付けることだな!
「うん。相変わらずうるさい音が鳴るわね。耳ふさいでいたけれど」
「で、次は港だっけ?」
「…ええ!…早く木材と鉄を集めないとね!」
判るよ。
「うん!造りましょう。グレードは落とさずにね」
「うん、ここで待っているよ」
ファリスは後ずさりしている
「再建造。できるんだろ?やらない手はない、な」
「知ってて…行かせるの……?」
「ふん、甲斐性の無い男でね。一人でもやっていけるさ」
「何よそれ。」彼女は小走りに顔を背けたまま歩いて行った港の桟橋にて羽ペンでスクロールに浮かんだ『建造』をタップし
目の前には巨大なガレオン船が空中から染み出るように出現し
海水に叩きつけるように水しぶきを上げた
と、同時にたくさんの船員たちの歓声と口笛、歓喜の声が船上から響き渡った
「お前ら、遅れを取り戻すぞ!急げ!」 芯を持っているように揺らぐ私の目を見て
船員に気が付かれないように彼女はこちらにゆっくりと瞼を閉じ。
「航海班!ジョナス!お前は安い仕事をこなすのか!?」
とうら若き甲板員の少年に激を飛ばしていた
彼女は操舵席の横に座ると転舵甲板員に指示を出し。出港と相成った
号鐘が鳴る
風は沖から離れたこの桟橋では文字通り追い風だ。
私は彼女に言付かった
「必ず!必ず順風満帆!行ってこい!」
甲板を見やる彼女は一回大きな動作で帽子を振った
それが別れの合図であった
「村長住宅の建設を提案いたします。」にゃんっ!?なんて自分の驚きの声と
隣に立っている眼鏡のスーツ姿の女性。
「キミは…?」
「住人の不信感が高まっています。」
「住人の反乱が起きました。」
「住人が失われました。」
「住人が漂着しました。」
「住人が婚約しました。」
「おめでとうございます。ボーナスとして1000G報酬が与えられます。そして、こちらをご覧ください。>詳細 | 」
「商業に住人が出発しました。推定:不明…」
一気に今までの俺たちの行動をわーっと息継ぎなしに語り掛けてくる。
よくアイコンの片隅に居る秘書官的な立場の奴だろう。
「質問だ、君にはある程度の自由意志はあるのか?」
「検索結果:質問できませんでした:検索結果なし:」
「ああ、さっそく資材を集めよう。君は住人扱いなのかな?」
「!:住人を指示する場合は地図メニューを使用。!」
視界に薄っすら透過している文字に意識し地図を開く、
なんというか、テンプレの四角い形の島だな。
『追従_支援_』
「はいlお任せください!」
ひゃわ!「大きな声を出すなあ…!」
石垣、丸太、乾燥した草。建築は自分一人でやる。
南国の秘書ならではの音楽演奏スキルがあったので加速させるバフをかけてもらいつつ適当にハンマーを叩きつつ
ご機嫌なサルサや南陽音楽を聴きつつ、夢中でふるっていたお昼時。
空から轟音とともに黒い影が森の奥に墜落していった。
「質問!」
「はい!何なりと:質問:『 』」
「住民の中にけが人は!?」「1名存在:東浜辺_近隣の森_目標物にマーキングしますか?_」
「YES YES!」
ハンマーを投げ出すと、目に映る目標アイコンに向かい駆けていった。