二次創作/デジモンアドベンチャー03 ロストソウル   作:島鳥 烏

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移りゆく時の中での方でも書いたのですが、時間的にも気力的にも執筆を続けるのが難しく。ここから際はあらすじと言う形での投稿になります。
誠に申し訳ありません。


あらすじ

闇の世界、ダークエリアへと引きずり込まれた亮とアライブモンの目の前でバルバモンがクリスタルへと変えられてしまう。圧倒的な力を見せたバルバモンでさえも逃げる間も与えずに倒した闇の主、グランドラクモンの住まう城へと二人は招かれる。

そしてグランドラクモンは亮へ危害を加える気はないと語り、アライブモンも亮と出会う前はここにいた事を知る。だが、亮には他に気になる事があった。それは何故か自分がこの場所を知っている事。

何故グランドラクモンは助けたのか、何故自分はここを知っているのか。その問いにグランドラクモンはそれを語るのは疲れを癒してからにした方が良いだろうと二人はグランドラクモンが用意した部屋へと通される。

自分に起こっている得体の知れない事態の中にいても旅と戦いの疲れから亮は眠りにつく。そして目覚めた亮の前にドラクモンが現れ、面白い物を見せてやると亮とアライブモンを連れ出し、サングルゥモンを言いくるめて黒い森、エビルフォレストへと向かい、そこに住むファスコモンの忠告を無視してその最奥で眠るベルフェモンの時計の針を無理やり進め、目覚めさせてしまう。

衝動のまま暴れ回るベルフェモンをグランドラクモンの指示で使わされたマタドゥルモンが指示を出し、グランドラクモンが繋げたゲートの先へとベルフェモンを誘導し、その先に広がる谷、アビスヴァレーに住まうリヴァイアモンと戦わせ合う。

バルバモンと同じ魔王型デジモンの二体の戦いは熾烈を極め、その衝撃から亮とアライブモンを背に乗せたサングルゥモンが逃げ回っている内にベルフェモンが暴虐の衝動を満たし、再び眠りに堕ちる。

利用されたリヴァイアモンの憤懣をグランドラクモンがいなし、この事態を引き起こしながらただ見学していただけのドラクモンは叱責交じりの命令に従ってアイオブナイトメアによって悪夢を生み出し、眠るベルフェモンの身じろぎを操ってエビルフォレストへと帰していく。

ダークエリアでの騒動を終えた亮にダークエリアに住む者は決して悪しき者だけではないと自分の目で見た今の亮になら全てを話してもいいと語り始める。

そして亮はアライブモンがダークエリアに堕ちたデジコアにダークエリアに満ちるデジモンのデータの残骸が集まって生まれて事、そしてかつてリアルワールドへ侵攻したヴァンデモンの軍勢に紛れてリアルワールドへと行ったドラクモンが赤ん坊だった亮を見つけ、ダークエリアへと連れてきた事を話す。直ぐに帰そうとしたがこれも運命かもしれぬと自分達と同じようにダークエリアで生まれ、自分達以上に歪なアライブモンを同士と思い、救う為にと亮のアライブモンのデータの一部を埋め込み、パートナーになるように仕組んでいた事を告げる。

亮は子供の頃、うまく自分の意思を他者に伝えられず、そのせいで癇癪を起し、自分でも感情を制御できない時があった。それは自分にパートナーのデジモンが現れない事も重なって酷くなり両親ですら手に負えなくなる程だった。その時に亮の話を聞いた太一がずっと向き合ってくれた事で感情の制御が出来るようになり、ゴーグルもまた自分の感情を制御できなくなった時にこの日の事を思い出せるようにと太一がくれた物だった。

自分が苦しんだ日々はアライブモンのパートナーにする為に仕組まれていたせいであったと言う真実を伝えられた亮はアライブモンと共にデジタルワールドへと帰される。その姿を本当のパートナーになる筈だったドラクモンに見送られながら。

安らぎの町へと帰されるが、亮はまだ自分の中で整理がつかず、落ち着かせる為に額のゴーグルに手を伸ばすが魔王型デジモン同士の戦いの中で無くしてしまっていた。

自分の中に渦巻く感情を制御できずにいる亮は繋ごうと伸ばされたアライブモンの手にすら気づかない。

二人の間に生まれた溝。だが、そんな事などお構いなしにD―ブリガードが再び安らぎの町に攻め込んでくる。

町を破壊するD―ブリガードにお前等さえいなければと渦巻く黒い衝動に突き動かされたアライブモンはその力を全て開放する。その圧倒的な力でD-ブリガードを一方的に駆逐していく。だが、その姿は崩壊を始めた痛みにもだえ苦しんでいるようにしか見えない。

それでも思考が定まらない亮はアライブモンを救う為の行動が出来ない。そんな亮の許にデジタルワールドに戻ってきた事を察知して無事を確認しに選ばれし子供達が来る。だが、それだけではない。バンチョーレオモンとダークドラモンのジョグレス体であるカオスモンまでもが現れる。

バンチョーレオモンとダークドラモンの戦いによって次元に僅かな綻びが生まれ、それをこじ開けてこちら側に来ようとする強大で邪悪な存在を目の当たりにし、デジタルワールドを守る為にジョグレス進化を果たしていた。それでも次元が閉じるまで邪悪な存在を押し留める事が精一杯だった。その力を目の当たりにし、同じ力を持つアライブモンをカオスモンは倒そうとする。

カオスモンが優勢となり、アライブモンが倒されそうになる中、それを止める為に選ばれし子供達とパートナーデジモンもカオスモンに挑む。その間に風花に叱責され、亮はアライブモンとの日々を思い出す。例え仕組まれたものだったとしてもあの日々は偽物なんかじゃないと。

そしてアライブモンのデータを元に光子郎が作り上げたチップとデジヴァイスにチップ用のスロットを拡張する補助装置を渡す。

力を制御できると分からせればカオスモンが戦う意味を無くせる。アライブモンが自分の力で死んでしまう事を防げると亮は制御チップを挿入する。

デジヴァイスを通して逆流してくるアライブモンの力に体が悲鳴を上げながらも同じ痛みに苦しんでいるんだと亮は激痛に晒されながらもチップを押し込み。そして破れさったローブが再びアライブモンの体を包み、その力を抑える。

自らの身を犠牲にしながらも痛みを共有し、力の制御を果たしたアライブモンにカオスモンが刃を収める。

だが、そこに現れたダークヴァンデモンが傷つき倒れた亮の体に寄生し、拘束する。そして亮を助けたいならカオスモンを倒せとアライブモンに命じる。迷いながらもカオスモンと戦おうとするが、力を制御した状態ではカオスモンに傷一つ与えられない。

力を求めるアライブモンの心に暗い声が響く。だが、アライブモンはそれを手にすれば亮がまた苦しむ。自分が欲しいのは亮を助ける力なんだと強く願った時、アライブモンに付け入ろうとした闇の中に一陣の光が差し込み、暖かい力へと手を伸ばす。そしてアライブモンは自分の中にある正しい心を持つデジモン達の意思を一つに統一し、究極の善なるデジモン、スプンタモンへと進化する。

そしてその光の力でダークヴァンデモンの闇を払い、亮を助け出す。

それでもダークヴァンデモンは諦めず、カオスモンに寄生する。バンチョーレオモンだけであればダークヴァンデモンを追い払えたが、ダークドラモンは未だにスプンタモンへと進化したアライブモンを信じ切れず、その僅かな隙に中まで入り込まれ支配され、そしてカオスモンはカオスヴァンデモンへと変異してしまう。

そしてカオスヴァンデモンは魔性の光で精神を支配するダークエクリプスを放つ。スプンタモンは光の力で対応するが、仲間のデジモン達の精神はカオスヴァンデモンにと¥支配されてしまう。

スプンタモンは自らの中に宿る正しき意思を持つデジモン達を顕現させるプラヴァシによって現れたデジモン達が自ら犠牲に操られた仲間達の中に光を届け、その光を通じてパートナーの子供達に思いを届けさせる。そして正気を取り戻した仲間達は光を受けて完全体へと進化を果たす。

カオスヴァンデモンはバルバモンに代わり、従えていたD―ブリガード達を呼び寄せ、闇の力で強制的にダークドラモンへと進化させ、そのダークドラモンと仲間達が戦い、スプンタモンはカオスヴァンデモンと対峙する。

スプンタモン達が優勢に見えたのも束の間、リアルワールドにばら撒いていた闇の種を通して人々の負の感情を吸い上げ、エネルギーとして取り込む事でカオスヴァンデモンは無尽蔵の力を得、直ぐにダメージを回復してしまう。

それでも諦めずに戦い続ける中、唐突にカオスヴァンデモンへのエネルギーの供給が途絶える。

それはリアルワールドでメディアを利用してデジモンへの恐怖を広げ、大勢の人々の負の感情を高めていたカオスヴァンデモンの策に、リアルワールドの子供達が大介を始めとしたデジモンと共に人々を守るかつての選ばれし子供達の姿を、そして自分達が過ごしたデジモンの思い出をSNS上に次々に上げ、デジモンへの恐怖を人々から取り払っていたからだった。

力の供給を絶たれたカオスヴァンデモンにカオスモンが抗い、その動きを封じ、自分事倒せと告げる。

ここで倒されても新たな生を得られる、また出会う事が出来る。それまでしばしの別れだと言い残したカオスモンの意思に従ってダークヴァンデモンを倒す。

その野望が完全に費えたダークヴァンデモンは私が死ねば世界は滅びる。せいぜい最後の時を後悔して過ごせと怨嗟の嘲笑を残して消滅する。

その怨嗟が現実になるかのようにスプンタモンとカオスヴァンデモン。そして一方で行われていたオメガモンとアルファモン。それぞれの戦いによってぶつかり合った強大な力は次元の壁を破壊し、その先からアルファモンの世界を滅ぼした究極の悪なるデジモン、アンラモンがこちらの世界へと降り立った。

清浄なる光輪を背に、神秘のローブで身を包んだスプンタモンとは対照的に不浄なる光輪を背に、邪悪な鎧を纏うアンラモンは、その鎧の両肩と胸にある邪龍の口から病魔、瘴気、厄災を放出し、世界を死に至らしめ、そして死したデータを全て取り込んでいく。

それは誰も止められない。誰もアンラモンの許に近づく事すら出来ない。唯一対となる力を持ったスプンタモンを除いては。

だが、それでもアンラモンは止められない。対となる力を持っていてもアンラモンは既にデジタルワールドを一つ食らいつくしていた。アンラモンにスプンタモンは太刀打ちできなかった。

けれどまだ終わりではない。オメガモンが未来を見通すオメガインフォースの力を以てしても見通せない未来があった。それはアルファモンとオメガモンの力をスプンタモンに亮と言うものだった。

オメガモンですら見通せない未来の可能性に掛けてアルファモンとオメガモンはスプンタモンに取り込まれる事を選ぶ。そしてアルファとオメガ。相いれる事のない正義はスプンタモンの中に宿る無数の正しき心を持ったデジモン達によって結びつき、一つになる。

その時、スプンタモンは究極体をも超えた超越体へと更なる進化を遂げる。

そして現れたのは始まりにして終わり。アルファにしてオメガ。データを構成する0と1に干渉する神の力を持ったヤハウェモンだった。

その力は常軌を逸しており、認識範囲下のデータをその意思一つで消し去り、そしてその認識はデジタルワールド全域へと及ぶと言う終焉のΩによってアンラモンの支配する怒り、憎しみ、悲しみ、絶望、そして孤独を消し去り、アンラモンになる前のアライブモンへの姿へと戻す。

そして認識範囲下にあるあらゆるデータを過ぎ去った状態へと復元するαへの回帰にて死したデジモン達を全て蘇らせる。それは次元の壁が破壊された事によってアルファモンの世界をも認識範囲に捉える事でアンラモンに食いつくされた世界をも復元した。

その光景をグランドラクモンも闇の底から眺めていた。そして笑う。これが求めていた至高の悲劇だと。

それが意味するように究極体は決して越えてはならない一線だった。それを越えてしまったヤハウェモンはその常軌を逸した力にデジコアが耐えきれず崩壊を始めてしまう。

自分と言う存在が消滅していく中、ヤハウェモンはもう一人の自分を亮に託す。自分と彼はただ傍にいてくれる誰かに出会えたか出会えなかったか。それだけしか違わない。だから傍にいてあげて欲しい。自分の傍にいてくれたようにと。そして亮と出会てよかったと最後の言葉を伝える。

亮もヤハウェモンへ同じ思いを伝える前にヤハウェモンは世界から消え去ってしまう。そして目覚めたアライブモンは何故泣いているのかを問う。それに亮は君と出会えたからだともう一人のアライブモンを泣きながら抱きしめ、アライブモンもその温かさに身を委ねた。




ストーリーはこれでおしまいです。
もし時間があればこれをちゃんと物語と言う形で書いてまた投稿し直せればと考えてはいます。
一応、亮とアライブモンを一員とした選ばれし子供達の冒険の物語も考えてはいて、それも書けれたらな、とは思っていますので。
他にもサブストーリーと言えばいいのか、デジモンだけの物語(バンチョー同士の戦いとそれを仕組むデジモンやベルゼブモン、ベルスターモン、マグナキッドモンのガンナーズの物語など)も考えています。とは言え、書くとしてもかなり先になってしまいそうなのであまり期待しないでください。
それとこの作品で出したオリジナルのデジモンの描写をまた別に投稿する予定ですので、一応そちらも見てもらえたらありがたいです。
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