二次創作/デジモンアドベンチャー03 ロストソウル   作:島鳥 烏

8 / 9
原点回帰って事で最初に人気を得たグレイモンと最初はメインキャラになる予定だったティラノモンに焦点を当て、ジョグレス進化させて、更にそこからの進化もさせてみました。
デジモンだけで話は特に考えてはいませんが、作るとすれば似ているからこそ反目してしまう双子が主人公の話になるかも。


データベース 原点回帰

ダイナモン

ウィルス種 完全体 恐竜型

鋭利な角と鋭い牙、発達した四肢で立ち塞がる全ての相手を全てを打倒し、デジタルワールドの創成期においてデジモン達の頂点に君臨していた古の覇者。だが、その覇者もめまぐるしく進化を続けるデジタルワールドの歴史の中に埋もれ消えていった。しかし、その因子を受け継ぐ二体のデジモンが交わる時、その雄姿は現代に蘇る。

必殺技は圧倒的な力で相手をねじ伏せる“ダイナミッククロ―“ 覇者の咆哮によってデジモンのデータの奥底に刻まれた恐怖を呼び起こし、全てのデジモンをひれ伏させる”カイザーハウリング“

 

メタルダイナモン

データ種 究極体 サイボーグ型

古のデータを元に体の大部分をサイボーグ化された状態で復元されたダイナモン。機械化される事によってその力を何十倍にも高められるが、その代償に下される命令に支配されてしまう。それでもその内に宿る覇者の魂は支配に抗い、尽きぬ苦しみに苛まれ続ける事になり、それはドス黒く変色した生体部分に現れる。

背部から発射される無数のミサイルと両腕から放たれるエネルギー弾の一斉掃射による“バーストデストロイヤー”は全てを破壊しつくし、また近づく者は両腕から形成されるレーザークロー“ミュティレイトクロー”によって容赦なく両断される。

 

スカルダイナモン

ウィルス種 究極体 アンデット型

死の眠りについていたダイナモンが人間の好奇心によってデータの墓場からサルベージされて目覚め、それに呼応して進化の中で滅び去ったデジモン達の怨嗟を宿してしまう。死を体現する姿へと変貌してしまったかつての覇者は理性すらも失い、破壊衝動のままに暴れ回る。それは覇者としての尊厳など無く、暴虐をもたらすだけの存在へと落ちぶれてしまう。それでも尚、その力は圧倒的で踏み潰すだけの“マーダーブリアル“によって地面の中へと無理やり沈められ埋葬される。その暴虐から逃れようとしても死した者達の怨嗟の声”コールオブグール“は生きる者の気力を奪い去り、そしてその足をも絡めとって動きを封じる。誰も死者の恨みからは逃れる事は出来ない。

 

ダイナストモン

ワクチン種 究極体 覇王型

蘇ったダイナモンがかつて自分を滅ぼした進化の流れを乗り越える事によって、全てをねじ伏せた覇者は全てを従える覇王へと更なる進化を果たす。その野性味に満ちた勇壮なる姿は命の強さをその身に宿し、生きとし生ける者全てを奮い立たせる希望となる。

破壊をもたらして来た爪は六振りの刃となり、耐える事のない連撃となる。それはあらゆる脅威を前にしても決して止まる事無く己が道を切り開いていく力となる。

例え強大な敵を前にしても六振りの刃は巨大な刃へとその力を集約し、絶望を切り裂く“ダイナソード”となり、滅びの宿命を乗り越えたその魂より放たれる波動“オーバーソウル”は生きる為に宿命に抗おうとする者達に尽きる事のない無限の力を与える。

 

ダイナストモン X抗体

ワクチン種 究極体 覇王型

創成期を越え、現代に現れた覇王はX抗体によって更なる変異を遂げ、創成期を生きたデジモン達の魂を目覚めさせ、率いる力をも得る。野性味を帯びた勇壮なる姿に気高き騎士。その両方を宿したダイナストモンの前に傅かぬ者はいない。

呼び起こした創成期に生きたデジモン達の力を宿した“エンシェントキャリバー”はデジタルワールドに生きる命を脅かす全てを滅し、“プレアーオブライフ”創成期のデジモンの因子を受け継ぐ者にその力と意思を受け継がせ、更なる進化をもたらす。

(例としてインペリアルドラモンパラディンモードの魂を呼び起こし、ロイヤルナイツ達に力を分け与える事でロイヤルナイツ全員がパラディンモードへ進化を果たさせる等)


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