【完】ジョジョは奇妙な英雄   作:ふくつのこころ

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例によっての殴りこみ。

原作沿いに進め、そこにチェザーレとジョードを放り込んだだけになっている現在。

果たしてこれで良いのか(レイナーレ生存は除く)


業火と豪腕

「おや、気づかれましたか?」

 

目を覚ますと、視界に銀髪とメイド服が目に入った。ライザーとの会話における口振りからして、父親の元『同僚』だったグレイフィアである。

見知った天井と障子から、それが士藤邸の千寿の部屋だと理解できた。初対面の時から少し表情が緩やかになっているのは気のせいだろうか、と考えていれば身体の傷は塞がっている。

 

「……リアス先輩は?」

 

「投了なされました。貴方を失いたくないがために」

 

「……」

 

自分は無力だった。

あの日、憎き『金髪の吸血鬼』に父の最期を目にしたときのように自分の力が未熟だった為に父を失った日のように。あのときにもし、自分が今もっている力があったら、と思ったことがあるが、考えるだけ無駄だ。あのときの自分の精神は幼かったし、石の薔薇を上手く扱えるかさえ分からない。

むしろ、暴走して返って酷い有様になる可能性を考えると、あのときの怒りと悲しみに震えていた自分に力がなくてよかった、と安堵する不思議な自分がいる。

矛盾した二人の自分が中にいる。

湧き上がってくる敗北への悔しさの情は潰えず、それが千寿の中の炎を燃え上がらせる火種となっている。

 

「他の方はパーティーに参加してらっしゃいます。残りの関係者はツェペリ様、アーシア様、そして貴方だけです」

 

木場と朱乃と小猫はリアスの付き添いとして参加しているようだ。枕元で【兄ィ……、もう食えませんぜ……】と暢気に寝言を話しているダニーの寝顔は可愛らしく、戦意の炎を完全に失わなかった『燃焼材』の役割を果たしてくれたダニーの鬣を撫でてやる。

 

「アーシア様は貴方のお母様の下へタオルを取りに行っております」

 

アーシア、の名を聞いて胸が痛んだ。彼女を守れるように、との願いが力を求めるきっかけとなったのだ。また護られてしまった。だけど、これからは違う。取り戻しに行かなければならない、あの笑顔の似合う赤い主を。

 

「……気にくわねえな」

 

「どうしてです?お家の決定にリアス様は従っただけですよ?」

 

正しいことは正しい、悪いことは悪い、と素直に出してそれを実行していったら千寿は『不良』と呼ばれていた。

かつての自分の象徴ともいえる姿をとる、あのヒーローのようなヴィジョンを持った『石の薔薇』の存在を背後に感じる。言葉は聞こえないものの、『石の薔薇』の戦意は伝わってくる。千寿自身の戦意を、精神力を形にした『石の薔薇』はまだ諦めていない。ライザーのスタンド、『魔術師の赤(マジシャンズ・レッド)』に拳を震えなかったのを心残りにしているように、『石の薔薇』の繊維は高ぶるばかりだ。まるで、それは――炎のように。

 

「俺が責任を取ってライザーをブチのめす。俺が弱かったばかりに、ボロ雑巾みてーになった俺を護るために王様が降参したんだ。ここで立ち上がらずしていつ立ち向かうんだ?チャンスは逃さない」

 

「……」

 

しばらく千寿の言葉に呆気を取られていたグレイフィアだったが、その後すぐにクスッと顔を破顔した。かつての魔王の『戦車(ルーク)』の男はまだ完全に死に切ってはいない。破壊神と呼ばれるほどに戦場を蹂躙し、支配した最強の『戦車』。その男は死んでもなお、その精神は息子に受け継がれている。

 

「お父様にそっくりね、センジュ君。生意気な目とか言動が」

 

そのときのグレイフィアの声はグレモリー家のメイドとしてではなく、母親のような優しい顔だった。僅かな時間だったが千寿の頬にその白い手をあてると、千寿はグレイフィアの体温が伝わってくる。初対面において最悪の出会いをしたが、父の良いところも悪いところも持っている同僚の息子の中に魔王の『戦車』の行動原理は受け継がれている。

僅かな間の出来事だったので、グレイフィアの表情はすぐに常時のものへと変わる。

 

「魔王様が『久々に見たが、不良みたいになってるとは驚いた』と仰っていましたが、貴方は最早根っこからゴロツキですね。あの可愛らしい子がどうしてこうなったのか……」

 

口調はいつものものでも、旧知の知り合いの子の変化に戸惑う様子は親戚のそれのようだ。

母親は一人っ子なので兄妹がおらず、こうして感想を述べる親戚もたかが知れているし、知人と言えばツェペリ家くらいが親交を持っている。幼い頃の事柄だから深くは覚えていないが、彼女もまたヒーローを好きだった千寿を知っているようだ。こちらとしては表面には出さずとも、内面は恥ずかしさで一杯である。ヒーローの変身ポーズを真似ていたこととか。

 

スッ、と渡されたソレは魔方陣が描かれているものだった。

 

「貴方の中に眠るドラゴン。魔王様の戦車、破壊神と呼ばれた士藤譲寿様の万喰らい(オールイーター)の『リヴァイアサン』のように何者とも手を結ばなかった存在、そして傍らに従える人間や他の普通生物が持つことを許された、我ら悪魔のような者に『立ち向かう者』スタンド。ライザー様もお持ちのようですが、どうやって得たかは分かりません。ですが、『大好きな妹を取り返したいのなら、奪って見せろ』だそうです」

 

「……」

 

全て見られて聞こえてしまったようだ。観戦に来る、と言っていたのだから、どうして予想が出来なかったろうか?言動の一つ一つが中継されていたようなものなのに。祖父から習ったトラップの類についてはどんな評価だっただろう?考えるだけ無駄な気もするし、あとで尋ねるのも悪くはない。

最後に尋ねようと思い、グレイフィアの姿を探すが、もうとっくに姿を消していた。

 

【兄ィ、銀髪のちゃんねーも言ってましたけど、ブチのめしに行くんですかい?あんッのオレのフェイスやらなんやらを侮辱しやがった焼き鳥野郎を!】

 

「決まっている。どうも、オヤジの元上司様が俺を試しているようだからな。乗ってやろうじゃあないか、そのギャンブルってヤツをよ」

 

新品の長ランと少し裂け目が残っている、学生帽がある。グレイフィアが持ってきてくれたものだろうが、制服はみな新品なのに学生帽だけが刺繍した後があるのは新品を探せなかったからだろうか?

お気に入りのシャツを着用し、制服のズボンを履いて長ランを羽織る。すると、一枚のカードが落ちてきた。

 

『フェニックスなんてのに喧嘩売りに行くかもしれない、ってどういうこと!?単身で悪魔になりかけたアンタが乗り込んできたときを思い出すわ。ま、アンタが私の尊敬する万喰らい様の息子だってんなら倒してみなさいな』

 

黒い羽が添えられていることから、それが誰が書いた文字かはだいたい分かっている。朱乃ではないだろうし、小猫の柄でもないし、アーシアが書くにしては乱暴だし、ホリーが書くにしてはハートマークが足りない。浴衣姿の居候の堕天使を思い出し、ビリビリに破ってゴミ箱へと放り込んだ。代わりに黒い羽を胸ポケットに入れて。

 

「センジュ……さん?」

 

障子からひっそり顔を出すアーシアは心配そうだ。傷が完全に塞がっているところ、『ハウツー・エンジェルズ』か『聖母の微笑』による治療のお陰だろう。この前も失神した前科があるし、心配するのも無理はない。

 

「俺は大丈夫だ。それより、謝らなきゃならんことがあるな」

 

帽子を目深に被り、傍にダニーを浮遊させているとアーシアは腕の中に飛び込んだ。

 

「そんなの、いいんです……っ!大好きなセンジュさんが死んでしまわないか、と思うと心配で……」

 

言葉を発するごとに嗚咽が混ざる。よほど心配してくれているようだ。合宿から返ってきたときのホリーの囃し立て様はジョセフを思わせるほど、鬱陶しいものだったがアーシアが自分を心配してくれているという事実は忘れられない。アーシアのスタンドの『ハウツー・エンジェルズ』を『ストーン・ローゼズ』が宥めているようだ。

 

【兄ィもモテモテだなァ~?】

 

(うるせえ、静かにしていろ)

 

ダニーを黙らせ、しゃがんでアーシアと視線を合わせる。百九十近い身長の千寿とアーシアの慎重さは歴然としている。だから、こうして視線を合わせていると不思議と妹をなだめて居るような気持ちになる。彼女は幼馴染なのだが。泣きじゃくる彼女は再会した時の言葉だとか、教会に乗り込んで行った時を思い出させる。

 

「俺には夢がある。叶える前に死ねんさ」

 

「確か、ハーレムキングでしたっけ?センジュさんの夢って」

 

少しずつ泣き止むのを待ち、苦笑いしてしまう先制パンチをアーシアから向けられる。すっかり忘れていた発言だけに受けるダメージも大きいが、もう忘れてしまった言葉を覚えていてくれているアーシアの気持ちを嬉しく思う。【ひゃああああっほおおう!やるじゃねえか、兄ィ!兄ィ、カッケェから出来るに決まってんだろッ!】と煽るダニーの声が頭の中で響く。

 

「……覚えてねえな」

 

「ふふ、都合よく忘れるんですから」

 

ぎゅ、とその腕が後頭部に回される。不安に震えているようでアーシアの震えが腕を通して伝わってくる。暖かな体温が伝わってくることによって安心感をアーシアは覚えるもの、この青年が傷つくことに恐怖を覚えている。教会での自分以外の虐殺、それはアーシアを聖女と祭り上げて利用した連中への千寿の復讐だったが、当時の千寿の行動原理がアーシアであった、と理解すると自分のために傷ついてほしくなかったのである。

 

「分かっていると思うが、俺はお前を連れて行かない」

 

「……分かってます、約束してもらえますか?」

 

先回りに告げられた、千寿の言葉はアーシアの言おうとしていたことを否定しているかのようだった。先回りに告げられた、戦力外通告。今の自分ではライザーと戦い、倒すことが出来るものの、アーシアを守りながら戦うというのは出来ない。『スペリオン光線』を放つにしろ、出力を抑えなければいけないし、放出する際に出力を抑えていては『スペリオン光線』を放ってもライザーの不死鳥の特性を前にすれば何の意味もない。

 

「ああ、分かっている。ダニー、リベンジマッチだ。吠えツラをかかしに行こうぜ、ゴールデンフライドチキンをよォ~~ッ!」

 

【アーイアイサー!】

 

☆☆☆

 

ダニーと共に魔方陣に入り、スタンド『石の薔薇』を出現させて出て来ると飛び出た場所はファンタジーやドラマでよくある、社交界のパーティーそのものであった。SPW財団主催のパーティーに比べると規模や参加している種族が違うだろう。派手に着飾った者の中で長ランと学生帽は浮いており、参加者のごく一部が『奇妙な生き物』を連れる青年に視線が向かっている。それはいぶかしむもので、ここから見ても天井は高く届かない。

前方には赤い髪をアップにした、赤いドレスを纏う(リアス)の姿がある。

 

「……ライザー・フェニックス!改めてテメェに問いてぇことがある!テメェ、肉の焼き加減は何が好きだ?」

 

全体に一気に広がる、水面に石を投げ入れた時に起こるような波紋。キザったらしい胸の開いた、スーツを着こなしている。リアスの目から一筋の涙が零れたように見えた。こんな観衆の中でも千寿にはよく見えている。ライザーの傍らで不敵に笑う、マジシャンズ・レッドの姿を。ダニーは戦闘形態と言える本来の成熟した黒馬の姿となっており、回転のソレのような渦を中心から発している。

フーッ!フーッ!と興奮して鼻息を荒くする姿は闘牛における、赤マントを闘牛士が振って雄牛を挑発しているときに見せる雄牛のようだ。

 

「俺は士藤千寿。アンタらの知ってのとおり魔王が『戦車』、破壊神シドーこと万喰らい(オールイーター)の士藤譲寿をオヤジに持つ男だ。我が主は、リアス・グレモリーを俺は取り戻しに来た!」

 

帽子を目深に被り、長ランの両ポケットに手を突っ込んだままゆっくりとスタンドを従え、ダニーと共に歩いていく。『破壊神シドー』の系譜であるということ、魔王の『戦車』を父に持つ男。その強さを知る者は息子がその言動と共に受け継いでいる可能性を考えると、まともに手が出せなかった。

 

「破壊神シドーの系譜だろうが、ここをなんと心得る!?」

 

警備員が徐々に集まり、千寿の行く手を塞ごうとする。当然の行為だ、警備員の仕事はこの場をブチ壊しかねない者を取り締ることだ。

 

「センジュ君、ここは僕たちに!」

 

白いタキシードを着た爽やかな笑みを浮かべる金髪の青年、木場が警備員の動きを止める。

 

「……奢っていただきましょう、ぜひとも」

 

ドレスを着た少女、小猫も同じく木場に倣う。

 

「うちの兵士さんはどうもお寝坊さんのようですわね?」

 

和服姿に微笑を浮かべた朱乃も同じく、それに倣う。ダニーの戦意が猛獣のそれに近くなってくると、覆い隠していた本心を暴露することが出来るようになった。スタンドが成長し、今の自分は倒したいという『意思』に満ちている。

 

「幼少に見た夢を忘れはしねえ、テメェをレアかミディアムで焼ききった後、俺はリアス先輩を連れて帰るぜ!」

 

名指しで人差し指を突きつけると、石の薔薇がファイティングポーズを取る。戦意に満ちた眼差しを汲み、マジシャンズ・レッドがそれに向かおうとすると、ライザーが手で止める。千寿から発せられる、その『スゴ味』に周囲は近づくことすら不可能だ。破壊神シドーと呼ばれた男の血縁であるからではない。士藤千寿の放つ、黄金の波紋オーラと見えずとも感じられる石の薔薇の存在が同じくスタンドを従える、強靭な肉体を持つフェニックスと対等であるように見せたのだ。

 

「……ッ!?」

 

窮鼠、ネコを噛む。

追い詰められた鼠は天敵である猫すらも制する。

古来より、王は民衆の反乱に恐れをなしたように力を得た悪魔に成り立てたに過ぎない親の七光りでしかない才能も力も自らに及ばない、と簡単に伏せた男が立っている。青筋を立てて、むけられた人差し指はまるでライザーを射抜く一筋の矢のようだ。

 

「私が用意した余興ですよ。我が戦車(ルーク)だった男の息子でしてね、そしてスタンド使いとなった男だ。ライザー君の持つ、見えない『何か』と同じ気配がしましてね。ドラゴンを宿す上、そして縁あってか我々兄妹に士藤親子は眷族となって仕えていてくれる」

 

「お兄様……」

 

リアスが漏らした呟きと赤い髪のリアスと似た男性の発言から、『思い出』の中に見た男と判断した。同情とも取れる発言だろうが、それよりもまずは千寿はライザーをブチのめしたかった。

 

「やれやれ、ライザー君。君は実に馬鹿だな?話の輪についていけているのかい?」

 

荘厳な雰囲気ともに黄金色の髪をした、見るものを惹き付ける妖しげな美しさを秘めたる体格のいい男。

それは“先生”と呼ばれ、ライザーに慕われた男。

それはライザーに“マジシャンズ・レッド”を発現させた男。

そして、千寿の父親を殺した張本人の―――。

 

「dio!?テメェ、どうして此処に!?」

 

「dio?誰のことかね?誰かのニックネームか?」

 

「先生に汚い手で触るんじゃあない!だいたい、なんなんだ!?お前は!上級悪魔たるオレに向けた侮辱の言葉の数々!聞いたところでは、オレと妹に悪口を叩いたとか!それに、今度はリアスを取り戻すだと!?お前は事の重大さを分かっていない!」

 

マジシャンズ・レッドで“先生”に食って掛かる千寿を引き剥がし、今度は逆にライザーが千寿の襟首を掴んだ。

 

「……焼き鳥は黙ってな、鶏冠野郎」

 

石の薔薇はマジシャンズ・レッドが反応するより早く、ライザーの頬を殴り飛ばしていた。以前よりも力を感じられ、そして姿もパワーも跳ね上がっている。自らが尊敬する者を傷つけられ、怒りに震える様子は業火のようだ。

一触即発の状況の中、サーゼクスが割って入る。

 

「それに、妹のはじめてのレーティングゲームの相手がフェニックスでは難易度が高いと思いましてね」

 

「サーゼクス様、こないだの戦いが解せないと?」

 

「いや?そんなことはない。魔王たる私が決断を引っくり返しては、旧家の顔が立ちませんからね。いくら我が戦車(ルーク)だった男の息子を兵士にしたといっても、ね。それに上級悪魔の交流は大切なものです」

 

あの特撮で盛り上がるときは演技だったのか、と思うくらいにサーゼクスは食えない発言を笑顔で続ける。

さりげなく千寿は自分のことを皮肉られた気がした。

 

「では、サーゼクス。お前は破壊神シドーと呼ばれた、自分の戦車だった男の息子にチャンスを与えるのかね?」

 

一人の赤髪の中年男性がやってくる。サーゼクスやリアスに似た雰囲気から、二人の父親だろうか?

 

「ええ、そのつもりです。妹の婚約パーティーは派手にやりたいものでして。それに、私が弟のように可愛がっていた青年も勝機がないのを分かってる上でフェニックスに挑むでしょうか?実はグレイフィアに頼んでいたんですよ、ドラゴンの力が見れるんじゃないか、とね。そして、彼はジョースターの血筋だ。人間の身でありながら、吸血鬼の上位種たる存在を倒した祖父のジョセフ・ジョースターを祖父に持つ。これほど素晴らしい対戦カードはありましょうか?」

 

サーゼクスの発言にまわりが黙り込んだ。いぶかしむ視線が好奇の目線に変わり、この場に合わない千寿の服装の件を省いても先ほどより印象はよいようだ。転生悪魔が軽んじられているが、天性あくまでもなんでもない、人間・“波紋戦士”が人間ではないものを人間のままで倒したという功績を持つ祖父が身内にいるからだろうか、戦士としてのものを期待されているようだ。

 

「では、ライザー君と“先生”とやら?いいですかな?」

 

「ええ、身を固める前に最高の炎で焼き尽くしてやりましょう!」

 

「ライザー君のターニングポイントたる、この場での余興として素晴らしいでしょうからな」

 

ボウッ、とマジシャンズ・レッドがこれから起こる戦いへの戦意を見せているように、ライザーもやる気だ。

dioと呼ばれ、食って掛かられたのも関わらず、“先生”は堂々としている。“先生”と呼ばれた男からは嫌悪感を催すのと同時、不思議な懐かしさも感じられる。そして傍らに従えた、“スタンド”の姿もある。

 

「では、破壊神シドーの息子よ。悪魔は契約を重んじる、報酬は何が良いかい?」

 

「俺が勝てば、リアス先輩を返してもらおう」

 

この乱入を余興、と評するとはサーゼクスはさすが魔王を務めることがある。無邪気な子供のように、けれども表情はすっかり薄くなってもなお、根幹的な部分は変わらないようで即答で返した。

 

対戦カード:士藤千寿(ジョード・ジョースター)&ダニーVSライザー・フェニックス&“先生”

 

 

 

 




原作主人公も然り、ハーレムには向いてないんじゃなかろうか。

千寿のAct.2やAct.1は魔力と融合していたので肉眼で見れた、という設定です。

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