ソードアート・オンライン Fatal Sais 作:お隣の池の中のプラナリさん
ダサいでしょ?でも一生懸命考えたんですよ!?
15分⊂( ・ω・)⊃ブーン......
新生VRゲーム、FWO解禁からはや1週間が経とうとしていた。ニダンテールの街には既に人が集まり、各プレイヤーは武器を買ったりアイテムを買ったりとしていた。まだ時間もそう経っていないのか、大型モンスターの討伐報告はない。というか、まだこの世界が把握できていないのだ。
そのニダンテールの街に白髪の少女、ルアがやってきた。戻ってきたのだ。しかしルアは誰とも話すことはなく建物の壁に寄りかかって休息していた。
武器や防具は他のプレイヤーのものと変わりのない黒い片手剣、<ランドゥソード>と赤を基調にしたベストであった。
「武器どうしようかなぁ......」
彼女はたまに口走り溜め息をつくのを繰り返し、時間を浪費する。先程草原側出口とは逆のエリアを進んだが、ニダンテールの街そのものが草原に囲まれており、探索の意味はあまりなさなかった。とはいえモンスターを討伐したことでニール「この世界の通貨。コルと同意義」
を多く持っているので、武器を欲しいと考えていた。
(SAOもFWOもやっぱりクエストだよね。)
ルアはそう考えて、NPCと話すことにした。
話を聞いてく度に、ある情報が得られたのである。
それは、中型モンスターの存在。そのモンスターを最初に倒すと、ある武器が手にはいるのだとか。ルアは待ちきれずにクエストを受けることにした。先客は話を聞いた限りいなさそうだ。
ニダンテール北東、草原エリア
ニダンテールの街からは大分離れた草原エリアに、ドンとたっているのは、1体の鬼だった。その大きさは2m程で、他に中型モンスターがいないので間違い無さそうだ。その鬼の体色は赤で、棘のついた重そうな棍棒を軽々と持ち上げている。
(うわぁ......強そう。)
ルアは一瞬青ざめたが、左腕に片手剣を握り、臨戦体型とる。体勢を低くして、攻撃的な素振りを見せる。
「斬る!そして倒す!」
ルアは<ランドゥソード>を鬼モンスターに突き刺す。
そしてすぐに抜いて後退する。ヒット&アウェイだ。
「グオオオオオ!!」 「......っ!」
鬼のモンスター、<ダクロス>の棍棒を交わしながら確実に1手を与えていく。鍔迫り合いで勝てるとは思えないからだ。1手を受けるたび、ダクロスは叫び声を上げて突進してくる。ルアはこれを大きくバックステップを踏んで交わしていく。
「ソードスキル。トールシュート。」
ルアは片手剣をダクロスに向かって投げた。その片手剣はダクロスの右肩に当たり切り裂いて放物線を描きながら弾かれた。ルアはそれをキャッチすると、ダクロスをまた切り裂いていく。
そうするうちに、ダクロスの体を構成していたポリゴンの形が崩れて割れた。
ダクロスのドロップアイテムには、武器は含まれていなかったが、鬼の角を獲得した。
「武器がなかったよ........」
ルアは落胆しつつニダンテールの街へと帰還した。
「......ダクロス。狩ってきたよ。」
「それはありがたいのぉ。ではこれを授けよう。」
NPCの老人から受け取ったのは、刃が鋭い農業鎌だった。農業用とはいっても刃は武器向け。
赤色の長い柄に銀色の刃が掛けられているという粗野な造りではあったが、武器武器屋には売っていなかった上、攻撃力も大分高かったのである。
ルアは御礼を言い、深々と礼をしてその場を去った。
そして草原エリアにて、ルアは鎌を振りかぶった。片手剣では2.3発切り裂かないと倒せなかったフレンジーボアを一撃で仕留めていく。その効率は非常に良くなっており、鎌自体の馴染みもとてもよい。
<スレインジサイス>という名前の鎌であり、ルアはそれをとても気に入っていた。
「......絶対負けないから。」
ルアは空を仰ぎ見て、すんだ瞳が鋭さを増した。
影の死神ネタはもう使えないなぁ。
今使うのもあれだし........
キリトたちは出せたらいいなぁと思います。