プロローグ
「ここどこだよ……」
見渡す限り暗闇が広がる空間の中。
目が覚めて突然の状況に俺は戸惑っていた。
(何で俺、こんなところにいるんだ?)
そう思って、内心首をかしげた時。
「お目覚めのようじゃの~」
「!」
声がした方を振り向くと、古代ローマ人っぽい、布をタスキがけした服に、白い髭を生やしたおっさんがいた。
「わしは神じゃ!」( ・`д・´)キリッ!
「なに言ってんだ、あんた?」(´・ω・`)←可哀想なものをみる目
「む! おぬし信じておらぬな?」
「当たり前だろうが。いきなり出てきてそれはねぇよ」
「では証明として、おぬしの秘密を一つ。中学の頃に見知った女の子に告白したら、実はそいつはおと……」
「よーし、わかった! あんたは神さまだ!」
間違いないな! 俺が誰にも言わないで記憶の底に封じこめてた事知ってるから!
だから、とりあえずそれ以上言うのは止めてくれ!
「分かってくれたようで何よりじゃ。それでは本題に入るとするかの」
「本題?」
「まず、おぬしは死んでおる」
「はぁ……」
「おろ? 驚かんのか?」
「いや、こういう所で神に出会うってことは、だいたいそういうパターンじゃない?」
「まぁ、そうではあるがの……まぁ良い、とりあえずおぬしには特典を決めて貰おうかの」
「あぁ、神様転生でよくあるやつか……」
「そのとおり。で、おぬしに行って貰うのは『魔法少女リリカルなのは』という世界じゃ」
「『リリカルなのは』? 確かあいつがよく言ってたやつか……やっぱ戦闘とかあんの?」
「もち。」d(^-^)
「どうやって決めるんだ?」
「特典の決め方はこれじゃ」(・ω・)ノ
どこからか現れるでっかいガラガラ。
「オワタ……」 orz
「安心せい。おぬし、前世ではくじ運が悪かったらしいが、これは大半が主役ライダーの特典で占められておるから、ハズレが出ることはそうそうない(はずじゃ)」
「おい、今のカッコはなんだ?」
「まぁそう言わずに回してみよ」
ノリノリな神にガラガラの前まで背中を押される。
くっ、頼むぞ、俺の運命これにかかってんだ。
ガラガラガラ、ポンッ!
……なぜガラガラから、ガチャ玉がでてくる。
そう思いながらもガチャの蓋を開けてみる。
『特典:全ての量産型ライダーに変身する程度の能力』
「「…………」」(゜ロ゜)
ナニコレ、ナニコレ、ナニコレ……。
「フザケンナァァァァァ~~~」
なんじゃこりゃ!? 量産型ライダー!?
あれだろ? 怪人とか主役ライダーの前に噛ませ犬的な感じに出てきてあっさり殺られる、怪人の戦闘員よりちょっと強い奴らのことだろ?
というか、なんで能力が東○pro○ectみたいな感じに書かれてんの!?
「お、おぬし、よくこんな出てにくいものを当ててきたのう……」
「いらんわ、こんな能力! あっさりやられる未来しか見えん!!」
確か、バカスカ砲撃撃ってくる魔砲少女とかがいるとか聞いたから、下手したら一瞬で殺られかねない。
せめてサブライダーとかに変身できないとマズイだろ……。
「ウ~ム、しかし引き直しができんしな……」
「なぬっ!」
ヤバい。このままでは事件に巻き込まれたら早々に死にかねない……そうだ!
「なぁ、だったらせめて俺が強化改造とか出来るようにしてくれないか? さすがに量産型のままじゃあ、いざって時に対処できないだろうし」
「フム……まぁ、それぐらいならいいじゃろ。ただ、難しいと思うぞ?」
「まぁ、どうにかしてみるよ。最も、そんな事態にならない方がいいんだがな」
「よかろう。それでは行ってこい!」
「は? ちょっ、待っ……!」
ガコンと急に足場が無くなり、暗闇に落ちていく。
「頑張れよ~」(* ・ω・)ノ
「やっぱり、こうなるのかぁぁぁぁぁーーーーー!!!!」
そんな魂の叫びを最後に、俺の意識は暗闇に落ちた。
読んで頂いて(いれば)ありがとうございます。
(*´ω`*)