ちなみに、この世界は少し作者の趣味をいれようと思っています。
母親の名前が伏せてあるのは、そのためです。
(生かせるかはわからないので、そんなのあったな~的に思ってもらえれば結構です)
さて、あの倉庫で誘拐犯から女の子を助けた後、ランサーの案内で俺の住居に行くと、そこにいた「この世界での母親」と出会って凄まじい衝撃を受けたのだが、その話はまたいつかにしよう。
あと俺は、どうやら家出をしていたということになっていたらしく、こっぴどく叱られた。
そしてわかったことだが、この世界での俺の名前は『初瀬俊也(はせしゅんや)』というらしい。
おそらく名前で予想がつく者もいるだろうが、父親の名前は怪物になる果実を食べてしまった、マツボックリ型トルーパーのオリジナル変身者『初瀬亮二』だ。
もちろん本人ではないようだが、この世界では彼――いちおう父親としよう――は交通事故で亡くなっており、母親は現在、知り合いに紹介された会社で働きながら、俺と二人でここ――海鳴市に建っているアパートに暮らしている。
それとなく、生前の父について聞いてみた所、俺の知っている原作での人柄とそんなに変わっていなかった。
ただ、母曰く、とても男らしくかっこよかったらしい。
人物が人物だけに複雑な気持ちになりながらも、俺はそうだったんだね、とだけ返すと、自分の部屋(というところ)に行き、ランサーから俺が変身できるライダーを確認した。
そして、俺は以下のライダーに変身できることがわかった。
仮面ライダーG3 マイルド
ミラーライダー(ブランク体)
オルタナティブ
ライオトルーパー
量産型 カイザ
音撃戦士(変身体)
ゼクトルーパー
仮面ライダー電王(プラットフォーム)
量産型 イクサ
仮面ライダーメイジ(赤)
黒影トルーパー
量産型 マッハ
仮面ライダーダークネクロム(S(シルバー))
ライドプレイヤー
俺は当然ツッコンだ。
メイジとダークネクロムがオリジナルカラーになっているのは、まだわかる。
オルタナティブも何か聞いたことがある気がするし、音撃戦士の場合はおそらく体を鍛えることで変身するものだからだろう。
だが、なんでミラーライダーのブランク体や電王、カイザやイクサがいるのか聞いてみると、前者は例外の部類で、後者は小説版に登場したものらしい。
俺は前世で『仮面ライダーシリーズ』を見てはいたが、それは映像媒体でのものが多かったので、まぁ知らなかったのも無理はない。
では、何故ミラーライダーのブランク体や電王が例外の部類に入っていたのかというと、ミラーライダーはライダーになる際に神崎から契約前の初期状態のものを渡されるため、元は参加者全員が同じライダーであるという解釈がされており、電王はイマジンがデンオウベルトを複数使用していることから、ということらしい。
その考えだと、アギトなんかも含まれるのでは? と聞いたところ、俺はアギトの因子は持っているらしいが変身は無理らしい。
ということは、俺には超能力の類でもあるんだろうか? いや、でもこの世界は魔法少女の世界なんだし、あんまり意味はないだろう。せいぜい、念力ぐらいしか役に立たなさそうだ。
そうして、俺は頭の中で考えをまとめると、誘拐騒動で疲れていたので、夕食ができるまで昼寝でもすることにしたのだった。
なお後日談だが、母の帰宅はいつも遅いため、俺は決められた時間に帰ってくることを約束することで、鍵を借りて外に出ることを許してもらった。
さすがに、ずっと家の中にばかりいるのは退屈だし、歩いたりすることで基礎体力などを上げたりしたかったからだ。
母は俺が何かに巻き込まれたりしないかを心配していたようだが、他の転生者や怪人などがいるならともかく、ランサーに聞いてみるといないようだし、以前の誘拐犯みたいな並の人間程度なら、ライダーや強化オプションなんかで、十分逃走や撃退ができるだろうしな。
はい、短めです。(苦笑)
ミラーライダー(ブランク体)と電王(プラットフォーム)は簡単に言うと器です。
ミラーライダーは契約モンスターが、電王はイマジンがいることで初めて本当の力が出せるし、同一の変身アイテムが複数存在するため、例外として量産型に分類されています。
こんな独自解釈が混じった作品ですが、楽しんで頂ければと思います。(*´ω`*)