中々PCの前にいる時間ができず、日々の仕事にEXTRA OPSにヒイヒイしながら過ごしています。
死んじゃう死んじゃう、やばいやばい...
・・・まあ、とりあえずまだ続いてはいるので、早速吸血鬼編イクゾーッ!!!
よう、元気にしてるかお前ら。最近、色々と厄介な問題が起きて疲労感がヤバいJ・マックスだ...
イ・ウーの魔剣ことジャンヌ・ダルクが逮捕されて、漸く俺の生活も落ち着きを取り戻すかと思いきや、どうもこの世界の神って奴は思い通りの展開はお望みじゃないらしい。
「みんなー、お久ー!」
つい先日まで行方知れずだった、峰 理子が帰ってきたのだ。
まさか、こんな早く姿を現すとは... 流石の俺も呆気にとられた。
表向きは海外での長期任務という事になってたが、あいつの正体を知る俺や遠山がいるのに堂々と出てこれる筈が無い。
おそらく司法取引か何かをしたんじゃねぇかと遠山に話してみれば、案の定そうだったようだ。
それどころか、彼女は遠山・神崎コンビを使って何かを始めようとしてるらしい。
・・・まあ、そこら辺は俺には"全く"関係無いからどうでもいい。
イ・ウーをおわれた彼女は、現在確認できてる他のメンバー同様に危険にはならない。今の所は... それだけでも充分だ。
それで現在の俺はと言えば、車輌科の格納倉庫の1つで自身の武器を弄くっている。
普通なら午後の授業なんだが、今は女子が身体検査の再検査とかで俺達男子は自習みたいな感じだ。
そんなわけで、バイクの点検がてら最近はあまり使ってない武器のメンテナンスもやっちまおうとなったのさ。
「お、止んだか?」
外を見れば、長らく降っていた雨が上がったようだ。こういう時は、何か良い事が有りそうな...
【グルルルルルルルルルル......】
ああ、何だよクソッ、この辺りじゃ聞こえちゃあならない音が聞こえたぞ...
分かってんだよ、こういう時に限って幸運はやって来ない、運が仕事してくれないんだ。
おもむろに、その唸り声と言うべき音が聞こえた方に目を向ける。
・・・デカい。見た時、1番最初にそう思った、2匹の白い獣が鋭く眼を光らせこちらを睨んでいる。
無意識に、俺は近くにあった武装籠手を手に取った。だが、その瞬間を見計らったかのように2匹は一気に俺に向かって走り出した!
「うおおおおおぉぉぉぉぉ!?」
おいっ! ふざけんじゃねえよ! こいつは一体何の冗談だ!?
とにかく、一刻も早くここを離れなければっ! 俺は点検の終わっていたスレイプニルに飛び乗ってエンジンを吹かす、そう言えばキー付けっぱなしだったが今回はそれが幸いにも役立った!
急いで車輌科倉庫から出る、この狭い所じゃどうやっても数で劣るこっちが不利だ!
あれは、狼だよな? しかも、何かかなり珍しい奴だった筈だ、よく知らねぇけど...
まあ、今は奴らを引き離さねぇことには始まらない。こいつの馬力を持ってすれば...
「・・・ってあいつ等、70㎞/hでも追い着けるのかよっ!」
普通のバイクより断然速い俺のスレイプニルにここまで追随するのか! チクショウ!
人目につく処には出ていけない...
こうなったら、埠頭エリアまで行くっきゃない。今なら、人はいない筈だ!
チッ、それにしても何で俺があのデカい狼に追われなきゃなんねぇんだよ。
どこに、都会の中心に居ながら猛獣に襲われる奴が居るっていうんだ!
俺は飼育員でも、サーカス団員でもないんだぞ...
魔剣の件で厄介事は終わったんじゃなかったのかよっ! まだ、俺は狙われてるってのか!
「死んでたまるかぁぁぁぁぁっ!!」
何とか、埠頭までは辿り着いた。予想通り、人影は見られない。
だが、依然不利な状況には変わりない。
2匹に対して俺は1人で、武装がよりによって近接武器。相性は... 完全な不利とは言わないまでも、微妙なところだ。
攻撃するには接近が必要だ、しかしそうすれば当然ながら致命傷を負うリスクが高くなるわけで...
「て、向こうはそんなことは微塵も考えてねぇな!?」
再び襲い掛かってくる狼達を、巧みなバイク捌きで避けていく。
この間に、打開策を...
が、ここで思わぬ問題が生じていたことに気づいた。
「しまっ!? ガスが無ぇ!!」
実は、ガソリンは最後の最後に入れてしまおうと思っていた為、残量はあと僅かだったのをすっかり忘れていたのだ。
これじゃあ、逃げの一手が続かない! と、そこに奴らが後ろから飛び掛かって来た。
覚悟を決めた俺は、横に飛んで転げ落ちる。と、すぐに体勢を修正して立つ。
バイクは、減速しながら進んでいって倒れた。
1匹が真っ直ぐにこちらへ向かって来る。
傍らには、丁度良く木材が置いてあるじゃねえか!
すかさずそれを手に取った俺は、棍棒の要領で鋭い突きを出して牽制する。
向こうも、俺に隙ができないんで攻めあぐねている様だ。
だが、すぐに2匹目もやって来た。しかも、そいつは俺が牽制しているのも関係無しに飛び掛かって来やがった!
俺は思わず木材を盾にしてしまった。勢いよくかぶりついたそいつは、力に物を言わせ木材をへし折りやがった。
何つう顎してんだよっ! あれは、余裕で骨が折れるに違いない...
また、俺を眼前に捉えた狼達は今度は取り囲むように俺の周りを回り始めた。
・・・隙を伺ってやがる。無闇に攻めてこないところに、こいつ等の知能の高さが分かるな。
俺も最大限に感覚を研ぎ澄ませる。緊張はピークに達する。
「・・・ぶぇあぁっくっ!」
やっべ、こんな時に... それを合図に、奴らが双方から襲い掛かって来る!
俺は、右の1匹を籠手に噛ませ、左の1匹は下顎からアッパーを食らわせた。
左の奴はいいのを1発貰ったのか動きが怯んだ、その隙に右の奴に全力の強キックを食らわせた。
その巨大な図体が面白いように吹っ飛んだ。おっほ、こいつは予想以上に重いな...
しかもすげぇ耐久力だ、結構な力でやったにも関わらずまだやる気だぞ!
「こりゃあ、"アレ"で決めるしか無いな...」
この武装籠手は、別にある仕込み籠手とは違い武器を内蔵していない。
ある機能以外は、チタン合金製になった籠手だ。
再度奴らが俺を取り囲み、双方同時に襲い掛かる!
(見える、俺にも見えるぞ...)
今の俺は、度重なる戦闘の末に飛躍的成長を遂げている。即ち、奴らの動きがよく分かる。不本意ながら!
俺は、2匹の開かれた口奥を掴むように同時に持った!
「痺れなっ! 糞犬!!!」
猛烈な電撃が籠手を通して流れる。籠手にある機能とは、物凄い強力な超高電圧の発生である。
奴らはそれをモロに食らった、なのにまだ奴らは立ち上がる。
流石に、これ以上の長期戦は避けたいところだが...
だが、奴らは俺を威嚇するように吠えた後、戦闘続行は無理と判断してか負傷してるとは思えない速さで走り去っていった。
いやぁ、危なかったぜ。・・・まあ、あいつ等を放置する方がマズいが、取り敢えず注意喚起をしてもらうか。
『狼? お前もだったか! しかも、2匹...』
「? そりゃ、どういうことだ?」
『ああ、俺はその場にいなかったが、再検査が行われてたのは知ってるよな? あろうことか、そこにはロッカーに隠れた遠山と武藤が居てだな、奴ら揃いも揃って女子連中を堂々と覗いて...』
おいおい、話がズレていってねぇか?
『・・・っと済まない。そこに、窓から突如大型の狼が突っ込んで来たんだ。種類は多分、お前が見た奴と同じだ。室内で暴れた後、狼はそこから離脱、遠山とレキが追撃してそしたら...』
「そしたら...?」
『何と、レキの奴がその狼を手懐けやがった。』
「・・・マジか?」
『マジもマジ、大マジだぜ。それと、お前を襲った2匹に関してだが足取りが掴めない。こりゃ、捜索は困難だろうな...』
「そうか、分かった。こっちでも、調べてみる。」
『ああ、何かあったらすぐ呼べよ!』
「ああ、頼りにしてるぜ、柴田。」
結局、奴らの手掛かり無しか... だが、遠山の方も同じようなことがあったとはな。
同時犯行?
しかし、今はこう思う他無い。
「また、遠山絡みか...」
「血は得られませんでしたか... まあ、いいでしょう。機会は幾らでもあります。」
画面に映るのは、遺伝子の組織構図。それが、幾つも画面に映されている。
それは、傍から見れば異様な光景だが、その前に立つ者はこれをまじまじと見て再び歪な笑みを浮かび上がらせた。
「彼の遺伝子は素晴らしい! 何としても、私のものとしなければ...」
事態は、ゆっくりと動き出していた。
その牙は、確実に彼の喉元に突き立てられようとしていたのだ。
流石に、これは無かったかねぇ?
まあ、この作中じゃ超能力にも負けないような強力武装を出して対応するから、多少はね? 一応、般人だし...
スラグガンナーみたいな特殊車輌が出てるんだから、問題ないよな。な? な?? な???(しつこい確認)