ただいま午前六時
悠「まったく
あんたは朝っぱらから何やってんの!」
ドランだったもの「‥‥‥」
ドランは質問に答えなかった
声の代わりにピクピク蠢くだけ
椿「あの、やりすぎでは?」
悠「いやいや、お前はやられた側なんだから怒るとか
しろよ」
椿「確かにそうですけど‥‥」
悠「けど?」
椿は手を頬に当てながら、顔を赤らめた
椿「本音を言うと‥‥ちょっとだけそう言うのに興味
があったと言うか、ヤッてみたかった‥‥かも
かなりドキドキした」テヘッ❤️
悠「‥‥本当、あんたの一族は‥‥」ボソッ
椿「へ?」キョトン
悠「あぁ、すまん
こちらの話だ」
椿「さて、これから何をやるのですか?」
悠「霊力コントロールの練習
昨日みたいにやっていこう」グッ
椿「‥‥もっと効率の良い練習無いんですか?」(*´-`)
???「ふぁーあ」(´-`).。oO
悠「お、おはよう、結衣」
そこに現れたのは身長は椿と同じくらいの銀髪幼じ‥ゲフン。銀髪美少女だった
結衣「おはよう、じいちゃん、ツッキー」
椿「ツッキー?」
結衣「 こっちの方が可愛いでしょ?」
椿「 でも僕の名前は椿ですよ」
椿にとってニックネームを付けてもらうのは初めての経験だった
結衣「ニックネームはそうゆうもんだよ」
椿「そうゆうものなのか‥‥」
椿は悠の方に身体を向けた
椿「どうなんですか?」
悠「ん?あぁ、あるぞ」
そうすっぱりと言い切った
椿「じゃぁ、なんでこんな特訓をしているんですか?
僕は強くなりたいのです!
やり方を教えて下さい」
ピシッ
悠は椿にデコピンをした
椿「いったー!」涙目になりながら
悠「アホそれぐらい自分で見つけてみろ
さ、特訓を始めるぞ」
椿「むぅ」プクゥ
結衣(何、この生き物、可愛いすぎるでしょ
全国いや全宇宙探したってこの子に並ぶのは一、二人
かな‥‥いや、いないかな。)
悠「やり方は簡単
①霊力で手を作る
②作った手を地面に付け身体を浮かばせる
③そのまま歩く
以上」
悠「さあ、やってみーー」
玲「みなさん、もう少しでご飯ですので水浴びして
下さい」
玲は突然、椿と悠の前に現れ、要件を伝えるとすぐに消えてしまった
悠「チッ 良いところだったんだかな
あいつを怒らすと怖いからな〜」
椿「さっきのは瞬間移動ですか?」キラキラ
悠「違う
あいつは時間を止めて移動しただけだ
…そんなに目を輝かせても出来ないからな」
椿「なんで出来ないんですか?」(-_-)シュン
悠「あいつは件だからできるんだ
時間を操れる妖怪は件だけだ」
椿「件って人面を持つ牛ですよね
でもあの方は牛ではなく綺麗な人型でしたよ」
そう、玲は茶髪の美人だった
悠「ああ、確かに人間の間ではそう伝わっているし、
妖怪だってそう思っている奴も多い
だがそれは間違いだ、件自体数が少なくて見たこと
のあるやつはごく僅かだ。だから間違った情報が
広まったんだろう
あいつ曰く、「私の子が中途半端に人間に変化した
所を人間に見られた事があった、多分それが間違い
の始まりだと思います」だそうだ
だいたい、人間の間に広まっている妖怪情報は間違
いだらけだから信用しない方が良いぞ」
結衣・椿「ヘェ〜」
悠「結衣、お前には前にも教えたろ」
結衣「はは、多分その時寝てた」てれっ
悠「全く、結衣も椿と一緒に勉強だな
さてと、水浴びに行くぞ」
水浴びは家の裏にある山の川でやった
魚が沢山いた
冷たくて痛かった 春にやるもんじゃ無い
結衣の曲線美に見惚れて鼻血は出なかった
鼻血が出たのは気のせい
うん、気のせい
今日の朝ご飯
白米
山イワナの塩焼き
ヒジキと鳥豆の煮物
根野菜の味噌汁
山イワナ
体長が1メートルほどの大きな魚
手足があるため陸に上がりエサを探す
エサと認識したら腹に入るまで執拗に追いかけるが陸ではとても弱いため、逆に食べられることが多い
(モンハンのガノトトスを想像して下さい)
鳥豆
エアシャーコカトリスの翼に実る豆
エアシャーコカトリスは基本的に凶暴なのだが心を許した相手には大人しく接するが嫉妬深いためほかの個体にさわろうとしたら、強烈なキックと毒を食らう
なお、毒は個体によって成分が違うため血清を作れない