Willkommen in den Traum des Landes 作:@aopro_tsuki
サーカスの話。
昔、とても仲の美しい二人の姉妹がおりました。
姉は傲慢で意地悪な人でしたが、妹は控えめで優しい人でした。
ある時、二人の姉妹がサーカスを見に行くことになりました。
らいおんやぞう、とらやうま、それからくままでいろいろな動物の芸を見ました。
サーカスが終わって、姉は火の輪をくぐり抜けたらいおんを欲しがりました。
姉妹はたいそうお金持ちでしたので、たくさんのお金を払ってらいおんを買い取りました。
姉だけでは不公平でしたが、妹はこれ以上サーカスから奪いたくありませんでしたので、妹は何も欲しがりませんでした。
さて、二人の姉妹がサーカスのらいおんを買い取ったと聞いて、とある悪人は二人の姉妹からお金を盗み、らいおんを貰おうと企みました。
そうしてその悪人は姉妹が帰っている後をつけて一通りのないところに入った時、姉の持っていたかばんを引っ張りました。
姉は驚いて後ろに倒れました。
その時、姉の隣にいた、らいおんのかごを運んでいる従者たちも驚いて転んでしまい、かごの扉が開いてしまいました。
そうしてらいおんは狭くて揺れる箱から出ることができたのですが、周りには友達の人間はおらず、見知らぬ人ばかりでしたし、悪人に大切な尻尾を引っ張られましたので、驚きと恐怖で周りの人間を皆、食い殺してしまいました。
その頃、妹はと言いますと体調を崩してしまったので先に家に帰っていたのですが、眠っている間に使用人が火事を起こしてしまい、妹は眠ったまま静かに燃やされてしまいました。
そしてらいおんは人の肉に味をしめてーー今まで新鮮味のない羊の肉を食べていましたので、人の肉は初めて食べた新鮮な肉だったのでしょうーーサーカスに戻らず、人を狩って生活をしていました。
しかし、ずっと一つの場所に留まっていましたのでやがて人々に捕まり、殺されてしまいました。
また、サーカスはたくさんのお金をもらったので、そのお金で動物たちのご飯を新鮮な肉にしました。
また、余ったお金で新しく別の動物を買い、サーカスは大もうけをするようになりました。
END.
Thank you very much for reading my literary work.
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追記
サーカスが大もうけをするようになるのを見て、他の人もサーカスをするようになりました。
そうしてサーカスをする人が増え、サーカスを見る人が減り、やがてサーカスをしてももうけることができなくなっていきました。