赤龍帝の弟は神霊剣使いの忍者で魔竜の滅竜魔導士で全ライダー魂を受け継ぐ仮面ライダー   作:希望の忍者

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『任務旅行先は北欧!!』があまりにも短かったなよで……
『北欧主神との邂逅と心の喪失と合同任務』と結合編集させていただきました。本当にすみません。




任務旅行のホムンクルス
邂逅と心の喪失感と緊急事態!?


京都の戦いの騒動が終わり、一段落したと思えば悪魔が出て来てその場に居た者は戦闘態勢にはいるがスグにボロボロの灰となった。

それから、京都の街の被害報告や妖怪たちの確認などそれぞれの報告で、日本神話の神々が訪れ色々聴かれるとの事。

日本神話の神々が訪れる当日……八坂さんがその時の事を報告するそれからの話の流れで、一希について話す。

 

卑弥呼眼魂がアリサの中へと(はい)る天照様と話す。

その話には驚くべき事に……卑弥呼さんが祈りを捧げていた神は天照様だったという。

 

そして会話の後に天照様は一希に日本神話勢力に加わってくれるか?と天照様から提案され、黒歌を俺の保護下と一希の仲間入りとアリサの身柄を日本神話の加護。そして天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)の所有者になる事を条件に出す。意見や疑問があるが天照様や他の神々や妖怪たちもそれを承諾し、一希と黒歌を日本神話勢力兼妖怪勢力に迎え入れる。

 

一希はユルセンに特典の確認をして貰うと……一希の特典は最強チート級どころでは無く、無双最強チート級のバグキャラな感じになっていた。

 

そして今現在、一希は日本神話の天照様に呼び出されとある任意を命じられていた。

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一希「天照様......及び出に伺いました。」

 

天照「うむ、一希よ。お主には明日()()へ行って、北欧主神であるオーディンに密会してもらいたい。」

 

一希「それは、何故です?」

 

天照「私がこの地を離れる訳にはいけないんです。そこで一希を通してオーディンとの会談をしたいのです。一希が独自に開発した術を使って………」

 

一希「()()術ですか、早い話が俺が北欧神オーディンとの電話代わりと言う事ですね。」

 

天照「そういう事です。それに......以前八岐大蛇を復活させた悪魔の眷属がいるとの情報もありましたので、其方の方も同時によろしいですか?」

 

一希「ッ!!?・・・・・・わかりました。任務を受けます。」

 

天照「お願いしますね。」

 

一希「はッッ!!」

 

 

 

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〈一希と黒歌の家〉

 

一希は天照様からの任務を黒歌に話す。

 

 

一希「・・・・というわけで、俺は任意の為に北欧へ行く事になった。」

 

黒歌「・・・えっ〜~!?任務とは言え、北欧へ行っちゃうの!!?」

 

一希「心配しなくても、影分身体を置いて置くし家事炊事は大丈夫だよ任せて。」

 

黒歌「そうじゃなくて、私を置いて行かないでって事!!」

 

一希「(んッ///......もう可愛いな黒歌は)・・・・・」スッ

 

黒歌「えっ?!!ちょ!?ちょっと一希!!!?」

 

 

一希は黒歌を後から優しく包み込む様にして抱く。

 

 

一希「心配しなくても、影分身体を置いて置くし家事炊事は大丈夫だよ・・・・・何よりも俺は黒歌をおいて死んだりはしないよ。約束したからなお前を妹ととまた2人仲良く暮らせる様になるまでは、願いを叶えるまでは死なないし何処へも行かないって。」

 

黒歌「んッ///わかったにゃん。でも......必ず帰って来てね?」

 

一希「勿論だよ・・・・黒歌。」

 

黒歌「・・・・一希。」

 

 

二人はゆっくりと見つめ合い顔を近ずけ唇同士が触れる行為即ちキスをしようとすると・・・・

 

 

一希「(んッ?)」バッ

 

九重「・・・・・・」ジ~~

 

 

襖に視線を感じ見てみるとそこにはジト目をした九重がいた。

 

 

一希「くッ九重!?どッ どうしたんだ!?」

 

九重「一希が任務で北欧へ行くと聞いて様子を見に来たのじゃが......まさか後から黒歌を抱いて接吻しようとしていたところを見てしまうとはの……こうなったら・・・・」

 

一希「なッ何?・・・」

 

九重「・・・わっ///....わらわも一希に抱き締めて欲しいんじゃ!!」

 

一希・黒歌「「ええぇぇぇッッ!!!」」

 

 

それからは一希は二人をずっと抱き締めて二人をモフっていた。黒歌は耳は優しく撫でて二又の尻尾は弄るように撫でて黒歌は顔を紅くして息を荒らげていた。

九重は一希の又を作った足にすっぽりと寄せて抱き枕の様にして後から耳を撫でて尻尾に顔を埋もれる様にしてギュッと抱き締めると……九重も顔を紅くしていた。

 

 

一希は暫くの間……二人を抱き締めてていた。絶対に帰ってくると心に誓って。

 

 

一希「(しかし参ったな……俺飛行機に乗ったことがないんだよな)」

 

 

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〈大阪国際(伊丹)空港〉

 

 

一希の任務出発に見送りに来ていた黒歌と九重。今現在一希の姿は特殊な術で青年とスーツ姿にしている。

しかし、その飛行機は裏側には日本神話関係なので、別にわざわざ青年スーツ姿にならなくてもよかったと言われた時は、それを先に言って欲しかったのと赤っ恥をかいた。

 

 

一希は飛行機の中で特にする事も無く……眠りについて八岐大蛇とアクノロギアと話をする。

八岐大蛇は神霊剣と毒の使い方をアクノロギアからは滅竜魔法の使い方の応用を教えて貰った。

 

そうこうしている内に、北欧へ着いてしまった。また聞きたい事は沢山あったけど、任務が終わったらゆっくりと聞かせてもらう。

 

 

〈ヘルシンキ・ヴァンター国際空港〉

 

 

数日後、一希は空港に到着したが、初めて飛行機に乗って高度の高い所を長時間いたから……耳が暫く聴こえなかった。

 

 

一希「グッウウッ気持ち悪い・・・・たっ確か、オーディン様に密会する為に待ち合わせしているんだけど空港は広いしまだ会ったことないしな。仕方がない仙術を使ってそれらしき人物を探すか………」

 

 

一希は広い空港を人の少ない隅の方へ行き、目を閉じて意識を集中させ仙術でそれらしき人物を探すと・・・・

スグに見つけた。あまり隠しきれていない魔力をその人の体を循環する様に高い魔力を持った人物を見つけそこへ移動する。

 

 

一希「すみません。北欧神話の使いの者ですか?」

 

???「えっ!?あッはい!!北欧主神・オーディン様より密会の案内役です。ロスヴァイセと申します。」

 

一希「これはどうもご丁寧に.......改めて日本神話代行を務めている……暁 一希と申します。」

 

ロスヴァイセ「えっ!?貴方がですか!!?」

 

一希「はい!!そうです!!」

 

ロスヴァイセ「わッ解りました。では、案内しますので私について来て下さい」

 

 

一希からの案内人の見た感じは・・・・

銀髪のロングヘアーのスーツを着た綺麗なお姉さんで仕事もプライベートの関係も良好で人柄のいいお姉さんと一希は印象付ける。

 

 

ロスヴァイセ「それにしてもオーディン様は仕事をまた私に押し付けて、一応日本神話からの使いの者なのに、もうホント苦労が耐えません……はぁぁ〜......」

 

 

──訂正(ていせい)......スーツ姿の仕事の出来る笑顔の綺麗だが、上司の苦労が耐えない女性だと。一希は再認識する。──

 

__________________________

 

 

ロスヴァイセは日本神話代行の青年と一緒に歩きながら、北欧主神 オーディン様を探すのを手伝ってくれている……日本神話兼妖怪勢力代行がこんな青年だという事に目を向けて疑問に思っていた。

 

ロスヴァイセ「(しかし、意外ですね……日本神話の神々の代行がこの様な青年の方だなんて………)」

 

一希「んッ?意外ですか?もう少し歳をとった人じゃなくて......俺みたいな青年になったばっかりな感じで……」

 

ロスヴァイセ「えっ!?あの!!?すみません!!口に出してましたか?」

 

一希「いえ、なんとなくそんな気がして・・・というよりも、この姿は飛行機に乗るために姿を変えただけで本当はまだ高校生にも満たない中学生位の子供なんですけどね・・・・」

 

ロスヴァイセ「えっ!!?そうなんですか!!!?じゃあ何故その姿なんですか?!」

 

一希「これはただ単に、飛行機に乗る為の年齢制限を誤魔化す為ですね。特に意味はありませんし……飛行機に乗る際にも表向きはビジネス目的と言う事になっていますから・・・・と言っても日本神話勢力が手配してくれたものですので、青年になりすまさなくてもよかったんですけど……なんとなく青年になった方がイイと思ったんです」

 

ロスヴァイセ「(まぁ言われてみれば確かにそうですよね……)まぁ、折角手配してくれてるんですから……アナタのその行為はイイと思いますよ?」

 

一希「えっとその……ありがとうございます」

 

ロスヴァイセ「ええ………」

 

一希「えっと......まぁとりあえずは、早く北欧主神を見つけないとですよね?これじゃ密会すらもままならない……」

 

ロスヴァイセ「はぁ〜〜ですね………」

 

 

_________________________

 

それから暫くは北欧主神 オーディンの探索に時間を費やす。一希は仙術でそれらしき気配を探す。ロスヴァイセも周りの人間達に気付かれない程の術式で探す。

そして、一希がそれらしき気配とロスヴァイセの術式に探知したのはほぼ同時で、急いでそこへ向かう。

そこへ向かうとそこには・・・・

 

「え〜の〜やっぱり若い女はへえ〜の〜〜………」

 

一希とロスヴァイセの視線の先には若い女性が薄手の服を着てデレデレとした視線を送る……白髪と白く長い髭を囃し、片目に眼帯をしたアロハシャツを着た老人だが声や姿勢は若々しい老人がいた。

 

 

ロスヴァイセ「オーディン様!!探しましたよ!勝手に居なくならないで下さい!!!探す身にもなって下さい!!」

 

オーディン「そんなケチ臭いこと言うなってロスヴァイセ……そんな堅物では男っ気も来んぞ……」

 

ロスヴァイセ「・・・・どうせ私は、仕事と上司の苦労人で男っ気が無い(イコール)年齢の処女戦乙女(しょじょヴァルキリー)ですよ!!!!」 涙目

 

 

ロスヴァイセさんは少し、涙目で北欧主神に反論した。

どうやらあの人は仕事と上司の影響で、その出会いが無くて、それでも出会いが欲しい苦労人の戦乙女なのだろう・・・・・・

 

そして、この方が北欧主神・オーディン様か・・・・

今の印象はただのスケベで元気なお爺さんかな?

 

オーディン「さてと....そこのお主が日本神話代行かの?」

 

一希「あッ……はい!」

 

オーディン「じゃあ......話ができる場所まで行ってから始めるかの?北欧神話と日本神話の密会を・・・・」

 

 

ゾワッ
それから辺りの空気がガラリと一変した。

 

 

一希「(これが、北欧主神の威圧感ってやつかよ?!!まるで、今の自分が正しく“井の中の蛙”じゃねぇか!!??)・・・分かりました。では、ゆっくりと話ができる場所へロスヴァイセさん……案内をお願いします」

 

ロスヴァイセ「えッ!?あッ!!わっ分かりました!!」

 

 

そして、一希はロスヴァイセさんに静かな場所へと案内されるが………その場所が一般的なカフェである事に少し戸惑いをしてしまう。一希はどちらかと言えば、路地裏で隠し扉があってそこへ入るか、人気のない所で転移するかだと思っていたからである。

カフェの一番奥の誰も目に入らない個室の様な席に座るも……予想と違い戸惑いながらも北欧神話と日本神話との密会がはじまる。

 

 

オーディン「じゃ....さっさと始めようか北欧神話と日本神話の密会を・・・・」

 

一希「わかりました。でもその前に、通信する為に少しだけよろしいですか?」

 

オーディン「何じゃ?早うせえよ?」

 

一希「それじゃ……影分身の術!」 ボンッ

 

影分身体「・・・・」

 

オーディン「なッ!?何じゃと!!?代行者が増えた!?しかも影分身の術じゃと!!??」

 

ロスヴァイセ「影分身の術っと言うことはまさかアナタ・・・・《忍者》だと言うのですか!!?」

 

一希「(まぁ....隠してもお二人方の質問攻めで密会が進まないだろうしな此処は……)はい。私は《忍者》です」

 

オーディン「おおーーー!!!」

 

ロスヴァイセ「ええーーー!!?」

 

オーディン「お主……名は!?名は何という!!?」

 

一希「あッ!!紹介がまだでしたね。

私は(あかつき) 一希(いっき)と申します。夜明け前の一番綺麗な時間帯の“暁”に“一つ”の“希望”と書いてそう読みます」

 

オーディン「では一希……お主は本当に“忍者”なのか!!??」

 

一希「・・・はい。そうです……」

 

オーディン「おおーー!!!」

 

ロスヴァイセ(忍者って本当に居たのね……しかも目の前にいる人が、やはり忍者ってとても忍者っぽく無い人が忍者で上手く溶け込んでいるのね)

 

 

一希は案内された席が4人分入れる席なので、一希は影分身体を使う。オーディン様とロスヴァイセさんは一希が忍者かと問いただすと一希は隠すこと無く肯定し、オーディン様は興奮していてロスヴァイセさんは“忍者っているんだ”と言うような表情をしていた。

 

 

一希「では、天照大神様に繋げますので密会を始めましょう……」

 

そう言って一希は影分身体の額にお札を貼る。

 

一希「“術式・通信念話式”………」

 

そして、開発した術式で天照大神様との通信を開始する。

 

一希「こちらは、日本神話代行....暁 一希です。北欧主神 オーディン様との密会に成功しました。天照大神様、会議をお願いします………」

 

ザッザザー『こちらは、天照大神です。一希、北欧主神との密会……ご苦労様です』

 

一希「はい……ありがとうございます」

 

天照『では、北欧主神 オーディン……始めましょうか?日本神話と北欧神話との密会の会議を………』

 

オーディン「うむ………」

 

 

一希は影分身体を天照大神様からの電話代わりと通信をしながら相対して北欧神 オーディン様に改めて密会を始める。

 

_________________________

 

 

密会の最中にオーディン様が一希は正真正銘の忍者かと尋ねると天照大神様から一希が忍者だと告げると・・・・

オーディン様から一希が忍者だと解って、大興奮して()()()()()()()()()()()()()()()()()()!()!()という感じの興奮気味でありそして、天照様からオーディン様との良好関係を結ぶ為に天照大神は一希はある命令をする。

 

それは、北欧神オーディン様の好みの女性に変化して

日本文化の浴衣や付け加えて()()()の姿で接客するというものであった。

 

一希がくノ一に変化した姿は、女らしい顔立ちに口元を隠すマスク。長い髪を後に束ねた女体の素肌に鎖帷子(くさりかたびら)の上にくノ一らしい忍装束を着て、下は黒の紐パン。腰布の先は足首に巻き付いていて、腕や足脚に手甲を付けた正に....現代のオタク的な()()()が居た。それを目にしたオーディン様は男の一希が女に変身した事よりも、来て欲しくて堪らなかったくノ一が来たことに大興奮し、ロスヴァイセさんは口を大きく開けて信じられないものを目にしているかのように驚愕に(ほう)けていた。

 

それからというものの、一希はオーディン様に女に変化しくノ一の格好をした姿で会議をした。

オーディン様はチラチラとくノ一に変化した一希を見ていて、ロスヴァイセさんはオーディンにしっかりして下さいと言うように咳込(せきこ)みをした。それが暫く続いた。

その後、オーディン様はテンションが上がりに上がって密会は無事に成功し、北欧神話勢力と日本神話勢力の良好関係を結んだ。

その後は無事に会議が終わり密会はの任務は成功したものの一希の様子は・・・・・・

 

 

一希(何か、俺の中で何かを失った気がする・・・・・・)

 

心に傷を負って両手両膝を地について落ち込んでいた。そんな姿を観たロスヴァイセは・・・・

 

 

ロスヴァイセ「(同じだ。私と同じ苦労人がいる)貴方も苦労してますのね・・・・」

 

一希「ロスヴァイセさん……貴方の優しい心遣いが逆に辛いですが、それでも救われる気がして....ありがとうございます。貴方とは仲良くできそうです!」

 

ロスヴァイセ「それは私も同じですよ……」

 

 

密会の最中であるが、ロスヴァイセは自身と同じ苦労人が居ることに同情し、一希とは仲良く親睦ができそうだとお互いにそう思い握手をかわす。

 

そして、良好関係を無事に結んだ事で、天照大神様は京都で起きた事件について、その主犯の眷属の協力者である錬金術師が北欧の地に潜伏しているという情報を提示する。

オーディン様もこの時は真剣な顔をして会議を続ける。

 

 

オーディン「ふむ、それについてはワシも解っている事と気になる事があるのじゃ……」

 

天照『その解っている事と気になる事と言うのは?』

 

天照大神様はオーディン様の気になる事の疑問を尋ねる。

 

 

オーディン「解っている事とは、その協力者と想われる錬金術師は科学者もやっておってな、しかも女性の科学者じゃ………

名はダフネと言うらしい。どうやらその錬金術師兼科学者....ダフネは(ドラゴン)の研究をテーマししておってな最近の情報では特に

何かの()()()を持っていたと言うらいしのじゃ……」

 

天照『竜の卵ですか………』

 

オーディン「それが何の竜の卵かは解らんが、今も調査を進めているが、良からぬ事をする為にその悪魔(ジュリオ・ブネ)の協力者になる奴じゃ。何かトンデモない竜の卵だと言うのは間違いないじゃろう……」

 

天照『確かにそうですね………』

 

オーディン「今の所、特に目立った様子は無いようじゃが……いつ行動を起こすかどうかは解らん。しかし今回の件で、奴を更に厳戒態勢をした方がええじゃろうと解っただけでもよい収穫じゃ。

そして代行者が忍者でしかもくノ一になってくれてその姿も(おが)めたことじゃしな!!」

 

一希「ふぐッ!!」グサッ

 

一希は一刻も早く忘れたかった事をオーディン様に記憶から掘り起こされて、また一希の心に強く突き刺さる。

今の一希の心の中で思っていた事は・・・・

 

──一刻も早く忘れたかったのに、これは俺にとっては最もな黒歴史になりそうだったのに……この事は絶対に黒歌や九重や八坂様には秘密だな。何か色々とからかわれたり弱みを握られそうだな……もういっその事この女に変化した事は忍者としての術だと言った方がいいかも知れないな──

 

その様子を見ていたロスヴァイセは・・・・

 

 

ロスヴァイセ(一希さん....貴方はこれからも強く生きて下さいね………)

 

ロスヴァイセは一希の苦労人の姿を見て、涙目になりそっと涙目にハンカチをあてる

 

 

オーディン「・・・さて!そろそろ密会は終わらせるかの?」

 

天照『はい!そうですね………』

 

オーディン「中々楽しめた密会じゃったぞ……天照大神、わしに暁 一希を紹介してくれた事に感謝するぞ……」

 

天照『そうですか……それは良かった。釘を刺して言いますが、暁 一希は渡しませんよ?彼は私達の忍者であり懐刀でもありそして、人間の自由と平和を守護(まも)

【仮面ライダー】ですからね………』

 

オーディン「暁 一希は少しばかり欲しく思ってちと....惜しい気がするが、【仮面ライダー】とな?それは一体何じゃ?」

 

天照『それはですね・・・・』

 

 

ピッピッピッ!!

 

話と途中で、ロスヴァイセさんから通信の着信音が鳴り響く。ロスヴァイセさんは慌てて、連絡をとる。

それは大事な密会で通信用の連絡を切っていなかったかの焦りか……または、緊急の着信音なのかは解らないが

ロスヴァイセさんは慌てて通信をとる。

 

 

ロスヴァイセ「はい!こちらロスヴァイセです……」

 

連絡員『たッ大変です!!例の錬金術師兼科学者・ダフネの持っていた竜の卵の正体が判明しました!!』

 

オーディン「うむそうか……で?その竜の卵の正体は何じゃ?」

 

 

オーディンがロスヴァイセの通信を代わり、連絡員に調査の報告を聞くと、後からとんでもない事の報告が来た。

 

 

連絡員『そッそれが、卵の正体は…………

虚無の凍獄龍(ゼロ・アブソリュート・ドラゴン) キュレムの卵だったんです!!!!』

 

オーディン「なッ!!??......何じゃと!!??あの(かつ)ては冥府の最下層(コキュートス)に住んでおったと言われた“邪龍”キュレムじゃと!!!???」

 

 

オーディンは怒号の勢いで声を上げ、後から驚愕と混乱じみた声を出す。

 

連絡員『更にはそれを持ち出して、何かしようという動きがあります!!恐らくは、キュレムを孵化させて我が物にしようと考えていると思われます!!』

 

オーディン「解った!わしも其方に行く!引き続き監視を怠るな!!但しもし、ダフネがキュレムを孵化させる様な動きがあれば力ずくでも阻止しろいいな!!そう伝えろ!!」

 

連絡員『はッ!!はい!!!』

 

オーディン「すまないが緊急事態となってしまった……後の話はまたの機会に頼むとしよう!」

 

天照『わかりました……ですがあなた方達は何かしら人手不足では無いですか?』

 

一希(あれ?なんか……見覚えのあるパターンだな....これがある意味のフラグってやつか?)

 

オーディン「確かに我々の戦力では万が一を考えると、人手不足なのは明らかであるが・・・・」

 

天照『ならば・・・暁 一希をあなた方....北欧神話に協力を申し立てます!』

 

オーディン「何じゃと!!?それは願ったり叶ったりだが、暁 一希……お主は良いのか?」

 

一希「構いません。私は日本神話の忍者……天照大神様の命令なら従うまでです。それにあの悪魔との繋がりがあった錬金術師兼科学者・ダフネが所持している邪龍....キュレムと言うドラゴンにも興味がありますからね………」

 

オーディン「そッそうか……ではコチラからも頼むぞ!」

 

一希「はい!勿論です!」

 

 

それから密会が終わり個人の話は途中で終わってしまい……突然の事態にオーディン様とロスヴァイセさんと共に緊急事態の調査とダフネのキュレムの孵化の阻止へと

一希の任務旅行はトンデモない方へ進んで行った。

 


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