赤龍帝の弟は神霊剣使いの忍者で魔竜の滅竜魔導士で全ライダー魂を受け継ぐ仮面ライダー 作:希望の忍者
前回までは、一希は日本神話勢力の主神である天照大神様からの命令で北欧神話の主神 オーディン様と密会の任務を言い渡された一希。
北欧主神と付添いの
密会は一希の心の傷を負って何とか無事に終わろうとするが、突然の北欧神話側の緊急事態により、一希は北欧神話勢力の合同任務に加わる事になってしまった。
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そして今現在では、日本神話代行である一希と北欧神話の
「皆、集まったようだな。では任務について説明する!!心して聞け!!!」
リーダー格の
「今回の任務はオーディン様からの命令で監視対象であった錬金術師兼科学者のダフネの目的を阻止し拘束する事である!!」
リーダー格の話を聞いた戦乙女達はその内容よる‥‥内容変更に困惑気味になる。
「皆は、《
それを改めて聞いた戦乙女達は、この任務の重要性を理解し気を引き締め、リーダー格の話を聞き続ける。
ダフネが今現在密かに住処にしている場所や今まで錬金術師兼科学者の研究内容などの説明が終えた所で、リーダー格は次のことを進める。
「次に、今回の任務にあたって……オーディン様からのお達しで日本神話代行と合同任務になる事になった!!!
名を....
一希が戦乙女に合同任務の紹介で、他の神話の代行が来て、陰口とか叩きそうなら吠え魂で睨みを効かしてやろうかと思っていたが、紹介すると・・・・
『『『『『キャアアアアアァァァァァァァァ!!!!!』』』』』
一希(何故!?)
──その訳は、戦乙女達は
日本神話代行の【暁 一希】を見て考えが手の平返しをするように考えが変わった。
一希の容姿は美少年の分類に入るので出会いに
「んんッ!それでは日本神話代行の紹介も終わった所で‥‥全員気を引き締めて任務にあたれ!!」
顔を赤くし咳き込みをしたリーダー格の号令により、他の戦乙女達は全員‥‥気を引き締めた眼で目を見据える。
せめて顔を赤くして戦乙女達の気持ちも分からんでも無い感じが無ければまだ凛としていてカッコよかったんじゃないかと………一希が口にせず心の中で思っていた事は内緒だ。
「それでは各自……任務開始!!!」
こうして、北欧神話勢力の
そして今現在‥‥一希はロスヴァイセさんと他の戦乙女達と同行する事になり、向かっている先は共に密かに住処にしているダフネの研究施設へと向かっていた。
一希「あの、ロスヴァイセさん……こんな時に何ですが、
“邪龍 キュレム”とは一体?………」
一希は研究施設へと向かいながら同行する事になったロスヴァイセに“邪龍 キュレム”についての話を聞く。
ロスヴァイセ「私も、書庫の文献で調べた程度の知識しかありませんが………
《
文献の中には《コキュートス》の凍てつかせる冷気はキュレムが存在し発しているのだと載っているものもあるくらいですからね………」
一希「そんなに凄い邪龍なんですね………」
ロスヴァイセ「えぇ。しかも文献の中にはこんな事も記されていました。『キュレムには
本来の姿である氷龍態と黒き雷を操る黒き姿と赤き炎を操る白き姿があると言われています…………
ですが、
一希「何ですか?その腑に落ちない点というのは?」
ロスヴァイセ「邪龍 キュレムは誕生してから雄なのか雌なのか解りませんが別個体のキュレムの目撃情報が皆無なんです。だからどうやって邪龍 キュレムの卵なんてものが存在してダフネという者はどうやって知って見つけたのか私はそれが1番の疑問で腑に落ちない点なのです」
一希「ん〜〜〜......可能性は様々ですが、キュレムが《コキュートス》に存在する別のドラゴンに卵を産ませたとか?」
ロスヴァイセ「
一希「そうですか………」
ロスヴァイセ(ですが、
一希「あっ!!なら....もしかしたらですが、キュレムの卵自体そのものがキュレムとか?」
ロスヴァイセ「んっ?それは一体どう言う?………」
一希「例えば、それは卵では無く邪龍 キュレムが自ら卵状態になったものではないかと……永い眠りにつくために邪魔されないように見つからないように形を変えたとか?」
ロスヴァイセ「‥‥自ら卵状態になる点には腑に落ちませんが、ある意味……それが唯一納得がいく考えですね」
一希とロスヴァイセが合同任務についての情報のやりとりをしていると2人の後ろからまるでついてくる様に戦乙女達の内心では・・・・
(((((なッ何であの2人はこの速さで任務についての会話が出来るの!!??しかも
他の戦乙女達は目の前に居るロスヴァイセと日本神話代行の話に混ざるどころがその向かう速度について行くだけで精一杯であった。しかも
そんな戦乙女達を一瞬見て悟り、ロスヴァイセは任務の真っ最中にその疑問を口にする。
ロスヴァイセ「・・・・ところで一希さん。私達は宙に浮いて移動しているに対して、貴方は走りながら移動してしかも私達と同じ速度について来られるなんて大丈夫なのでしょうか?」
他の戦乙女達の内心を代弁するもロスヴァイセも内心では気になっていただろう質問をすると、一希の返事は・・・・
一希「いえ……これくらいはどうって事無いですよ?これくらい速度の走りは修行・鍛錬して慣れていますからお気遣いなく。もう少し速くても大丈夫ですよ?」
そんな返事を返され、ロスヴァイセは少しながら戸惑い後ろの他の戦乙女達は内心自分自身の未熟差や鍛錬不足に心に傷付いたのである。
そうして暫く目的地へと向かっている内に、ダフネの隠れ住処と思われる研究施設の少し離れた場所へと到着した。
此処からは静かに隠密に行動する為だ。
ロスヴァイセ「此処から先は隠密行動に移ります。皆さん宜しいですね?一希さんは隠密の方は‥‥聞くまでもありませんね」
一希「当然だ」
「「「「???」」」」
「・・・・//////!!」
ロスヴァイセは一希が《忍者》なのを密会の時に知っているので忍者独特の隠密行動はお手の物だろうと一希を見て答えると‥‥一希もさも当然と答える。
周りの他戦乙女達は2人の会話についていけず、
2人の距離が近い事と出会ったばかりなのに、名前で呼びあっている事から親密な関係だと、とある一部の戦乙女はまるで
ロスヴァイセ「まず私と一希さんが施設の中へと潜入します。他の皆さんは外に異常が無いか……施設を囲うように待機して下さい。」
「「「「‥‥‥」」」」コクリ
ロスヴァイセ「では一希さん、行きますよ!」
一希「心得た。」
「「「「‥‥‥」」」」ニマニマ
ロスヴァイセさんが一希に指示を提案するとその後ろで戦乙女達の表情が緩んでいた。
実は、他の戦乙女達もロスヴァイセの主神に仕えている時のストレスによる疲れは知っている為、時々ロスヴァイセに苦労も分かり時に手伝って苦労を養っている。
そのロスヴァイセが大事な合同任務とはいえ‥‥さん付けだが、名前で呼び合う等....滅多にない事でこのまま合同任務も無事に終えたら‥‥どうやってお付き合いするか等、一種のガールズトークを目で会話し、計画を建てていた。
他の戦乙女達の考えを知らず、一希とロスヴァイセは研究施設へと潜入する。監視カメラなど魔法的な
そうして警戒している内に実験室へと足を踏み入れた一希とロスヴァイセ‥‥そこには一希が日本の京都のブネ・ジュリオの眷属の協力者関係でドラゴンの研究をしていた錬金術師兼科学者 ダフネのドラゴンを対象とした研究資料や研究材料が沢山あった。
ドラゴンの鱗や皮膚だったりドラゴンの骨格の模型など
悪趣味として
その中を調べている途中でアクノロギアは・・・・・・
アクノロギア『・・・・胸クソ悪いな』
と自然と苛立ちをしていた。
アクノロギアは今までドラゴンを滅していたが、こういう研究の対象にはしてこなかった為‥‥研究者の理解ができないのと滅する事が全てだった為‥‥それ故であると一希は過去にアクノロギアの話を聞いて思考する。
アクノロギアの苛つく中で、一希とロスヴァイセはダフネの研究資料を確認し、邪龍 キュレムについての研究資料を探す。
だが中々見つからずにいた。
ドラゴンの研究資料にはドラゴンの生態や種類など更には二天龍や五大龍王や他の邪龍について等の資料も見つかった。
だが、肝心の邪龍 キュレムについてはどうやら別にしてあるようで見つけられなかった。
錬金術の研究資料の方には
偶に関係のない物もあった。“ダフネの好物 メタモちゃんと書かれた”料理のレシピがあったり、何故か漫画とかも一緒にゴタついていたりしていた。
※因みにその漫画は主にB○漫画だったりでロスヴァイセさんがそうとは知らず手に取り中を見て読んでいると、顔全体を紅くしていて‥‥一希が声をかけると急いで閉じて戻してダフネの手掛かりを再開した。
その時のロスヴァイセは可愛かった事は余談だ。
暫くしても邪龍 キュレムについての研究資料は見つからず別の研究室にあるのでは無いかと今居る研究室の捜索を中断し別の研究室を探そうとすると・・・・
ロスヴァイセ「中々邪龍 キュレムについての資料が見つかりませんね」
一希「ああ‥‥‥‥仕方がねぇ。とりあえずダフネ本人に聞くしか無いか」
ロスヴァイセ「えッ!!??」
ロスヴァイセは一希がサラッと重要な事を爆弾発言した。
ロスヴァイセ「えッーーー!!!???ダフネがこの研究施設に居るんですか!!?っと言うより何でそれを早く先に言わないんですか!!??」
ロスヴァイセが直接ダフネを探す手間を無駄に時間を過ごしてしまい、両腕を上下に振りながら何で教えてくれなかったのか一希に訪ねると・・・・
一希「研究者が資料室とか研究室に厳重に保管してあると思ったからのと、ダフネが移動したとか聞いていなかったので多分此処に居るんじゃないかと思って自身の能力使って調べたら案の定。だけど俺達が潜入しているのに気付かない位何かに没頭しているから研究資料とかを探すのには充分な時間だったから‥‥現に人体錬成とか禁忌の資料も見つかっているんだし・・・・」
そう、一希は研究施設に入ってスグに“音の能力”である
だから一希は研究施設の構造や道のりを解っていて迷うこと無く研究室に辿り着いたのである。
まぁ
実は殆ど機能していなかったりしていたのである。
そうとは知らず、
ロスヴァイセは「くぅッ……では早くダフネの所へ行きましょう」と仕切り直した。
そしてロスヴァイセが一希の言うダフネが居る部屋へと奥へ暫く進むと‥‥あからさまに怪しい扉付近へと辿り着いた。
その扉付近は研究施設とは全く関係の無い。まるで子供部屋の様にヌイグルミや子供地味た壁紙など扉もメルヘンチックに満ちていた。
ロスヴァイセ「えっと‥‥此処ですか?」
一希「此処だろうな……あからさまに怪しいし、人の気配は此処からするしな。どうやらダフネ1人だけのようだがな」
一希は側に協力関係であるジュリオ・ブネの眷属悪魔が居ると思ったのだが、研究施設に入ってからはそれらしき者はいなかった。念の為‥‥仙術も使って気配を探るもダフネだけしか気配を感じられなかった。
一希「もう此処まで来たんだから‥‥捕獲と言うより拘束でいいですよね?」
ロスヴァイセ「いえしかしですね……何か強力なモノがある可能性も考慮して行動するべきか、一希さんの力を信じて強行手段を取るべきか・・・・」
一希「と言うより、何か後から面倒な事になりそうだから早く終わらしたいし早く日本に帰って黒歌と九重をモフりたい」
ロスヴァイセ「イヤ!?そっちが本音ですか!!?」
ロスヴァイセは一希の提案にどうするべきか悩むも‥‥一希の任務をついでと言うような本音の一言に拘束対象がいる扉の前なのに思わずツッコミを入れる。
一希「そんじゃ、景気良く‥‥‥お邪魔します!!」
ロスヴァイセ「あッ!?ちょッ!?ちょっと!!」
ロスヴァイセの静止を聞かずに一希が扉を手を使わず、傲慢地味に扉を蹴破って開けると
一希「‥‥‥‥‥‥ん?」
ロスヴァイセ「‥‥‥‥‥‥え?」
一希とロスヴァイセが目に入ったダフネと思われしき女性は・・・・
???「‥‥‥‥‥‥」
服も着ておらず下着姿....痴女?で寝転がりながら茶色い練り物を食べ、研究室にあったヤツとは別の○L漫画を読み
???「‥‥‥‥‥‥へ?」
そして目の前のダラしない下着姿の痴女は余りの出来事に呆けて口に咥えていた茶色い練り物を落としてしまう。
???「・・・・・/////!!!???」ボフッン
暫くの静寂の内に徐々に首から顔まで紅くし、それが限度に達したのか紅くなった顔が爆発し頭からは蒸気が出ている。
そしてダフネと思われしき女性 痴女?腐女子?が次にとった行動は・・・・
一希「ウェホッ って煙玉かよ!?」ゴホッ ゴホッ
ロスヴァイセ「オホッお気持ちは分かりますが、これは………」エホッ エホッ
ドタバタ バサッ ドコントゴン バタバタバタ
そして無言で下着の中から煙玉を出して地面に叩き付け、辺り一面は煙で覆われ、2人は煙玉の煙にムセる。
煙で辺り見えないが何かドタばたと騒がしく聴こえる。
そして騒がしい音が止み煙玉の煙も晴れていき、一希とロスヴァイセも煙が晴れたことで辺りを見回すと・・・・
突如と大きな台が現れ後ろから花火などが打ち上がり、
台の上にダフネと思わしき女性がスポットライトを浴びながら出て来た。しかもまだ若干顔を紅くして‥‥‥‥‥‥
「コホン////。 私‥‥“ビ”に魅入る“ビ”の科学者兼錬金術師 ダフネと申します。“ビ”と申しましても貧乏の“貧”に在らず“美貌の美” “美人の美” “美形の美”でございます!////」
一希から見た錬金術師兼科学者のダフネと思わしき女性の容姿は、改造した白いシルクハットの帽子に丸い瓶底メガネをした人間にしては美人の分類に入る顔立ちに胸元を開けた服の上に改造した白衣とピンクのスカートに茶色のブーツと若干痴女の分類に入りそうな感じの女性で後は・・・・
ダフネ「ハイハイハイハイハイハイ!!/////」
ハイハイと口が兎に角
しかも若干顔が赤いのはさっきを見られて早口なのも噛まずに言っているが慌てている様子でどうやら、余程羞恥心にきているようだ。
一希(実際に
他はさっきと研究室の○○漫画を下着姿でガン見していたとなると……奴が腐女子と痴女って実感するな)
すみません。10月中に投稿する予定が大幅に遅れてしまいどうもすみませんでした。
“黒き姿”と“白き姿”はそのままの“ブラックキュレム”と“ホワイトキュレム”です。
活動報告に新作情報も記入しましたので宜しければご覧下さい。
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