赤龍帝の弟は神霊剣使いの忍者で魔竜の滅竜魔導士で全ライダー魂を受け継ぐ仮面ライダー   作:希望の忍者

7 / 18
すみません。話が長くなりそうなので、前編、中編、後編じゃ話が纏まりそうに無いのでタイトルの変更して、少しずつに分けました。


原作前 :一希は京都で波乱万丈!?京都の妖怪達と邂逅する

一希と黒歌は京都で英雄展覧会で…英雄眼魂を手に入れる為に、京都に来た…。

英雄眼魂は沢山手に入れ、黒歌お姉ちゃんと夜の街を見に行き、キスをする寸前で悪魔の人払いの結界を感じ取り、

来て見れば…妖狐の少女と人間の少女が悪魔の男3人に襲われている所を目撃した。しかも、その悪魔達は少女達を

従順な奴隷にするだの、無理矢理眷属にしようともしていた…。

一希は瞬時に黒い忍び装束に着替え、刀はスピードと斬れ味重視の雷刀 牙にして、1人目は妖狐の少女を掴もうとした手を肩ごと斬り落とし、2人目は両足を斬り落とし、3人目は首を斬り落とし殺した。

妖狐の少女と悪魔は…一希の一希姿を見て“忍者”と呟[つぶや]く、そして一希は、悪魔に対してこう言う……。

一希『貴様ら悪魔の命…俺が葬る!』

そして悪魔は一希の言葉を聞き悪魔達は、2人を人質にしようとしたが、2人は一希の影分身によって既に解放されていた…。そして一希の言葉に対して反論するが、する前に葬られた…。

無事に解放された妖狐の少女はもう一人の少女を介抱する為に妖狐の少女の屋敷へと招く、一希達は言葉に甘え、それを承諾する。もう一人の少女を一希が運ぼうとするが…その少女は……、

かつて…一希がまだ兵藤の苗字を名乗っていた頃に出会った…幼馴染みの“鳴護アリサ”であった………。

 

__________________________

 

〈今現在〉

 

黒歌「どう言う事にゃん一希!?幼馴染みってこの子が!?

しかも、神器(セイクリッド・ギア)持ちの子にゃん!?」

 

九重「妾も驚いたぞ、助けた者同士が、まさかの幼馴染みとわな…。」

 

一希「そう言えば、黒歌お姉ちゃんに言ってなかったね…、でも此処で話をするのはまずいから、ひとまず...九重の屋敷に案内して貰おう。」

 

九重「わかった。こっちじゃついてま入れ…。」

 

一希はそう言い、鳴護アリサを背負って九重のの案内で屋敷へと足を運んだ。この時の黒歌は少しむくれていた事に一希は心音で気づいていた。

この時、一希達のを観ていた普通のとは違うカラスがいた事は知らなかった。

 

 

 

 

〈九重の屋敷〉

 

門番狐「くっ 九重様!?お戻られましたか!そちらの者共は?」

 

九重「今は急いでこの者を寝かしたいのじゃ!私を助けてくれた者じゃ絶対に死なれては困る!」

 

門番狐「わっ わかりました!!開門せよ!」

そう言うと大きな門が開く。

 

九重「急ぐのじゃ!」

 

一希「わかった!」

 

九重「その前にその忍び装束を外してくれないか?怪しい奴を連れ込んでしまっとるからの」

 

一希「あっそっか…ちょっと待ってくれ。変化を解くから…」

 

九重「変化?」

 

一希「そう、はっ!」ボッン

一希は忍び装束と青年から変化を解除して元の姿へと戻した。12歳の少年へとこれを間近(まぢか)で見た九重は目を丸くして驚いていた。

 

 

 

〈寝室〉

 

九重「そ奴を此処の敷かれた布団に寝かせてくれ………よしこれで一安心じゃ…!? 何じゃ!?これは!?」

 

アリサを寝室の布団に寝かせて暫[しばら]くしたら…アリサから黒いモヤの様な物が出て来た。

 

黒歌「これは、さっきの悪魔の仕業ね……早く“浄化と治療”をしないと手遅れになるにゃん!」

 

一希「浄化と治療……クソっ!ゴーストがもう一人いたらな…、」

一希は何か策がある様だが、どうやらその作戦にはゴーストがもう一人必要だった為、悪態をつく。

するとそこへユルセンが現れた。

 

ユルセン「えっと…一希?ゴーストがもう一人いれば策があったのか?」

 

一希「ユルセン…あぁ ゴーストが2人いれば、卑弥呼とナイチンゲールの二つずつを二人でゴーストチェンジ出来て浄化と治療が同時に出来て、アリサを救えるかも知れないんだ!」

 

ユルセン「なるほどな~ だったら、これ使ってみては?」

一希の策の説明を聞いたユルセンは一希に一つの眼魂を渡す…。それは英雄眼魂では無く、オレ眼魂と似ているが違う別の眼魂である。

 

一希「えっ!?…あっ!?それって、スペクター眼魂じゃないか!どうしてそれを!?…」

 

ユルセン「そんな事はイイから早く使えって!」

 

一希「わっ わかった!まずは、影分身の術!」ボンッ

一希は影分身の術でもう一人を創り出して、分身にスペクター眼魂を渡す…。そして二人はゴーストドライバーを出して眼魂のスイッチを入れる。そう今から行うのは同時変身だ!それを黒歌と九重は何が始まるのか興味の視線を向けていた。

 

 

【ア~イ!バッチリミナ~!バッチリミナ~!】

【ア~イ!バッチリミロ~!バッチリミロ~!】

 

一希達の周りをオレンジと黒のパーカーゴーストと水色と黒のパーカーゴーストが二人の周りを円を書くようにして浮遊する。九重は初めて見るから驚いていた。

 

 

一希2人「「変身!!」」

 

 

【開眼!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ ゴースト!】ゴゴゴゴ

【開眼!スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ・ゴースト!】

 

一希と分身体は仮面ライダーゴーストと仮面ライダースペクターとなる。ゴーストは懐からナイチンゲール眼魂をスペクターに投げ渡す。スペクターはそれを受け取り、ゴーストドライバーの中のスペクター眼魂と入れ換える。ゴーストもオレ眼魂から卑弥呼眼魂と入れ換える。そしてまた、それぞれのゴーストパーカーを入れ換える様に纏い、変身する。

 

 

【ア~イ!バッチリミナ~!バッチリミナ~!】

【ア~イ!バッチリミロ~!バッチリミロ~!】

 

それぞれ、眼魂を入れ換えたらまた引いてあったトリガーを押し戻す。ゴーストチェンジである。

 

【開眼!卑弥呼!未来を予告!邪馬台国(やまたいこく)!】

【開眼!ナイチンゲール!白衣の天使!救うは兵士!】

 

 

 

卑弥呼ゴーストにゴーストチェンジしたゴーストは基本的色はピンクでマスク部分は勾玉を想わせる物となった…。

 

ナイチンゲールにゴーストチェンジしたスペクターは白衣を着ている感じになり、マスクは聴診器[ちょうしんき]を想わせるものとなった…。

 

黒歌「一希!?....何するつもりにゃん?」

 

一希(ゴースト)「黒歌!俺を信じて! いくぞ!」

 

一希(スペクター)「あぁ!任せろ!」

 

そして二人はゴーストドライバーのトリガーを引き、押し戻す…。二人は一気に決める!

 

 

【ダイカイガン!卑弥呼!オメガドライブ!】

【ダイカイガン!ナイチンゲール!オメガドライブ!】

 

 

まず、一希(ゴースト)が舞うようにガンガンセイバー振るい、アリサの黒いモヤを祓う。祓った所で、一希(スペクター)がアリサに最適な治療を施[ほどこ]す。そうすると…アリサの顔色が段々とよくなって来ていた。成功である。

 

一希(ゴースト)「お疲れ様~もういいよ。」

 

一希(スペクター)「あぁ…また力になってやる。」ボンッ

 

一希(ゴースト)一希(スペクター)は体力が限界だったためかその場に座りこけてしまった。緊張して疲労が出たのであろう。

 

九能「大丈夫じゃ…顔色も良くなっておるし、よく寝とる。」

 

一希「はははっ呑気なもんだな…。」

一希は九重そう答えるが、一希は黒歌がいた事を忘れていた。そしてこうなる。

 

 

黒歌「さぁてと 一希…この子とどういう関係か説明してくれるかにゃん?」

黒歌は笑顔で言っているが目が笑っていない、一希は少しビビって説明した。

 

一希「わっわかった話すから、あれは……俺が家出をする前で、まだ兵藤って苗字を名乗っていた時の家族として過ごしていた頃で、草笛を吹きながら黄昏ていた時だった。」

 

 

 

__________________________

 

〈回想〉

 

 

一希「♪〜♪〜♪〜」草笛吹き

 

???「綺麗な草笛と曲だね…。パチパチパチ

 

一希「えっ?…」振り向く

 

???「ごめんね、綺麗な草笛と曲だったからすっかり聞いちゃた。草笛も綺麗な音だけど曲の方はアナタが考えたの?」

 

一希「そうだよ…。(本当はとある映画の曲だけどね。)」

 

???「凄いね…私も歌が好きで自分で考えて曲を作って歌ってるんだけど、中々難しくてね。」

 

 

一希「そう…ところで、君の名前は?俺の名前は兵藤 一希…一つの希望と書いて一希だ。」

 

アリサ「私は“鳴護[めいご]アリサ”。鳴くの字に守護の護でアリサはそのまま、」

 

これが兵藤 一希と鳴護アリサとの出会いの始まりである。

その後も二人は時々会ってわ、音楽の話をしたり、音楽を聴きに行ったり、音楽関係ばっかりだったけど、楽しかった。

そんな時に俺はアリサの夢を聞いた。

 

 

一希「じゃあ…アリサは夢とかあるの?」

 

アリサ「うん あるよ。いつかね…大きな場所で沢山の人の前で歌えたらいいなって、それが今の私の夢かな。」綺麗な笑顔で言う

 

この時の一希はアリサの笑顔はキラキラしていて眩しい位で思わず目をつぶった。それからはよくアリサと一緒にいるのが当たり前の様になった。

 

 

 

そんなある日アリサから別れの言葉が言う。

 

アリサ「私ね遠くに引越しちゃうの・・・・・」

 

一希「えっ!?… そんな、明日いつもの知り合いの楽器屋で楽器で演奏しようて約束したじゃない!」

 

アリサ「うん…。ごめんね……。本当はもっと一希と居たかったんだけど……、でもまた会えるよね?……。」

 

一希「当然だよ。離れていても、俺はアリサの歌が好きだし、アリサの夢を応援してるからね!」

 

アリサ「ありがとう一希…。一希、大好き。」チュッ

 

一希「んっ……。」

 

そう言いアリサは一希に別れのキスをした。一希にとってはファーストキスでもある。

 

 

 

この時の話を聞いていた九重は顔を赤くしており、黒歌は頬を膨らませて不機嫌になっていた…。属に言う所の嫉妬…ジェラシーである。

 

__________________________

 

それから(しばら)くして……屋敷の使いの妖怪が九重と一希達を九重の母親の八坂が呼んでいると伝えに来た。

 

 

「九重様、お母上の八坂様がお呼びです。」

 

九重「わかった。」

 

「それと、そこの人間と元妖怪であり、はぐれ悪魔の黒歌も話があるとのことです。」

 

 

 

 

 

〈大広間〉

大広間に集められた一希と黒歌は正面の奥に九重とその母親と想われる妖狐の女性…八坂[やさか]。そして一希と黒歌を取り囲む様に並んで座る妖怪達、そして八坂の口から意外な言葉を一希は聞く。

 

八坂「事情は娘の九重から聞いている。まず……九重を助けてくれた事に礼をゆう、感謝する」スッ

 

一希「あっ、はい…」スッ

 

黒歌「どうも…」スッ

 

一希は最初は、この街に何をしに来たのかと質問される筈がまずは娘の事で、座ったまま頭を下げるとは一希は思ってなかった為…少し手間取った。流石の裏京都の(おさ)も一人の娘は大切か……。

 

 

八坂「本当なら、娘を助けてくれた人間にこんな質問をするのは痛いんじゃが……お主達はこの京都の街へ何をしに来た?何故はぐれ悪魔である黒歌を連れておる?何故九重は狙われた?答えよ……。」

感謝の顔とは一変(いっぺん)に真剣な顔になる。娘を想う母親の顔から、京都の長を務める顔になる。そんな顔になった八坂の質問に一希は……。

 

一希「その質問に答える前に一つ条件と一言言っておく。」

 

八坂「なんじゃ?その条件と一言は?」

 

一希「まず…条件は質問に答える前に俺の幼馴染みのアリサを人質にとるのを辞めろ!」

一希の条件に妖怪達がザワザワ騒ぐ

 

鴉天狗「ッ?!」

 

一希(ビンゴ!…カマ引っ掛けてみるもんだな……。)

 

鴉天狗「なっ 何の事だ?早う八坂様の質問に答えよ!」

 

一希「とぼけんな!既にアリサの部屋に妖怪達が待機してある事はわかっている。それを指示したのもお前だって事もな!」

 

鴉天狗「なっ 何を根拠にそんな事を…」

 

一希「俺は耳がいいんでね。心音は正直なんだよ…。そして一言だが……俺の家族である黒歌や幼馴染みのアリサに危害が加わるのなら容赦はしないぞ。」

一希はこれまでの修行と修羅場で得たとてつもない殺気を放つ。それを感じた妖怪達は震えながらも八坂と九重を守る様な体制になる。まさに一触即発(いっしょくそくはつ)の状況である。

 

八坂「………わかった。人質にしている者を解放せよこれでは、話が出来ん。」

 

鴉天狗「しっ しかし…」

 

八坂「さがらせよ…。」キッ

 

鴉天狗「はっ はい。」

 

八坂「……これで話が出来るな。」

 

一希「すまなかったな、殺気を放って…。」

 

八坂「いや あれは当然の反応だ、じゃが何故わかった?」

 

一希「何 簡単さ…娘が襲われた時にあの場に俺や黒歌が一緒にいたら真っ先に疑われるのは俺と黒歌だからな。しかも 連れて来た人間のアリサは寝ている状態だからこんな怪しい奴の人質にはうってつけだし…。」

 

八坂「じゃが それだけでは…。」

 

一希「そして、さっきのはカマを掛けてみた。少しの情報と俺の聴覚で答えを導き出したという訳だ。」

 

八坂「なっ なるほどの……。(少ない情報の中で答えに導くとは、敵になると厄介だな)」

 

一希「あっ!? すまない…話を戻そう。質問の続きだったな……。」

 

一希『黒歌…』

 

黒歌「……」ンッ

 

一希『ごめん今はこっちから一方的に話している…俺達の目的と行動について聞かれる、嘘はお前達に危害が加わる可能性があるから正直に話すけどいいか?』

 

黒歌「……(いいよ 一希ありがとう)」コクッ

 

一希『すまない…。』コクッ

 

 

一希「わかった質問は1つずつ答えよう……」

 

それからの話で一希は嘘は黒歌とアリサに危害が加わると判断した為、正直に話した。ただし隠してある事もあるが……。英雄眼魂の事、黒歌と一緒にいること、九重に関しては知らないが、奴らは九重の首から下げていた“封印の宝玉”と言っていた事を話した。

 

八坂「英雄、偉人の魂が入った器とも言える英雄眼魂…黒歌のはぐれ悪魔の認定の取り消しと願い、九重の封印の宝玉とはな……問題が山ずみじゃな…。」

 

一希「その…、九重の首にかけていた封印の宝玉とは何ですか?」

 

八坂「あぁそれはじゃな……」

 

ドタドタドタ バン「八坂様ー!!たっ! 大変でございます!!」

 

八坂「何事であるか?!!騒がしい!!」

 

 

突然と(ふすま)を開けてきた妖怪が大きな声を上げて慌てて来た。

 

 

報告妖怪「申し訳ありません。緊急の報告が!封印の祠が破られ、八岐大蛇を封印していた天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)が悪魔に盗まれたとの事です!!」

 

 

八坂「なっ!? 何じゃと!?」 ザワザワザワ

 

報告に来た妖怪の緊急の報告により八坂は驚愕し周りの妖怪はザワザワと騒いでいた…そりゃあそうだ、妖怪達が封印していた物を悪魔が封印を解いて手にしてしまったのだから……。そんな中一希は天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)については思考の中で考えながら、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を口にして妖怪達に問うた。

 

 

 

一希「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)って確か……日本神話に出てくる8頭蛇に鬼灯の様な赤い目に背中には苔[こけ]等で森のようで腹は血塗れの巨大な蛇だったよな……。

天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)って確か…日本神話に出て来る八岐大蛇(ヤマタノオロチ)から出て来たとされる聖剣だったはず、その聖剣に出て来た八岐大蛇って、それを悪魔が盗んだとなるとヘタをすれば妖怪と悪魔の戦争が起こるぞ………)」

 

九重「その考えで合ってるぞ一希… それに八岐大蛇は強い再生能力があっての殺すよりも封印する方法が得策じゃったんじゃ。」

 

一希「なるほどね…。」

 

八坂「また、厄介事が増えたの…。」

 

九重「母上…大丈夫でしょうか?」

 

八坂「心配ないスグに片付ける。すまぬがこの者達をさっきの寝室に戻せ。」

 

妖怪達「はっ!さぁ立て!」

 

一希「あいよ…。」

 

黒歌「わかったにゃん…。」

 

一希達は八坂に言われて、アリサが眠る寝室へと戻る。そんな二人を見ながら九重は何かを考えていた。

 

 

__________________________

 

〈寝室〉

 

寝室に戻った一希はこれからどうするか考えていた…。このままアリサを逃がして俺達も京都の街を離れるか・・・妖怪達と協力して悪魔を倒し、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を取り戻すかを…前者は、目的は果たし、妖怪達と関わる気が無かったからと関係の無かったアリサの記憶を消して夢を目指して欲しいと思っていたから…。後者は、(ほとん)ど私情であるが……悪魔が黒歌との邪魔をしたからのと、目的の為に九重を襲った事、更には巻き込んだアリサを怪我させた事、そしてアリサが住んでた街で悪魔が自分の目的の為に好き勝手やってる事が許せなかった。そんな事を考えていた時に(ふすま)から、ヒョッコリと金髪の狐耳が現れて、そこには九重が覗いており……

一希は九重を寝室に入れた。

 

 

九重「一希…ちょっといいか?」

 

一希「何だ?九重、自分の部屋に居なくていいのか?」

 

九重「大丈夫なんじゃが・・・それより…お主に折り入って頼みがある。」

 

一希「何だ?言ってみな(恐らく…八岐大蛇の討伐に手を貸せと言うだろう)…。」

 

九重「母上と妖怪達に力を貸して欲しいのじゃ!」

 

一希「その理由を聞いてもいいか?」

 

九重「お主は悪魔を瞬殺する忍者であり、妾の命を救った者でもある。お主の身体能力は下手な悪魔以上であり、カマを引っ掛けて導き出す度胸と判断力、そしてそこの黒歌やアリサとか言う娘を大切に想う心………これ程までに頼もしい者はいない。だから…母上と仲間の妖怪達に手を貸して欲しいのじゃ!そしてまた、母上や仲間達と京都の街で暮らしたいのじゃ!」

 

 

そこで九重からの頼みで八坂と妖怪達と一緒に悪魔と八岐大蛇を倒して欲しいと頼まれた。

 

 

 

一希「はぁ~そこまで言われちゃ…その頼みに(こた)えるしかないよな。わかった!協力しよう…。ただし黒歌やアリサには手を出さないでくれ俺だけでいい………」

 

黒歌「チョッ ちょっと一希…あんた本気なの!?一人で行くなんて嫌よ!私も・・・・」

 

一希「黒歌はアリサを見ていてくれ…大丈夫!俺は黒歌の願いを叶えるまでは死なないから、だから俺を信じて待っていてくれ!」

 

黒歌「・・・・・・・もう そこまで言われちゃね~。わかった行って来なさい!ただし、ちゃんと生きて戻って来るのよ!約束だからね。」

 

一希「あぁ…約束だ!!」

 

 

そう言い、黒歌と九重との約束をし、一希は見張っていた妖怪には仙術を使い周りに溶け込み、気付かれずに屋敷を抜け出した。そこからの一希の行動は速かった・・・。一希は忍者となって、邪魔をする悪魔を切り裂き先へ進み、影分身を使いそれぞれに忍刀を持たせて探索に入る。途中で眷属悪魔らしき者もいたが…あっさりと斬り捨てたから完全なモブ扱いである。

 




次回で、人柱力になる事になります楽しみにして下さい!

日本神話も出したいのですが…日本神話がどんな人物が出て来るのと、日本神話が出てきたハイスクールD×Dのハーメルンを教えて下さい。

感想欄で募集します。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。