機動戦士ガンダムSeeD~Another SeeD Story~ 作:Pledge
にじファンが封鎖されたので、こちらに投稿させて頂きます。
まだまだ未熟ですので、ツッコミどころ満載の作品ではありますが、少しでも楽しんで頂けたらと思います。
今回はプロローグですので、短めです。
プロローグ
ハルフォード・ヒュバーノ博士の日誌より抜粋
C.E46年―月―日
主任は研究費を得るため、クローン作製の依頼を了承した。
私は非難しようとした。だが、この研究に関わっている私が非難できるはずもない。
主任は新たな方法を提唱した。それが【人工子宮】だった。
C.E49年―月9日
あれから幾度もの実験を繰り返し、その度にサンプルの廃棄を行ってきた。
主任の納得できるレベルにはまだ到達していないらしい。
主任は、廃棄を行っていることに何とも思わないのだろうか。
C.E49年4月17日
ようやく完成体レベルのものが完成した。
これで研究も終わりだ。
C.E49年5月―日
検査の結果、先日のサンプルには欠陥があることが分かった。
主任の指示で、廃棄となった。
いつまで続くのだ、この研究は……。
C.E50年―月20日
ついに完成だ!今までにない程の能力を秘めている!
これで主任も納得するだろう。
今度こそ、この研究も終わりだ。
C.E50年6月―日
何故だ!何故、失敗なのだ!
最高を求める主任は、今回の成功体にある唯一の欠点を許さなかった。
C.E50年7月―日
主任は廃棄を命令しなかった。正直、驚いた。
恐らく、万が一の時の保険として使うつもりなのだろう。
彼は、私が引き取る。自己満足だと言うことは承知している。
それでも、私は……。
途中、ページが血で張り付き読むのが不可能。
なので、途中を省略。
C.E54年―月―日
何故、そんなことが出来る。
主任は自らの子どもである双子の内、男児を実験に使ったのだ。
昔の彼は、すでにいない。
今の彼は、我欲の功名心に囚われてしまっている。
C.E55年1月―日
ついに、主任の求めるものが完成した。
主任の求める、最高のコーディネイター。
C.E55年4月20日
主任の求めた【最高のコーディネーター】が生まれた。元気だ。
いつかこの子も、自らの出生を知るのだろうか。
願わくば、知らずに生涯を終えることを。
C.E55年5月3日
私は、一つの決断をした。
私はこの研究を放棄する。ヒトがヒトを創り出すなど、あってはならぬことだ。
双子の母親である彼女が主任を糾弾したが、主任に届くことは無い。
C.E55年5月10日
双子は私の庇護下には無い。普通の生活が出来るのだろうか。
せめてこの子だけでも、普通の生活を。
あの双子やこの子には、普通の生活を送る権利がある。
罪深い私を許してくれ。
C.E55年5月20日
明日、妻とこの子を連れ私は研究所を離れる。
私の残りの生涯は、この子のためにある。
主任。いや、我が友ユーレンよ。もう会うこともないだろう。
結局、私も君同様、功名心に取りつかれた愚か者だったのだろう。
この日誌を書くのも、これで最後だ。