機動戦士ガンダムSeeD~Another SeeD Story~   作:Pledge

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ついに物語も佳境に入って参りました。

そして前話で申し上げた通り、レオハルト出生の秘密が明かされます。
以前から考えていた案です。

先に申し上げておきますが、ご都合主義に感じる方もいらっしゃると思います。
後悔はしていません。ですが、感想が怖いです!

でも、このまま最終回まで突っ走ります。


Mission - 30 暴かれた秘密

友にすべての真相を問いただすべく、レオハルトはFinis(フィニス)で戦場を駆け抜ける。

 

「何だ、あの機体は!【ZAFT】か!」

 

だが、ここは戦場。Finis(フィニス)の姿を見た地球軍のストライクダガーが立ちはだかる。しかし、ストライクダガーでFinis(フィニス)を止めるなど愚の骨頂。その行動は、自らの死を招くだけである。

 

「邪魔だ!」

 

レオハルトは立ちはだかる敵を見て視線が険しくなると、ドラグーンを即座に分離。レオハルトを見咎めて集まってきたストライクダガーの部隊を、ドラグーンの全方位攻撃で反撃をする暇も与えず一瞬にして撃墜。

 

ドラグーンを回収し、再び戦場を駆け抜けていく。

 

その途中、Finis(フィニス)のレーダーが捉えた機体名を見て、自然と目が細くなる。レーダーには、Justice(ジャスティス)の文字が表示される。Justice(ジャスティス)の進行方向にはヤキンがあり、レオハルトは目的を何となく察し機体を割り込ませる。

 

「!?」

 

突然現れた謎の機体に、Justice(ジャスティス)のパイロットであるアスランは息を飲む。目の前に現れた機体は、どう見ても新型。これほどの機体を任されるエースは限られてくる。

 

「リベラント隊長、ですか……?」

「そうだ」

 

アスランの静かな問いに、レオハルトはハッキリと答える。レオハルトはアスランの後ろからやってくるStrike(ストライク)と同系統の機体に視線を向けるが、すぐにアスランに視線を戻す。

 

「どこに行く気だ、アスラン」

「……父を止めに行きます」

「止められるのか、お前に。ザラ議長を止められなかったから、お前はそこにいるんじゃないのか?」

「……っ!」

 

レオハルトの静かな問いに、図星を突かれたアスランは言葉を失う。アスランの説得の言葉も、パトリックには届かなかった。返ってきたのは、一発の銃弾。アスランの希望も容易く潰えた。

 

その結果、アスランは【ZAFT】を抜けラクス・クラインらと行動を共にしている。

 

「……今のような時代でなければ、彼女は優秀なトップだっただろう。だが、今の時代にラクス・クラインは必要ない。理想を語るだけでは、国は護れない」

「では、父が正しいと仰るのですか!【ジェネシス】のような兵器を造り、地球を脅威にしている父が!」

「国を護る為政者として、ザラ議長は正しい。いや、正しかったと言うべきか」

「どういう……なっ!?」

 

レオハルトの呟きにアスランが問いかけようとした瞬間、レオハルトがその鋭い牙をむいた。レオハルトはレシェフを構えると、コックピット目がけて引き金を引いた。だが、アスランは何とか反応しシールで防ぎ、レオハルトに視線を向ける。

 

「敵と会った以上、見逃すわけにはいかない。通りたければ、力を示せ」

「俺に、あなたと戦うつもりは……!!」

 

そこまで言い掛け、アスランは言葉を飲み込むしかなかった。テュルフィングを構えたレオハルトが、アスランに襲い掛かったからだ。

 

アスランは振り下ろされるテュルフィングを避けつつ、レオハルトに言葉を投げかける。

 

「リベラント隊長!止めてください!俺は!!」

「くどいぞ、アスラン。俺は【ZAFT】だ。そしてお前は、俺の敵だ!」

 

瞬間、ドラグーンが一斉にFinis(フィニス)の背部から放たれる。レオハルトの指示に従い、ドラグーンはあらゆる角度からアスランを攻撃していく。

 

「ちいっ!!」

「アスラン!!」

 

Strike(ストライク)に酷似しつつも、機体カラーがピンクに近い赤色のこの機体。機体名、MBF-02 Strike(ストライク) Rrouge(ルージュ)

 

モルゲンレーテ社が、イージスとの戦闘で中破したストライクを修復した際に製作した予備パーツを組み上げて完成させた機体。

 

基本構造はノーマルのストライクのコピー。だが、新開発の大容量バッテリーパック【パワーエクステンダー】を搭載し、活動時間が大幅に延長されている。

 

その際のエネルギー変換効率の向上に伴ってPS装甲への供給電力も増加し、装甲強度も向上。副次効果として装甲起動色が赤主体に変化している。

 

また、操縦に不慣れなカガリをサポートするため、ヘリオポリスにて開発が進められていたナチュラル用OSの技術が試験的に追加導入。制御系にはオーブが独自開発した操縦支援AIシステムを搭載し、追従反射性能の向上と操縦の補正機能を獲得した。

 

パイロットは今は亡きオーブの獅子、ウズミ・ナラ・アスハの義娘カガリ・ユラ・アスハ。幼い頃に何らかの理由でアスハ家に引き取られたが、実はキラとは双子である。

 

激しい攻撃を受けるアスランを案じ戦闘に加わろうとするが、即座にレオハルトが反応。スクエア型のドラグーン三基を差し向け、カガリに攻撃を加える。

 

操縦支援システムを搭載しているとはいえ、何事にも限界はある。レオハルトが操るドラグーンによる高速攻撃の前に、カガリは手も足も出ない。ギリギリ避けるのが精一杯である。

 

「カガリ!!」

 

そんなアスランも、残りのドラグーンとレオハルトの追加攻撃で下手に動くことが出来ない。

 

レオハルトはアスランとカガリの二人に気を配り、隙を見つけては両者にレシェフで攻撃を加える。これだけのことをするレオハルトではあるが、カガリとはともかくアスランに決定打を与えるには至らない。

 

「くそっ!!」

 

レオハルトはドラグーンをすべて回収しようと呼び戻した瞬間、イラついていたアスランが動く。その隙を逃さず、アスランにはラグナロクを、カガリにレシェフを撃つ。

 

どちらも命中はしなかったが、カガリは戦ったことのない強敵に恐怖し、アスランは尊敬する人間の実力に畏敬の念を覚える。

 

だが、だからこそ。だからこそ、アスランは叫ぶ。

 

「どうしてですか、リベラント隊長!あなたならわかっているはずだ!このままではいけないことを!」

「……」

「ただ憎み憎まれるだけではダメなんだ!分かっているはずです、リベラント隊長!!」

「アスラン……」

「…………」

 

アスランの必死の叫びに何も答えないレオハルトは、正面に立つJustice(ジャスティス)を見やる。レオハルトは左右の操縦桿を指の一本ずつを確かめるように再度握り直すと、止めていた時間を動かす。

 

レシェフをアスランに向け、一度だけ引き金を引く。放たれたビームはアスランがシールドで難なく防ぐが、その表情は苦いものだった。

 

「リベラント隊長!!」

「アスラン、俺は軍人なんだ。良くも悪くもな」

「あなたなら、力以外で解決出来る方法を見つけることが出来るはずだ!!」

「お前は俺を買い被りすぎだ。俺は、戦うことしか知らない。俺には、これしか出来ない!」

 

レオハルトは、Finis(フィニス)の右背部から三つ折りされた砲“高収束プラズマビーム砲 アスカロン”を展開し引き金を引く。アスランとカガリは左右に動いて避けると、レオハルトはドラグーンでカガリを攻撃。

 

アスランにはアスカロンとレシェフをドッキングさせた、“超高収束プラズマビーム砲 ブリューナク”を発射。Finis(フィニス)のカラーと同様、漆黒のビームがレシェフ以上の速さでアスランを襲う。

 

ラグナロクと比べると巨大ではないが、その名称通り発射されたビームには強大なエネルギーが凝縮されておりラグナロク以上の威力を秘めている。

 

「くそっ!!リベラント隊長がその気なら、俺は!!」

 

アスランは予想以上の速度で迫ってくるビームに悪態を吐くと、大きく距離を取り回避する。ブリューナクはアスランの後ろにいたストライクダガーを貫き、近くにいた機体も余波で爆発していく。

 

アスランは凄まじい威力に驚きつつ、レオハルトへと視線を戻した。その時、アスランの中で何かが弾けると距離を詰めるレオハルトにファトゥムを飛ばす。

 

ただ飛ばすだけではなく、“MA-4Bフォルティス ビーム砲”を撃ちながらである。レオハルトは接近を中断し後方へと下がりながらフォルティスを避け、すぐ後にやってくる“ファトゥム-00”も回避。

 

アスランは二本のラケルタの柄を合わせ“アンビデクストラス・ハルバード”と名付けられた双刃にすると、猛スピードでレオハルトに斬りかかる。

 

「それでいい、アスラン!力無き人間に正義を語る資格は無い!何をするにも、まずは力だ!」

「それは暴力で抑えつけているだけです!それでは反発を生んでしまう!」

「では、どうする!一人一人説得して回るか!?その間に人は死ぬぞ!何より、お前たちは力を揮い、俺たちを抑えつけようとしているだろう!」

「違う!俺たちは、戦争を止めたいだけです!」

「今この時だけの戦いを止めてどうする!?【プラント】は再び核を撃たれ、多くの仲間を失った!彼らの憎しみはどうすればいい!!どこに向ければいい、アスラン!!」

「それは……!!」

 

主張を聞いた人間全員が、納得してくれるわけではない。それぞれの主義、立場によって主張は異なり、受け入れることの出来る範囲も変わってくる。

 

両者の対立は、【ZAFT】に属し【プラント】を護るために戦うレオハルト。【ZAFT】を抜け、個人の主張を押し通したアスラン。それぞれの立場の違いから生まれるものである。

 

レオハルトの力のこもった言葉に、アスランは返す言葉を失う。それは、アスラン自身も理解している。

 

核によって【ユニウスセブン】は崩壊し、民間人から多数の犠牲者が出た。そして再び核が放たれ、【ボアズ】が消滅。またも多くの命が失われた。

 

【ボアズ】に知り合いがいた者も多く、彼らの怒りと憎しみは計り知れない。

 

「答えを持たない人間が!戦争をしたいわけではない!護るために必要なことをしているだけだ!!」

「それは……!!でも、だからと言って【ジェネシス】なんて!」

「言ったはずだ!必要なことをしているだけだと!核に対抗するためには、【ジェネシス】が必要だった!」

「そんなものを使わざるを得ない状況にまで、戦争が泥沼化してしまったということです!もっと早く手を打つべきだった!そうすれば、犠牲を減らすことだって!」

「“もし”を言うことに何の意味がある!時間を巻き戻すことは出来ない!ならば、今出来ることをするだけだ!違うか、アスラン!!」

 

レオハルトが横に振られたテュルフィングをアスランは機体を後ろに傾けて避けると、アスランは機体を素早く左回転。同時に脚部のビームブレイドを展開し、Finis(フィニス)の右腕の破壊を狙う。

 

だが、それは叶わなかった。レオハルトはその寸前に右腕の肘部に仕込まれていた、“MA-M002 エッケザックス ビームブレイド”で受け止める。

 

「なっ!?」

「甘いぞ、アスラン!」

 

驚きで固まるアスランを蹴り飛ばすと、カガリの攻撃に向けていたドラグーンを呼び戻す。ドラグーンの攻撃が止んだことで、カガリはすぐにアスランの元へと向かう。

 

「アスラン、大丈夫か!?」

「ああ、大丈夫だ……。(とはいえ、どうすればいい。ギリギリ避けるのが精一杯だ。……待て。ギリギリ?リベラント隊長が本気で来て、損傷も無くいられるのか?)」

 

アスランはカガリの心配する声に疲労した声で答えると、目の前で静止するレオハルトを見やる。攻撃してくる様子は無く、不気味な印象をカガリは抱く。

 

だが、カガリとは逆にアスランは別の考えを抱き始める。レオハルトは、自分を試しているのではないかと。

 

「リベラント隊長。確かに俺は、父を止めることが出来ませんでした。その結果、俺は【ZAFT】を脱走して、今こうしてリベラント隊長と敵対しています。ですが、俺はこの悲劇を止めたいだけなんです」

「……」

「確かにリベラント隊長の仰る通り、この戦争を止めても一時的なものかもしれない。それでも俺は、この戦いを止めたい。【プラント】も地球軍も関係ない」

「…………」

 

周囲では戦いが激化する中、この周辺だけは時間が止まっているようだった。どちらも動かず、ただ相手に視線を向けるだけ。

 

「(……この感じは)」

 

すると突然、レオハルトは目の前のアスランから視線を外し別場所へと視線を向けた。意識が自分に向けられていないことを何となく察したアスラン。怪訝な表情を浮かべるアスランに対して、カガリが不用意な行動に出る。

 

「墜ちろ!」

「カガリ!?止めろ!!」

 

ビームライフルを撃ち、続けてビームサーベルで斬りかかったのだ。だが、注意を一瞬そらしたとはいえ、レオハルトとカガリとの実力の差は天と地。いや、地球と冥王星ほどの差がある。

 

「うわっ!?」

 

レオハルトはビームを簡単に避けると、ビームサーベルを振りかぶるカガリとの距離を詰める。予想以上の速さに驚愕の表情を浮かべるカガリ。

 

だが、その一瞬の遅滞が命取りとなる。レオハルトはビームサーベルが振り下ろされる前に懐に入ると、コックピット部分に強烈な蹴りを叩き込む。

 

激しい揺れで激しく振動するコックピット。カガリは悲鳴を上げながら吹き飛んでいくと、アスランはすぐに二人の間に機体を割り込ませ援護に入る。

 

「愚かな。その程度でオーブの獅子の娘か。血縁関係が無いとはいえ、滑稽なものだな」

「何だと!?」

「何故、そのことを……。俺たちも、そのことを知ったのは最近なのに」

「……。アスラン、出来るならやってみろ。俺たちに敵対してまで貫いたその意思、見せてみろ。時間は無いぞ」

 

レオハルトはアスランの質問には答えることなく、それだけ言い残すと猛スピードでその場から離脱していく。

 

アスランとカガリは、レオハルトに大きな疑問を抱きつつも目的を果たすためにヤキンに向かうのだった。

 

 

 

 

 

レオハルトが向かう先では、二人の人間によって死闘が繰り広げられていた。

 

一方は【ZAFT】のエース、ラウ・ル・クルーゼ。一方は【スーパーコーディネイター】、キラ・ヤマト。

 

【メンデル】で初めて対面しつつも、クルーゼは以前からキラの存在を認識していた。この世にあってはならぬ存在として。

 

だが、キラにはそんなことはどうでもいい。自分の大切な人間を殺され、クルーゼだけは自分が討つと心に決めて。

 

飛び交う無数のビーム。そのどれもが決定打にはならない互角の戦い。その戦いに、新たな乱入者が現れる。

 

「! 何だ、この感じは……」

「! 来たか、友よ」

 

二人が奇妙な感覚に襲われた瞬間、二人は同時に後方へと下がる。それと同時に、二機の間を漆黒のビームが通り過ぎていく。

 

二人はビームが飛んできた方角に視線を向けると、そこには非常に長い砲を構えた一機の漆黒のMSがいた。

 

Finis(フィニス)の武装の一つ、アスカロン。これは本来なら三つ折りにして背部に畳まれているが、最大に伸ばすことで長距離攻撃をも可能にしている。

 

キラはその特殊な外見の機体に警戒心を抱き、クルーゼは待ちに待った人物の到来に笑みを深める。

 

「クックックッ。これでキャストは全員揃ったというわけだ」

「キャスト?」

「どういう意味だ、ラウ」

「今、キラ君と君の話をしていたところだよ」

「!?」

 

クルーゼの言葉にレオハルトは目を見開いて驚くと、すぐに表情が険しくなりクルーゼへとレシェフを向ける。レオハルトの突然の敵対行動にも、クルーゼは驚くことも無く冷静に対処する。

 

「クククッ、冗談だよ。君のことが知られたら、何か不都合でもあるのかな?」

「ラウ……!……お前が、すべてを仕組んだのか?お前が【NJC(ニュートロンジャマーキャンセラー)】の情報を流したのか?」

「すでに確信があるようではないか」

「そして、レインを唆したのか」

「唆すとは人聞きが悪いな。選択肢を与えたまでだ。そして、選んだのは彼女だ。しかし、君がここに居るということは死んだということかな?愚かなことだ」

「ラウ!!」

 

瞬間、レオハルトの瞳が紅金に光り輝く。

 

レオハルトはすでに向けていたレシェフの引き金を引くと、すぐにドラグーンを分離。分離されたドラグーンはラウだけでなく、キラも同時に攻撃にしていく。

 

「……クククッ。ハーハッハッハッハッ!!やはり使えるのか、君も!私や、ムウと同じく!クククッ!笑いが止まらんよ、まったく。ヒビキ博士の実験は、その点では成功したというわけだ!」

「……知っているのか、ラウ」

「知っているとも!君の出生も、キラ君との関係もな!!」

「……僕との関係?」

 

クルーゼより速く、クルーゼより精密で精確に配置されたドラグーンから発射されたビームを、クルーゼは避けつつレオハルトの問いに答える。

 

そして、突然自分の名前が出たことでキラは困惑する。レオハルトとはアフリカとアラスカで会っただけで、何の接点も無い存在。そんなレオハルトに、自分と何の関係があるのか。

 

そんな当然の疑問から、キラの口から自然とその言葉が漏れ出る。

 

「どういう、ことですか……。僕との関係って……」

「知らぬのも無理は無い。君に会った記憶は無いだろう。だが、君は違うだろうレオ!」

「…………」

 

クルーゼの問いに、レオハルトは沈黙する。その沈黙こそ肯定の証。クルーゼの笑みがますます深くなるのに比例し、キラの頭の中は疑問でいっぱいになっていく。

 

「いいかね、キラ君!君と彼は、同じ場所で生まれたのだよ!あの場所、【メンデル】で!」

「ラウ!止めろ!!……ちいっ!」

 

クルーゼが口にしようとしていることを察し、レオハルトはクルーゼを止めるために動こうと試みる。だが、直前でクルーゼもドラグーンを分離。

 

Finis(フィニス)より数が多いドラグーンが、レオハルトの迎撃に動く。同時に、クルーゼはキラの牽制にも動く。

 

レオハルトはクルーゼのドラグーン攻撃で攻撃を断念すると、すぐに頭を切り替えこの時を好機と考える。クルーゼとキラの攻撃に向けていたドラグーンを回収し、再分離できるチャンスだと踏んだのだ。

 

レオハルトはドラグーンを回収し、次々と向かってくるビームの回避に追われる。とはいえ、相手もレオハルトと同様にエース。しかも、機体も核を動力にして動く新型。

 

機体は互角。ならば、勝敗を決めるのはパイロットの実力で決まる。レオハルトはクルーゼの攻撃に動きたいが、ドラグーンによってなかなか動くことが出来ない。

 

キラはクルーゼの言葉によって混乱し、普段通りの動きが出来ない状況にある。だからこそ、クルーゼはレオハルトに大部分の意識を割くことが出来ているのだ。

 

「彼、レオハルト・リベラントは君と同じくヒビキ博士によって生み出された存在!アル・ダ・フラガとユーレン・ヒビキ、二人の遺伝子を掛け合わせて一つとし、ヴィア・ヒビキによってこの世に生を受けた!!彼は、君の兄であり私と似た存在ということだ!」

「僕の、兄……?」

「君の【スーパーコーディネイター】と同じく、【ネオ・コーディネイター】と呼ばれる男。それが、レオハルト・リベラントなのだよ!」

 

クルーゼによって明かされた真実。レオハルト出生の秘密。

 

それは、アル・ダ・フラガとユーレン・ヒビキ。二人の遺伝子を掛け合わせ一つとし、ヴィア・ヒビキによってこの世に産み落とされた生命。

 

それが【ネオ・コーディネイター】、レオハルト・リベラント。

 

 

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