~ 駿 ~
(よう、なんとなくそっち側に着くのは予想していたがぶっちゃけこんなに早くそっちにいくとは思ってなかったぜ。どうやったんだ?)
(お前に教えてやる気はない。それよりも今は敵どうしだ。気軽に念話してくるんじゃねえ。)
ちょっと小粋なトークをしようとしたら衛宮のやつにつっぱねられてしまった。
と、気づいたらなのはと雫がフェイト達のところに行っちまった。あ、なのは落とされた。
雫が手助けする暇もなかったな。雫も衛宮にやられちまったか。
「あなたも私達の邪魔をするんですか。もしそうなら容赦はしません。」
フェイトがバルディッシュをこちらに向けながら脅してきた。俺が空戦出来る相手2人に戦う?無理無理、瞬殺だっつうの。
「いや、降参だ。今の俺はお前らと戦っても勝てねーよ。」
「そうですか、それじゃ帰ろう士郎。」
「ああ、わかった。」
俺の言葉を聞いて去ってく2人。衛宮のやつは最後にこちらをチラリと見て何かを気にしていたようだったがすぐに消えてった。
「悪いなユーノ。ジュエルシード持ってかれちまった。」
「ううん、あの状況じゃあしょうがないよ。それより、あの2人は何者なんだろう?」
クソ、俺は空飛べないのになんで衛宮のやつは飛べるんだよ。こうなったら自由に飛び回れないまでもプリズマイリヤの美遊みたいに空を跳べるようにしなきゃこれから戦力にならねえな。よし!ちょっくら特訓するか!
~ なのは ~
今日はいろんなことがあった。すずかちゃんの家でジュエルシードの反応があって行ってみたら大な猫さんがいて、封印しようとしたら金髪の女の子と一緒に衛宮君が来てジュエルシードを封印しちゃって、最後には雫お姉ちゃんと2人して落とされて。ここまで思い返してみて1番に思うことは、
「駿君、役たたずなの。」
『全くもってそのとうりです。』
普段はそこまで喋らないレイジングハートも同意しっちゃった。
そもそも駿君がまともに役に立ったのは神社の時くらいで後は私と雫お姉ちゃんで封印できていたし、今回のことで本気で役たたずと証明されたの。
「明日駿君に会ったらこのことを伝えて魔法から手を引いてもらおう。そして必然的にユーノ君がうちに来ることになるの!ふふふ、考えるだけで今から楽しみなの!あっ!そうだ今度の温泉旅行でユーノ君のこと洗ってあげよう!それがいい!うふふ、あはははははは!」
~ 雫 ~
どうしよう、なのはの部屋から笑い声が聞こえるけどなんだかいっちゃってる人みたいに聞こえる。こんなことになったのもきっと駿や衛宮のせいだ。うん、そうしよう。だから明日学校に行ったら1発ずつ殴っておこう。取り合えず今日のところはお休みなさい。