十代の転生者達   作:筋肉革命

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今回初めて戦闘シーンが入ります。といっても一瞬で終わるので見ごたえはないかもです。すみません。


6反撃開始ー!

アリサが電話をかけ終わってからしばらくしてついに俺達を探している奴らの足音がこっちに近づいて来た。

「ついにこっちの方にきやがったな。多分あの人達のことだから、30分もあればここを見つけてくれると思うがそれまでどうやって凌ぐかが問題だな。」

「このままここでじっとしていれば見つからないんじゃないかしら?」

「それはいくらなんでも希望的観測がすぎるぞ。こんな柱の裏にいるだけじゃあっという間に見つけられるだろ。とはいえ今から動いたらその音で気づかれるかもだし、どうしたものかね。」

「あ、誰か部屋に入ってきちゃったよ。」

すずかのその言葉に3人共静かになる。

「くそ!どこ行きやがったあのガキ共。入口見張っている奴らから捕まえたって連絡が来ないから建物の中にいるのは分かってるのに全然見つかりやしねえ。見つけたら憂さ晴らしに男のガキはボコりまくって女のガキは犯してやる。」

その言葉を聞いた瞬間俺の頭の中に犯されるアリサとすずかの姿が浮かんだ。前世の俺はロリコンでそれ系の同人ゲームを大量にやっていた。それのほとんどが陵辱系や触手系だった。もちろんなのはのゲームもありアリサやすずかも例に漏れず犯されていた。その時はその姿を見て興奮していたが、目の前のこいつらが犯されると考えたら今目の前でふざけたことを言った奴と前世の俺にどうしようもない怒りを覚えた。昔はなんて馬鹿なことを考えていたのだろうか。女の子が無理やりに犯されるのを楽しんでいたなんて、目の前の友達に置き換えてやっととんでもないことを考えていたことがわかった。今までの俺のことを反省しながら目の前この男のことをぶちのめす。俺はゆっくりと立ち上がった。

「ちょっとあんた、何しようとしてるのよ。」

アリサは小声で話したが、

「おい!そこにいるのかガキ共!」

流石に周りを集中して探していた男には気づかれてしまった。

「いやー、ついに見つかっちゃったな。」

そう言って俺は柱の影から両手を後ろで組む形で出て行った。

「ふん!男の方か。他の2人はどうした?」

「さあ?みんなバラバラになっちゃったから分かりません。」

「たっく、面倒だな。まあいいこっち来い!」

「はい。」

そしてゆっくりと男に近寄り男の手が俺の事をつかもうとした瞬間に一気に前にダッシュして距離をゼロにして、

「おばらああああ?!#$%&¥!?」

思いっきり股間を蹴り上げた。そして前かがみになったところで手に隠し持っていたコンクリートの破片で顎を殴り飛ばし、そのまま男は崩れ落ちた。危険がなくなったことを伝えようと柱の影に顔を向けると

「「ガタガタガタガタ」」

お互いの口をお互いに塞いで震えている2人の姿があった。

「もう大丈夫だぞ?」

「え?あ、あんた今殴られたりしてたんじゃなかったの?」

「そうだよ。さっき悲鳴とかしていたし。」

「ああ、それさっきの男の悲鳴。俺がぶっ飛ばしたからもう大丈夫だ。」

「そうなんだ。それなら」

「うん。」

すずかとアリサはお互いに頷いて、

「「パチーーン!!」」

2人して俺のほっぺたを叩いてきた。

「さっき駿君は私達のことを友達だって言ってくれたよね。その友達が乱暴されているかもって思ってすごく怖かったんだよ。」

「そうよ。あんたが勝手に出て行ってあたし達のことを逃がそうとしてくれているって分かったからその思いを無駄にしないために2人して縮こまっているしかできないことがどんなに怖くて、悔しかったか。お願いだからもうこんな無茶しないで。」

ヤベーーー!!!少女2人をマジ泣きさせてしまった。ものっすっごい罪悪感パネーー!!あ、でも2人の泣いた顔も可愛いな・・・じゃなくて!この状況どうしよう?そんな風にオロオロしていると、

「さっきはよくもやってくれたな糞ガキ。」

「イテテテテテ!」

さっき気絶させたと思っていた男に頭をおもいっきり掴まれ持ち上げられた。

「「駿(君)!!」」

「おっと、嬢ちゃん達はおとなしくしといてくれよ。じゃないとこいつの頭がどうにかなっちまうからな。」

その一言で動けなくなってしまう2人。クソッ!ちゃんと気絶したか確認しとくんだったな。

「まあとりあえず、さっきの礼もあるから2発は入れるんだけどな。」

男は右手で俺の頭、左手で足を掴み、

「オラ!」

膝で俺の腹を蹴り左手を離し、

「ドラ!」

俺を背中から床に叩きつけた。

「カハッ」

肺から空気が抜けて叫ぶこともできない。

「もうやめて!!」

「お願いします!もうやめてください!!」

「フン!今はこれくらいにしておくか。さて人質が全員見つかったことを知らせるか。」

男は腰ポケットから携帯を取り出しどこかにかけた。

「なんだ?全然出ねえな。」

男がつぶやいているすぐ後ろから、

「君の右手に持っているのは私の娘の友達でね。返してもらうよ。」

そんな言葉が聞こえてきたかたと思ったら俺の頭を掴んでいた手の力が抜けて解放される。

「助けて頂いてありがとうございます、士郎さん。」

声の主は士郎さんだった。

「済まないね。助けに来るのが遅れてしまって。うちで怪我の手当をするから今はゆっくりと休んどいて。」

「その必要はないですよ。[大嘘憑き]」

俺は自分の能力で怪我をなかったことにした。

「相変わらず便利な力だね。でも良かったのかい?2人の目の前で使っても。」

士郎さんはそう言って後ろを向く。俺も同じ方向に目を向けると、目をまん丸にしたアリサとすずかがいた。

「いいんですよ。俺もすずかの秘密しっちゃいましたから、これでおあいこです。アリサはついでにOKにしときます。」

こうして俺の初めての誘拐事件は幕を下ろした。ちなみに誘拐の首謀者とかは恭也さんがやっつけたようです。相手も夜の一族だったと聞いて恭也さんは実は人間じゃないんじゃないのかと本気で思った。

 

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