F.rost.storms 冷たくも儚き氷精の話   作:お隣の池の中のプラナリさん

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東方小説を書くことはかなり久しぶりになります。
はじめましての人ははじめまして。フブキです。
暖かい目で見守ってくださいお願いします。


プロローグ.

幻想郷-霧の湖

 

紅魔館と呼ばれる吸血鬼の住む大きな御屋敷の目の前に広がるその湖。霧などない最高のコンディションを構える、湖の上空を飛び回る2つの影がそこにはあった。

 

「やい魔理沙!今日こそは勝ってやるわ!」

「威勢だけは良いんだが、いい加減学習というものをした方がいいと思うぜ!」

 

今日こそは、という言葉からこの二人がかなりの頻度で戦っているということがうかがえる。

水色の髪に青いリボンを着けた、見るだけで涼しくなれそうな氷の羽がたなびく少女。

もう一人は、箒に股がった魔女の風貌をした金髪の少女である。

 

「あたいは魔理沙になんて負けないんだからね!」

「その自信は一体何処から湧いてくるんだぜ!?」

 

水色の涼しげな少女は黒い魔女の風貌をした少女を指差し、魔理沙と呼んだ。魔理沙は彼女の言葉を聞くと、呆れた表情をする。

 

「おいチルノ?秘策があったりするのか?」

「秘策?えーとえーと........」

 

涼しげな少女、チルノは魔理沙の言葉に?マークを浮かべる。魔理沙は苦笑いしていた。時間が少し経つと唐突にチルノが魔理沙を睨み付ける。

 

「そうやってあたいから逃げようとしてるんでしょ!?」

「それはお前のこじつけなんだぜ。私はただお前に秘策があるのかを聞きたかっただけなのぜ。」

 

チルノは魔理沙の言葉に聞く耳を持つことはなく、両手を広げて構えをとる。

 

「もうあたい怒った!スペルカード発ド......」

「マスタースパークだぜ。」

 

チルノがスペルを宣言する前に、魔理沙は手に持っていた手製の武器、八卦炉を構えてマスタースパークを放った。そのレーザーはとんでもない威力であり、チルノに直撃した。チルノは頭の一部を吹き飛ばされ、そのまま湖へと落ちていった。

 

 

≧≦

霧の湖、水中

 

 

あたいは....あれ?ここは何処?

 

 

凄く....安らぐ。冷たい。

 

 

確かあたいは...えっと...あたいは...

 

 

 

 

 

あたいは.....あたし?

 

 

いや。あたしでもない。なんだろう。

 

 

凄い違和感がする。呼び方はあたしじゃない。

 

 

......私?

 

 

私か。そうか私だ。

 

 

そんで、私は何故此処にいるのだろうか?

 

 

ダメだ。息が......意識が......。

 

 

 

・・・・・

 

「......うぅ。」

 

目が覚めるとそこは、見慣れない森だった。鬱蒼と木々が生い茂り、空から射し込むはずの日光は疎らに地面を照らすのみ。暑さを感じさせない涼しい風が森の何処からか吹き込むようだ。

 

 

 

心地よい。

 

風を十分に感じた私は体を起こし、立ち上がった。その瞬間直接キーンと響くような痛みを感じた。凄い頭がくらくらする。右脳が痛い。頭の右側だから右脳できっと間違いはない。はず。

 

「....はぁっ!」ドサッ

 

折角起こした体が意思とは反対に座り込んだ。座ってると幾分か痛みがマシになる。しかし休んでる暇はない。はやくしないと........

 

 

 

 

 

....はやくなにをするんだ?

 

私は痛む頭で精一杯考えようとした。しかしダメだ。痛みが勝ってなにも考えられない。こういうときは冷える物を頭に被せて休まないとダメ......か。

 

しかし、冷える物などなにもなかった。仕方ない、横たわるしかないか。私は木陰に背をつけて体勢を楽にした。

 

 

 

続く




始まり方謎過ぎた。次回からなるべくわかりやすく作れるようにするぞ。(たぶん
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