F.rost.storms 冷たくも儚き氷精の話   作:お隣の池の中のプラナリさん

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⊂( ・ω・)⊃ブーン......
東方作品ってネタ被りやすいとか思わない?
思うときはあるんだ。被ってないけど。たぶん。


氷の精

 

......。私が目を覚ますと、氷でできたかまくらに似た家についていたようだ。私の顔を覗きこむのは、緑色の髪が特徴的な少女で、背中には薄い透明にも似た大きな羽がある。いかにも妖精っぽいといえるが、虫の羽にも似てると言えば似てないことはない。彼女は私を心配するように、不安そうにして覗きこんでいた。

 

「大丈夫?チルノちゃん。」

「......あぁ。大丈夫。少し痛むけど。」

 

私は至って普通に返事した筈なのだが、彼女は私の返答を聞くと突然おろおろし始めた。

 

「えっ....チル....チルノちゃん!?」

「..........どうしたの?」

 

その一言で、彼女はチルノちゃーん!と叫びながらどっか行ってしまった。ここが何処なのか知りたかったのだが。それにしても、私はここで待つべきなのだろうか。それともいっそここからでていってしまっても良いのだろうか?

 

「......冷たっ。」

 

ベットにあった枕に触れてみると、どうやら氷で出来ているらしく、とても冷たい。私は氷でできたベットで寝て無事でいられるわけもないので人違いだ。私は確かにチルノという呼び名ではあるが、この広い世界の何処かにはチルノなんていう名前は探せばいそうだし。それがたまたま近かったというだけだろう。

 

先程の枕のおかげか、体は休められて右脳の痛みを感じない。たぶん大丈夫だ。少し動かせば体もなれるだろう。

 

私はこのかまくら式の家から出て、宛もなくさまようことにした。

 

 

≧≦

 

 

「......涼しいな。」

 

私がまず思ったことは、この場所らは自然に道溢れていて、とても涼しい風が吹くということ。私の住む都会の

ようにアスファルトが照り返して暑さを感じさせるようなものは一切ない。私は暑いのが苦手なので、こういう気候は非常にありがたい。

 

「あっ!チルノなのだ!チルノ背伸びたのか~!」

 

私を呼ぶ声の方へ振り向くと、金髪の小柄な少女がこちらへふよふよ飛んできた。赤いリボンを髪止めのようにつけ、黒いロングスカートなどが特徴的である。

相手はこちらを知っているらしいが、私は相手を知らない。先程もそうだが。

 

「誰?」

「お前本当にチルノなのかー?」

 

本当にチルノです。名前はチルノです。多分貴方達の知るチルノとは違うかもしれないけど。

突然少女は私の腰回りに触れてきた。何故だ?

 

「冷たいのだ。チルノなのだ。ちゃんとしたチルノなのだ。記憶がないのか?」

 

冷たいって......この子らがいうチルノはどんな子なんだ?ふよふよ飛んできたっていう非常識なくらいだから、ヒャドとかマヒャドとかそういう氷系呪文を操る魔物か何かなのか?

 

「チルノ。アイシクルフォールを撃ってみるのだ。」

 

アイシクル......なんだ?あまりに早口なもんでわからなかったぞ。なんだ。この子らはなんかできるのか。しかしアイシクルなんとかってどんな奴なんだ。私には何もわからんぞ。

 

「お前はチルノの皮を被った化け物なのか?」

 

化け物って......私はチルノだよ。勉強一筋で生きてきた非リアの千崎 琉乃。通称チルノ。何でチルノかって?知るかよ。

 

「まぁ偽物は始末するだけなのだ。」

「ちょ────っ!!!!!!!!」

 

私は少女が構えをした瞬間、逃げた。

そしたらブワァン!ブワァン!っていう音が後ろからする。一瞬後ろを向くと、鮮やかな色彩を放つ玉を大量にこちらへ向けて放ってきていた。無意味にそんなことするわけない。当たったら多分だけど、死ぬ。

 

私の本能がヤバイと言っている。もう逃げるしかないだろ。これヤバイもん。足には自信はないけど、死にたくないから走って逃げる。

 

私はとにかく、

少女からひたすら離れようと逃げた。

 

 

 

 

 

 

 





千崎 琉乃 「ちざき るの」という名前の子ですが、
今の姿はチルノと全く同じです。
スペカを使ったり飛んだりできない身長が少し高いチルノを想像してくれると助かります。
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