花結いのきらめき・二人の勇者の章   作:水甲

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海SIDE

 

友奈へのプレゼント、全然考えてなかったな。友奈に何を送ればいいのやら……

一人で悩んでいる中、あることを思いついた。そうだ。こういう時、一番助かるのは……

 

僕はある人に連絡を取り、しばらくしてから僕の部屋に来てもらった。

 

「どうしたの?パパ」

 

「友海。ちょっと聞きたいんだけど、僕って友奈にいつも誕生日に何を送ってたんだ?」

 

「誕生日に?いつもは花を送ってるよ」

 

「花を?」

 

未来の僕は花を送ってるのか。一体何の花だろうか?

 

「どんな花か分かるか?」

 

「うん、分かるよ。あっちでは咲いてないけど、こっちでは咲いてる花だから」

 

「なんて花だ?」

 

「えっと、赤いアネモネだよ」

 

赤いアネモネか……探してみるか。

 

「ありがとうな。友海。そういえばみんなは?」

 

「みんなは樹海に行ってるよ。ちょっと一日だけでも解放しておきたい場所があるんだって」

 

「僕も手伝うか?」

 

「ううん、風おばちゃんは今回主役の二人に手伝ってもらうのは悪いから大丈夫だって」

 

「そっか、頑張れよ」

 

「うん」

 

僕は友海と別れ、アネモネの花を買いに行くのであった。それにしても何でアネモネの花なんだ?

 

 

 

 

 

友海SIDE

 

パパ、ママにプレゼント上げるんだ~本当にパパはママのこと大好きだな~

パパからしてみればちょっと未来で、私とママを助けたり、別世界のママも助けたり……本当にすごいよ

 

「そういえば赤嶺友奈……あの人、どうしてパパにちょっかい出すんだろう?私がいた世界にいなかったはずなのに……う~ん?」

 

「友海、ここにいたの?」

 

悩んでいると牡丹が迎えに来てくれた。もしかしてそろそろ出発の時間なのかな?

 

「何してたの?」

 

「パパに、ママに送るプレゼントについて相談されていたの」

 

「そうだったの……もしかして赤いアネモネ?」

 

「うん、綺麗だよね。どうして赤いアネモネなんだろう?」

 

「もしかして……気がついてないの?友海は……」

 

「何に?」

 

牡丹はうつむき、考え込み始めていた。一体どうしたんだろう?あの花になにか意味でもあるのかな?

 

「わかってないみたいね。でも、友奈おば様が知っているわけ……でも」

 

本当に何が何だか分からない。物凄く気になるんだけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海SIDE

 

赤いアネモネの花を買いに行き、友奈の居場所を聞くと部室に行くとのことで僕も部室に向かった。すると部室にはひなたお姉ちゃん、水都さん、友奈の三人しかいなかった。もしかしてみんな、樹海に行ってるのか?

 

「あっ、海くん。みんなどこに行ったか知らない?」

 

「みんな?僕もわからないんだけど……それで友奈」

 

「何?」

 

「これ、誕生日プレゼント。花束で何だか申し訳ないけど……」

 

「えっ、そんな事ないよ。ありがとうね。海くん。これ……アネモネだね」

 

「うん、ちょっと相談して、これがいいんじゃないかって思って……」

 

「えへへ、嬉しいな」

 

喜んでもらえた。するとひなたお姉ちゃんが僕の肩を叩いた。

 

「海くん、普通にプレゼントとして買ったんですよね」

 

「うん、未来の僕がいつも送ってるって言うから……」

 

「あぁ、なるほど……まぁ友奈さんも気がついてないみたいですからいいですけど……」

 

なんだろう?この花になにかあるのか?僕は考え込むと水都さんが顔を真赤にさせながら耳打ちをしてきた。

 

「あのね、赤いアネモネの花言葉は……」

 

僕はそれを聞いて、物凄く恥ずかしくなった。やばい、それって告白しているみたいだ。

友奈は嬉しそうにしているしけど、気がついてないみたいだから大丈夫かと思うけど……本当に恥ずかしい。未来の僕と友奈ってどんだけラブラブなんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜、無事に友奈の誕生会も終え、僕は桔梗さんに昼にあった話をしていた。

 

「まぁ、実際友奈が喜んでいたからいいんじゃないのか?」

 

「そ、それはそうですけど……ところで桔梗さん」

 

「何だ?」

 

「来月、どうするんですか?」

 

「来月………あっ!?」

 

「頑張って下さい。桔梗さん」

 




これにて友奈の誕生会イベントは終わり、次回は花結いの最新話の精神の対話についてやるつもりです
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