花結いのきらめき・二人の勇者の章   作:水甲

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「「ハアアアアアアア!!」」

 

「おっと!?」

 

僕と桔梗さんの攻撃を後ろに飛んで避ける赤嶺。後ろに飛び着地の瞬間、桔梗さんに接近し、思いっきり殴り飛ばした。

 

「ぐぅ!?」

 

「どうしたの?二人とも、この程度じゃないよね」

 

「力が上がってるな……」

 

「僕らが精神攻撃を受けている間、力を蓄えていたっていうのか?」

 

「海くん、正解だよ。この間より強くなってるから気をつけてね」

 

赤嶺の拳のラッシュを僕は大剣で、桔梗さんは大鎌で防御するが、威力が強すぎて防御していてもダメージが入っている感じがした。このままだとガードが崩されそうだ

 

「どうします?桔梗さん?」

 

「そうだな……お前アレを使えるか?」

 

「あれ?」

 

桔梗さんが僕に耳打ちをした瞬間、僕は笑みを浮かべた。こっちに来る前に使えるようになっていたのは覚えている。

 

「初めて使うんですけど……」

 

「あぁそれなら僕がお前に合わせて……」

 

「いいえ、何とか桔梗さんの動きに合わせます」

 

「お前……まぁいい」

 

僕は大剣をしまい、桔梗さんの大鎌を取り出した。

 

「行くぞ」

 

「はい」

 

僕と桔梗さんは黒い影になり、赤嶺の周辺を駆け回った。

 

「すごいね。パワー上がった私に対して、スピードで撹乱か……だけどコレぐらいの動き見えてるよ」

 

赤嶺がある方向に打撃を放つが、空振リに終わった。

 

「あれ?勘でやったのに外れちゃったか……」

 

勘で攻撃って、こいつどんだけだよ。強すぎだろ

 

「海!!」

 

「はい!」

 

影になりながらも、桔梗さんのアイコンタクトを確認し、僕は真正面から突っ込んだ。

 

「正面突破!!変わらないね。海くんは!!」

 

赤嶺は両手を構え、大鎌と僕の腕を掴んで動きを止めた。

 

「やっと捕獲できたよ。海くん」

 

「捕獲?何言ってるんだ?」

 

「ん?まさか……」

 

赤嶺が上を向いた瞬間、炎の柱が襲ってきた。僕を捕獲した赤嶺は簡単に離すことはしない。まぁ僕が巻き込まれるけど、それでもなんとかなる

 

「くっ!?」

 

炎の柱が迫り来るギリギリの所で、赤嶺が僕を突き飛ばした。こいつ、僕を盾にしたり出来るのに、助けたのか?

 

「天神刀の威力を弱めたけど、モロに攻撃を食らって大丈夫なのか?」

 

「桔梗さん、こいつ、僕を……」

 

炎が消えると同時に赤嶺の衣服があちこち焼け焦げていた。

 

「うくっ……ちょっと油断しちゃったな~」

 

「油断?違うだろ。お前は僕を助けるために……」

 

「あはは、大切な人を傷つけたくないからね。私も、結城友奈も、そして高嶋友奈もいくら大好きな人が敵でも傷つけたりはしたくないからね」

 

ん?なんか変なこと言わなかったか?赤嶺と僕が付き合っていたというのは知ってるし、友奈と僕も付き合っているし……

 

「友奈さんが何だって?」

 

「だから、君のバーテックス。ウミだっけ?彼は高嶋友奈とお付き合いしてた世界から着たんだよ」

 

「何だって!?」

 

「それじゃ今回はここで逃げるよ。今度は手に入れるからね。海くん」

 

赤嶺は突風のように姿を消すのであった。それにしても何という衝撃事実を……

 

「海……お前、どんだけ友奈キラーなんだよ」

 

「ちょっと待ってください。他の世界線のはなしじゃないですか!?僕は好きなのは友奈だけですから」

 

「まぁとりあえず戦いは終わったんだ。みんなの所に戻ろう」

 

「うう……」

 

何というか色々と落ち込むんだけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姫野SIDE

 

「赤嶺ちゃん、逃げちゃったか」

 

私の前に現れた子孫。何というか私と同じ力……ううん、それ以上だけど、経験の差か何とか私のほうが優勢だった。

 

「どうする?子孫はここで投降するのかしら?」

 

「ううん、ここは逃げるよ」

 

子孫がそう言いながら、姿を消した。彼女も何かしらの理由で造反神に協力しているということかしら?

 

「何というか色々と厄介なことが起こり始めてるわね」

 

私はため息をつくのであった

 




これで今回の花結いの話は終わりです。次回は誕生日イベントをやる予定です
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