花結いのきらめき・二人の勇者の章   作:水甲

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桔梗SIDE

 

それぞれ分かれて不穏分子を探すことになった。僕は、小学生トリオ、友海、牡丹、命、楓と行動することになった。

 

「何組かに分かれて行動するのは良いとして、なぜ私達は、商店街に?」

 

「敵の手がかりが全く無いって言うからよ。諜報活動の基本は、街での聞き込みからだからね」

 

まぁなんとなく分かる気がするな。情報を得るためにはまずは聞き込みをしないと分からないことが多いからな

 

とりあえず改めて自己紹介をすることになった僕ら

 

「神宮桔梗」

 

「私は三ノ輪銀っす」

 

「鷲尾須美です」

 

「乃木園子(小)で~す」

 

「上里友海です」

 

「東郷牡丹って言います」

 

「小?そういえばサイズ違いの同じ顔がいたけど、三姉妹なの?」

 

命がそう言うけど、姉妹じゃないからな。というか知らない人間からしてみれば姉妹に見えなくもないけど……

 

「え~と、はい~そのような感じです~えへへ~三姉妹~」

 

姉妹って感じでいいのかよ……

 

「そんじゃ、長女、次女、三女って感じだね。了解、そういえば須美くんと牡丹くんも似た顔の人がいるね。お姉さん?」

 

「えっと……東郷さんのことですよね。姉妹というか……」

 

「何と言いますか……」

 

「苗字が違う……師匠、もうその話題は……聞いたら色々と……」

 

思いっきり誤解されてるけど、これ、本当に大丈夫か?

 

「お父様、どうしましょう?」

 

「まぁ全部話すと一気に混乱するから止めておこう……」

 

「そうですね……」

 

一旦誤解を解くことは諦める僕、須美、牡丹の三人であった。すると命と楓の二人は八百屋を見つけて、聞き込みを始めるのであった。

 

聞き込みをしている二人。引っ越してきたばっかりの姉妹という設定だけど、中々のものだった……これが諜報活動に特化した人間なのか……

 

すると小学生三人も混ざり始めたけど、あれって、邪魔になってないか?

 

「牡丹パパ、私達はどうする?」

 

「まぁどうするって言われても……」

 

「皆さん、戻ってきたみたいですね」

 

聞き込みを終えた一同、話を聞く限り、どうにも妙な男たちが野菜の流通について聞いてきたみたいだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姫野SIDE

 

私、若葉ちゃん、歌野ちゃん、雪華ちゃん、棗ちゃん、初芽さん、五恵さんで港方面の調査を行っていた。

 

瀬戸大橋が無い以上は陸路、空路での移動などは無理と判断し、残った海路で聞き込みを行うことになった。

 

「にしても園子ちゃんが言ってたけど、悪いことを企む人がいないっていうのは以外ね」

 

西暦時代ではそういうことをするような人がいたけど、神世紀の人たちからしてみれば、悪巧みをする人は噂程度のものらしい。

これも時代の違いなのかしら……

 

「姫野さんは何というか他の人達とは違う感じがするのはどうしてでしょうか?」

 

初芽さんがそんな事を聞いてきた。正直神様的な存在だからといって信用してもらうかどうか……

 

「まぁ私、桔梗、海、灯華、友海、牡丹は友奈ちゃんたちがいた世界とは全く違う世界から来たからね……色々と経験しているのよ」

 

「違う世界……平行世界ということですか……」

 

「理解が早くて助かるわ」

 

平行世界とはいえ、もしかしたらバーテックスの侵略がない世界があったかもしれない……それだったら私達はどんな風に暮らしていたのかしら?

 

とりあえず聞き込みをしに五恵さんが向かい、漁師の人に聞き込みを行うと、どうにも黒い服の男たちが潮の流れについて聞いてきた。

 

その不穏分子は何を企んでいるのかしら?

 

 

 

 

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