今回は少し短いです。
楽しんでいただけると嬉しいです。
それではどうぞ。
※新たに『何故お前がここにいる』のタグ追加をしました。
「この島を開拓しませんか?」
艦娘を建造してもらった翌日の早朝。
妖精さんが突然そんな事を言った……
「確かにずっと野営っていうのもねぇ……」
羅奈が朝食のデザートを食べながら同意する。
本日のメニューは焼き立てのパンとベーコンエッグ、野菜スープだ。
そしてデザートは昨夜の内に作り置きしておいた僕の手作りプリンである……
「…とりあえず家的な物は建築しないと」
僕は別に野営でもいいのだが今回ばかりはそうはいかない。
理由としては女性比率が多いから。
羅奈、涼香、クイナ、妖精さん、そして艦娘の4人……
ここにいる女性人数は合わせて8人である。
「ですがマスター、家を建てるのはいいですが建築場所も決めなくてはいけませんよ? なるべく敵に見つからない場所且つ私達が迷子にならないような場所にしないと」
「…だよねー」
クイナの意見は尤もだ。
いつ敵に狙われるか分からないし下手したら、
妖精さんから聞いた鎮守府の人間にも狙われる可能性もある……
「後は…なるべく水道とかが通りそうな場所が好ましいですね」
「…となると地下水脈か。あると良いんだけど……」
まだこの孤島を把握してないので、
いわゆる『ありそうでなさそう』なのが今の現状だ……
「先輩、それならちょうどいい場所がありましたよ?」
悩んでいると涼香が助け舟を出してくれた。
これには他のみんなも驚いている……
「先輩達が昨夜、仮眠をとってた間に私と三日月ちゃんで少し見回りをしたら家を建てる場所にピッタリな土地を見つけたんです」
「それだけじゃなく温泉も発見しましので一石二鳥でした」
涼香と三日月が僕達に説明する。
…あぁ、だから見回りから戻ってきたのが遅かったんだ。
ちなみに仮眠してる時に暁が僕を抱き枕にしながら寝てたのは余談である……
「じゃあ今からその場所に行こっか」
昨日集めたばかりの薪を持った後、
僕達は涼香と三日月が見つけたという土地に向かう事にした。
ーー目的地に向かう際の出来事ーー
突然だが歩きにくい状況になってます。
その理由が……
「あのさ…離れてくれない?」
「「ふふっ♪ 嫌よ♪」」
羅奈と如月に両腕を組まれてるからである……
ちなみに背後では……
「あの女!! 私のマスターを誑かしやがって!!」
「クイナさん落ち着いてください!? 三日月ちゃんも止めて!!」
「その隣は暁の場所なんだから~!!」
「すみません私も暁を止めるのに精一杯なんです!? 卯月も手伝ってくださいよ!!」
「いやだぴょ~ん♪」
暴れるクイナと暁を、
必死に止める涼香と三日月と面白がってる卯月がいた……
チラッと見たが暁がフル装備状態だったのは気のせいだと思いたい。
「「ふふっ♪」」
この2人、絶対ワザとやってるよ……
いや確信犯って言っていい。
実際に今も腕を組む力を強めてきた羅奈と如月。
からかうのはいいけど程々にした方がいいと思う……
何故なら……
(後ろから弾薬のリロード音が聴こえてくるんだけど……)
ついでに言うと、
シャキンと刃物を抜刀する音も微かに聴こえた。
これは多分クイナだろう。
この状況をどうしようかと思ってると涼香から……
『すみません先輩。クイナさんと暁ちゃんの眼がヤバくなってます……私と三日月ちゃんで押さえるのも時間の問題っぽいです』
念話で死亡宣告的な事を言われた。
なんとか目的地に着く前に後ろの2人と、
未だに両腕を組んでいる羅奈と如月に悩む僕だった……
読んでいただきありがとうございます。
次回はオリキャラと艦娘の島の探索になります。
頑張りますのでよろしくお願いします。
本日はありがとうございました。