ご注文は後継者ですか?   作:松井ジュヒロ

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第2羽 小麦を愛した少女とココアに愛された少年

腹が痛い、今日この頃です。

 

「ココアに愛された少年ってのは、」

 

もちろん、飲む方ですよ(大嘘)

 

「ですよね」

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暇な俺は回想した。

 

~智昭回想~

 

俺がこの街に引っ越したのは中学1年の4月だった。

 

元々この店はじいちゃんがやってた。

 

じいちゃんのキャラクターが人気を呼んだのか繁盛していた。

 

しかし、いきなりじいちゃんが心筋梗塞で倒れて、そのまま亡くなった。

 

それで親父が店を継ぐ事になって、この街にやってきた。

 

引っ越す前は秩父で生まれ、秩父で育ってきた。

 

もちろん幼なじみもいる。

 

俺と同い年でパン屋の末っ子だった。

 

名前は心愛と言っただろうか。

 

よく心愛のお姉さんと心愛の3人であそんでたなぁ。

 

パンの作り方もよく教えてもらっていた。

 

もちろん今でも覚えてるし、この店でもサイドメニューに自家製パンがある。

 

確か、俺が引っ越ししたのは小学校卒業してすぐだった。

 

引っ越すとき、心愛はめちゃくちゃ泣いてたな。もちろん俺も。あと告白された。

 

『私、ともくんの事が好き。』(俺の事をともくんって呼ぶの心愛だけだったな)

 

今でも思い出すだけで、ドキドキする。その事を友達に相談したら

 

【鈍感だな。それはもう愛だ。】

 

なんて言われたし。

 

今でもあの事がまるでなかったように連絡しあってる。け、決して遠距離恋愛とかじゃいぞ。

 

でも、もう一度会えたらなぁと思ってしまっている自分がいる。

 

そんでもってここに引っ越してから中学校のみんなも優しかった。

 

チマメ隊やリゼさん、千夜にも出会った。

 

よくこの店にも来てくれたし、俺のクラスは毎年体育祭の打ち上げを俺の店でやってくれた。

 

卒業式はみんな泣いてたな。他人の事言えないけど。

この3年間楽しかったなぁ。

 

って言っても中高一貫だからほとんど同じ高校に行くけどな。

 

 

~智昭回想Fin~

 

 

 

午前10時。

 

俺は店に備え付けてあるテレビで『M-TRAIN』運行開始のニュースを見ていた。

 

西武秩父と元町・中華街駅を繋ぐらしい。

 

途中駅にこの木組駅もあるらしい。

 

すると、店のドアが開いて、二人の少年が入ってきた。

 

もちろん彼らの名前を知らないわけがない。

 

菜月昴と佐藤和真だ。

 

 

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以下

 

  「あっきー」     {ココア}

 

  【菜月昴(スバル)】  〔佐藤和真(カズマ)〕

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【マスター、いつもので】

 

〔じゃあ俺もいつもので、マスター〕

 

「マスターは止めろ」

 

俺はオッケーと言い、コーヒーとトーストとゆで卵の準備をする。

 

 

コーヒーカップ2つ、トーストとゆで卵が入ったバケットをトレイに載せ、あいつらの席に向かう。

 

「スバルがコーヒーで」

 

【サンキュー】

 

「カズマはモーニングセット」

 

〔サンキュー〕

 

俺はカズマの席に座る。

 

「最近どうよ。彼女さん(メグ)とは」

 

〔まあまあかな〕

 

【確か4月から中2だよな】

 

〔そうだ〕

 

【「ロリコンだな」】

 

〔なぜそうなる〕

 

「満場一致だろ」

 

 

〔じゃあスバルは〕

 

【俺はレムとちゃんとやってる、やってるんだけど、】

 

【レムに愛され過ぎて…】

 

「愛が重いってやつだな」

 

〔愛が重い上に男子からの妬みの数…、ご苦労様です〕

 

「ご苦労様です」

 

 

「コーヒー、おかわりいるか」

 

【ああ、一杯お願い】

 

〔俺も〕

 

俺はあいつらの分と一緒に俺の分のコーヒーも作る。

「あいよ」

 

【誰も来ないな】

 

「流石に平日のこの時間じゃ、ねぇ」

 

暇だぁ、誰か来ないかなぁ、

 

 

なんて思ってたときだった。

 

 

本日初めてのちゃんとしたお客さんが来た。

 

【〔俺らはまともじゃねえのかよ〕】

 

とりあえず素早く椅子から立ち上がり、

 

「いらっしゃいませ!」

 

といつものようにいった。

 

【〔 (俺らは言われたことないぞ) 〕】

 

「(俺の心の声よむなや)」

 

 

1人目のお客さんは女の子だった。

 

同い年かな。初めて見t、いや待て、この人、

 

 

 

心愛じゃないか?

 

 

 

とりあえず落ち着いて彼女のテーブルに水を置く。

 

そこで初めて彼女と目が合う。

 

{ありがとう}

 

 

やっぱり、アイツだ、心愛だ。うん。

 

髪の色とかやっぱりあんま変わってないなあ。

 

でもなぜここに?

 

普通さ、来るときって連絡するもんじゃないの。

 

なんて思ってたら、

 

{すいません}

 

「はい」

 

{オリジナルブレンドコーヒーと、

 

 ホットココアをお願いします}

 

「当店ではラテアートサービスで行ってますが」

 

{じゃあ、お願いします}

 

「承りました」

 

あいつ、絶対わざとだろ。

 

コーヒーを淹れて、ラテアートを描く。

 

せっかくだから、心愛の顔描くか。

 

〔あの人、あっきーのさぁ

 

 

 

 彼女?〕

 

 

 

「{そんな訳あるか(ないよ)!}」

 

[ほらハモった]

 

もう言い逃れできないな。

 

アイツらに構ってる暇はない。

 

コーヒーとココアのトレイに載せ、心愛?の席に向かう。

 

そしてカップを置き、

 

「お待たせいたしました。こちらオリジナルブレンドコーヒーとココアになります、お客さま。いや、

 

 

 

 久しぶりだな。元気だったか、ココア」

 

 

 

 

~ココアside~

 

ラビットハウスを出た私は一旦駅に戻る。

 

やっぱり迎えに来てもらったほうが良かったかな。

 

いや、ゼッタイダメ!ともくんの喫茶店にサプライズ登場するんだから。

 

お母さんとともくんのお父さんが仲良くて良かった。

 

この4月から『街田学園高校』に通うのは決まっていたから、あとは住む場所だけだったんだけど。

 

まさかともくんのお家に下宿させてもらえるなんて。

 

ともくんには今日新しいアルバイトが来るだとしか伝えてない。

 

だからまさか私だとは思ってもいないだろうな。

 

あの日、私は、ともくんに告白した。

 

その時は

 

「俺はまだ子供で不安だからさ、

 

今度会った時まで待ってくれ」

 

何て言ってくれた。

 

そして3年間頑張った。そしてこの街に来た。

 

あの事、まだ覚えてくれてるかな。

 

喜んでくれるといいな。

 

駅に戻ってきた。

 

エスカレーターを登って自由通路を突き当たりまで進んでエスカレーターを降る。

 

エスカレーターを降りてから周りを見渡してみた。

 

あ、あった。本当に駅前じゃん。

 

『森永珈琲店』

 

ドアの前で深呼吸する。

 

歴史を感じるドアノブに手を掛け、店に入る。

 

「いらっしゃいませ!」

 

ともくんの懐かしい声が聞こえた。

 

と言っても、毎週電話で話してる。

 

だけど、ともくんには会ってはないから、やっぱり懐かしい。

 

 

「どうぞ」

 

ともくんがテーブルに水を置いた。

 

ここで久しぶりに目を合った。

 

私は前のような笑顔で言った。

 

 

{ありがとう}

 

 

なに頼もう?

 

とりあえずこのオリジナルブレンドコーヒーかな。

 

あとは、この『ホットココア』かな。

 

{すいません}

 

「はい」

 

{オリジナルブレンドコーヒーと、

 

 ホットココアをお願いします}

 

「当店ではラテアートをサービスで行ってますが」

 

{じゃあ、お願いします}

 

「承りました」

 

ともくんはカウンターに行った。

 

そういえば、気づかなかったけど、お客さんは私以外2人いる。入ったときも3人で話してたし、友達かな。

 

カウンターコーヒーを淹れているともくんに目付きが鋭くない方がともくんに話しかけた。

 

〔あの人さぁ、あっきーの

 

 

 

 彼女?〕

 

 

 

「{そんな訳あるか(ないよ)!}」

 

〔ほらハモった〕

 

でも彼女でも嬉しい//

 

「お待たせいたしました。こちらオリジナルブレンドコーヒーとホットココアになります、お客様。いや、

 

 

 

 久しぶりだな。元気だったか、ココア」

 

{久しぶりだね、ともくん}

 

 

~no side~

 

{久しぶりだね、ともくん}

 

「いやあ、まさかココアがこの店に来るとはなぁ」

 

 

俺らの様子を察したのか、気を遣ったのか、嫌がらせなのかしらないが、2人は

 

【じゃあそろそろ行くわ】

 

〔俺も行くわ〕

 

「じゃあ、スバルは600円、カズマは700円」

 

 

「ちょうどだな」

 

【〔またな〕】

 

「はいよ」

 

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以下

 

  「あっきー」    【ココア】

 

  〔タカヒロ(あっきー父)〕

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「さぁ、これでじっくり話せるな」

 

「色々聞きたいこともあるしな」

 

【なんか怖いよ、ともくん】

 

「その理由は自分の胸に手を当てれば分かるよ」

 

「とりあえずコーヒー貰うぞ」

 

【あ、いいよ】

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

あっきーがココアに問い詰めるようです。

 

 

「まずだな、何しに来た」

 

【ともくんに会いに来た】

 

「そうゆうのじゃない」

 

【高校がね、街田学園だからこの街に引っ越してきたの】

 

「俺も街田学園だけど、」

 

【ホント!これは偶然を通り越して運命だよ!】

 

「つまりココアは俺の運命の相手だと?」

 

【そんな、まだ中学生なのに夫婦だなんて//】

 

「誰がそんなこと言った」

 

「てか、レムさんみたいに言うな」

 

【ん?レムさんって誰の事かな?】

 

「い、いや違うぞ。さっきの2人の目付き鋭い方の彼女だよ」

 

【ホント?浮気してないよね?】

 

「そもそもここに来てから恋してないし」

 

【え、それって//】

 

「でもまあ、告白された事はあった。昨日」

 

【】

 

「(言わなきゃ良かった)」

 

「と、とりあえずさ、街案内するから」

 

【デート!】

 

「もうそれでいいから、ちょっと待ってて」

 

ーーーーーーーーーーーーー

「親父~、いるか」

 

〔なんだ?〕

 

「今からココアを街案内するから、店よろしく」

 

〔あいよ〕

 

「あと」

 

〔?〕

 

「帰ったら、話がある」

 

〔(これは怒られるなぁ)〕

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「お待たせ」

 

【じゃあ、行こっ!】

 

「ほら、手」

 

恋人繋ぎ

 

【大胆だね、ともくん♪】

 

「こうでもしないとお前すぐどっか行くし、離れたくないから//」

 

【もうっ、ともくんたらっ//】

 

次回、天国と地獄の街案内(デート)

 

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追加キャラ

 

1、菜月昴(スバル)#Re:ゼロから始める異世界生活

 

  リゼロどうり

 

  レムと付き合ってる。

 

2、佐藤和真(カズマ)#この素晴らしい世界に祝福を!

 

  このすばどうり

 

  奈津恵(メグ、メグみん)と付き合ってる。

 

「おい作者」

 

はい

 

「カズマのこれ、なんだよ」

 

このすばのめぐみんとごちうさのメグをかけました。

 

「メグみんって」

 

あだ名です。

 

「てか俺誰に告白されたんだよ」

 

鬼畜和菓…

 

「もう分かった」

 

次回はココアとの街案内デートで千夜とばったりあって、

 

まあ相当な修羅場になり、そのあとすぐココアと千夜は意気投合します。

 

「少しは俺の身にもなれ」

 

少しは小説書いてる身にもなれ。

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