ラブライブ! ガンプラバトルフェスティバル! 〜奴を添えて〜   作:紅蒼の魔神

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蒼魔「まぁ、年内に投稿出来たのはいい。平成過ぎて令和になったが」
好きなように書いて好きな時に投稿する!それが二次創作作者の自由だ!

蒼魔「ほーう?スイッチやったり、モンハンのイベントやったりして疎かにするってのにか?」
思いついたら書き留めているから!そ、それでは皆様!年内最後の投稿で駄文ですが、読んでいただけると幸いです!



第10話

徒歩で音ノ木坂近くまで戻り、『穂むら』へ向かう。昨日も行ったから場所は問題ない。

 

……しかし、1人で出歩いていると兎に角手持ち無沙汰になる。流石に歩きながらガンプラを弄りつつベースの情報を閲覧・プログラミングは今の俺にはほんの少しだけ難しい(出来ないとは言ってない)。今度イヤホンかヘッドホン買うか。有線と無線両方の。

 

そんなことを思いながら程なく、『穂むら』へ到着した。

 

穂乃果母「いらっしゃいませ……って、あら?貴方は確か…穂乃果のお友達の蒼魔くんよね?昨日の今日でまた買いに来たの?」

 

蒼魔「友人かどうかは不明だ。会ってまだ1週間も経ってないどころか、まだ1日だぞ?」

 

会って暫く同行やらしてたら友人になるかもだが、生憎と1時間も会話したりとかはしてない。まあ、ここで暫く寛いでいれば会うこともあるだろう。

 

蒼魔「というわけで、和菓子……特に羊羹や大福を幾つか購入したい。水羊羹に栗羊羹、豆大福に苺大福、あとほむまんを……5個ずつ」

 

帰ってから食べようかと思ったが、食事スペースがあるので、そこで食べるとしよう。

 

穂乃果母「結構頼むわね〜。お持ち帰り?それとも、あそこの食事スペースで食べる?」

 

蒼魔「店内で。持ち帰った時も美味かったが、店で食っても美味そうだ」

 

穂乃果母「では合計で114514810931円になりまーす」

以前より購入した個数低い上に飲食店で利用料取るのなんて無いだろう…。しかも和菓子屋で。というかなんでそのネタに走れる!?

 

蒼魔「嘘をつくな嘘を。前より買った個数少ない上に俺がよく行ってた和菓子屋で飲食スペースの使用料なんぞ無かった。2度と来ないー」

 

穂乃果母「ごめんなさい嘘つきました2度と来ないなんて言わないでください穂乃果に洋菓子突っ込まれちゃう合計金額6820円になります7000円のお預かりになります180円のお返しになりますお確かめください」

 

あ、ありのまま今起こったことを説明するぜ……!

一瞬だけ白目になって、劇画タッチになった高坂母がぶつくさ言い始めたと思ったら正確な合計金額を言った。既にトレイに金を乗せていたから直ぐに会計は終了した。

ネタに走るとか、正確な暗算とかそんなチャチなものじゃ、断じてねぇ……、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……。しかも、一息で言い切ってるし。

 

会計が終わった瞬間に奥の方から作業服を着た1人の男性が出てきてこちらを見始めた。

 

男性「……」蒼魔を見る

蒼魔「……」男を見る

男性「……」レジを見る

 

次にレジを見て、レシートが出るのを見た男性はかろうじて聞こえる程度の声量で

 

男性「(毎度、ありがとうございます)

 

と声を出した。つか、この距離でギリギリ聞こえる程度の声量って声帯に異常でもあるのか?

 

穂乃果母「あら貴方、仕込みは全部終わったの?」

男性「……」

穂乃果母「うん、ありがとう♪え?あぁ、彼ね?ちょっと悪ふざけしたら反撃されちゃった♪今回はここで食べるそうだからお茶を用意してくるね〜」

蒼魔(……!?)

 

高坂母の話からすると、高坂の父なのだろう。高坂母はそのままにこやかに奥に引っ込んで行ったが、高坂父がレジに立ち始めた。

というか、俺の聴力を持ってしても聴こえなかったぞ!?なのになんで高坂母は聞こえた!?と、とりあえず落ち着こう。

 

そのまま何かしらの操作をしているが、たまにレシートが排出されていたり、電卓を取り出しているのを見ると、点検をしていると思われる。何の意味があるか知らんが。

 

まだ高坂母が和菓子を持ってくるまで時間が

 

穂乃果母「お待たせ〜。水羊羹と栗羊羹、苺大福に豆大福、ほむまん各5個ずつとお茶でーす」

 

速い!?仕込みをしていたと言え、そこまで速く作れるものなのか!?

 

穂乃果母「丁度静岡から新鮮なお茶っ葉が届いてたから使ってみました〜。ささ、速く座って座って」

 

近くの座布団に腰を下ろし、目の前のテーブルに大福や羊羹が入っている皿が複数置かれる。どれもサイズが大きく一口では食い切れない。羊羹は切れ目が見えるが。

 

穂乃果母「ごゆっくり寛いでいってね〜」

 

蒼魔「頂きます」

 

そう言いつつ羊羹に手を伸ばそうとするとー

 

穂乃果「ただいまー!」

海未&ことり「お邪魔します」

 

朝にも会った3人が帰ってきたようだ。俺は気にせず栗羊羹に手を伸ばして(ちゃんと串は使ってます)一口に頬張る。うむ、柔らかい歯応えに小豆の甘さと、栗の食感が旨味を引き立ててる。

 

穂乃果「あれ?お客さん……って蒼魔くんだ!また来てたんだね!」

蒼魔「(むぐむぐ……ゴクン)ああ。ちょっと昼に飯を食い損ねてな。休憩がてら、ここの和菓子を食べに来た」

 

ちゃんと飲み込んでから返事をする。あの錬鉄の執事(おかん)に叩き込まれているからか、そこら辺はしっかりしている。

 

穂乃果「そうなんだ!でも……そんなに和菓子ばっかり食べて飽きない?」

蒼魔「フ、店によって、特に自家製の商品を扱う専門店ならば少しずつ味が違う。今度、知り合いの店の団子か羊羹でも持ってこよう」

穂乃果「うっ……」

ことり「ことりも、食べてみたいなぁ〜。でも、先にやる事あったよね?」

 

む?やる事とな?課題でもやるのか?

 

穂乃果「そうだった!まずは海未ちゃん、蒼魔くんに謝ろう?その後にガンプラの調整だよ!」

 

謝罪?もしかして先日のダッシュか?

 

海未「( ゚∀゚)・∵. グハッ!!そ、そうですよね……。逃げた私が悪いんですから……」

 

蒼魔「いや、あれはいきなりあんなことした俺が悪い。咄嗟だったしな。すまなかった」

 

一旦食すのをやめ、3人に向き直り謝罪する。

 

ことり「蒼魔くんが先に謝るの!?」

穂乃果「ええっ!?いやいや、蒼魔くんが謝らなくても!逃げ出したのは海未ちゃんだし!」

海未「うぐっ……。わ、私も急に走り出してすみませんでした。ですが、やはり教えてもらえないのですか?」

蒼魔「ああ、『アレ』に関しては何としてでも黙っていてもらいたいんだ。理由も言えない。しかし、黙っていてくれたら……そうだな。面白いことを教えよう。損ととるか、得ととるかは君ら次第だ」

 

互いに謝りつつも、こちらとしては空間移動は黙っていて欲しいからな。こんな取引を持ちかけるのも仕方ない。といっても、俺が音ノ木坂学院に編入するのは試験無視して確定であること、それと簡単なガンプラ作成の手伝いをする事くらいしか教えられないが。

 

もっとも、『アレ』を明かしていい程の信頼関係を築けたら話はするがな!

 

穂乃果「面白いこと!?分かった!穂乃果は喋らないよ!」

ことり「ことりも秘密にするよ〜。海未ちゃんは?」

海未「し、しかし……どちらも気になるのが事実で」

 

蒼魔(ま、生真面目な子供にはどちらも気になることよな)茶を啜る

 

ことり「海未ちゃん……おねがぁい」

 

 

 

 

 

 

 

 

(人類滅亡のBGM)

 

蒼魔「っ!?ゲッホ!ゴハッ!グボァ!ゲハッ!( >д<)、;'.・ ゲホゴホ」

 

穂乃果「そ、蒼魔くん!?大丈夫!?まさか近距離でことりちゃんの「おねがい」を、しかも初めて聴いちゃったから!?」

 

海未「こ、ことり……っ!それは、ズルいですよ……。分かりました。私もこれ以上は追求はしません」

ことり「本当?良かったぁ。穂乃果ちゃん、蒼魔くん。海未ちゃんも言わないって……アレ?」

 

蒼魔「(書換書換っと……)ふぅ。久々に噎せたな」

穂乃果「あれ、もう治ったの?本当に大丈夫?」

蒼魔「ああ。もう大丈夫だ。って、そっちの2人はどうした?気まずそうな顔して」

 

一応話自体は聞いてはいたぞ。マルチタスク(分割思考、並列思考などのこと。転生者にとってはよくあること)で。

 

海未「まさか、聞いてないということはありませんよね?流石に初めて今のを聴いて脳の処理が吹っ飛ぶのは分かりますが……」

蒼魔「いや、しっかりと黙っててくれることは聞いたぞ。あまりの脳トロボイスで脳内に人類滅亡のBGMが流れていたが」

 

3人「何その物騒なの!?」

 

それだけの衝撃だということだ。まあ、黙っていてくれるということなので、こちらも続きをしよう。

 

蒼魔「さて、黙っていてくれるということで、さっき言った面白いことを教えよう。まずは、編入試験だ。といっても、アレ自体は俺の学力を測るためのもので、編入その物は確定だそうだ。休憩時間にそう聞いた。次に、俺もガンプラを作っているから、何かしら手伝いやらもできるぞ。まあ、バトルはまだやったことは無いが、作るだけならそれなりってとこかな」

 

時間さえあればフルスクラッチで非可変機も可変可能な機体に改造したり、切った後のランナーでライフルや近接武器を新しく作ったり出来る程度だが(作者は塗装や簡単なゲート処理程度です。後はM.S.Gだけで支援機作ったりとか初心者の域程度です)。

 

海未「……ヤラセですか?」

蒼魔「そう言うな。実際俺の学力なんて分からんだろ?」

海未「少なくとも穂乃果よりは上だと思いたいです」

穂乃果「海未ちゃん酷いよ!?」

ことり「穂乃果ちゃん、成績微妙だもんね……」

穂乃果「ことりちゃんまで!?」

蒼魔「ま、結果は後のお楽しみってことで。ガンプラも今は素組みのザクⅡしか手元にないが、後々改造予定だ。どんな風にするかは未定だけどな」

 

穴開けてM.S.Gマシマシにする予定だが、この世界だと『レイジングブースター』や『セレクターライフル』、『サムライマスターソード』とかはまだ無いんだよな。後で設計図を寿社に飛ばそう。

 

蒼魔「で、メンバーは3人で良いのか?」

穂乃果「ううん、違うよ」

ことり「あと2人、準備してから来るって言ってたから5人だね」

海未「穂乃果の家である『穂むら』が2人にも分かりやすい場所なので、集合しやすく、そのまま穂乃果の部屋に行けるのです」

 

確かに和菓子屋をやってるだけあって、かなり分かりやすいな。しかし、さっきの高坂の反応が気になるな。

 

蒼魔「なるほど。ところでだが、その和菓子屋の娘と友人だからって何度も試食をされたりとかあるのか?さっきも俺が他の店の和菓子を高坂に勧めたら露骨にイヤな顔したし」

海未「私とことりはともかく、穂乃果はほぼ毎日なので……」

ことり「他の人からしたら羨ましいかも知れないけど、実際にその立場の人や近い立場の人からすると、ねぇ……」

 

蒼魔「ある意味実験台にされてる訳か……」

 

実験台にされるのは流石の俺でもゴメンだな。特に今の(紅神蒼魔)はな。

 

と、そんな事を話していると、外から声が聞こえてきた。だが、3人には聞こえてないようだ。声は女性2人分。『穂むら』の単語が聞こえたから、ここに向かってくるようだ。

 

蒼魔「む?どうやら誰か来たようだな。声は女性2人、新しい客か?」

穂乃果「女性2人?あ、もしかして!」

海未「それにしてはやけに速いですね。彼女達が教室を出たのは私たちより少し前ですよ?」

ことり「っていうか、何で蒼魔君に聴こえたの?私たちの方が入口側にいるよね?」

蒼魔「それも企業秘密さ。さて、俺はこのまま食べてるが、お邪魔かな?」

 

それならば、この和菓子は(喰いかけ以外)持ち帰るか、奢りで譲るかさせてもらう。どうせ今後学園でも会うことになるかもしれんからな。

 

しかし、ここで予想外な攻撃が来ることとなる。

 

穂乃果「あ、じゃあ蒼魔くんもウチに上がる?人数が多いから部屋じゃなくて居間になるけど」

蒼魔「なに?」

海未「穂乃果!?」

ことり「ガンプラのアドバイスとかして貰うの?ことりはいいよ♪」

海未「2人とも待ちなさい!いくら知人友人とはいえ、男性を女性の部屋に通すなど……!」

穂乃果「さっき蒼魔くんの言ってた2人のこと見て来るねー!」

 

穂乃果は 言うことを聞いてない!ってか?園田の言葉を無視して(むしろ聞いてないフリ?)出入口から出ていった。

 

蒼魔「まだ会ってトータル1日すら経ってないぞ……。アグレッシブというか積極的というか……」

海未「穂乃果は1度決めたことには頑固な程真っ直ぐですから……」

ことり「でもそのおかげで毎日が楽しくて、後悔なんて無いって言うほどに充実してるよ」

 

なるほど。高坂はリーダーの気質が高いな。そこにストッパーの園田と、様々な事に気がつく南と。ふむ……、M.S.G.を利用したカスタムを使えばバトルでも化けそうだな。どんな機体を使うか知らんが。

 

蒼魔「そいつは聞いてるだけでも楽しめてるのが分かるな」

ことり「昔から色んな事にチャレンジしてたからね。今のところ、一番長くやってるのはやっぱりガンプラだよ」

海未「えぇ、ガンプラは長く続けてますね。昔はニッパーではなく、ハサミや手押しでランナーから外して、完成図より出来が悪かったのもよく覚えています」

 

確かに子供だとその辺の知識とかは欠けてそうだな。俺はその時は生きることに必死だったが、な……。

 

ことり「インターネットや本で必須道具を見ては驚いたよね。ニッパーで切って、ヤスリで削って……って。私達もニッパーとか買ってから改めて作ったのを見た時は更に驚いたよね」

海未「ええ。道具を変えるだけで以前に作ったものと大きく変わりましたから。切り残しをゲートと呼ぶのもその時に知りました。『初心者でも作れるガンプラマニュアル』を作成した『イオリ・タケシ』さんや協力者の『ラルさん』は私達にとって師匠の様な存在です」

 

まあ「ガンプラ学園」や「ガンブレ学園」も存在している世界だ。特にガンプラ学園はビルドファイターズの世界線に在るものだから、そこの人物がいてもおかしくはない。

 

ところで、話を聞いててもスクラッチなどの話が出てこないな。

 

蒼魔「なるほどねぇ……。ところでー」

 

穂乃果「みんなお待たせー!やっぱり咲良ちゃんとレーちゃんだったよー!」

 

スクラッチのことを聞こうとしたのだが、丁度戻ってきた高坂に遮られた。恐らくはスクラッチなどはまだ知らないのだろう。

 

海未「本当にお二人でしたか……。早すぎませんか?」

蒼魔「部活とやらに入ってなければ、『全速前進DA☆』ッシュすれば早いのではないか?」

ことり「もしくは咲良ちゃんのお母さんかな?車で送迎したとか」

海未「紅神さんのダッシュはともかく、ことりのなら信憑性はありますね。というか今の声なんですか?」

 

某社長の声真似だ。やろうと思えば本人の声もだせるが、それはやらない。だってアレは本人がやってこそだもの。

 

咲良ちゃん「お邪魔します」

レーちゃん「失礼しま……あ!」

 

入ってきた2人のうち、片方は昼に会った少女、レーチェだった。

 




はい、という訳で年内最後の投稿です。パロディキャラがどんどん出てきますが、私が個人的に好きなキャラなんです。原作が違ってても出したいんです!冬コミに参加したりと満喫もしていますが、筋肉痛に悩まされたりするのが辛いですね……。コミケの為なら耐えますが。

それでは読者の皆様!良いお年を!
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